ハーブティーのカフェイン量は?カフェインレスがおすすめ?効果や注意点

ハーブティーのカフェイン量について解説します。ハーブティーの期待できる効果や注意点も紹介!ノンカフェインのハーブティーのおすすめの種類や市販のおすすめハーブティーも紹介します。ハーブティーを飲んで、身も心もリフレッシュしましょう。

 ハーブティーのカフェイン量は?カフェインレスがおすすめ?効果や注意点のイメージ

目次

  1. 1ハーブティーのカフェインを徹底解説!
  2. 2ハーブティーのカフェイン量
  3. 3ハーブティーに期待できる効果
  4. 4ハーブティーのカフェインなどの注意点
  5. 5ハーブティーのおすすめな種類【カフェインレス】
  6. 6ハーブティーのカフェインまとめ

ハーブティーのカフェインを徹底解説!

匙の上に乗ったハーブティーの茶葉

ハーブティーには種類によって安眠効果やストレス緩和、美容効果があります。また、ノンカフェインのハーブティーは、妊婦や授乳中の女性に好まれ飲まれています。しかし、ハーブティーによっては、カフェインが入っているものや妊婦にはおすすめできないものもあります。

本記事では、ハーブティーに含まれているカフェイン量や期待できる効果、注意すべき点やおすすめのノンカフェインのハーブティーを詳しく紹介します。

ハーブティーのカフェイン量

ハーブティーには種類によって、カフェインが入っているものや入っていないものがあります。ここでは、カフェイン量について説明します。ぜひ、参考にしてください。

ハーブティーはノンカフェイン?

カモミールが浮かんでいるハーブティー

ルイボス、タンポポ茶(ダンディライオン)など、いわゆるハーブティーと呼ばれるものの多くは、ノンカフェインです。しかしながら、ジャスミンティーやマテ茶にはカフェインが含まれますし、実はハーブの定義からすると緑茶や紅茶もハーブに含まれます。

ハーブティーの殆どがノンカフェインですが、一部ではカフェインが入っています。代表的なものでは、マテ茶やジャスミン茶です。マテ茶はカルシウムや植物繊維を含む栄養価高いハーブティーですが、これにはカフェインが入っています。

ジャスミン茶は緑茶や烏龍茶の茶葉にジャスミンの香りをつけたハーブティーです。緑茶や烏龍茶はカフェインが入っているので、ジャスミン茶にももちろんカフェインが入っています。ハーブティーには、種類によってはカフェインが入っているということを覚えておきましょう。

他のお茶とのカフェイン量の比較

小皿の上に乗ったハーブティーの茶葉

他のお茶とのカフェイン量の比較(100ml)
名称 含有量(mg)
コーラ 15
栄養ドリンク 30
ココア 30
コーヒー 60
玉露 160
緑茶 20
ほうじ茶 20
烏龍茶 20
マテ茶 60
ジャスミン茶 40
紅茶 30
麦茶 0
ルイボスティー 0
ローズヒップティー 0

コーヒーや緑茶、コーラや栄養ドリンクなどにカフェインが入っています。カフェインを取り過ぎると、夜眠れなくなったり吐き気がしたりする場合があるので、カフェインの摂取量には気をつけましょう。

ハーブティーに期待できる効果

ハーブティーは種類によって、リラックス効果や安眠効果があると言われています。ここでは、ハーブティーの期待できる効果について説明をします。体調にあったハーブティーを試してみてください。

自律神経の乱れを整える

自律神経は循環器や呼吸器、消化器などの活動をバランスよくしてくれる神経です。乱れてしまうと、不眠やイライラ、食欲不振やめまいなど色々な症状が出てきてしまいます。そんな自律神経を調えてくれるハーブティーは、カモミールティーとレモンバームティー、オレンジピールティーです

カモミールティーは、リンゴのような優しい香りで、リラックス効果があります。また、高い鎮静効果があるため、イライラや不眠によく効きます。レモンバームティーは、さわやかなレモンの香りが不安な気持ちを和らげるため、抗鬱作用があります。また、不眠症や生理不順にも効果があり、女性におすすめするハーブティーです。

オレンジピールティーは、オレンジの皮を乾かして作ったハーブティーで、オレンジの香りが神経を鎮静させる効果があります。蜂蜜との相性がいいので、小さな子供におすすめするハーブティーです。

ストレス緩和やリラックス効果

ストレスを感じると、不眠や過食などの症状が出てしまいます。そんなストレスを緩和し、リラックス効果をもたらせてくれるハーブティーは、ペパーミントティーとレモングラスティーです

さわやかな香りを持つペパーミントティーは、鎮静効果があり、緊張からくるストレスやイライラを静めてくれます。また、消化不良や胸焼けなどを緩和してくれる効果もあります。ストレスから過食してしまう方におすすめします。

レモンの香りを持つレモングラスティーは、整腸効果があり、ストレスからくる食欲不振や胃もたれによく効きます。また、不安感を和らげる作用があるため、リフレッシュしたい時に飲むのがおすすめです。

妊娠中の不調を緩和する

スプーンの上にあるハーブティー

妊娠中は、貧血やむくみ、食欲不振からくる栄養不足など、色々な症状が出る場合があります。そこで、妊娠中の不調を緩和するおすすめのハーブティーは、ハイビスカスティーとローズヒップティーです。ハイビスカスティーは、鉄分やカリウムが含んでいるので、貧血防止やむくみ防止に役立ちます。

ローズヒップティーは、豊富なビタミンや鉄分、ミネラルが含まれているので、栄養補給の補助や免疫力アップ、便秘解消にも役立ちます。2つとも酸味があるハーブティーなので、飲みにくい場合は蜂蜜を入れて飲むのがおすすめです。

ハーブティーのカフェインなどの注意点

ハーブティーに含まれているカフェインなどについて、注意しなくてはいけないことを紹介します。妊娠中や療養中などの時に、参考にしてください。

妊婦のカフェイン摂取は良くない

妊娠中にカフェインを摂取してはいけないと耳にしますが、なぜ摂取してはいけないのでしょうか?実は妊娠中にカフェインを大量摂取してしまうと、胎児が低酸素状態や発達障害になってしまったり、早産や流産の可能性も高まると言われているのです。こうしたリスクを考慮して、妊娠中のカフェイン摂取は控えるべきと言われているのです。


ただ、一応妊娠中でもカフェインの摂取量が1日300ml以内であれば問題ないとはされています。しかし、妊婦さんによってもカフェインによる影響が異なることを考慮すると、やはりカフェインの摂取量は抑えた方が良さそうです。

授乳中もカフェインの摂取量に注意する

レモンが浮かんでいるハーブティー

赤ちゃんは大人よりカフェインの影響を受け易いので、母乳を介してといえども必要以上に注意深くありたいですね。

妊娠中にカフェインを我慢していたので、子育て中はカフェインを摂取したいと思う方もいるでしょう。ですが、お母さんが摂取したカフェインは血液から母乳を通して乳児に摂取されます。大人はカフェインを分解するのにそれほど時間を要しませんが、乳児はカフェインを分解するのに時間がかかります

カフェインに耐性がない乳児は、カフェイン摂取したことによって興奮や不眠になったり、感情が不安定となり泣き止まなかったりする症状が出ます。これらの影響が乳児に出ないためにも、カフェインの摂取は授乳期が過ぎてからにしましょう。

ハーブティーと薬との併用は大丈夫?

ミントが浮かんでいるハーブティー

穏やかな作用のハーブであっても、医薬品の中には食品やサプリメントとの相互作用があり、服用中には控えなければならない食品(ハーブ)がある場合もあります。

ハーブは種類によって期待できる効果が異なります。リラックスできたり、免疫力アップが見込めたりとさまざまですが、薬との併用については注意が必要です。体調や体質によっておすすめできないハーブもありますので、薬を処方されたときに確認することをおすすめします

ハーブティーのおすすめな種類【カフェインレス】

ノンカフェインのハーブティーの中で、おすすめを紹介します。体調に合わせて参考にしてください。

ルイボスティー

ルイボスティーは、渋みが少なくほんのりと甘い、癖のない味です。ポリフェノールの一種であるフラボノイドが豊富に含まれているので、老化防止になります。また、フラボノイドは血流促進をしてくれるので、冷え性の方におすすめです。その他には、アレルギー緩和やむくみ解消などにも効果的です。

ローズヒップティー

ローズヒップティーは、渋みが少なく酸味があるので、すっきりとした味です。ビタミンCが豊富に含まれているので、肌改善や風邪予防に効果があります。食物繊維やビタミンEも含まれているので、便秘解消や生理痛軽減にも効果的です。体の外側も内側も、きれいになりたい方におすすめです。

カモミールティー

カモミールティーは、リンゴや花の香りがするまろやかな味です。味は薄めなので、甘みを付けるとより一層美味しくなります。リンゴの甘い香りはリラックス効果があり、精神を落ち着かせて安眠効果もあります。また、胃の粘膜を強化してくれる働きもあるので、胃腸の調子を整えてくれます。ストレスを感じているときに飲むのがおすすめです。

市販のおすすめハーブティー

匙の上に乗ったハーブティーの茶葉

ノンカフェインのハーブティは酸味の強いハイビスカスブレンド系や好みの分かれるルイボスティーばかりだと思っていませんか?確かにノンカフェインをうたっているティーでハイビスカスブレンドやルイボスティーは多いですが、他にもいろいろな種類があります。

家でも気軽にハーブティーを飲みたい方におすすめな、人気ハーブをブレンドしたハーブティーを紹介します、ぜひ参考にしてください。

オーガライフ 有機栽培ルイボスティー

まろやかで飲みやすいルイボスティーです。若い新芽のみを使用していて、その中から上質のいい茶葉を厳選しています。一般的な1包は2~3gあたりですが、1包あたり5g入っているので、ルイボスティーの成分がよりとれるようになっています。

山年園 ペパーミントティー

さわやかな香りでスッキリした味わいのペパーミントティーです。熊本県産100%で無農薬、無添加のこだわりのハーブティーです。胃腸を整える効果や抗菌効果があるので、風邪を引きやすい方や胃腸が弱い方におすすめします。

クリッパー ハーブティー スノア&ピース

カモミールやラベンダー、レモンバームなどがブレンドされたハーブティーです。カモミールやラベンダー、レモンバームは鎮静効果があり、心身をリラックスさせ安眠に効果的です。ストレスなどで眠れない方におすすめします。

ハーブティーのカフェインまとめ

レモンが浮かんでいるハーブティー

この記事でハーブティーのカフェインについて紹介しました。多くのハーブティーはノンカフェインですが、カフェインが入っている物もあります。特に妊婦さんや授乳中のお母さんは、カフェインの摂取に気を付けてください。ハーブティーの種類は多いので、体質や体調に合ったハーブティーを楽しんでください。

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