2019年12月05日公開
2024年10月05日更新
ピーナッツバターのカロリーや糖質は?カロリーオフや無糖タイプも調査!
ピーナッツバターのカロリーや糖質について解説します。ピーナッツバターは高カロリーで太るというイメージがありますが、無糖や低糖質などのタイプによる違いはどうなのか、またダイエットや美容効果についても調査したので解説していきます。
ピーナッツバターは高カロリーで太る?
一般的にピーナッツバターといえば、脂肪分が多く高カロリーなので太るというイメージがあります。ところが、実はダイエットや美容にとても効果的な栄養素も多く含まれているのです。
本記事では、気になるカロリーや糖質がどのくらいあるのか、無糖タイプとの比較などもあわせて調査しました。また、ダイエットや美容にどのような効果があるのか?や、本当に太るのかどうかなどについても紹介していきます。
ピーナツバターのカロリー・糖質
ピーナツバターは、ピーナッツを軽く煎ってすりつぶし、砂糖・食塩・バターなどを混ぜ合わせて練ったものです。料理の隠し味やお菓子の材料に使われることもありますが、食パンに塗る食べ方が一般的です。それでは、そのカロリーや糖質は実際どのくらいなのでしょうか?
カロリー
近所にオーガニックカフェがあるんだけど、ひきたてのピーナッツバターを販売してます。
— kazumi☆☃️ (@up_set_now25) November 24, 2019
コレが美味しくてほうれん草の胡麻和えに隠し味で入れると最高。
ピュアなピーナッツバターです🥜 pic.twitter.com/TWax6zJ9dt
ピーナッツバターのカロリーは、100gあたり640kcal、大さじ1杯(12g)あたり77kcalです。バターやマーガリンと比較すると、100gあたりバターは745kcal、マーガリンは758kcalなので、同じく高カロリーであることがわかります。これは原材料である落花生や砂糖などが高カロリーであるからです。
ピーナッツバターのカロリーは、大さじ1杯あたり77kcal。カロリーが高いピーナッツバターの原料は、約半分が脂質でエネルギー量が多い落花生(らっかせい)。
糖質
青汁(オレンジ味とレモン味)、ピーナッツバター2種。
— Kom@糖質制限トレーナー&低糖質料理人 (@komkom_com) September 2, 2018
ピーナッツバターの糖質は、それぞれ32gあたり1gと4gです。優秀😋#糖質制限 #iHerb pic.twitter.com/ajvOjmdQ4T
ピーナッツバターの糖質量は、レシピや作り方によっても異なりますが、100gあたり14.4g、大さじ1杯(12g)あたり1.7g、ひと口分の小さじ(4g)であれば0.6gです。バターとマーガリンで比較すると、100gあたりバターは0.1g、マーガリンは1gなので、かなり糖質量が高いことがわかります。
無糖タイプ・低糖質タイプ
2019.04.08 朝食 #スクーダイエット
— フル@10/1 ダイエット再開 (@furu_diet) April 7, 2019
今日も自作低糖質パンで朝食。
無糖のピーナッツバターと相性が良いことに気がついた。#低糖質 #糖質オフ #糖質コントロール pic.twitter.com/D5WCT3zmks
それでは、無糖タイプのカロリーはどうなのでしょうか?ピーナッツバターといえばおなじみのスキッピー(SKKIPY)と成分を比べてみました。
無糖ピーナッツバター | スキッピー(SKKIPY) | |
---|---|---|
カロリー | 625kcal | 594kcal |
たんぱく質 | 25g | 28g |
脂質 | 53g | 53g |
炭水化物 | 12.6g | 16g |
スキッピーと比べて無糖タイプの方がカロリーが高く、炭水化物は低いことがわかります。この2つの大きな違いは原材料で、スキッピーは無添加で低糖質ですが、無糖タイプに含まれていない砂糖や塩、そして植物油が使用されています。
ピーナッツバターは大きく分けて、そのままペーストにしたものと味が調整されているものがあります。
ピーナッツバターのダイエット美容効果
高カロリーで糖質量も高いピーナッツバターは、ダイエットをするには敬遠されがちです。しかし、栄養価が高くエネルギー源にもなるため、うまく取り入れることができればダイエットの邪魔にはなりません。さらには美容効果も期待できますが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか?
効果①満足感が高い
最近セブンでニシカワパンのピーナッツバターばっかり買ってる。
— ありす㌠ (@moeslo_youbun) March 29, 2019
これめっちゃピーナッツバター入ってるから満足度が高い pic.twitter.com/lHppKcXTeZ
脂質が高くたんぱく質も多いことから腹持ちがよく、少量でも満腹感が得られます。朝は脂肪が溜まりにくいと言われているので、朝食に取り入れることで1日の満足感が高まります。また、満腹感が持続するので食欲抑制の効果があり、肥満防止にもなります。
効果②良質な脂肪分
原材料のピーナッツは約50%が良質な植物性脂肪です。その成分の約60%は「オレイン酸」で、血中の悪玉コレステロール値を下げる効果があります。残り40%は「リノール酸」で、出血や心臓病などの予防に繋がる成分です。どちらの脂肪も体内では作ることのできない、食品から摂ることが必要な必須脂肪酸です。
ピーナッツバターの材料となり、主役と言ってもいいピーナッツには、体にいい成分としても知られる「オレイン酸」が豊富に含まれています。
オレイン酸は、脂肪を増やす原因を改善する効果が期待できるとのこと。
効果③ビタミンE・ビタミンB6が豊富
ピーナッツバターを毎日の食習慣に取り入れることで、便秘解消、美肌、ダイエット、冷え性解消などの効果が期待できるという事です。また、ハーバード大学の研究によれば、毎日食べると生活習慣病による死亡リスクが20%低下するとの事です。 pic.twitter.com/Y7ZLElnIGM
— #巴商事 (@info_tomoe) December 3, 2019
原材料のピーナツには「ビタミンE」が含まれており、高い抗酸化作用で体内の酸化や老化を防ぐ働きがあります。他には、月経前症候群(PMS)の症状や、つわりを和らげる効果がある「ビタミンB6」が含まれています。いずれも女性に関係の深い成分が豊富で、美容効果も期待できます。
ビタミンEは抗酸化物質、老化、そして細胞にダメージを与えることを防ぎ、赤血球の作成にも関与します。またビタミンB6は、赤ちゃんの脳および神経系の成長に欠かせない物質であるため妊婦さんには不可欠、またにっくき「PMS(月経前症候群)」対策にも効果を発揮してくれるのだとか。
ピーナッツバターのカロリーまとめ
ピーナッツバターは、無添加で糖質ゼロのタイプであっても高カロリーです。しかしながら食べると太るというイメージがある反面、栄養価が高くダイエットにも決して不向きではないことがわかりました。ダイエット中に摂取するならば、カロリーオフとまではいきませんが無添加・無糖タイプがおすすめです。
選ぶタイプや食べ方、手作りの方法次第で、ダイエットにも美容にも健康面にも大いに効果が期待できるでしょう。