まな板の漂白方法や注意点は?キッチンペーパーを使う簡単な方法も!

まな板を漂白する方法を紹介します。漂白剤以外に台所用洗剤や熱湯、重曹など様々なまな板の漂白法を解説!キッチンペーパーや布巾など簡単にできる漂白方法も紹介!木製まな板やプラスチックまな板を漂白する際に気を付けるポイントなどもチェックできます。

まな板の漂白方法や注意点は?キッチンペーパーを使う簡単な方法も!のイメージ

目次

  1. 1まな板の漂白方法を徹底解説!
  2. 2まな板の正しい漂白方法
  3. 3まな板を漂白する時の注意点
  4. 4まな板は木製とプラスチック製のどちらが良い?
  5. 5まな板の除菌におすすめの漂白剤
  6. 6まな板の漂白まとめ

まな板の漂白方法を徹底解説!

漂白する必要のない新品のまな板

お料理をする際に使うまな板は、知らず知らずのうちに汚れてしまいます。特に、白いまな板は汚れが目立ち、常にまな板を洗っていても真っ白にならず悩んでいる方も多いでしょう。キッチンには湿気が多く、食材のカスなど栄養が充分あるため雑菌が繁殖しやすく、まな板が汚れてしまいます。そこで、まな板の漂白方法を紹介します。

まな板の正しい漂白方法

除菌可能な食器用洗剤を使う

一番簡単にまな板を漂白する方法は、市販の除菌効果のある食器用洗剤を使うことです。食器用洗剤なら食器を洗うついでに、まな板を洗えば良いので、手間がかかりません。また、漂白剤を別途に買う必要がなく、無駄な出費を抑えられます。方法としては、まな板の水気を取ってから食器用洗剤を塗布します。20分程置いた後、水で充分すすぎます。

まな板の裏表を一気に漂白する時は、袋に水で薄めた漂白剤とまな板を入れて、口を縛ってつけ置きましょう。

タワシでまな板を綺麗にする

木製のまな板の場合は、たわしを使って綺麗にしましょう。まずは、まな板を軽く水で流します。ポイントはお水で流すということです。なぜなら、お湯でまな板を流してしまうと、まな板に残っている魚やお肉のたんぱく質が固まってしまうからです。

軽く水で濡らしたら木目に沿って、たわしでゴシゴシと擦ります。手のひらで触って見て、ひっかかりがなければ、洗剤で軽く洗い完了です。

熱湯でまな板を漂白する

まな板は熱湯でも綺麗にすることが出来ます。食中毒の原因になるノロウイルスは、85℃以上の熱湯を1分以上かけることで死滅し、その他の菌も75℃で1分かければ、消毒出来ます。まな板を漂白する時には、食器用洗剤で洗ってから熱湯消毒します。まな板の裏、表にしっかりとかけましょう。

熱湯をかけた後は、風通しの良い場所で乾燥させます。東京都福祉保健局でも、熱湯消毒は推奨されています。

熱湯で消毒する場合は、熱湯をゆっくりかけたり、煮沸したりすることで、75 ℃が1分間以上保たれるようにしましょう。漂白剤は表示されている方法で使用し、流水で十分にすすいでください。まな板は使用面だけでなく裏面や側面も洗い、包丁は柄まで全体を丁寧に洗ってください。傷ついた古いまな板(特に木製)は汚れが落ちにくいので、丁寧に洗浄し、長めに消毒する必要があります。フキンやスポンジは菌が増殖しやすいので、十分に汚れを落とし、漂白剤や煮沸などで消毒し、よく乾燥させましょう。

重曹でまな板を漂白する

まな板を漂白出来るオキシクリーン

重曹でまな板を漂白するには、重曹の他に粉末タイプの酸素系漂白剤を準備します。そして、重曹と酸素系漂白剤をぬるま湯で溶かしながら、ペースト状にします。分量は重曹が1に対して酸素系漂白剤を2です。まな板にペースト状の洗剤を塗り、ラップか湿った布巾をかぶせて2~3時間置いてから、熱湯でしっかり注ぎましょう。

布巾と漂白剤を使う

台所で使う布巾とまな板を一緒に漂白する方法です。まな板の上に布巾を敷きます。その上から漂白剤を薄めたものをかけます。スプレー式のものであれば数回スプレーしましょう。しばらく置いて洗い流せば終了です。こうすることで、布巾とまな板をまとめて洗浄できて、一石二鳥です。

布巾を充分漂白したい方は、初めに漂白剤に布巾をしばらくつけておき、その布巾をまな板に載せればOKです。

ペーパータオルでまな板を漂泊する

布巾と同じ方法でペーパータオルでも、まな板を漂白出来ます。布巾を漂白すると匂いがついて苦手、という方におすすめです。布巾で漂白する方法と同じように、まな板の上にキッチンペーパーを敷きます。その上から薄めた漂白剤をまんべんなく散布し、しばらく置いてから熱湯で注ぎます。

まな板を漂白する時の注意点

まな板を使った直後に熱湯で漂泊する

漂白したまな板の上にのせた魚

まな板を熱湯消毒する方も多いでしょう。しかし、食材を切った後に熱湯で洗うのは、逆効果になります。それは、魚やお肉に含まれたタンパク質が熱湯によって固まり、余計に汚れが落ちにくくなるからです。

ハンバーグを作る際に手で挽肉をこねた後に熱いお湯で手を洗って、脂分が手にべったりついた経験はありませんか?それと同じ現象です。そのため熱湯をかける前に、水で洗浄するのが、おすすめです。

塩素系や酸素系洗剤にアルコールを混ぜる

洗剤には塩素系洗剤と酸性洗剤、還元型漂白剤の3種類があります。台所用洗剤にも必ずどちらかの表示がされています。これは、塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜてしまうと、有毒ガスが発生して命に関わるからです。

家庭でよく使われている除菌シートがありますが、消毒するために、シートにアルコールが含まれています。そのシートに塩素系洗剤を振りかけてしまうと、塩素ガスが発生するケースもあり危険です。塩素系洗剤や酸素系洗剤は、絶対に混ぜないように注意しましょう。

まな板をしっかり乾燥させるのが大切

漂白して乾かしているまな板

まな板を漂白した後にポイントとなるのが、乾燥です。まな板をしっかり漂白してキッチンに立てかけておいたら、接地面が黒くカビになっていたことがありませんか?これは乾いていないことが原因です。夏の暑い季節は、湿気と温度が高いことからカビが発生しやすくなります。

濡れたままで、まな板を置いておくと、せっかく漂白した意味がありません。漂白後はしっかりと水気を取り、S字フックで吊るすか、まな板スタンドを利用するなどしましょう。

カビなどが生えてきた場合は?

まな板にカビが生えたら、市販の漂白剤を使います。中でも塩素系の洗剤は効き目が強力ですので、まな板にカビがある場合は塩素系を使いましょう。プラスチック製のまな板は洗剤で取れますが、木製のまな板の場合は、サンドペーパーで表面を削ります。

または、塩や重曹を使いタワシで擦るのがおすすめです。それでも除去出来ない場合は、クレンザー入りの洗剤を使って汚れを落としましょう。

まな板を漂白する頻度

まな板は、どのタイミングで漂白したら良いのでしょうか?台所で毎日料理をする人と、たまに料理をする人では、頻度が違ってきます。毎日、食材をカットする方は、少なくとも1週間に1回は漂白します。料理の頻度が少ない方は2週間に1度くらいを目安にしましょう。

しかし、季節によっては菌が繁殖しやすいシーズンもあるので、まな板を洗剤で洗い熱湯消毒するなど、まな板の菌を増やさないことが大切です。

まな板は木製とプラスチック製のどちらが良い?

プラスチック製まな板のメリット・デメリット

プラスチックのまな板は、メンテナンスがしやすいというメリットがあります。強力な漂白剤は匂いがキツイと感じることがありますが、匂いが移りにくいので、気にすることなく使用できます。また、リーズナブルなものが多く、汚れが気になってきたら、気軽に買い替えることもできるでしょう。

デメリットとしては、プラスチックの性質上、食材が滑りやすいことです。熱や油にも弱く、うっかり火に近づけてしまうと、変形します。

木製まな板のメリット・デメリット

木製のまな板はプロの板前が愛用するように、お手入れ次第で長く使えます。また、木の香りが良く、見た目の良さも大きなメリットです。そして、包丁があたっても木は柔らかいので、刃が傷つきにくく、手にかかる負担が少ないのも魅力です。その上、木には殺菌・抗菌効果もあり、衛生的な面もあります。

デメリットはプラスチック製よりも高価で、メンテナンスに手間がかかるところでしょう。乾燥しにくく、乾燥し過ぎることで、木が反ってしまうこともあります。

木製まな板を漂白する方法

漂白する代わりにまな板を削る

木製のまな板が汚れてきたら、漂白したいと思う方もいるでしょう。しかし、自然素材で作られた木のまな板は、漂白剤のような薬品に対する耐性がありません。そのため、漂白剤を使用すると、黒くなったり変色したりすることもあります。おすすめのお手入れの方法としては、木製のまな板を使用して洗った後に、熱湯消毒することです。

それだけで雑菌やカビを予防することができます。そして、洗った後は風通しのよい場所で乾燥させます。直射日光に長時間当ててしまうと、まな板が反ったり、ひび割れてしまったりするので、日光消毒する時は短時間にするのがポイントです。

まな板の除菌におすすめの漂白剤

キッチンハイター

まな板の除菌をする洗剤といえば、キッチンハイターです。キッチンハイターにも様々な種類があり、薄めて使うタイプやスプレー式容器など、お好みのチョイスが可能です。まな板はもちろん、茶渋の気になる急須やお弁当箱、コーヒーの色移りがあるマグカップなど、多くのキッチン用品に使えます。

スプレー式は薄める必要がなく、ワンプッシュで除菌ができ手を汚すこともありません。また、泡タイプは排水口など洗いにくい場所でも、泡が吸着することで、お手入れが楽に出来ます。

オキシクリーン

最近、テレビや雑誌で紹介されて人気になっているのがオキシクリーンです。オキシクリーンは酸素系漂白剤で、お湯に溶かして使用します。オキシクリーンは洗濯、台所掃除、お風呂掃除、車の洗浄など様々なシーンに使える万能な洗剤です。もちろん、まな板にも使えます。

まな板に使う場合は、オキシクリーンをぬるま湯にスプーン一杯入れて泡立てます。充分に泡立てたら、そこに漂白したいキッチン用品をつけましょう。30分程放置し、水で洗い流せば真っ白になります。

まな板の漂白まとめ

漂白された綺麗なまな板

まな板は清潔にしておかないと食中毒の原因になります。せっかく美味しいお料理を堪能したのに、食中毒になってしまっては非常に残念です。そのためには、日頃からまな板のお手入れをしっかりしておきましょう。

まな板の漂白と聞くと手間がかかると思いがちですが、市販の洗剤や熱湯消毒で充分な効果が得られます。色々な漂白方法があるので、自分なりにやり易いと思うものをチョイスしましょう。

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