餅を解凍する時に便利な裏ワザ！レンジで簡単に柔らかくなる！

日本の正月には欠かせないお餅ですが、食べきれずに余った場合は冷凍保存するという方も多いのではないでしょうか？「冷凍保存はしたものの、正しい解凍方法が分からない…」「せっかくだから美味しく解凍したい」そんなニーズに答える為、本記事では誰でも簡単に餅を解凍することができる裏技を紹介します。

まずは冷凍した餅をレンジで解凍する方法を解説します。用意するのはたっぷりの水と耐熱容器、冷凍した餅の3つです。たっぷりの水を耐熱容器に入れ、その中に冷凍した餅を入れます。それをレンジでチンするだけで出来上りです。今すぐ餅が食べたいという方におすすめの方法です。

冷凍した餅をレンジで解凍する場合の注意点としては、あたためる時間です。基本的なあたため時間は冷凍した餅1個につき、600Wで2分です。レンジのメーカーや機種によって違いがあるので、最初は様子を見ながらあたためると失敗は少ないでしょう。

またポイントとしては、冷凍した餅を完全に水に浸してあたためるということです。水に浸すことによって餅全体が均一にあたたまります。

2番目の解凍方法はフライパンを使う方法です。フライパンの種類はフッ素加工を施したものを使いましょう。では解凍方法を紹介します。

用意したフライパンに冷凍した餅を置きます。フライパンを火にかけとろ火で焼くだけです。ＩＨの場合は電源を入れ、弱火設定で焼き始めます。すぐにふたをしてゆっくりじっくり片面を焼きます。その後フライ返しなどでひっくり返し、焼き続けるとふっくら焼き上がって解凍完了です。

3番目の解凍方法は自然解凍です。冷凍した餅は肉などを解凍する場合と同じで、レンジの解凍機能を使用するよりも、自然解凍が一番素材にとっては美味しくなる方法です。

方法は至って簡単です。餅を食べたいなと思ったら、前日から冷凍庫から出して冷蔵庫へ移動させます。自然解凍は風味を逃さず解凍できるので、時間の余裕があるのであれば自然解凍が一番美味しく解凍できる方法です。

解凍が終わったら、あとは美味しく食べるのみです。餅にはいろいろな食べ方がありますが、やはりきな粉で餅を食べる方法は押さえておきたい食べ方です。作り方も簡単で、きな粉と砂糖を2対1の比率で混ぜて解凍した餅にふりかけて完成です。

きな粉には食物繊維と大豆オリゴ糖を含み、血糖値の上昇を抑える働きがあるといわれています。きなこ餅は身体にも優しいのでおすすめの食べ方です。

続いて紹介するのは、けんちん汁に解凍した餅を加える方法です。けんちん汁はみそを加える豚汁とは違い、野菜や出汁の味を活かして醤油などで味付けしたすまし汁です。野菜などを煮込み柔らかくなった段階で、解凍た餅を入れて一緒に煮込みます。最後に味を整えたら完成です。

お餅と汁物の相性が抜群であることは、雑煮や力うどんで既に実証されています。鶏肉や野菜の旨味がたっぷりと染み出たけんちん汁なら、餅の美味さも倍増です。ぜひ一度試してみて下さい。

おかゆを作るときに一緒に餅を煮込む方法もあります。おかゆに混ぜることで胃にもやさしく、腹持ちもいいので、風邪をひいて食欲のないときや、受験を控える子供の夜食にもぴったりです。

年始には欠かせない餅を長く楽しむために、冷凍保存をする方法があります。紹介したように、冷凍保存した餅を上手に解凍することもできます。解凍方法も短時間で手間なく済む方法や、少し時間をかけることで美味しく調理できる方法もあります。自分のニーズに合わせ、解凍した餅をアレンジして楽しんでみてはいかがでしょうか？