しいたけの食べ過ぎに注意!1日の摂取量目安は?アレルギーも解説

しいたけを食べ過ぎると危険な理由を解説します。また、しいたけの食べ過ぎで起こる体の不調やアレルギーを、症状別に分かりやすくまとめました。しいたけの1日の摂取量目安や食べるときの注意点についても説明しています。

しいたけの食べ過ぎに注意!1日の摂取量目安は?アレルギーも解説のイメージ

目次

  1. 1しいたけを食べ過ぎるとどうなる?
  2. 2しいたけを食べ過ぎた時の症状と原因
  3. 3しいたけのアレルギー「しいたけ皮膚炎」
  4. 4しいたけの食べ過ぎの摂取量はどれくらい?
  5. 5しいたけは食べ過ぎなければ効能が豊富
  6. 6しいたけの食べ過ぎに関する口コミ
  7. 7しいたけの食べ過ぎには注意しよう!

しいたけを食べ過ぎるとどうなる?

しいたけは煮物の具材にしたり出汁をとったり、普段の料理でよく使用する食材です。干して水分を抜き、長期保存を可能にした乾燥しいたけもあり、キッチンに常備している人も多いでしょう。しいたけは栄養豊富でおいしいため、つい食べ過ぎることがあります。しかし、食べ過ぎすると体に悪影響を及ぼしたりアレルギー症状を引き起こします。

しいたけをおいしく安全に食べるために、1日の摂取量目安と食べ過ぎで起こる主な症状を紹介します。

しいたけを食べ過ぎた時の症状と原因

しいたけ食べ過ぎの症状・原因①下痢や胃痛

しいたけには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維の2種類あります。水溶性食物繊維には、腸内のビフィズス菌を増やす効果があります。不溶性食物繊維には、腸壁を刺激して排便を促す蠕動運動を引き起こす役割があり、食物繊維を摂取すると便秘が解消します。

しかし、不溶性食物繊維を多く含む食材を食べ過ぎると、下痢や胃痛を起こす可能性があります。不溶性食物繊維には水分を多く吸収し、膨らむ性質があります。しいたけを食べ過ぎると、不溶性食物繊維が水分を含み、胃や腸を刺激します。すると、胃痛が起こったり便の水分量が増えて下痢になったりします。

しいたけ食べ過ぎの症状・原因②吐き気

しいたけにはアミノ酸の一種であるチロシンとレナシンという栄養成分が含まれています。これらはドーパミンやノルアドレナリンを生成するときに必要な物質で、摂取すると集中力やモチベーションが向上することが分かっています。チロシンやレナシンには毒性はなく、摂取しても安全とされています。

しかし、これらを多く含む食材を食べ過ぎると副作用として吐き気をもよおすことがあります。個人の体質や体調により、しいたけを食べ過ぎても吐き気が起こらない場合もあれば、少し食べただけでも吐き気が起こる場合があります。吐き気がしたときは、食べるのを中止しましょう。

しいたけ食べ過ぎの症状・原因③低血糖

しいたけにはエリタデニンという栄養成分が含まれています。エリタデニンは他のキノコには含まれておらず、しいたけ特有の成分です。エリタデニンには悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を上げる効果があります。すると、血液の粘度が下がり血管への負担が減るため、血圧が低くなります。

しかし、しいたけを食べ過ぎるとエリタデニンの過剰摂取となり、血圧を下げ過ぎてしまいます。この状態が低血糖です。低血糖状態になると、動悸や手の震え、目眩などの症状が出ます。このような症状が出たら、ブドウ糖を摂取できる砂糖や飴を口に含み、安静にして様子を見ましょう。

しいたけ食べ過ぎの症状・原因④尿酸値の上昇

しいたけにはプリン体という成分が含まれています。しいたけの食べ過ぎでプリン体を多く摂取すると、体内で尿酸という物質が多く作り出されます。体内にある尿酸の量(尿酸値)が増えると、痛風などの病気の原因となります。

しいたけ出汁は、他の出汁よりもプリン体が多く含まれています。しいたけでとった出汁を利用して作った料理はおいしいですが、毎日となると尿酸値の上昇に繋がります。プリン体が少ない昆布出汁と混ぜて合わせ出汁にしたり、しいたけ出汁を使わない日を作ってしいたけの食べ過ぎを防ぎましょう。

しいたけのアレルギー「しいたけ皮膚炎」

しいたけ皮膚炎の症状

しいたけ皮膚炎とは、しいたけを食べたことで起こるアレルギーの一種です。主な症状は、激しいかゆみです。食後1〜3日ほどで発症することが多く、首や腕、お腹、背中など全身にかゆみが現れます。

我慢できずにその部分を掻くと、そこに細かい水ぶくれができます。下痢や嘔吐など他の症状はなく、皮膚アレルギーだけが起こるところが特徴です。しいたけ皮膚炎は、主に抗ヒスタミン薬とステロイド剤治療により治ります。薬の投与後、1日ほどで症状が改善し始め、1〜2週間で完治します。

ほとんどの人がしいたけ皮膚炎にかかるのは1度きりで、2回以上かかることはごくまれです。しかし、しいたけ皮膚炎は解明されていないことも多いため、油断は禁物です。しいたけを食べるときは十分な注意を払いましょう。

しいたけ皮膚炎の原因

しいたけ皮膚炎の原因はまだはっきりとは解明されていません。現在最も有力視されている意見が、しいたけに含まれるレンチナンという物質が原因でアレルギー症状が起こるのではないかという説です。レンチナンが含まれて抗がん剤を投与された患者が、しいたけ皮膚炎と同じような皮膚アレルギーを起こしたことから、この仮説が立てられました。

また、しいたけと一緒にアルコールを摂取すると発症率が上がるというデータもあります。しいたけ皮膚炎とアルコールとの関係性についても、研究が進められています。しいたけを食べた量は関係なく、食べ過ぎてもしいたけ皮膚炎になるとは限りません。

生や半生で食べない

しいたけ皮膚炎は火が十分通っていないしいたけを食べることで、アレルギー症状が起こっていると考えられています。その理由は、バーベキューで生焼けのしいたけを食べた後や、しいたけの戻し汁を加熱せずに飲む健康法がはやったときに患者も激増したからです。

しいたけ皮膚炎はアナフィラキシーショックなどの重篤なアレルギー症状を引き起こすことはありません。しかし、完治までには1週間以上の時間がかかり、激しいかゆみを伴うつらい症状が出ます。しいたけや、しいたけ出汁を口にするときは十分に熱を加えましょう。そうすることで、アレルギーの発祥を未然に防ぐことができます。

しいたけの食べ過ぎの摂取量はどれくらい?

大人の場合

しいたけの1日の摂取量目安は、大人であれば60g前後がベストとされています。この量は、Mサイズのしいたけ2枚分ほどの重さに相当します。しいたけ出汁を使って料理を作る際は、食べる量を30gにすると食べ過ぎの心配がなくなるでしょう。

食べ過ぎてもすぐに体への影響が出るわけではありませんが、気を配ることで体への悪影響を低減することができます。しいたけの食べ過ぎが原因で、体にアレルギーや重篤な症状が出たときは病院受診することを、おすすめします。その際、医師にしいたけを食べ過ぎたことを伝えると診断がスムーズになります。

赤ちゃんや子供の場合

赤ちゃんの場合、しいたけの1日の摂取量目安は30gほどがベストとされています。この量はMサイズのしいたけ約1枚分です。しいたけは噛み切りにくく、喉に詰まらせる可能性があるため、離乳食で使用する際はみじん切りにしましょう。

子供の場合、しいたけの1日の摂取量目安は90gほどがベストとされています。この量はMサイズのしいたけ約3枚分です。子供は大人よりも1日の摂取量目安が多いですが、食べ過ぎになる心配はありません。その理由は、しいたけに含まれるビタミンDが大きく関係しています。

ビタミンDは主にカルシウムの吸収を助ける役割を果たしています。体が成長段階の子供にとって、骨や歯を形成するカルシウムの吸収はとても重要なことです。子供は成長のために大人よりもビタミンDを多く摂る必要があるため、1日に摂取しても良い量が多いという訳です。

また、ビタミンDには脳の発達を促す効果もあります。イライラ防止やモチベーションを上げることに役立ちます。

妊婦さんの場合

妊婦の場合、しいたけの1日の摂取量目安は90gほどがベストとされています。この量はMサイズのしいたけ約3枚分です。妊婦はへその緒を通じて胎児に栄養を送っています。胎児はお腹の中で骨や脳、神経など健康に産まれるために必要な体作りを行っています。

カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれているしいたけを摂ることで、胎児の成長がスムーズになります。昔からいわれている「妊婦は2人分の食事を摂る必要がある」という通説は、体重が増加して出産時のリスクが高まる可能性があるため、今ではあまり通用しなくなりました。

しかし、胎児にしっかりと栄養が行き届くよう、妊娠以前より食事や栄養のバランスに気を配りましょう。また、母乳育児をするのであれば、産後もしいたけの1日の摂取量目安を90gと考えます。その理由は、母親が食べたものをもとに母乳が作られるからです。

母乳を通じて赤ちゃんにビタミンDが送られるため、母親がしいたけを食べることで赤ちゃんの成長が健やかになります。ですが、食べ過ぎると母親の体に悪影響を及ぼす可能性があるため、1日の摂取量は守りましょう。

しいたけは食べ過ぎなければ効能が豊富

ダイエット効果

体重計の画像

1日の摂取量を守りながらしいたけを継続的に食べると、ダイエット効果が期待できます。先述した通り、しいたけには食物繊維が豊富に含まれているため、食べると腸の蠕動運動が活発になります。運動をしたときと同様に、内臓が働くときにも体のエネルギーは消費されます。

つまり、腸の動きが活発になることで消費カロリーがアップするということです。いつもと同じ食事をしていても、しいたけを食べると消費カロリーが高くなるため、ダイエット効果があります。

また、食物繊維には腸内のビフィズス菌を増やす働きもあり、それもダイエットに繋がります。腸内のビフィズス菌が増えると、余計な老廃物が排出されやすくなり、血液の循環がスムーズになります。すると、各器官の働きも活発になり、消費カロリーが増えます。しいたけは食べ過ぎなければ、ダイエットをしやすい体作りの手助けをする食材です。

免疫力の向上

しいたけに含まれる食物繊維は、腸内環境を整える作用があります。腸は第二の脳とも呼ばれており、腸内環境を整えることで様々な効果が得られます。1つ目は上記で紹介した各器官の活発化です。そして、2つ目は免疫力の向上です。

食物繊維にはビフィズス菌を増やす作用があります。腸内のビフィズス菌が増えると、体外から侵入した病原菌やウイルスを退治する力が高まります。そのため、食中毒や風邪などの病気にかかりにくくなります。しいたけは食べ過ぎなければ病気の予防ができるということです。

血圧やコレステロール値の抑制

血圧測定の画像

しいたけにはエリタデニンという栄養成分が含まれています。このエリタデニンには、体内の悪玉コレステロール値を下げ、かわりに善玉コレステロール値を上げる作用があります。悪玉コレステロール値が高いと血液の粘度が上がり、血管にかかる負担も大きくなります。

しかし、善玉コレステロール値が高いと血液がサラサラになり、血管への負担が小さくなります。この血管への負担というのが、血圧と呼ばれるものです。血圧が高いと、脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞などの死に繋がる重大な病気の引き金になります。

血圧や悪玉コレステロール値を下げるということは、これらの病気を予防することにも繋がります。しかし、しいたけを食べ過ぎると低血糖になるため、摂取量には十分注意しましょう。

しいたけの食べ過ぎに関する口コミ

しいたけの食べ過ぎに関する口コミで特に多いのが、しいたけ皮膚炎のアレルギー症状についてのツイートでした。かゆみと発疹がつらいとの意見がありました。しいたけの食べ過ぎには十分注意し、しっかりと加熱をしてから食べましょう。

中には、2回目のしいたけ皮膚炎になったという口コミもあります。「しいたけ皮膚炎は1度きりしかかからない」という説を過信せず、アレルギーが出る可能性を考慮しましましょう。

また、加齢により体質が変化して少ししいたけを食べただけでも、下痢をするようになったという口コミもありました。しいたけの1日の摂取量はあくまで目安です。体調や体質の変化などにより下痢を引き起こす可能性があるので、免疫力が下がっているときは特に食べ過ぎには注意しましょう。

下痢の症状が出ると、それが1日中続くこともあるようです。下痢は脱水症状を引き起こす可能性もあり、他の病気の引き金となる場合があります。たかが下痢と油断せず、食べ過ぎに気をつけ、下痢が起こる原因を少しでも排除すると良いです。

しいたけの食べ過ぎで低血糖を起こしたという口コミもありました。低血糖は最悪の場合意識障害を起こすこともあります。そうなれば、自分では応急処置ができない場合がほとんどです。

救急車を呼び、応急処置をしてくれる家族などがそばにいるときは安心ですが、一人のときは危険です。低血糖が起こらないよう、しいたけを食べるときは1日の摂取量を守りましょう。

しいたけの食べ過ぎには注意しよう!

しいたけを食べ過ぎると様々な症状やアレルギーを引き起こすことがあります。しかし、1日の摂取量を守り、十分に加熱することでそのリスクを減らすことができます。しいたけの独特な匂い苦手という人もいますが、料理酒や白ワインなどのアルコール類と一緒に調理をすることで、臭みを低減できます。

しいたけにしか含まれない栄養成分もあるため、苦手を克服し積極的に摂取しましょう。しいたけは栄養豊富な食べ物であるため、食べ過ぎなければ体に良い作用をもたらします。1日の摂取量を守り、正しくしいたけを食べて健康的な食生活を送りましょう!

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