2019年10月16日公開
2024年09月30日更新
コンビニ弁当の消費期限切れはいつまで大丈夫?腐った時の見分け方は?
コンビニ弁当の消費期限切れはいつまで大丈夫なのかを徹底解説していきます。「後で食べようと買っておいたら期限が切れていた」なんて経験はありませんか?コンビニ弁当の消費期限やチルド弁当の保存性、腐った時はどうなるのかを見ていきましょう。
目次
コンビニ弁当の消費期限が切れた!
手軽で便利なコンビニ弁当で昼食や夕食を済ますという方も多くいるでしょう。買ってから冷蔵庫に入れておくことも多いですが、そんな時起きてしまいがちなのが消費期限を切らしてしまうことです。そんな時どれくらいの期限ならば過ぎても大丈夫なのか、疑問に思ったことはありませんか?
「少しでも過ぎていたら捨てる」「1日位なら食べてしまう」と人によって様々な意見が見られます。果たして、どれくらいの期限切れなら食べても大丈夫なのでしょうか?この記事ではコンビニ弁当の消費期限切れは、いつまでなら食べても大丈夫なのかを紹介します。腐ってしまった場合、どのような変化が現れるのかについても見ていきましょう。
コンビニ弁当の消費期限と賞味期限
そもそも消費期限と賞味期限の違いを知っていますか?これらの違いを知っておくことは、安全に食べ物を食べるにあたって非常に重要なことです。その違いを知ったうえで、コンビニ弁当の消費期限切れがどれくらい大丈夫なのかということ見ていきましょう。
賞味期限とは?
賞味期限とは品質が変わらず美味しく食べられる期間のことで、スナック菓子や缶詰、カップ麺などの傷みにくい食品に記載されています。賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。ですが、1度開封してしまった場合は期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
消費期限とは?
消費期限とは食品を安全に食べられる期間のことを指します。コンビニ弁当などのお弁当類やサンドイッチ、ケーキなどの製造日から5日間程度で品質の劣化が始まる長期間保存できない食品に記載されています。この期間を過ぎた食品を食べてしまうとお腹を壊してしまう可能性が高いです。
消費期限切れはどれくらい大丈夫?
コンビニ弁当は先ほど紹介した通り、品質の劣化が早い食品に記載される消費期限が表示されています。なので、コンビニ弁当の消費期限が過ぎてしまったら食べない方が賢明だと言えます。ですが実際には、消費期限が1分でも過ぎたら食べられなくなるというわけではありません。期限が切れてから食べるかどうか判断するのは自己責任となります。
「実際に期限切れのコンビニ弁当を食べてみても大丈夫だった」という方の声を見てみると、冷蔵庫で保存しておけば3日、最長で5日まではいけるとのことです。だからといって皆が皆大丈夫だというわけではありません。そこで期限切れのコンビニ弁当を食べてみた他の方々の意見も見ていきましょう。
食べた人の口コミ
消費期限1日切れたコンビニ弁当食ったらお腹痛い気がする
— 台ぺぇ (@tai_HN22S) October 7, 2019
消費期限3日切れてるコンビニ弁当大丈夫かな〜?とか思いながら食ったら味は大丈夫やったから、
— おしのそ (@oss_minka) December 2, 2018
全然いけるやん!って思って完食したけど普通にお腹壊したわ
すごいめっちゃいい感じのお腹の鳴り方してた
昨日寝落ちして食べれなかったコンビニ弁当(消費期限11月27日15時)をさっき晩飯に食べたわけよ。ちゃんと冷蔵庫入れてたし大丈夫じゃろと思ってたんだが、、
— 🐻あげみざわりょうちゃん🌼 (@5kanto) November 27, 2018
ちゃんと「消費期限」は過ぎたら廃棄しないとダメね。。。
(トイレからのツイート)
買ったことすら忘れてたコンビニ弁当の消費期限が1日過ぎてたんだけど、まあ冷蔵庫に入れてたし大丈夫だろうと思って食べたんだけど、あんまり大丈夫じゃなかったのかもしれない。わりとお腹が痛い。昔から胃腸弱いのに変なところでチャレンジ精神出すのやめたい
— さまれ (@samare_25) June 21, 2019
消費期限切れたコンビニ弁当は米が固くなって食べづらいけど、茶碗に移して水に浸してレンジでチンすれば食えるから問題無し
— 中野めたる (@metal_0808) June 17, 2019
消費期限2、3日切れたコンビニ弁当よく食べるから大丈夫(^ω^)
— .゚・*.狐火.*・゚ (@akaneko2001) May 23, 2019
チルド弁当は保存性が高い?
コンビニ弁当には普通の弁当とは別にチルド弁当というものがあるのを知っていますか?ビビンバや親子丼、牛丼など必ず温めて食べるお弁当類のことをチルド弁当といいます。これらのチルド弁当は、もともと保存性を高めるために開発されています。そのため普通のコンビニ弁当に比べて消費期限が、1~2日程度長くなっているそうです。
他のコンビニ弁当に比べて食べるタイミングを逃してしまっても、チルド弁当ならば消費期限が長いので安心して冷蔵庫で保存しておくことができます。
コンビニ弁当の消費期限切れが腐った時の見分け方
もしコンビニ弁当が腐ってしまったらどのような変化が現れるのか知っておけば、食べられるかどうか判断することができます。コンビニ弁当の保存状態によって腐り方が異なることもあるので、腐ってしまった時の見分け方を紹介していきます。
変色している
コンビニ弁当の中でも特に卵焼きや茹で卵、野菜等などが変色している場合があります。この場合は、腐っていると判断できるので食べないようにしましょう。ちくわやかまぼこなどの練り製品やチーズや、ハムなどの加工食品も変色しやすいので、まずはそれらの食品の色を食べる前にチェックしてみてください。
異臭がする
もしコンビニ弁当から酸っぱいような臭いや、腐敗臭のような異臭を感じた場合は、腐っていると言えます。なので食べる前にしっかり臭いを確認するようにしましょう。コンビニ弁当を加熱してから食べる場合は、加熱前に臭いをチェックするのがおすすめです。
糸を引いている
コンビニ弁当のご飯やおかずを箸で持ち上げた時に、糸を引いていたら完璧にアウトです。匂いを嗅いでみて怪しいと感じたら、糸が引いていないかチェックしてみましょう。多くの場合は糸を引いていたら異臭がしますが、1部だけ腐っていると臭いだけでは判断できない場合があります。なので、1つ1つ糸を引いていないかチェックしてみるのがおすすめです。
カビが生える
変色しているかチェックするのと同様に、どこにもカビが生えていないかを注意深く見るようにしましょう。目に見える範囲でカビがあった場合は、見えないところでもかなりカビが繁殖している場合があります。目に見えないようなカビもあるので、1部がかびていたら食べないようにしましょう。
コンビニ弁当を後で食べる時の保存
後で食べようと思ってコンビニ弁当をあらかじめ買っておくこともあると思います。ですが、適当に保存しておくと状態によっては、消費期限内でも傷んでしまう可能性があります。コンビニ弁当を後で食べるときの保存方法や、すぐに食べない時のコンビニ弁当の選び方を紹介します。
すぐに冷蔵庫に入れる
すぐに食べないのであればコンビニ弁当にかかわらず、冷蔵されて売られているものは冷蔵庫に入れておきましょう。長時間常温や高温多湿の場所に置いておくと腐敗が早まってしまいます。特に夏場は、購入してからすぐに冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。
コンビニ弁当を開封せずに冷蔵庫に入れておけば、消費期限を少し過ぎてしまっても問題なく食べることができます。ただ味の方は落ちてしまうので、美味しく食べたいのならば期限内に食べるようにしましょう。
炊き込みご飯の弁当は避ける
ご家庭で弁当を作るときにも炊き込みご飯や炒飯、オムライスなどの混ぜご飯は水分が残りやすく、傷みやすいので入れないように呼びかけられています。ご飯は具材を混ぜると腐りやすくなってしまい、白いご飯より腐敗が早くなります。
コンビニ弁当の場合は腐りにくくなるようにされているとは思いますが、キノコなど傷みやすい具材が混ぜられている弁当は要注意です。
生ものや煮物など傷みやすいものが入っていない弁当を選ぶ
生ものや傷みやすいものが入っているコンビニ弁当は、避けるべきコンビニ弁当だと言えます。1部が腐ると周りも腐りやすくなってしまうので、結果的にコンビニ弁当全体が腐りやすくなってしまいます。煮物類も腐りやすいので避けた方がいいでしょう。また、卵も時間が経過するとサルモネラ菌という菌が繁殖しやすくなるので避けておくべきです。
生ものや傷みやすいものが入っていた場合は、購入してからすぐにその部分だけ取り除いてしまうのも1つの手段です。
コンビニ弁当の消費期限切れの食べ方はある?
見た目や臭い、味に問題がなく食べようと思った際はそのまま食べてしまうのはおすすめできません。冷蔵庫で保存していた場合は、ご飯などが固くなり美味しいとは言い難いものになっていると思います。賞味期限が切れてしまった時、どのようにして食べるのがいいのか見ていきましょう。
レンジで加熱する
消費期限切れのコンビニ弁当を食べるときは、チルド弁当でなくても必ず加熱してから食べるようにしてください。冷蔵庫に入れておいたものをそのまま食べると美味しくないだけでなく、お腹を壊してしまう可能性が非常に高いです。電子レンジで温める際には、途中でほぐすなどしてしっかり全体に火が通るように工夫しましょう。
あまり想像がつかないかもしれませんが、フライパンで炒めなおすという方法もあります。唐揚げの場合はもう1度揚げなおしたり、焼き肉はもう1度焼いたりするとレンジで温めるよりも美味しくなります。
アレンジ調理する
時間があるのならば、コンビニ弁当をアレンジして調理するのもおすすめです。例えば固くなってしまったご飯ならおかずと一緒におみそ汁に入れて煮込んだり、おかずをカットして炒飯のように炒めたりすることができます。すでに味がついているので煮るだけ、焼くだけの簡単調理でも大変美味しくアレンジすることができます。
おかずなら、唐揚げを揚げなおしてからお好みのたれで絡めたりするのもいいでしょう。アレンジ次第では元々のコンビニ弁当よりも美味しくなるかもしれません。
コンビニ弁当の消費期限切れは自己責任で
コンビニ弁当はあらかじめ冷蔵庫で保存しておけば消費期限が切れてしまっても、少しなら大丈夫なことが多いとわかりました。ですが、それは人それぞれなのであくまでも食べるかどうかは自己責任となります。子供や高齢者、体調の悪い方などはお腹を壊す可能性が高いので食べないようにしてください。
あらかじめすぐに食べれないとわかっているときは、消費期限の設定が長いチルド弁当を選んだり、傷みにくい具材のコンビニ弁当を選ぶようにしましょう。食べる際には見た目や臭いなどをしっかり確かめたうえで、必ず加熱してから食べるようにしてください。