フルグラは太るといわれる理由は?ダイエットに効果的な痩せる食べ方とは?

フルグラをダイエット中の朝食に取り入れている方も多いですが、食べ過ぎなど食べ方を間違えると逆に太ることがあるのを知っていますか?フルグラが太ると言われる原因や栄養、カロリーを徹底調査し、ダイエットにおすすめの食べ方をまとめました。

フルグラは太るといわれる理由は?ダイエットに効果的な痩せる食べ方とは?のイメージ

目次

  1. 1フルグラとは?
  2. 2フルグラでダイエットのつもりが太るのはなぜ?
  3. 3フルグラで太るのを回避するダイエット中におすすめな食べ方
  4. 4フルグラでダイエットするなら太る食べ方にならないように

フルグラとは?

ダイエット目的で、ヘルシーなイメージのフルグラを食べている方も多いのではないでしょうか?ですが、フルグラは食べ方を一歩間違えると、痩せるどころか太ることもあります。痩せるつもりでフルグラを食べていたのに、逆に太ってしまっては本末転倒です。本記事ではフルグラを食べて上手に痩せる方法をまとめました。

フルーツ入りのグラノーラ

フルグラはカルビーが発売している商品の名前です。フルーツとグラノーラが入っているからフルグラというわかりやすいネーミングと、ザクザクとしたグラノーラの食感やドライフルーツの自然な甘さが美味しいということで爆発的にヒットしました。

日本のシリアル市場でも抜群の知名度を誇り、シリアルブランドの商品では毎年売上1位をキープしています。シンプルなプレーン味のほか、チョコ&バナナやくるみ&りんごメープル、糖質オフ、1日分の鉄分入り、プロテイン入りなどバリエーションも豊富に揃っています。

フルグラに含まれる栄養

フルグラは穀物類やナッツ類、ドライフルーツがふんだんに使われているので、栄養価が高いのが特徴です。特に主原料である穀物類は、オーツ麦や大麦などが使用されていて、たんぱく質、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄分などがバランスよく含まれています。

またいちごやりんご、パパイヤ、レーズン、かぼちゃの種などのドライフルーツや野菜が入っているため、食物繊維、ビタミン類、ミネラル類も豊富です。

フルグラを朝食に1食(50g)食べるだけで1日に必要なビタミンの1/3の量が摂取できるので、忙しい方や栄養バランスが気になる方にもおすすめです。また食物繊維は1食に25gも含まれているので、便秘を解消するのに推奨されている1日20gを余裕で摂取することができます。

フルグラのダイエット効果

フルグラは美容や健康にも効果のある食材をたくさん使用しているため、ダイエット中の方にもおすすめです。特にダイエットの天敵である便秘解消に役立つ食物繊維が豊富で、1食でバナナ4本分に相当する食物繊維が摂取できるというから驚きです。

食物繊維が不足して便秘になると、長時間便が腸に留まっている状態になります。それが続くとお腹がぽっこりしたり、太る原因になることもあります。

特にダイエット中は食事制限を行うことが多いため、便の元を作る材料が不足して便秘になりやすいです。フルグラに豊富に含まれる食物繊維をしっかり摂取して、スムーズなお通じを目指せば十分ダイエットに効果があると考えられます。

またフルグラ1食50gにほうれん草10食分の鉄分が含まれているので、鉄分が特に不足しがちな女性にもおすすめです。鉄分が不足すると酸素が全身に行き渡らず、筋肉や内臓の働きが低下し、基礎代謝が落ちて太る原因になります。

さらに体内で熱を産生する力も低下し、冷え性や体のむくみを招きます。フルグラに含まれる豊富な鉄分をしっかり摂取することで、太るのを防ぐのはもちろん、むくみのない健康的な体を作ることができます。

フルグラでダイエットのつもりが太るのはなぜ?

ダイエットにも効果抜群のフルグラですが、一方で太ることがあると言われています。ダイエットのために食べていたのに、太ってしまっては元も子もありません。どうしてフルグラを食べると太ることがあるのか、その原因を探ってみました。

フルグラは意外と高カロリー

ヘルシーだと思っている方も多いフルグラですが、実は1食50gあたり223kcalもあり、意外と高カロリーです。さらに朝食でフルグラに牛乳を200mlかけると、牛乳のカロリーがプラスされて合計で364kcalにもなってしまいます。

ダイエット中の女性は1日の摂取推奨カロリーは約1300kcal~1500kcalと言われているので、朝食に牛乳をかけたフルグラを50g食べるだけで、1食分のカロリーを摂取する計算になります。これはあくまでも1食50gの量を守ったケースで、ついつい食べ過ぎてしまうとさらにカロリーが高くなってしまいます。

ダイエットに効果的な食物繊維や鉄分が豊富に含まれているフルグラですが、フルグラを食べれば痩せる、ということは決してありません。カロリーが思っているよりも高いため、食べ過ぎると太るので気をつけましょう。

含まれる砂糖量が多い

実はフルグラには多くの砂糖が使われています。フルグラの原材料を見てみると、オーツ麦、ライ麦粉に続いて砂糖が記載されています。一般的に原材料の表示順は、使用した重量の多いものから順に記載するという決まりがあります。

つまりフルグラにはドライフルーツやナッツ類よりも多くの砂糖が配合されているということを意味します。

砂糖を含む糖分を過剰に食べ過ぎると、血糖値が急激に上がり、それを下げようとするためインスリンが大量に分泌されてしまいます。このとき不要な糖分が中性脂肪に変わり、体の脂肪細胞に溜め込まれてしまうため、太る原因になるというわけです。

糖分が多量に含まれたものを食べ過ぎると、当然ながら太ることになります。フルグラには思った以上に砂糖がたくさん入っていることを覚えておきましょう。

ドライフルーツでは酵素の摂取が難しい

フルグラには栄養豊富なドライフルーツが入っているので、ダイエットに効果的だと思っている方も多いですが、それは正解とは言えません。

ドライフルーツの元になるフレッシュフルーツには多くの酵素が含まれているため、食物の分解を促進し、体内の脂肪燃焼をサポートしたり、脂質を吸収して排出する働きがあります。

ところがドライフルーツは製造過程で殺菌のため加熱されているものが多く、酵素の残存が期待できません。従ってドライフルーツで酵素の摂取は難しく、その点だけを見るとダイエットに効果的とは言えないのが現状です。

美味しいので食べ過ぎてしまうことも

フルグラを一度食べたことがある方はわかると思いますが、味が甘くて美味しいです。そのためついつい食べ過ぎてしまい、あっという間にカロリー過多になって太ることになってしまいます。

フルグラの1食分の摂取量は50gが推奨されていますが、50gというのは普通の人には物足りないと感じることが多いようです。そのため朝食にフルグラを食べている人は50g以上食べていることがほとんどです。

ダイエット目的でフルグラを食べていたのに、美味しくて食べ過ぎてしまい太ったという方も多くいます。他のシリアルに比べてフルグラは美味しいので、量が増えがちになります。食べ過ぎが太る原因になるので、フルグラをダイエットに取り入れるときは注意が必要です。

フルグラで太るのを回避するダイエット中におすすめな食べ方

ここまでの記事を読んでフルグラを食べ過ぎると太る原因になることがわかったと思いますが、食べ方さえ間違えなければ問題ありません。フルグラを食べて太ることがないように、守って欲しいおすすめの食べ方を紹介します。

1食50gまでの摂取に抑える

フルグラを食べて太ることがないように、1食50gを徹底的に守ってください。フルグラは大袋で売られているため、目分量だとどうしても量が増えすぎてしまいます。そのため計量器を使ってしっかりと50gを計測するのがおすすめです。

計量を面倒がってそのままお皿に移すと、どうしても量が多く出てしまいます。でも忙しい朝食時にはいちいち計量器を取り出して図るのは大変です。そこでおすすめなのが、時間がある時に50g分ずつ計量し、ビニール袋などに入れて小分けにしておくことです。

こうすると朝食時でもバタつかずに50gを守ることができるので、食べ過ぎを防げます。食べ過ぎは太る一番の原因になります。フルグラの量はしっかり守って理想の体重を目指しましょう。

牛乳の代用に豆乳やプレーンヨーグルトにする

フルグラに牛乳をかけて食べている方も多いですが、牛乳は意外とカロリーが高いです。太らない食べ方としては、牛乳よりもカロリーの低い豆乳やプレーンヨーグルトをかけて食べるのがおすすめです。

牛乳は100gあたり66.9kcalなのに対し、豆乳は45.9kcal、プレーンヨーグルトは52kcalです。カロリー糖質オフのヨーグルトだとカロリーは100gで42kcalまで下がります。このように豆乳やプレーンヨーグルトはカロリーが低いので、同じ量を食べても太る心配が少ないです。

また豆乳やヨーグルトにはたんぱく質が豊富に含まれているので、基礎代謝アップにも効果的です。ビタミン類もたくさん含まれているので美容効果も期待できるのも嬉しい点です。

ダイエット中は食事制限をするためホルモンバランスが崩れやすくなります。特に豆乳には女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれているので、フルグラにかけるなら牛乳よりも豆乳をおすすめします。

しっかり噛んで食べる

フルグラを食べて太ることがないように、しっかりよく噛むことをおすすめします。早食いは太るというのは昔から言われていることですが、早く食べる人よりもゆっくりよく噛んで食べる人の方がエネルギーを多く消費し太らないという研究結果もあります。

噛む回数が増えるほど胃や小腸に血液を送る動脈の血流が増加し、消化活動が活発になります。またゆっくりよく噛んで食べると満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎを防ぐこともできます。

幸いフルグラにはドライフルーツやナッツ類など、噛みごたえのある食べ物がたくさん入っています。フルグラを食べて太ることがないよう、よく味わってしっかり噛んで食べることをおすすめします。

間食やおやつでフルグラを食べない

フルグラは甘くて美味しいので、おやつや間食に食べる方も多いです。でもダイエット中の食べ方としてはおすすめできません。フルグラには砂糖が大量に含まれているため、お腹が減ったときに食べると血糖値が急上昇してしまいます。

そうすると糖分が体内に吸収され、脂肪として蓄積されやすくなります。空腹を紛らわせるためにフルグラを食べると太ることになってしまいます。間食やおやつには砂糖が含まれていないナッツやチーズを少量食べるのがおすすめです。

朝食ではなく夕食をフルグラに置き換える

朝食にフルグラを食べるという方も多いですが、太らない体作りで大切なのは血糖値の上昇を緩やかにすることです。そのため空腹である朝食時にフルグラを食べてしまうと、血糖値の急上昇を招いてしまいます。

そこでおすすめなのが、朝食ではなく夕食にフルグラを食べるという方法です。朝食はしっかりと栄養のあるものを食べて、夜は少なめに食べるというのが痩せるのに効果的です

ただし夜にフルグラを食べ過ぎると当然太るので気をつけましょう。エネルギーを必要としなくなる夜は、食べた糖質が全て脂肪になってしまいます。夕食にフルグラを食べる場合、量はしっかり守るようにして下さい。

糖質やカロリーを確認して商品を選ぶ

フルグラを食べて太るのを回避するために、フルグラの商品選びにも注意を払ってみましょう。フルグラにはさまざまなバリエーションがあります。例えばフルグラ糖質オフという商品は、100gあたりの糖質が18.9gです。通常のフルグラの糖質が31.6gなので、その差は歴然です。

フルグラ糖質オフは、グラノーラ生地に豆乳、トッピングにはアーモンドを使用することで甘さを抑えながら美味しさをキープしています。繰り返しになりますが、太るのは血糖値の急上昇が原因です。糖質オフのフルグラは血糖値の上昇を抑えることができ、脂肪が体に蓄積されにくくなります。

またフルグラに甘くないプレーンタイプの商品も登場しました。本来のフルグラに使用しているココナッツやトッピングのドライフルーツを入れず、発芽玄米パフやスイートコーンパウダーをブレンドしています。これにより香ばしさがアップし、甘いものが苦手な方でも美味しく楽しめる味わいになっています。

カロリーが控えめなのに、1食50gで1日のビタミンの必要量の1/3が摂取でき、食物繊維や鉄分も賄えます。プレーンな味わいでアレンジもしやすく、そのまま食べても美味しいのでカロリー制限している方にも最適です。スーパーやコンビニに売っているので、ぜひ手に取ってみて下さい。

フルグラでダイエットするなら太る食べ方にならないように

本記事ではフルグラが太ると言われる原因をリサーチし、太らないためのおすすめの食べ方を紹介してきました。美味しいからと必要以上に食べ過ぎたり、間食やおやつ替わりに食べていると太ってしまいます。今回紹介した太らない食べ方をしっかりと頭に入れて、ダイエットに生かしてください。

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