2019年09月24日公開
2024年09月28日更新
黒蜜のカロリーをきな粉や上白糖・はちみつと比較!低カロリーおやつレシピも
黒蜜のカロリーや糖質、栄養素について知ればダイエット中でも多少食べれることが分かります。黒蜜の原料は黒砂糖ですので、食べ過ぎると太る原因になってしまうので注意しましょう。今回は黒蜜のカロリーやヘルシーレシピを紹介していきます。
黒蜜のカロリー・糖質
黒蜜はあんみつやアイスクリームにかけたりと美味しい食べ方がいろいろとあります。甘いものが好きという方はたっぷりと黒蜜のかかったスイーツが大好きという方もいるでしょう。ですが、ダイエット中という方にとっては太るイメージのある黒蜜は避けられているかもしれません。
黒蜜のカロリーや糖質、栄養効果などを知っていればダイエット中でも少量なら食べても問題ありませんので、太るからと我慢せずに適度に黒蜜を取り入れてみてはいかがでしょうか?
カロリー
水飴が入っている黒蜜のカロリーは大さじ1杯あたり53kcal程度です。黒蜜大さじ3杯でご飯1杯と同じ程度のカロリーになります。黒蜜はあんみつやアイスクリームなどにかけて食べるので、そのまま食べたりかけすぎなければ食べすぎにはならないでしょう。
ですが、かけすぎるとカロリーオーバーになってしまいますので、太るのが心配という方はかける量に注意したほうがいいでしょう。
糖質
黒蜜大さじ1杯あたりの糖質量は6.1gで、100gあたりの糖質量は50.5gと多いです。ですが、はちみつやメープルシロップと比較するとやや低く、はちみつは100gあたり糖質量79.7g、メープルシロップは66.3gです。
黒蜜の原料の黒砂糖と上白糖のカロリーを比較
とろっとしていて甘い黒蜜の原料は黒砂糖です。真っ白な上白糖を砂糖としてイメージされる方も多いでしょうが、黒砂糖も砂糖の一種です。黒砂糖は100gあたり354kcalで、上白糖は100gあたり384kcalです。カロリーは黒砂糖のほうがわずかですが低いということになります。
黒蜜ときな粉・はちみつやシロップのカロリーを比較
黒蜜は和菓子に合います。黒蜜と合わせてきな粉が一緒にトッピングされているスイーツも多いです。きな粉はお餅や葛切り、クレープやワッフル、ソフトクリームのトッピングでも使われるようになってきました。
きな粉大さじ1杯あたりのカロリーは31kcalですので、黒蜜と比較するときな粉のほうがカロリーが低いです。きな粉の原料は大豆ですのでカロリーが低く栄養も豊富です。
はちみつはホットケーキやパンにかけたりと甘くて美味しい食べ方があります。はちみつ大さじ1杯あたりのカロリーは65kcalと黒蜜と比較して高いことが分かります。はちみつに合うホットケーキやパン自体もカロリーが高いので、黒蜜を選んだほうが少しだけカロリーを抑えられます。
黒蜜の原料の黒砂糖には健康に嬉しい栄養素がたっぷり
黒蜜の原料の黒砂糖は、上白糖と比較してカロリーがやや低いです。そして含まれている栄養は上白糖には含まれていない栄養素などもあります。
黒蜜の栄養
栄養素 | 分量(大さじ1杯) |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0.01g |
炭水化物 | 13.33g |
ナトリウム | 4mg |
カリウム | 107mg |
黒蜜の大さじ1杯あたりの栄養素の量を見てみると、カリウムが多いのが分かります。黒蜜にはミネラルが多く含まれています。
ミネラルが豊富
黒蜜に使われている黒砂糖は、上白糖と比較してカリウム、カルシウム、ナトリウムなどのミネラルが多く含まれています。黒砂糖のほうがミネラルがかなり多く、カロリーも低く栄養も豊富ということになります。
カルシウム
カルシウムはイライラしたときや骨や歯を強くする栄養素として有名です。その他にもカルシウムは脂肪の吸収を抑える効果が期待できますのでダイエットに役立ちます。
体内に摂取された脂肪の吸収を抑えてくれる効果が期待できますので、カルシウムをしっかりと摂取していると脂肪がつきにくいとも言われています。ダイエットを意識している方には積極的に摂取してみてほしい栄養素です。
カリウム
紹介した黒蜜に含まれている栄養の表でも分かる通り、カリウムは一番多く黒蜜に含まれています。カリウムはむくみの解消に効果が期待できる栄養素で、利尿作用があり尿と一緒に身体に溜まった水分を排出します。むくみは身体に水分が溜まってしまっている状態ですので、尿と一緒に水分が排出されることでむくみもすっきりします。
ナトリウム
ナトリウムはカリウムとともに身体の水分バランスを維持したり血圧を正常に維持、細胞外液の浸透圧を維持するなどの役割があると言われています。健康的な生活を送るために欠かしたくない栄養素です。
鉄分も多い
鉄分の効果といえば貧血を予防することが有名でしょう。その他にも鉄分は基礎代謝を高めやすくしてくれたり、血液中の酸素量を増やしてくれる役割があると言われています。血液中の酸素量が増えると身体が活発化し基礎代謝が上がりやすくなるようです。
基礎代謝が上がるとそれだけダイエットにも効果的で、脂肪が燃焼しやすくなるので太りにくい身体を作るのに役立ちます。
黒蜜を使ったヘルシーなおやつのレシピ
太るからと黒蜜を食べないようにしていても、ダイエット中に黒蜜が食べたいときもあるでしょう。太る太ると我慢してストレスになるのもダイエットには良くないので、そのような場合には黒蜜を使ったヘルシーなレシピを取り入れてみてはいかがでしょうか?
豆腐餅
- 豆腐150g
- 片栗粉大さじ3
- きな粉
- 砂糖
- 黒蜜
- ボウルに豆腐を入れて泡立て器やフォークで豆腐を潰しながら混ぜます。
- 片栗粉を加えてなめらかになるまで混ぜていきます。
- 軽くラップをして600Wで2分を目安に加熱し、一度取り出し混ぜます。
- 再度軽くラップをのせて600Wで1分を目安に加熱します。
- 手に水をつけてちぎり丸めていきます。熱いのでスプーンなどを使ってもいいです。
- お皿に盛り付けてお好みできな粉と黒蜜をかけたらレシピの完成です。
お餅を使うと太る原因になりかねませんが、豆腐を使っているので低カロリーなおやつです。ダイエット中に甘いものが食べたくなった際に作ってみてください。
黒蜜クッキー
- 薄力粉165g
- 黒蜜50g
- 牛乳大さじ1
- オリーブオイル40g
- オーブンを190℃に予熱します。
- ボウルに黒蜜、牛乳、オリーブオイルを入れてしっかりと混ぜます。
- 薄力粉を入れてさっくりと混ぜていきます。
- ある程度まとまってきたら1cm~1.5cmの厚さになるように伸ばし、三つ折りにして伸ばしていきます。3買い程折って伸ばしを繰り返したら厚さ1cm、12cm×24cm程度の長方形にします。
- 16等分に切り分けて鉄板にのせ、フォークで穴を開けます。
- オーブンの温度を180℃に落として17分程度焼いたら完成です。
生地を折って伸ばすを繰り返すことでクッキー生地に層ができるのでさっくりとした食感になります。油はオリーブオイル以外でも可能です。オリーブオイル30g、牛乳ではなくバター30gにすりとサクッとした食感になります。
こんにゃくのデザート
- 白こんにゃく1袋
- きな粉
- 黒蜜
- 白こんにゃくを好きな大きさにカットしていきます。
- お皿に盛り付けてきな粉と黒蜜を好きな分量かけたら完成です。
こんにゃくを好きな大きさにカットしてきな粉と黒蜜をかけるだけの簡単なレシピですので、食べたいときにさっと作れます。こんにゃくを使っているのでカロリーも低いです。白こんにゃくではなく普通のこんにゃくでも代用できます。こんにゃくは火を通さないほうがこんにゃくの風味を感じないためそのまま食べるのをおすすめします。
ダイエット中のおやつに最適ですが、せっかくこんにゃくを使って低カロリーに仕上げているのできな粉と黒蜜をかけすぎないように注意しましょう。
ダイエット中ははちみつやシロップより黒蜜を使おう
今回は黒蜜のカロリーや糖質、含まれている栄養素やヘルシーなレシピを紹介していきました。黒蜜にはダイエットに嬉しい栄養素も含まれていますがカロリーが低いというわけではありません。大さじ1杯が53kcalですので、スイーツに大さじ3杯もかけるとカロリーオーバーです。
黒蜜の原料の黒砂糖は上白糖と比較してカロリーが低いですが、砂糖の一種ですので過剰摂取には注意して上手に取り入れるようにしましょう。