2019年09月10日公開
2024年09月27日更新
コロッケパンのカロリーと糖質!ダイエット向きなコンビニコロッケパンは?
コロッケパンはふんわりパンとサクサクコロッケのハーモニーがたまらない人気の総菜パンです。この記事では市販のコロッケパンやコンビニのコロッケパンのカロリー、糖質量を比較しました。正確なカロリーや糖質量を知ってダイエットに活かしましょう!
コロッケパンのカロリーと糖質
ふんわりとしたパンに、サクサクのコロッケ、濃厚なソースの組み合わせが美味しいコロッケパン。日本を代表する総菜パンだけに、大好きという方も多いのではないでしょうか?
でも気になるのはカロリーや糖質です。何となくカロリーも糖質も高いイメージですが、実際のところどうなのでしょうか?今回はコロッケパンのカロリーや糖質を調査するとともに、コンビニで買える人気のコロッケサンドのカロリー比較もまとめました。
コロッケパンのカロリー
コロッケパンは作り方や材料によってカロリーが変わりますが、コッペパン、牛肉のコロッケ、千切りキャベツ、ソースがかかった一般的なコロッケサンドパンの場合1個当たり376kcalです。
他の食べ物と比較してみると白ごはん1膳で269kcal、うどん1玉は210kcal、焼きそばパンは233kcal、卵サンドは280kcalなので、コロッケパンは随分カロリーが高いことがわかります。
コロッケパンのカロリーが高い理由としては、コロッケを油で揚げていることが大きいです。脂質を多く含むため、体に脂肪が蓄積されやすくダイエット向きとは言い難いです。
ただパンだけで食べるよりもコロッケが挟んでいることで、ボリュームがあり腹持ちが良いのが嬉しいポイントです。キャベツも入っているので一度の食事でバランスよく食べられる上、野菜と一緒に食べることでパンの糖質の吸収が緩やかになるので血糖値が上がりにくいのもメリットです。
カロリーだけ見てみると決して低い値ではありませんが、食べすぎに注意して適度な量を上手に食べるなど工夫するとダイエット中でも十分食べられます。
コロッケパンの糖質量
続いてコロッケパンの糖質量を紹介します。そもそも糖質量とは食べ物に含まれる炭水化物量から食物繊維量を引いた値を示します。コロッケパンの場合炭水化物量が50.7g、食物繊維量は1.6gなので、糖質量は49.1gということになります。
糖質は人間の生活を支える上で重要なエネルギー源になりますが、過剰に摂取した場合インスリンというホルモンの働きにより脂肪になって体内に蓄積されてしまいます。そのため糖質をうまくコントロールすることがダイエット成功の近道になります。
白ごはん1膳のカロリーが55.2g、うどん1玉は52g、焼きそばパンは49.1g、卵サンドは19.7gなので、うどんや焼きそばパンとはあまり変わりませんがタマゴサンドよりは大分高いということがわかります。
今糖質をなるべく控えた糖質制限ダイエットに取り組んでいる方も多いですが、糖質を制限している場合はコロッケパンはあまり食べ過ぎない方が良いでしょう。
コロッケの種類別カロリー・糖質量
コロッケパンのコロッケは牛肉コロッケを使ったものがスタンダードですが、中には野菜コロッケなど別の種類のコロッケを挟んだパンもあります。野菜コロッケには一般的にじゃがいも、玉ねぎ、コーン、グリーンピース、ニンジンなどが入っていてビタミンなどの栄養価が高いのが嬉しいポイントです。
野菜コロッケを挟んだパンのカロリーを調べてみると379kcal、糖質量は47.3gであることがわかりました。本来のものとはカロリーも糖質も大きく差がないので、選ぶなら栄養価の面で野菜コロッケを使ったものの方がおすすめです。
コロッケパンのカロリー比較【コンビニ別】
手軽に食べ物を手に入れたい時に便利な場所といえばコンビニです。今はどのコンビニも食事のクオリティがぐんとアップし、各社趣向を凝らした美味しい食べ物が並ぶようになりました。ここではコンビニ大手3社のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコロッケサンドパンを比較して紹介します。
セブンイレブン
コンビニ最大手として、店舗数も商品展開数も圧倒的王者といえばセブンイレブンです。毎月続々新商品が登場し、発売の度に話題になるので目が離せません。そんなセブンイレブンのコロッケパンは、北海道ジャガイモを使ったタイプです。
風味がよくしっとりとした食感のパンに北海道産ジャガイモを贅沢に使用したコロッケをサンドしています。野菜や果物を隠し味に加えたスパイシーさと酸味が共存したウスターソースが相性抜群です。
セブンイレブンといえばコンビニの中でもパンの美味しさに定評があるため、コロッケパンに使用しているパンも絶品です。ふんわりしているのに噛み応えがあって満足感があります。ジャガイモの甘さが生きたコロッケを挟んでいることで一層美味しく感じます。
コンビニで買ったとは思えないほどのクオリティの高さで、リピーターが続出しているのも頷けます。そんなセブンイレブンのコロッケパンは1個で455kcal、糖質は58.3gです。
カロリー、糖質ともに決して低い値ではありませんが、食べ応えがあって低価格、飽きの来ない味が好ポイントです。ダイエット中でもたまには食べたいものを食べてストレス発散することも大切なので、ご褒美代わりに食べてみてはいかがでしょうか?
ローソン
うちカフェやマチノパンなどコンビニとは思えないこだわりを掲げているのがローソンです。マチノパンはローソンオリジナルのベーカリーブランドで、「食べたい時に食べたいパンが見つかる」をコンセプトにひとつひとつの食感や具材を極めた商品展開を行っています。
そんなローソンのコロッケパンは、スパイス感のあるすっきりとした味わいのソースにつけた北海道産男爵イモを使用した牛肉コロッケと、カレーコロッケのW仕立てです。一度で2度のコロッケが味わえるので、お得感も満載です。
コロッケの他には卵を大きめサイズにつぶした濃厚でまろやかな卵フィリングをサンドしているので、一つ食べるとお腹いっぱいになります。お腹がペコペコの男性でも十分に満足できるボリュームとなっています。ローソンのコロッケパンは340kcal、糖質量はオフィシャルサイトでは非公開となっていました。
ローソンにはもう一つコロッケパンがあります。商品名はみ出るバーガーグラタンコロッケチーズソースと言い、コロッケをサンドしていること言うことで紹介します。こちらは食べ応えを追求した揚げパンを採用、さらにパンからはみ出るほど大きなコロッケをサンドしたボリューム満点の一品です。
こってりとしたチーズソースのアクセントも絶妙で、パン、コロッケ、ソースが抜群にマッチしています。通常のコロッケパンには揚げパンは使いませんが、あえて揚げたことでザクザクとした食感も楽しめます。
カロリーは驚異の578kcalです。ダイエット中にはおすすめできませんが、たまにはがっつりしたものが食べたい時には半分にして食べるなど工夫すると良いでしょう。
ファミリーマート
あなたとコンビニのフレーズでおなじみのファミリーマート。身近なコンビニでありながら、無印良品とコラボするなどお洒落路線をひた走るコンビニです。そんなファミリーマートのコロッケパンはコッペパンコロッケ&たまごという商品名で販売されています。
牛肉を通常よりも増量し肉の旨みを引き出したコロッケにタマゴサラダを組み合わせたコッペパンで、シンプルな味わいながらどこか懐かしい印象を受けます。コロッケはピリッとスパイシーなソースがかかっているため、ボリュームがありながら最後まで食べ飽きることもありません。
パンは有名パンメーカー神戸屋がファミリーマート向けに開発したものを使用しているため美味しさに間違いはありません。パサつき感もなくほんのり甘さを感じるふわふわパンだと評判です。カロリーは454kcal、糖質は非公開です。
コンビニ3社のコロッケパンのカロリーを比較したところ、最も低いのはローソンのもの、高いのはローソンのはみ出るバーガーグラタンコロッケチーズソースという結果になりました。
コロッケパンのカロリーは高いのでダイエット中は注意
今回はコロッケパンのカロリーや糖質を紹介してきました。記事を見てわかる通りカロリーも糖質も決して低くはありません。ダイエット中に食べる場合は注意して食べる必要があります。
自宅で手作りできる人は低糖質パンを使ったり、揚げないコロッケを使う、野菜を増やすなど工夫するとぐんどカロリーダウンすることができます。どうしてもコロッケパンが食べたくなったら、手作りしてみるのもおすすめです!