春雨スープのカロリー・糖質は？ダイエット向き？太らないための注意点

ダイエットに利用されることもある春雨スープですが、実際にカロリーや糖質がどのくらいあるのか気になります。春雨は乾燥した状態で販売され、食べるときにはお湯で戻し水分で膨らんだ状態でいただきます。ここでは春雨の乾燥した状態と水分を含んだ場合のカロリーと糖質、春雨スープに利用されるスープのカロリーと糖質を紹介します。

春雨スープは低カロリーで良くダイエットに利用されますが、実際のカロリーや糖質が気になるところです。春雨スープに使われる春雨のカロリーは、乾燥された状態と茹でて水分を取り込んだ場合は大きく異なります。

春雨が乾燥しているときのカロリーは100gあたり342kcalで、茹でた場合の春雨のカロリーは100gあたり約80kcalになり、だいたい4分の1のカロリーに低下します。これは春雨が茹でられ水分を取り込むと約4倍にまで膨らむといわれているからで、春雨スープに使われる春雨の量は一食分10gから30gですので20gで僅か16kcalしかありません。

春雨の糖質量も乾燥しているときと茹でられたときでは違いがでてきます。乾燥しているときの糖質は100gあたり83gで、茹でられたときの糖質は100gあたり19.1gまで下がり一食分20gとすると僅か約4gになり、かなり糖質が低いことがわかります。

春雨が乾燥しているときの100gあたりの糖質量を他の麺類と比較すると、そば24g・そうめん24.9g・スパゲティ30.3gの他の麺類と比べても糖質が少ない食材といえます。

春雨スープのスープのカロリーは材料により異なります。ダイエットを意識した場合はカロリーが低いスープが最適で、一番のおすすめはコンソメスープで固形のものを使用すると一食分で糖質13kcal程度しかありません。

その他に春雨スープに利用される一食分のスープのカロリーは、わかめスープが36kcal・ミネストローネが47kcal・玉子スープ72kcal・コーンポタージュ・86kcalなどです。この数値はベーコンや野菜などの具材を含まないものでスープの材料と調味料のみカロリーです。

春雨スープに利用されるスープの糖質は、やはりコンソメスープが一番低く糖質は100gで1.5g・ミネストローネが100gで8g・コーンポタージュが100gで11gでスープの糖質量は少ないことがわかります。

春雨は乾燥された状態ではそれなりにカロリーがある食材ですが、食べる場合にお湯でもどすと4倍に膨らむことから実際には10gから30g程しか食べないことになります。したがって一食分の春雨スープは摂取するカロリーも低くダイエットに向いています。

またダイエット中に気になる糖質量も少なく、合わせるスープや食材を低カロリー・低糖質のものを使えばダイエットに最適な春雨スープを作ることもできます。

春雨スープは使用する春雨の量自体が少なくカロリーや糖質が低くダイエットにも向いていますが、食べ方を間違えると太る原因になる場合もあります。ここでは春雨スープを食べて太らないための注意点を解説します。

春雨スープに合わせるスープで一番カロリーを低く抑えられるのはコンソメスープですが、味がほとんどしない春雨と固形のコンソメだけで味わいが足りません。つまり満足感が得られないということです。ダイエットには我慢や忍耐力そして持続性が必要で実際は無理をしている場合が多く、食べ物にある程度満足感がないと続きません。

カロリーや糖質量も大切ですがある程度食べ応えや満足感がある春雨スープでないと効率良くダイエットを続けることができません。カロリーを気にし過ぎコンソメやワカメだけの春雨スープを食べるのではなく、野菜や低カロリーの肉やハム・ベーコンなども一緒に調理し、味わいを変えて春雨スープをいただきましょう。

春雨スープは食品メーカーでもたくさん製造していて、スーパーやコンビニなどで販売されています。食品メーカーの春雨スープは色々な具材が入っていてとても美味しくできていますが、様々な調味料もたくさん使われています。

カロリーや糖質は抑えられているものの、スープに塩分が多く含まれている商品があるので注意が必要です。食品表示を見ると塩分が1食あたり約3gも入っている商品もあり、一日に何杯も飲むと塩分の取り過ぎになり、高血圧の原因になる可能性があるので、市販されている春雨スープの塩分量には気をつけたいものです。

春雨スープの春雨はほとんどが炭水化物でその他に食物繊維と極少量のタンパク質と脂質が入っていて、栄養成分はカルシウム・ナトリウム・カリウム・鉄分などが含まれています。

ダイエットにおいてカロリーや糖質量が重要ですが身体に必要な栄養素をきちんと摂取しないと体調を崩す原因になり、栄養バランスの悪いダイエットは逆に太る原因にもなりえます。春雨スープはどちらかというと栄養成分が豊富な食べ物ではないので、野菜や調味料などをバランス良く取り込んで健康的にダイエットしましょう。

低カロリー・低糖質の春雨スープですが必要以上に食べ過ぎれば太る原因になります。春雨は乾燥した状態ではカロリーが特別低い訳ではなく、水分を含むことで一食分の量が減るのでカロリーが低くなります。したがって美味しいからといって多めに春雨を入れ毎日食べ続ければカロリーの取り過ぎにより太る原因になります。

またスープも肉系の具材をタップリ入れた春雨スープにすると、春雨のカロリーが低くても他の食材のせいで太る原因になるので具材選びや調味料選びには注意が必要です。

春雨スープはダイエットに向いている料理ですが具材や調味料に注意する必要があります。ここでは春雨スープを食べて太る原因とならないよう、おすすめのダイエットレシピを紹介します。

• 春雨15g
• 溶き卵1個
• 乾燥ワカメ2g
• 水 （わかめ用）適量
• 水400ml
• 鶏ガラスープの素小さじ2
• 醤油小さじ1
• ごま油小さじ2
• 塩こしょう適量
• 白いりごま適量

1. ボウルに水と乾燥ワカメを入れ5分程戻して水気を切る
2. 鍋にお湯を沸かし春雨を入れて中火で3分程煮る
3. 乾燥ワカメ・鶏ガラスープの素・醤油を入れて、ひと煮立ちさせる
4. 煮た春雨に溶き卵を回し入れて、卵に火が通るまで煮て、ごま油と塩こしょうで味を調える
5. 器に盛り付け白いりごまを散らせばできあがりです

卵とワカメの春雨スープはカロリーの低いワカメと卵を使ったダイエットにおすすめの一品です。作り方も簡単なので朝食や夜食などにもピッタリです。辛味がお好きな方はごま油をラー油に代えても美味しくいただけます。

生姜ミルクの春雨スープは鶏ガラスープの素と鶏肉の出汁が効いたスープに春雨を加えたアッサリ味の春雨スープです。ヘルシーな鶏肉を使うことでカロリーを抑えなおかつ食べ応えがあり、生姜と牛乳の相性が抜群でマイルドな味わいで体が温まる一品です。

具材は春雨。鶏肉・大根だけのヘルシースープでダイエットにも適していて、さらにカロリーを抑えたいなら酒は入れなくても美味しくいただけます。牛乳の苦手な方は豆乳やアーモンドミルクを使うのもおすすめです。

• 春雨30g
• 鶏もも肉100g
• 大根200g
• おろし生姜小さじ1
• ごま油小さじ1
• 牛乳250㏄
• こしょう少々
• スープの材料
• 酒大さじ1
• 塩小さじ1/4
• こしょう少々
• 鶏ガラスープの素小さじ1/3
• 水200㏄

1. 大根は薄切りにし、鶏もも肉は食べやすい大きさに切る
2. 鍋にごま油・おろし生姜を入れて熱し、鶏もも肉を入れて焼き色がつくまで中火で炒める
3. そこに大根を加えてさっと炒め、酒・塩・こしょう・を鶏ガラスープの素・水を加えて煮立たせ蓋をして中火で5分煮る
4. 春雨をハサミで切りながら加えて中火で5分煮て、牛乳を加え沸騰させないように弱火で温める
5. 器に盛り付けてこしょうをかければできあがりです

春雨スープのカロリーと糖質を紹介しました。春雨は水分を含むと低カロリー・低糖質のヘルシーな食材になりダイエットに向いている料理ですが食べ方を間違えると太る原因につながり注意が必要です。春雨はほとんどが炭水化物なので他の栄養素をバランス良く摂取することで健康的なダイエットを続けることができます。

味付けも単調にならないよう色々な野菜や具材を工夫すれば美味しくいただけます。レシピを参考にヘルシーダイエットにチャレンジしてみましょう。