2019年09月10日公開
2024年09月26日更新
果物の低カロリー・高カロリーランキング!ダイエット向きフルーツは?
ダイエット中におすすめの果物をカロリーランキングで紹介します。フルーツはダイエット中に不足がちなビタミン・ミネラル・食物繊維を含みます。カロリーが低い果物を取り入れながらダイエットすれば、肌荒れやむくみを予防し艶やかな髪もゲットできます!
果物でカロリーが高いもの・低いものは?
果物はビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に取ることができる食材で、これらの栄養は健康や美容に欠かせません。特にダイエット中はカロリーばかり気になり、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養が不足しやすくなります。
せっかく理想の体重まで痩せたとしても、綺麗になったとは言えないのではないでしょうか?ぜひ、果物を上手に取り入れて、理想の自分を手に入れましょう。
果物の低カロリーランキング
ダイエット中でも、甘いものが食べたくなりませんか?そこで、おやつに果物を食べましょう。低カロリーな果物はダイエットに適しています。身近な果物の中で低カロリーな果物トップ5を紹介します。
第5位:メロン
メロンの100g中のカロリーは42kcalです。甘いことにより糖質が高いイメージのメロンですが、以外にも低カロリーな果物となっています。
メロンにも豊富なカリウムが含まれているのですが、この含量が340mgと果物の中でもトップクラスの量となっており、血圧を下げる作用がダントツに高いのが特徴です。また、皮膚を健康に保つ栄養素ビタミンAが含まれており、美容効果も高いです。
第4位グレープフルーツ
グレープフルーツの100g中のカロリーは38kcalで低く、グレープフルーツ特有の成分が含まれています。グレープフルーツに含まれるクエン酸には、ストレス解消効果が期待できます。また、ペクチンが豊富で整腸作用があり、便秘、軟便どちらにも良い効果をもたらします。
一日にグレープフルーツ1/2個を食後のフルーツとして食べると、糖質の吸収を穏やかにしてくれるため、痩せていくと言った研究結果も出ています。グレープフルーツは毎日の摂取がおすすめな果物です。
第3位:すいか
すいかは90%が水分のためカロリーは100g中37kcalほどです。カリウムやマグネシウムが豊富に含まれているので、塩分をプラスすればスポーツドリンクと同じような効果を持つと言われている夏にぴったりな果物です。
すいかの注目成分はアミノ酸の一種であるシトルリンです。シトルリンは一酸化窒素を増やして血管を広げます。それにより、血流が改善されむくみを防いでくれるのです。血流が改善されると言うことは、血圧を改善してくれる作用があるということですので、高血圧、低血圧共に効果があります。
第2位:いちご
いちご100gのカロリーは33kcalで、中粒1粒あたりは6kcalとなります。いちごの大きな特徴はビタミンCが豊富で62mg含んでいます。ビタミンCの含量はレモン、キウイフルーツの次に多い果物です。ビタミンCはコラーゲンの形成に必要な栄養素です。ダイエット中の肌荒れ防止に役立ちます。
いちご特有の成分に、いちごタンニンがあります。このいちごタンニンには、食欲抑制効果と体重増加抑制効果と言ったダイエットに嬉しい効果があります。よって、いちごは食前に食べると食事のカロリーも抑えることができる効果的な果物なのです。
第1位:梅
梅のカロリーは100gでたったの28kcalです。梅はミネラル成分が豊富で、鉄分はリンゴの約6倍の量が入っています。女性は鉄分不足で悩む人が多いので、梅を毎日1粒食べる習慣を付けると良いでしょう。
また、血管を広げて血圧を健康的に保つ働きを持つ、カリウムが240mg含まれています。カリウムは、カルシウムの吸収を良くしてくれる働きがあります。梅に含まれるクエン酸などの有機酸は、糖質の代謝を促進する働きを持っており、糖質が脂肪に変わる前にエネルギーに交換してくれるのです。
果物の高カロリーランキング
低カロリーな果物が分かったところで、逆に高カロリーな果物は何なのか気になるところです。普段食べている果物の中でも高カロリーな果物をランキングで紹介します。
第5位:みかん
みかん100gに含まれるカロリーは45kcalとなります。高カロリーの第5位とはなりますが、カロリーが高すぎると言う訳ではありません。
みかんは、房の皮部分に栄養が詰まっています。特に紹介したい栄養素はスぺリジンです。スぺリジンは血流を改善して高血圧予防をしてくれる他に、冷え性予防やアレルギー予防の効果があります。また、骨密度が低くなることも防ぐので骨粗しょう症予防効果もなります。
第4位:キウイフルーツ
キウイフルーツのカロリーは100gで55kcalです。キウイフルーツにも、むくみ予防や血圧を調節して血流を良くするカリウムが豊富に含まれています。キウイフルーツの食物繊維量はなんとバナナ3本分でネギと同じくらいの量です。また、抗酸化作用が高いビタミンEはりんごよりも多く含まれています。
キウイフルーツのみに含まれている酵素にアクチニジンがあります。このアクチニジンは、タンパク質を分解して吸収させる働きがあります。食事で摂取したタンパク質を効率的に吸収できるので、筋肉はもちろんのこと、肌や内臓の健康にも役に立つ果物なのです。
第3位:りんご
リンゴのカロリーは100g中に61kcalとなっています。昔から「医者いらず」と言われてきたりんごは、ビタミン、ポリフェノール、食物繊維が豊富で風邪予防に効果的な果物です。
りんごには心臓の病気予防に役立つリノール酸や悪玉コレステロール値を抑制するオレイン酸など、上質な不飽和脂肪酸が含まれています。また、りんご独自のポリフェノールには、紫外線で受ける皮膚ダメージを防止してくれる力があります。シミ予防に効果的です。
りんごの水溶性食物繊維はペクチンです。腸内善玉菌の餌となり、腸内環境を整えてくれるので美肌効果が期待できます。りんごの栄養は特に皮に含まれているので、必ず皮ごと食べるようにしましょう。
第2位:バナナ
バナナの100g中のカロリーは86kcalとなります。バナナのカリウムは360mgとなっており、こちらも果物の中で多い含量を誇ります。むくみを取り老化も防止してくれる果物です。
バナナはアスリートに人気の果物で、その理由はバナナに含まれる糖質にあります。バナナの糖質は、果糖、ショ糖、ブドウ糖そしてでんぷんです。これらの糖質は体に吸収される時間が異なるため、エネルギー補給が緩やかに長く続くのです。つまり、糖質は多いですが一気に血糖値が上がらない利点があります。
第1位:アボカド
出典: https://tenki.jp
アボカドは100g中のカロリーは187Kcalです。小さめのアボカドは1個170gほどありますので、1個食べたら220kcalとご飯茶碗1杯分に値するカロリーです。高カロリーな理由は、アボカドに含まれる栄養素の量にあります。アボカドはなんと、ビタミンA、ビタミンC、炭水化物以外の栄養素含量が果物の中で1位です。
高カロリーで敬遠しがちなアボカドですが、含まれる脂質は実はノンコレステロールなのです。皮下脂肪にならない上に悪玉コレステロールを減らし、コレステロールそのものを吸収しないよう働いてくれます。
果物でダイエット中におすすめなのは?
ダイエット中におすすめな果物はやはり低カロリーな果物なのでしょうか?実は、一概にそうとは言い切れません。カロリーだけではなく、果物のトータル評価でダイエット中におすすめな果物を紹介いたします。
バナナ
果物の中では高カロリーであるバナナですが、ダイエット中におすすめの果物です。バナナに含まれるフラクトオリゴ糖は血糖値の上昇を緩やかにしてくれる上に、吸収されにくいので腸まで届いて腸内環境を良くしてくれます。
バナナは朝食や間食時にを食べることで長時間エネルギーとして働いてくれますから、食べ過ぎを防止してくれるのです。一日1本を目安に食べましょう。
グレープフルーツ
グレープフルーツは体内脂肪を燃焼効果があるファイトケミカルの一種、リモネンとヌートカトンが含まれています。ダイエットとは既に蓄積された脂肪を落とすことです。グレープフルーツを食べることで脂肪燃焼のスイッチが入れば、ダイエットの効率がアップします。
グレープフルーツの苦みには食欲抑制効果がありますので、食前に食べるのがおすすめです。果物自体を食べるのが困難な場合には、ジュースでの代用も可能です。
キウイフルーツ
キウイフルーツには豊富な栄養素がバランス良く含まれています。特に食物繊維を多く摂取できることがキウイフルーツの魅力でしょう。
キウイフルーツはタンパク質を分解する酵素が含まれていますので、お肉や魚を食べる時に一緒に食べればより一層効果を発揮してくれます。ダイエットに必要なのは筋肉を付けることです。キウイフルーツを積極的に食べましょう。
りんご
ダイエット中に食べるべき果物の最後はりんごです。りんごに含まれるりんごポリフェノールは脂肪を分解してくれる働きがあります。外食が多いと糖質と脂質ばかりの食事になりやすいものです。りんごはそんな食事を上手くカバーしてくれます。
りんごを食べて、腸内環境を改善、むくみ予防、美肌を維持しながら楽しくダイエットしましょう。
果物を上手に食べてフルーツダイエットしよう
果物には綺麗になるための栄養素が豊富に含まれています。果物それぞれ嬉しい効果がありますので、状況に合わせて上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?普段の食事に果物を合わせて、フルーツダイエットをしましょう!
※ランキングは編集部が独自に調査したものです。