2019年09月06日公開
2024年09月26日更新
プレッツェルのカロリーと糖質!ダイエット中に食べても大丈夫?
プレッツェルはドイツ生まれで古くから親しまれてきたおしゃれで人気があるお菓子です。甘さは控えめですが、ダイエット中に食べる際にはカロリーや糖質が気になるところです。今回はプレッツェルのカロリーと糖質について調査しました。
プレッツェルとは?
コストコでも人気食品であるプレッツェルは、独特な結び目の形に作られている焼き菓子の一つです。見た目からおしゃれで人気がありますが、その歴史やカロリーなど知っていますか?
ドイツ発祥の焼き菓子
プレッツェルはBrezel(ブレーツェル)、あるいはBreze(ブレーツェ)と呼ばれている南ドイツの焼き菓子が広まったものとされています。ドイツ語圏ではアルカリ溶液を意味するLaugeを付け加えて、Laugenbrezel(ラウゲン・ブレーツェル)とも呼ばれます。
歴史と名前の由来
プレッツェルは発祥の地はドイツとされていますが、その歴史ははっきりしていません。先ほど南ドイツで広まったと述べましたが、ドイツとの国境に近いフランス・アルザスの料理であるとする説もあります。
しかしプレッツェルはドイツで特に親しまれており、かつては3つの輪をつなげてプレッツェルに見立てた看板がパン屋のシンボルとしてよく使われていました。名前の由来はラテン語から来ています。ラテン語の腕を表すbracchiumから由来しており、独特な形が腕を組んでいるかのようと思われていたのです。
大きい種類と小さい種類
プレッツェルにはパンのように柔らかく焼き上げた大きい種類と、菓子のように固く焼いた小さい種類があります。大きい種類は長期の保存には向いておらず、焼きたてを食べるのが主流です。ドイツでは昔から親しまれており、パブやオクトーバーフェスなどビールを飲む場所を回って販売する伝統があります。
小さい種類は保存性があり、アメリカや日本でも広く普及しています。小さい種類はスティック型のものもあり、ビールのおつまみやスポーツ観戦時のスナックとして親しまれています。
プレッツェルのカロリーと糖質は?ダイエット向き?
小麦粉とイーストで出来ているため、カロリーと糖質が高そうですが、実際のところどうなのでしょう?カロリーと糖質を調べてみました。
プレッツェルのカロリー
厚生労働省の食品成分表をもとにすると、小さい種類は100gあたりのカロリーが480kcalです。やはり脂質や炭水化物を多く含んでいるため、カロリーが高くなります。大きい種類はどうでしょう?食品成分表には小さい種類しか載っていないので、材料から推測します。
プレッツェルを作るのに必要なのは強力粉(50g)、砂糖(4g)、塩(0.5g)、牛乳(14.5g)、無塩バター(2.5g)、ドライイースト(0.2g)、重曹(5g)、水(150g)などの材料です。これらのカロリーを合わせると大きい種類のカロリーは1個あたり227kcalとなります。
プレッツェルの糖質量
では、糖質はどのくらいでしょう?小さい種類は100gあたり65.5gです。大きい種類はカロリーと同じように計算すると1個あたり40g程度になります。どちらも高カロリー・高糖質ですので、ダイエット中はあまり食べない方が良いでしょう。
市販のプレッツェルのカロリー・糖質
市販のプレッツェルのカロリー・糖質も調べてみました。有名なのはアメリカ生まれのお菓子スナイダーズです。スナイダーズにはフレーバーがいくつかありますが、基本的には100gあたり500kcalのカロリーを持っています。糖質は計算するのに必要な食物繊維が不明なため、わかりません。
日本で他に有名なのはプリッツです。プリッツは1袋(36.5g)あたり183kcalです。スナイダーズと同じく、食物繊維は公開していないため糖質は不明です。
プレッツェルは高カロリーなのでダイエット中は控え目に
プレッツェルは炭水化物と脂質量が多く、高カロリーで高糖質なお菓子です。おしゃれで美味しいお菓子ですが、ダイエット中は控えめにしましょう。