2019年08月30日公開
2024年09月26日更新
スムージーは低カロリーで痩せる?バナナスムージーのカロリー・糖質って?
スムージーは低カロリー低糖質なイメージで、ダイエットに効果的と言われていますが本当でしょうか?今回はグリーンスムージーやコンビニのスムージーなどの種類別にカロリーを比較しました。おすすめのレシピも紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
目次
スムージーは低カロリーでも飲みすぎはNG
材料をミキサーで混ぜるだけで簡単に作れるスムージー。野菜やフルーツをたっぷり使用するので栄養価も高く低カロリー低糖質なのでダイエットに最適と思われていますが、使う材料によってはカロリーオーバーになってしまうこともありどんなものでも良いというわけではありません。
そこで今回はたくさんあるスムージーの種類の中でもグリーン、バナナ、コンビニ、低カロリーの4つのテーマに分け気になるカロリーを調査しました。詳しいレシピも紹介していますので、ダイエットに取り組もうと考えている方はぜひ参考にしてください。
飲みすぎはカロリーオーバーに
スムージーは一度冷凍させた野菜やフルーツをミキサーでなめらかにしたドリンクです。ダイエットに効果的ということでブームになりましたが、飲む量が多すぎるとカロリー過多でダイエットどころか逆効果になってしまいます。ダイエットを目的にする方は飲みすぎには注意が必要です。
材料によってカロリーに差がある
スムージーと一口に言っても使う材料によってさまざまな種類があります。小松菜やほうれん草などの緑黄色野菜を使ったものや、バナナダイエットでお馴染みのバナナをメインにしたものなどがあり、それぞれ組み合わせる野菜やフルーツ次第でバリエーションは無限大に広がります。
当然使う材料でカロリーや糖質が異なるので、どんな材料がダイエット向きなのかを知っておくことが大切です。これから材料別のカロリーを紹介していきますので、見比べてどのくらいのカロリーなのかチェックしてください。
グリーンスムージーのカロリー
スムージーといえばこの緑の野菜を使ったものが有名ですが、合わせるフルーツによってカロリーが全く違ってきます。メジャーなものから知られざる美味しい組み合わせまでグリーンスムージーのバリエーションとそれぞれのカロリーを紹介します。
バナナとりんごのグリーンスムージー
- バナナ 1本
- りんご 1/2個
- 青梗菜 1株
- 水 200cc
グリーンスムージーを代表するのが青菜とバナナ、リンゴを使った組み合わせです。りんごの甘味とバナナのまろやかさで野菜の青臭さが消え野菜嫌いの方も飲みやすいレシピです。1人分で89kcalと100kcalを切っているのでとてもヘルシーです。
初めて作る方にもおすすめなので、まずは一度作ってみてください。緑黄色野菜とフルーツを使っているのでビタミンなどの栄養バランスも良好です。
ほうれん草とアボカドの美容スムージー
- アボカド 1/2個
- キウイ 1個
- バナナ 1本
- ほうれん草 2~3株
- 水 200cc
女性に人気のアボカドを使ったグリーンスムージーのレシピです。ビタミンCが豊富なキウイと組み合わせているので、美容効果も抜群です。1人分で130kcalなので少々高いのが難点ですが、ほうれん草もクセがなく飲みやすいので運動を頑張った日に飲んで欲しいおすすめです。
スイーツグリーンスムージー
- ほうれん草 2~3株
- 桃 1個
- みかん 1個
- キウイ 1個
- 水 200cc
こちらのグリーンスムージーは桃やみかんといった甘みのあるフルーツを使っているので、スイーツ感覚でいただけると評判です。1人分で87kcalなので満足度の割にヘルシーで、甘いものが欲しい時に代わりに飲むのがおすすめです。桃は完熟したものを使うと甘くてとろみがでるので、より美味しくなります。
すももスムージー
すももスムージー
— はるか (@Haruka_25252) June 21, 2015
微妙かもw pic.twitter.com/KNWdC3yMfh
- パセリ 1パック
- すもも 2個
- レモン 1個
- パイナップル 1/6個
- 水 100cc
すももとパセリを使った珍しいレシピを紹介しました。酸味のあるすももやレモンを使っているので、すっきりとした味が楽しめます。パセリのさわやかな苦味がアクセントになり、ちょっと大人の味わいです。夏場に冷やして飲めば暑さも吹き飛びそうです。
すももには便秘予防に有効な食物繊維や疲労回復効果のあるカリウムもたっぷり含まれています。その他鉄分やミネラルが豊富で女性に嬉しい効果がたくさんあります。1人分が74kcalととてもヘルシーなので、ダイエット中の方にもぴったりです。
バナナスムージーのカロリーはダイエット中でも大丈夫?
バナナダイエットでお馴染みのバナナを使ったスムージーはダイエットの味方だと思われがちですが、実は逆に太ってしまったという声を聞くことがあります。ここでは気になるカロリーや糖質がどのくらいなのかを調査し、太らない飲み方も合わせて紹介します。
バナナスムージーのカロリー
バナナスムージーのカロリーは1杯当たり約150kcalと比較的低いです。それにも関わらず太ることがあると言われるのは、口当たりがよくつい飲みすぎてしまうことが原因だと考えられます。また腹持ちが悪いので、一時的にお腹がいっぱいになってもすぐにお腹がすいてしまいます。
そのためダイエット中に飲む場合は、豆乳よりも腹持ちが良い牛乳で作ることをおすすめします。さらにくるみやアーモンドなど腹持ちの良い食材をプラスするとすぐにお腹が減っておやつを食べてしまうということも防げるので、試してみてください。
バナナスムージーは糖質多め?
バナナスムージー pic.twitter.com/wiVs05NXrJ
— 痩せたい大学生 (@qxzEaEI3W15nhxd) December 11, 2019
ではバナナスムージーの糖質量はどうでしょうか?作り方にもよりますが、バナナ一本と牛乳150m、砂糖大さじ1杯を入れた場合の糖質量は1杯あたり35.3gで高めになっています。ごはん100gの糖質が36.8g、食パン6枚切り1枚が26.6gなので糖質量だけで比較するとそんなに変わりがありません。
糖質制限ダイエットを行っている方は、バナナスムージーには注意が必要です。バナナ1本にもすでに糖質が含まれているので、缶詰フルーツなどを合わせるのはもってのほかです。フレッシュなフルーツ類も意外に糖質が高いものがあるので、チェックしてから使うようにするとよいでしょう。
バナナスムージーのおすすめアレンジ
- バナナ 1本
- くるみ 20g
- 牛乳 300cc
- シナモン 少量
バナナスムージーをダイエット中に飲む場合のおすすめは、体内の中性脂肪を蓄積した脂肪を燃焼させる効果のあるシナモンをプラスするレシピです。シナモンはほかにも血流をよくしたり、毛細血管を強くする働きがあることから体を温めたり、発汗促進、解熱や鎮痛作用、胃腸の調子を整える効果、デトックス効果などもあり、ダイエットに有効です。
また上記のレシピでは腹持ちのよいくるみを加えることで、余計な間食を防ぐことができます。全体的に低カロリー、低糖質でほんのりスパイシーで歯ごたえの良いくるみが入った絶品スムージーができますので、ぜひ試してください。
コンビニのスムージーのカロリー
朝時間のない方や冷蔵庫に材料がない時などは、手軽に買えるコンビニのものを利用するのが便利です。ここではセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3大コンビニで手に入るスムージーを取り上げ、それぞれのカロリーを紹介します。コンビニに寄って特徴も違いますので、よく比較してください。
セブンイレブン 「グリーンスムージー」
時計を止めずに6時間でどれだけ行けるかな〜٩( ᐛ )وセブンイレブンのグリーンスムージー、年末年始、役に立ちそうな予感♪ pic.twitter.com/01cBZOaN8r
— 勝手にウルトラマラソン (@katteni14) November 23, 2016
コンビニ王者と言われるセブンイレブンのグルーンスムージーは、にんじん、ほうれん草、小松菜、ケール、りんご、バナナ、レモン、キウイフルーツをバランスよく配合した飲みやすさが特徴です。1本190gで85kcalです。
慣れていない方もごくごく飲めるので、ダイエット中に小腹が減ったらコンビニに足を運んでおやつがわりに飲むと良いでしょう。
ファミリーマート「グリーンスムージー」
あなたとコンビニ、でお馴染みのファミリーマートのグリーンスムージーは10種類の国産野菜を使用していることがウリです。1本で1食分の野菜が摂取できるので、栄養不足が気になる方にぴったりです。
中にはケール、さつまいも、にんじん、セロリ、小松菜、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれん草、みつば、キウイフルーツ、りんご、レモンが含まれています。家でこれだけの材料を揃えようと思うと難しいですが、コンビニで手軽に買えるのは嬉しい限りです。1本58kcalととても低く、ダイエット中にも最適です。
ローソン「グリーンスムージー」
話題のスイーツを続々発表しているうちカフェでおなじみのコンビニ、ローソンのグリーンスムージーは1本で1日分の野菜118gが摂取できるのが特徴です。内容はケール、さつまいも、にんじん、小松菜、セロリ、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれん草、三つ葉、キウイフルーツ、りんご、レモンが含まれています。
1本あたり80kcalでほかのコンビニに比べるとそこまえ低くはありませんがりんごが多めに入っているので飲みやすく、さわやかな味わいでリピートする人が多い商品です。
スムージーのおすすめ低カロリーレシピ
最後に紹介するのはダイエットをしている方にチェックして欲しい低カロリーなレシピです。材料の組み合わせ次第でぐんと低くなるので、ぜひレパートリーに加えてください。
低カロリーなゴーヤスムージー
- ゴーヤ 1/3本
- バナナ 1/2本
- オレンジ 1/2個
- レモン 1/4個
- 氷 4~5個
バナナ、オレンジ、レモンを入れることで苦味のあるゴーヤの味がマイルドになって飲みやすいレシピです。カロリーは1人分で78kcalととても低いのが嬉しいです。
しかもゴーヤは食物繊維が豊富で、腸内環境を整えコレステロール値を下げる効果があるのでお通じに悩んでいる方にもおすすめです。ゴーヤを入れたレシピですっきり美人を目指しましょう!
キャロットマンゴースムージー
- マンゴー 60g
- にんじん 20g
- オレンジジュース 300ml
- ミントの葉 2枚
バナナよりもカロリーが低いマンゴーを使ったレシピです。にんじんとマンゴーのオレンジで見た目にも可愛く、飲む前からテンションが上がります。1人分が86kcalととても低カロリーなので、ダイエット中の方も安心していただけます。βカロテンが豊富に含まれ食べる美容液と言われるにんじんをたっぷり使っているので、美肌にも効果的です。
ベリーのヨーグルトスムージー
- 冷凍ベリー 100g
- はちみつ 大さじ2
- 牛乳 150ml
- プレーンヨーグルト 150ml
- ミントの葉 適量
ビタミン豊富な冷凍ベリーを使ったスムージーのカロリーは1人分で89kcalととても低いです。ベリーはフルーツの中では低糖質、低カロリーで、抗酸化力の強いポリフェノールも豊富に含まれているので、ダイエットや便秘対策に有効です。
特にラズベリーの香り成分ラズベリーケトンは脂肪と脂肪分解酵素を結びつけるため脂肪燃焼に効果的と言われています。ベリーはブルーベリーやラズベリー、ブラックベリーなどどんなものでもOKです。冷凍コーナーに行くとベリーミックスも販売されているので手軽に作りたい方は利用すると良いでしょう。
梨のスムージー
- 梨 1個
- レモン汁 小さじ1
- 水 50ml
- 牛乳 50ml
- ハチミツ 小さじ1
- プレーンヨーグルト 50ml
- ミントの葉 適量
梨の上品な甘さがたまらなく美味しいと評判のレシピです。爽やかで後味もさっぱりとしているので、暑い夏の日にもごくごく飲めます。梨にはアスパラギン酸という栄養素が含まれていて、体の栄養を健やかに保ったり、体内の体液バランスを整えて体調不良を予防したり、疲労物質分解を促すなどの役割があります。
また体内の水分量を整える作用があり、ダイエット中のカリウム不足を補うことができるので積極的に摂取してください。カロリーは1人分で93kcalです。ミントは飾りなのでなくても構いません。
甘酒のスムージー
- 甘酒 50ml
- プレーンヨーグルト150ml
- バナナ 1本
- 氷 適量
- ミントの葉 適量
飲む点滴と言われるほど栄養価の高い甘酒を使ったスムージーのレシピです。甘酒にはビタミンB群やオリゴ糖、アミノ酸などが豊富に含まれていて、タンパク質や脂質、糖質を分解したり、水分代謝の促進や腸の働きを活発化させるなど素晴らしい働きがあります。
そんな甘酒を使っているので栄養満点で美容効果とダイエット効果が期待できるので、特に女性におすすめです。1人分が109kcalとヘルシーなので、置き換えダイエットに用いても良いかもしれません。腹持ちもするので朝の1杯にもおすすめです。
スムージーのカロリーを参考にしてみよう!
今回はスムージーのカロリーがどのくらいなのか調査した結果をまとめました。使う材料によってカロリーが全然違うので、驚かれた方もいるではないでしょうか?ダイエット中の方は使う材料にも気をつけて、効率よく取り入れてください。
作る時間がないときや材料が足りない時はコンビニも上手に利用しながら、楽しく美味しくダイエットを成功させましょう!