スリランカのおすすめ紅茶ブランド一覧!お土産にはこの紅茶!

スリランカの紅茶は世界三大紅茶にも入っているウバを始め、様々な種類のブランドが展開されています。スリランカの紅茶は主に標高で産地が分けられ、どれも美味しいとおすすめです。ブランド各種の特徴、またお土産に最適な紅茶会社まで見ていきましょう。

スリランカのおすすめ紅茶ブランド一覧!お土産にはこの紅茶!のイメージ

目次

  1. 1スリランカの紅茶とは?
  2. 2スリランカ紅茶の産地
  3. 3スリランカのおすすめ紅茶ブランド
  4. 4お土産に最適なスリランカ紅茶のブランド会社
  5. 5お土産に美味しいスリランカの紅茶を選ぼう!

スリランカの紅茶とは?

スリランカの紅茶として有名なセイロンティーは、現在世界中の紅茶の中でも知名度の上昇に伴い多くの人が口にしています。スリランカの紅茶は種類も豊富になり、お土産におすすめのブランドも多数展開されています。

そんなスリランカの紅茶の中には世界三大銘茶として名の挙がるものもあり、現在紅茶界を占拠しているのです。今回はそんなスリランカの紅茶の魅力を最大限にお伝えしていきます。すぐにでもセイロンティーを飲みたくなること間違い無しです。

世界中で人気のセイロンティー

紅茶とお花

世界には有名な紅茶の種類がいくつかあります。中でも世界三大紅茶として知られているのが、インドのアッサム、中国のキーマン、そしてスリランカのウバです。このように世界三大紅茶の中にもスリランカの紅茶が入り、今では生産国としては世界2位、そして輸出では世界ランク1位を誇っている紅茶としても知られています。

元々は紅茶の生産を行なっていなかったスリランカ。元々はコーヒーの栽培を主に行なっていましたが、なぜ現在ではここまでの紅茶の栽培がされるようになったのでしょうか?世界から求められるスリランカの紅茶には魅力がいくつもあったのです。

特徴

スリランカの茶畑

セイロンティーの特徴は、産地の標高で味が変わるとされています。また気候によっても味の変化を伴うので、より味の奥深さを感じたい方にはおすすめできるでしょう。ブランド数も多いので、自身のお気に入りが見つかる確率も高いのです。また高品質の紅茶を作るには、昼夜の寒暖差が激しい場所に加え霧の発生が多い環境が必要です。

それを踏まえると標高の高い場所での栽培を行なっているスリランカでは、上質なセイロンティーが作られているのです。その他にも上質な紅茶を世界各国に届けるために、紅茶の品質などを管理する機関をスリランカに設けています。

100%スリランカの紅茶であること、100%国内でパッキングを行なっていることという基準を設けています。この基準を満たしている紅茶にはスリランカの紅茶の称号でもあるライオンロゴがパッケージ等に印刷されています。

歴史

スリランカの茶畑の斜面

スリランカの歴史を紐解くと元々コーヒーの栽培が豊作でしたが、1860年代頃にサビ病にコーヒー農園が被害を受けます。サビ病は葉を変色させて、幹まで枯らしてしまう病気になり再生はほぼ不可能な状態まで陥らせます。

そこでスコットランドの少年が目を付けたのが紅茶になり、スリランカでは栽培は難しいとされていた紅茶の栽培に成功しました。この青年は後に紅茶の父と呼ばれるようになり、交配を幾度となく繰り返し現在のスリランカの紅茶文化を巻き起こしたとされています。

スリランカ紅茶の産地

スリランカの面積はそこまで大きくなく、日本で例えると北海道よりも少々小さいといわれています。スリランカにあるセイロン島の全域で栽培されている茶葉は、標高の差により3つに分けられます。

標高が上がるにつれて高級度が増すとされています。細かく種類を見ていくと複雑な特徴を各種持っているため、ここでは標高で分けられる3つの茶葉の特徴を見ていきましょう。

ハイグロウンティー産地

一番の高級茶葉が摂れるとされる、セイロン島の一番高いとされるハイグロウンティー産地は標高4,000フィートとなり約1,300mほどの高さの場所を指します。高地にある茶園になり、環境が茶葉に一番適している場所になるため最高品質の茶葉が栽培されています。

比較的涼しい環境でありながら、日差しを目いっぱい浴びることにより昼夜の温度差も感じられます。標高が高いこともあり、霧の発生も多いことが紅茶の茶葉に適しているのです。味わいはデリケートな印象を受け、渋みもさっぱりと感じられます。水色は明るくなり、香りも豊かです。

ミディアムグロウンティー産地

ミディアムグロウンティー産地は山脈の丁度真ん中になり、標高は4,000~2,000フィートになり約1,300~670mのところを指します。ここでは丘陵地といわれる広く切り開いている場所でプランテーション農法という栽培方法で育てられています。

ここの産地で育っている茶葉は渋みが少ないことから、クセが少ないので日本人に一番馴染む紅茶を飲むことができます。誰にでも受け入れられる茶葉を豊富に展開しています。味わいはコクをしっかり感じられ、香りも芳醇になり鼻を抜けていきます。クセが少ないことから、ブレンドの茶葉としても使用されることが多いといいます。

ロウグロウンティー産地

セイロン島の中では一番標高が低いとされるロウグロウンティー産地は、標高2,000フィート以下とし約670m以下の場所を指します。セイロン島の中でも南の方に位置しており、元々はジャングルだった場所を開拓したとされています。

家族で栽培し経営をしていることが多いとされ、ロウグロウンティー産地の茶葉の特徴は紅茶の色が濃く、味にはクセが無いので飲みやすさを感じられるといいます。アラブ諸国で人気の高い茶葉になり、日本でも飲むことは可能でしょう。

スリランカのおすすめ紅茶ブランド

世界中で飲まれているスリランカの紅茶ですが、それらの紅茶の中にもブランドが存在しています。先ほど紹介したように、スリランカの茶葉は栽培のされている標高が高くなるにつれて高級度が増します。

それぞれの産地で栽培されている茶葉ブランドをここでは5つ紹介していきます。中にはハイグロウンティー産地の高級茶葉もありますので要チェックです。

ウバ

スリランカの紅茶といえばウバという方も多いほど知られています。ウバは世界三大紅茶にも入るほどの高品質で最高級茶葉としても有名です。最高級と言われるだけあり、もちろんウバの採れる場所はハイグロウンティー産地になります。インドのダージリン、そして中国のキームンと肩を並べるに相応しい紅茶として世界で愛されています。

ウバの特徴として挙げられるのが香りにあります。ウバの香りはとても強みがあり、ミントのような香りが飲んだ瞬間に鼻を抜けていきます。風味が1年で最大になるとされる7月~8月は、まさにウバの収穫時期の旬となり香りが一番強い時期に摘まれた茶葉は香りが芳醇とされています。

味わいは爽快感のある渋みを感じるとされ、渋みが苦手な方も多い中でウバの渋みはプロの舌を唸らせる程だといいます。この香りと味が最大の特徴であり、最大の魅力であるウバが育つハイグロウンティー産地では強いモンスーンが吹き荒れます。このモンスーンがウバの茶葉を引き締めているとし、最高の紅茶を生んでいるのです。

ヌワラエリヤ

ナチュラルなコースターに乗った紅茶の入ったグラス

ヌワラエリヤはスリランカの紅茶茶葉の中でも、標高が一番高い場所で収穫がされます。ウバが一番有名となっていますが、ヌワラエリヤも高級ブランド茶葉として世界中に広がっています。ヌワラエリヤはとてもデリケートな茶葉になり、淹れ方も少々難しいとされています。

ですが、日本茶と少々似ているところがあることから、日本人から好まれる紅茶を淹れることができるといいます。標高1,800mで育てられるヌワラエリヤの栽培は緑一色の広大な茶葉が広がり、霧が包み込んでいる印象を受けます。

その香りはまるでシャンパンのような高貴なのが特徴で、その香りの理由に栽培環境が影響しているのでしょう。春摘みのされるヌワラエリヤの旬の時期は1月から3月にかけてとされています。紅茶好きも一目を置く紅茶を作り出しているのです。

キャンディー

紅茶をカップに入れている様子

スリランカの茶葉の中では、一番日本人の口に合うとされているのがキャンディーです。キャンディーはミディアムグロウンティー産地で栽培が行なわれています。高級な茶葉ではないものの、クセが少なく飲みやすいことから人気の高さを伺うことのできる茶葉です。

日本人が慣れ親しんでいる味わいで、高級茶葉にあるような渋みも感じません。紅茶の中に感じる渋みが苦手な方にはおすすめのできる茶葉といえるでしょう。飲み続けても飽きが来ないので、毎日紅茶を飲む方にも愛されています。日本人が慣れ親しんでいる味の理由には、このキャンディーがブレンドのベースとして使用されていることにあります。

日本で販売のされている紅茶はブレンドをして飲みやすくしている傾向にあり、そのベースになっているのがこのキャンディーなのです。故に日本人が飲みなれているベースの味わいを感じられることから、万人受けする紅茶として親しまれているのです。

ルフナ

標高の一番低いとされるロウグロウンティー産地で栽培されているのが、ルフナです。スリランカの紅茶の中でも、一番個性的な茶葉になります。ミルクに合うコクを感じることができ、日本ではあまり知られていない種類の一つです。中東やロシアで人気の紅茶になり、年中収穫することができるのも大きな特徴でしょう。

ジャングルのような産地で育つルフナは、そんな環境に似ているかのように味わいも野性感を感じられます。コクがありますが渋みは少なく、ミルクと砂糖を入れることで口当たりもまろやかになるのです。ルフナはミルクティーのようにして飲むのがおすすめされており、まろやかな味わいをより感じられることでしょう。

ディンブラ

スリランカの紅茶の中でも、ウバとヌワラエリヤに並ぶハイグロウンティー産地で栽培されているのがディンブラです。ディンブラも高級ブランド紅茶として世に排出されており、山脈の中でも西の方で採ることができます。ディンブラの魅力はクセの無い味わいも一理ありますが、淹れたときにルビー色に輝いているのがポイントです。

香りもバラのように芳醇なので、上品で高貴的な紅茶として名が知られています。優しい味わいは飲みやすいという声も多く挙がり、尚且つ他の紅茶に比べるとタンニンの含有量が少ないので貧血気味の方が安心して飲むことのできる紅茶としても知られているのです。

そのままストレートで飲んでも良いですし、ミルクでまろやかにしても飲めるのでシーンに合わせた淹れ方ができる万能な紅茶ともいえるでしょう。高級紅茶の種類の中では親しみやすいので、初めて手を出す場合にはディンブラがおすすめできます。旬の時期は1月から2月にかけてになり、香りなどもより芳醇になります。

お土産に最適なスリランカ紅茶のブランド会社

スリランカの紅茶には標高によって様々なブランドが存在することが分かったことでしょう。そんなブランド茶葉をブレンドをして紅茶ブランド会社として運営を行なう会社もいくつかあります。

日本ではこれまで紹介をしてきた茶葉のブランド名よりも、紅茶の会社の方の名前の方を耳にする方も多いことでしょう。ここではそんなスリランカでも有名でおすすめの紅茶会社を3つ紹介しましょう。

ディルマ社

世界中から愛されているスリランカの紅茶ブランドとして、ディルマが挙げられます。ディルマは創業30年を迎え、年々世界各国に知れ渡っています。日本でもスリランカの紅茶と聞くとディルマの名前が浮かぶ方も多いことでしょう。ディルマのこだわりは、スリランカの茶葉を100%使用してブレンドをしています。

そのため他国の紅茶を一切使用していないので、スリランカの紅茶そのものを愉しむことができるのです。スリランカに建つほとんどのホテルでは、このディルマの紅茶が提供されているといいます。

お土産としてスリランカの紅茶を購入する方も多く、お土産のみならず自分のために購入する方も多いようです。紅茶のお土産しては最高ランクでもあるディルマは、受け取った方も必ずや喜ぶことでしょう。

Do try it ! | ディルマ、これが紅茶なんだ

ムレスナティー社

フレーバーティーが有名なムレスナティーは、天然植物香料をブレンドした紅茶が人気です。お土産としても有名な紅茶が豊富に販売されており、日本人の口にも合う種類が多いので魅力を感じられることでしょう。欧米人が好むフレーバーティーが豊富ですが、日本人の口に合うものも販売がされているのでお土産として手に取る方も多いでしょう。

フレーバーの中にはイチゴやブルーベリーといった果物系が多いので、女性から好まれています。もちろんブラックティーの販売もされているので、セットでお土産として購入するのもおすすめでしょう。

バシラーティー

バシラーティーもお土産として人気が高いスリランカの紅茶ブランド会社です。スリランカ本土に自社の工場を設けていることもあり、茶摘みをして1ヵ月以内の茶葉を使用した製品が並びます。品質も高いので、お土産でクオリティの高い紅茶を選びたい方にはおすすめでしょう。

茶葉本来の風味をそのままに、気品あふれるパッケージに包まれているので見た目もお洒落な商品ばかりです。製品の袋にはしっかり密閉のできる袋を起用しているので、味の劣化を食い止めます。最後まで美味しい紅茶を飲んでほしいというバシラーティーのこだわりを感じられます。

お土産に美味しいスリランカの紅茶を選ぼう!

お花を淹れたての紅茶

スリランカの紅茶はお土産としても喜ばれますし、自分のために購入するのも良いでしょう。茶葉のブランドはいくつかあるので、飲み比べてみるのもおすすめです。美味しいスリランカの紅茶で、至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

Thumb紅茶の効能効果とは?冷え・便秘に効く?美味しい効果的な飲み方も解説 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb紅茶のブランドおすすめ人気ランキングTOP15!【プレゼントにも】 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb紅茶の種類一覧!人気フレーバーの特徴や味の違い・選び方を紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ