冷蔵庫を移動したい!引越し等で動かす方法や注意点は?電源を抜き差しするタイミング

冷蔵庫の移動には様々な方法がありますが、事前に準備しておくことも重要です。電源を抜き差しする方法もメーカーによって異なってきます。引越しなどで冷蔵庫を移動させる方法や注意点から電源を抜き差しするタイミングなどについて紹介しています。

冷蔵庫を移動したい!引越し等で動かす方法や注意点は?電源を抜き差しするタイミングのイメージ

目次

  1. 1冷蔵庫の正しい移動方法が知りたい!
  2. 2冷蔵庫を引っ越し等で移動する方法
  3. 3冷蔵庫を一人で移動する方法
  4. 4冷蔵庫を移動する時の注意点
  5. 5冷蔵庫の移動で電源を抜き差しするタイミング
  6. 6冷蔵庫は正しい手順で移動しよう!

冷蔵庫の正しい移動方法が知りたい!

大型家電の移動は非常に労力のかかる作業のひとつです。特に引越しや模様替えでの冷蔵庫の移動は、前日からしっかりと準備しておくことが重要となってきます。最近では引越し業者などに移動を依頼するケースが多いですが、費用がかさむので一人で移動をする人も少なくありません。

冷蔵庫を移動する際には電源を抜き差しするタイミングも知っておく必要があります。しかし電源を入れても良い時間などは、メーカーによってさまざまです。そこで今回は引越しなどで冷蔵庫を動かす方法や注意点から、電源を抜き差しするタイミングなどについて詳しく紹介していきます。

冷蔵庫を引っ越し等で移動する方法

冷蔵庫を引越しなどで移動する際にはいくつかの方法があります。最も一般的なのが引越し業者に依頼する方法ですが、運搬料金は業者によってやや異なってきます。また事前に水抜きや霜取りなどを済ませておくことも必要不可欠なので、やらなければいけないことが意外と多いです。

無駄な支出を抑えたい人の中には、自分で冷蔵庫を移動するケースも珍しくありません。ただし冷蔵庫は取り扱い要注意の大型家電とも言われているので、正しい移動方法で運ばないと故障に繋がる恐れもあります。

引っ越し業者に依頼する

引越しなどで冷蔵庫を移動させる場合は、引越し業者に依頼する方法がおすすめです。プロとして引越しを担っているという安心感もありますが故障の際には損害賠償請求も可能なので、初めて引越しする方も気兼ねなく利用することができます。

注意しなければいけないのは、業者によって運搬料金が異なってくるということです。通常は運んだ距離と用いた時間を基に料金を算出しますが移動させる荷物の量が多いと料金が高くなってしまう場合もあるので、前もって引越し費用の相場を調べたうえで自分に合った業者を選ぶようにしましょう。

自分で移動する場合

冷蔵庫の正しい移動方法を知っておけば自分で移動させることもできます。費用の節約にもなるのでお金をかけずに冷蔵庫を移動させたい方にもおすすめですが、気を付けることがたくさんあります。特に女性や年配者の場合は事前準備だけでも一苦労なので、一人で運ぶのが難しい場合は誰かに手伝ってもらってください。

冷蔵庫を移動させる場合はジャバラという布で包んで運ぶことで、冷蔵庫の破損を防ぐことができます。自宅にある毛布やシートで代用することも可能なので、引越しの際には是非一度試してみてください。

冷蔵庫を一人で移動する方法

一人で冷蔵庫を移動させる際は、冷蔵庫専用のキャスターやホームセンターなどで数多く取り扱っている台車を使うのがおすすめです。特に台車は数千円前後で購入することができるので、お財布にも優しい引越しアイテムのひとつです。

キャスターや台車と同様に厚手の布も、冷蔵庫を一人で移動する場面で欠かせない存在と言われています。最近では引越しで使える便利なグッズもたくさん販売されているので、ここからは一人で冷蔵庫を移動させる方法について詳しく紹介していきます。

冷蔵庫のキャスターを使う

まず最初に紹介するのは、冷蔵庫のキャスターを使った移動の仕方です。ホームセンターやネット通販などでも販売されている冷蔵庫のキャスターは、3000円から4000円ほどで購入することが可能です。耐荷重200kgを超える商品もあるので、大きめの冷蔵庫を移動する場面でも重宝されています。

冷蔵庫のキャスターには防振パッドが付いているので、キャスターの下に敷くだけで簡単に騒音を軽減することができます。洗濯機の移動にも使える優れものなので、初めて引越しする方にもおすすめの商品です。

台車を使う

冷蔵庫のキャスターに加えて台車も、一人で冷蔵庫を移動する際に大活躍するアイテムのひとつです。近年では台車をレンタルすることも可能ですが、積載する冷蔵庫に合った耐荷重量の台車を選ぶことが非常に重要です。使い勝手もさまざまなので、実際に手に取って扱い易さを確認するようにしましょう。

台車の素材にはいくつかの種類があります。例えばスチール製の台車はリーズナブルな価格で販売されている反面、強度や機能性に難があると言われています。軽いうえに耐荷重量にも余裕があるステンレス製の台車は重たいものを移動する場面で一役買いますが、やや値段が高く設定されています。

便利グッズを使う

便利グッズを使えば、冷蔵庫の移動に不慣れな方でも簡単に動かすことができます。インターネット上でもさまざまな便利グッズが販売されていますが、その中でも特におすすめなのが狭い場所でも使えるキャリーというアイテムです。

てこの原理を利用しているこのアイテムは耐久性にも優れているので、冷蔵庫やエアコン室外機などといった大型家電の移動にうってつけのアイテムと言われています。段差のある場所でも使えるので、現在でもたくさんの人から高い人気を得ています。

布を使う

できるだけお金をかけずに一人で冷蔵庫を移動させたい方には、敷き布を使って冷蔵庫を動かす方法がおすすめです。床に保護用のシートや厚手の布を敷けば女性でも簡単に冷蔵庫を移動することができますが、事前に水抜きや霜取りなどを済ませてから動かすようにしてください。

厚手の敷き布はホームセンターなどでよく見かけるアイテムですが、自宅にある毛布でも代用することができます。冷蔵庫を布で包めばさらに移動が楽になりますが、持ち手が滑りやすく持ちづらくなってしまうので使用の際には十分注意してください。

冷蔵庫を移動する時の注意点

冷蔵庫を移動する場合にはいくつかの注意点があります。例えば冷蔵庫の中身を抜いておかないと余計な労力がかかるので、中身を全て取り出してから冷蔵庫を移動させるのがおすすめです。ドアやトレイを固定しておけば移動もスムーズになるので、布テープなどでしっかり固定するようにしましょう。

水抜きは冷蔵庫の移動に欠かせない作業のひとつです。氷が残っていると水抜きに時間がかかることもあるので、早めに電源を切って溶かしておくようにしてください。縦向きで移動させることも重要なポイントとなるので、ここからは冷蔵庫を移動する時の注意点について解説していきます。

中身を抜いて軽くする

冷蔵庫を移動する時に中身をそのままにしておく人もいますが、場合によっては食材が傷んでしまう可能性もあるのでクーラーボックスなどに保管して別々に運ぶのがおすすめです。移動先が近い場合においても中身を抜いて軽くすることで、移動がスムーズになります。

引越し業者に移動を依頼する際にも冷蔵庫の中身を全て抜いておくようにしてください。食材や調味料などを入れたままだと引越し業者に依頼を引き受けてもらえない場合もあるようなので、見積もりを出す前にある程度の準備をしておくことも重要なポイントとなってきます。

水抜きをする

中身を抜いて軽くしておくことに加えて水抜きを済ませておくことも、冷蔵庫の移動に欠かせない作業のひとつです。特に製氷機内などに氷が残っている場合は水抜きに手間がかかってしまうこともあるので、引越し前日にコンセントを抜いてしっかりと溶かしておくのがポイントです。

水抜きをする際には、蒸発皿に溜まっている水を捨てるのが一般的です。ただし各メーカーによって蒸発皿の配置場所や水抜きの時間は異なってくるので、取扱説明書に目を通して事前に水抜きを済ませておくようにしてください。

ドアやトレイを固定する

一人で冷蔵庫を移動する場合には、ドアやトレイを布テープなどでしっかり固定しておくのがおすすめです。引越し費用の予算に余裕があれば、両面テープで簡単に取り付けることができるドアストッパーというアイテムを試してみてください。揺れによってドアが開くのを防ぐことが可能なので、安心して運ぶことができます。

ホームセンターなどで販売されている布テープを活用すれば、誰でも簡単にドアやトレイを固定することができます。値段も非常にリーズナブルなので、ホームセンターなどへ足を運んだ際には是非ご覧になってみてください。

横向きにしない

冷蔵庫を運ぶ場面で最も注意しなければいけないのは、横向きは厳禁ということです。横向きにすると冷蔵庫が壊れる原因になってしまうので、必ず縦向きにして運ぶようにしましょう。

縦向きで運ぶ場合は、床に傷を付けないように厚手の布などを敷くことが大切です。そしてドア側が天井を向くように少しだけ倒してゆっくりと運びます。敷いてある布を引きずるように動かせば女性や年配者でも簡単に運ぶことができるので、引越しや模様替えなどの際には是非参考にしてみてください。

冷蔵庫の移動で電源を抜き差しするタイミング

冷蔵庫を移動させる場面では、電源を抜き差しするタイミングも非常に大切です。一般的には1時間から2時間待ってから抜き差しするケースが多いと言われていますが、すぐに電源を入れても大丈夫という意見もあります。

引越し前後の電源を抜き差しするタイミングは、冷蔵庫のメーカーによっても大きく異なってきます。パナソニックや日立などが有名ですが各メーカーの取り扱い方法を把握しておかないと冷蔵庫の故障にも繋がる可能性があるので、ここからは電源を抜き差しするタイミングについて紹介します。

電源を抜くタイミング

電源を抜くタイミングは、遅くても移動する8時間前に切っておくのが一般的です。ただし水抜きや霜取りを自分で行う場合は10時間前までにコンセントを抜くようにしましょう。食材や調味料が残っている時は、クーラーボックスなどに保存して別々に運んだ方が良いと言われています。

メーカー別の電源を入れるタイミング

電源を入れるタイミングは、各メーカーによってさまざまです。最近では大型家電量販店だけに限らずホームセンターやインターネット上でも冷蔵庫を購入することができますが、正しい取り扱い方を知っておかないと冷蔵庫を移動する際に余計な手間がかかってしまうことも少なくありません。

各メーカによってコンセントを抜き差しするタイミングは異なってきますが、全ての冷蔵庫で言えるのは横向きでの移動が厳禁となっていることです。電源の抜き差しと並んで重要なポイントなので、しっかりと把握しておくようにしましょう。

パナソニック

パナソニック製の家電製品は、引越し後すぐにコンセントを挿しても良いと言われています。通常は数時間ほどで中が十分に冷えますが、暑い季節は半日以上かかるケースもあるようなので抜いておいた中身の管理を怠らないようにすることも大切です。

東芝

白物家電の代名詞としても知られている東芝の商品は、コンセントを抜いてから5分以上待つようにしてください。特に型の古いタイプは故障の原因にも繋がる可能性があるようなので、取り扱いが分からない場合は東芝のサイトに設けられているお問い合わせセンターに電話をして解決するのがおすすめです。

シャープ

さまざまな電化製品を取り扱っているシャープの冷蔵庫は、引越し後すぐに電源を入れても良い仕様となっています。パナソニックの商品と同様に数時間ほどで中が十分冷えるので、移動に時間がかかる場合でも安心です。しかし夏場は半日以上かかることもあるので注意してください。

日立

家電メーカーの中でトップクラスの品質を誇っている日立の商品は、コンセントを抜いてから7時間以上待つ必要があります。すぐに電源を入れると電気エネルギーで駆動している圧縮機が動かなくなってしまうケースもあると言われているので、十分に気を付けてください。

三菱

三菱製の商品は他の家電メーカーに比べて使い勝手が良くないと言われていましたが、現在販売されているモデルは引越し後すぐにコンセントを挿しても良い仕様となっています。圧縮機などが故障する心配もないので、夏場でも安心して冷蔵庫を移動することができます。

冷蔵庫は正しい手順で移動しよう!

引越しや模様替えなどで冷蔵庫を移動させる方法から、電源を抜き差しする時のタイミングや注意点などについて詳しく紹介してきました。冷蔵庫の移動は非常に労力のかかる作業のひとつですが、ちょっとした移動のコツを知っておけば一人でも冷蔵庫を運ぶことが可能です。

事前に冷蔵庫の移動準備を済ませておけば、余計な手間を省くこともできます。引越し業者に依頼する場合には料金を調べておくことも重要なので、今回の記事を通じて冷蔵庫の正しい移動の仕方や注意点などが少しでも伝われば幸いです。

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