100均の水切りカゴまとめ！マットやトレーも【ダイソー・セリア・キャンドゥ】

ダイソー・セリア・キャンドゥといった100均には、キッチン用品が豊富にそろっています。水切りもその一つで、洗ったばかりの食器の置き場所として活躍するアイテムです。キッチンによって水切りを置けるスペースが違いますが、100均ならサイズがぴったりと合うものも見つかるでしょう。

一方でキッチンを少しでも広く使って有効なスペースを確保するために、水切りカゴを置きっぱなしにしない家庭もあります。食器を洗う時だけ水切りになるものを取り出して使い、食器を片づけた後は水切りも収納してしまう方法です。こうした家庭なら折りたたんで収納できたり、水切りカゴの代用となる100均アイテムがおすすめです。

水切りは毎日使う食器を置くものなので、清潔に保ちたいものです。洗ったばかりのものの置き場所として衛生的に使えるというのは必須条件と言えるでしょう。100均のアイテムなら汚れてきたら気軽に買い替えることもできて、常に清潔な状態で使える点でもおすすめです。

ダイソーでは水切りに使えるアイテムが豊富にあります。その中でも定番となっているのは、水を受けるカゴとバスケットに分かれている水切りカゴです。それぞれ300円と200円で別売になっています。2つを合わせると500円となり100均のダイソー商品としては高めですが、実用性に優れています。

サイズもいくつかあり、キッチンのスペースに合わせて選べます。カゴそのものの大きさがあるので収納するのではなく、置いたままにできるスペースのあるキッチン向きです。3～5人家族分の食器の水切りも十分にできるサイズも100均にあります。食器を置いたままにする場合には、別売りの蓋もおすすめです。

100均定番の水切りカゴは、プラスチック製でお手入れが簡単です。水を受けるカゴは深さがあって、この中で食器やまな板、ふきんなどを漂白するための漬け置き洗いにも利用できます。バスケットの方は細かな格子状になっていて、薄いお皿や小物がバスケットから落ちにくくなっています。また凹凸部分が少なく、バスケットもカゴも洗いやすいのが特徴です。

手入れがしやすく大きくても軽い素材ということで、収納用のカゴとして活用したり、ペット用アイテムとして代用している家庭もあります。

ダイソーのキッチントレー水切り網も人気アイテムです。シンクの上に渡すようにして使うことができて、洗った食器の水は自然と水がシンクに落ちていきます。キッチンの空いたスペースにふきんを敷き、その上にこの網を置けば、簡易な水切りカゴにもなります。

食器の水切りだけでなく、洗った野菜などの仮置き場としても使えます。さらに、網の上に厚手のキッチンペーパーなどを敷いて、揚げ物の油を切る時にも活用できます。使わないときには簡単に片づけられ、収納も隙間程度があれば大丈夫です。

このトレーも簡単に洗えて衛生的に使えるのが、おすすめポイントです。水アカがついても水洗いで汚れを落としやすく、サビが出てきたら100均価格で手軽に買い替えもできる点もおすすめです。

角バット用水切り網を100均のステンレスバットと合わせて、水切りカゴの代用として使うこともできます。同じ材質で、小さめの角バット用、幅を細くした水切りスタンドなどもダイソーにあります。スペースが限られている場合には、これらの小さな網を代用するのもおすすめです。アウトドア用としても重宝します。

ダイソーには、折りたためるタイプの水切りもあります。シンク周りのスペースは限られていますが、調理のために少しでもスペースを確保したいものです。そうした時に活躍するのが、水切りとして使う時には広げて使い、使わない時にはたためる置く水切り＆お皿スタンドです。

両サイドを羽のように広げて使い、折りたたんだ時には製氷皿程度のコンパクトサイズになります。広げると大きな鍋ものせられる水切りになります。広げた両サイド部分はロックがかけられ、仕切りもついているので、大きなお皿を立てても倒れる心配がありません。

両サイドの角度を変えて使える点もおすすめです。両サイドを立てる角度によって、大皿から小皿まで対応します。使わない時には薄くなるので、収納の場所も確保しやすいです。スペースの限られているキッチンや、来客があった時などの予備用としても持っていると便利なアイテムです。

100均には珪藻土を使った商品がいくつかあります。その1つがダイソーのキッチン用珪藻土マットです。まな板サイズの珪藻土マットは、300円で販売されています。化石化した植物プランクトンの珪藻は、湿度調整に優れた素材で熱にも強く七輪などの材料に使われてきました。

珪藻土水切りマットは、カゴやザルに下に置くだけで水受けの代わりにもなり、直接グラスや鍋を置いて水を切ることもできます。

珪藻土は吸水性に優れていて、吸った水分もすぐに乾燥できる点が特徴です。しかも水受けになるパーツが不要で、棚の空いたスペースなどに珪藻土マットを置けば水切りスペースとして活用できます。吸水力が落ちてきたと感じたら、表面を紙やすりで削ると吸水性が復活します。

キッチンのスペースに合わせて、珪藻土トレーを2枚並べて広く使うこともできます。皿立てになるスタンドを併用すれば、お皿もマットの上に立てて水切りができます。

使い方のポイントとして、必要な時に使ったら珪藻土トレーを乾燥させるよう立てかけておくのがおすすめです。常に食器を置きっぱなしにしていると、表面の色が変色しやすく、吸水をあまりしなくなる場合もあるので気を付けてください。

キッチンに電子レンジや炊飯器などを置いていて、水切りカゴの置き場所が確保できないということもあります。そうしたキッチンにおすすめな100均アイテムが、シンク用プラスチック水切りです。ダイソーには数種類あるので、使いたい場所のシンクの幅と奥行きサイズを測ってから、水切りカゴが納まるサイズを購入するようにしましょう。

実際に使うと、シンクスペースも狭くなるので、洗い物が終わったらこの水切りカゴも収納してしまうか、立てかけることで小さなキッチンスペースも有効に活用できます。水切りカゴそのものが軽いので、取り扱いも楽です。

シンクの端と端に渡して使うタイプの水切りカゴで、水受けのトレイがありません。水はそのままシンクに落ちるので自然に排水します。細長いタイプなら、シンクの水道を使う時にも邪魔になりすぎず、洗った食器も1～2人分は十分に置くことができます。

水切りカゴとして使うだけでなく、ザルの代用としても活用してください。たくさんの野菜や果実などを水道で洗い、すぐそばのシンク上を活用して水切りができます。両サイドのシンクに掛ける部分が持ち手のようにもなるので、野菜などを入れたまま運ぶことも出来て便利です。

シンクにカゴタイプの水切りでは大きすぎる場合には、100均ダイソーのシンク用伸縮する水切りラックがおすすめです。価格はダイソーでは高めの300円ですが、シンクに渡すだけで水切りになり、シンクのサイズに合わせて長さ調整ができます。オフィスの給湯室といった小さなスペースにもあると便利に使えるアイテムです。

食器の水切りとして使うだけでなく、ふきんの干場として代用もできます。また、ボウルをここにおいて調味料と合えたりなどの調理スペース確保のための、簡易なラックとして活用もできます。

シンクの奥行き、横幅のどちらに合わせても使うことができます。このラックの上やラックとシンクの縁に橋渡しするようにまな板を置けば、野菜などを切るスペースにもなります。シンプルなラックですが、約3㎏の重さにまで耐えるので、大きな鍋の水切りをしたりまな板を置いて硬めのリンゴを切ったりしても安心です。

シンクに乗せるようにするだけで、外れてしまうのではないかという心配もあるでしょう。シンクの縁と接する部分には滑り止めがついていて安全です。シンクを広く使いたい時には、簡単に外してキッチンの隙間などに立てて収納もできて便利に使えます。

ダイソーなど100均には水切りカゴに組み合わせて使える、小物用の水切りアイテムもそろっています。プラスチック製やステンレス製のものがありますが、プラスチック製の小物用水切りがおすすめです。背面にフックがついているので、かごに引っ掛けるようにして使えます。これを合わせることで小物の水切りも楽になります。

お弁当箱用の小さなカップや水筒のパッキンなど、大きなカゴにいれて水切りすると、お皿や鍋などに隠れてしまう場合があります。そうした時に、小物用水切りがあれば、水筒の口部分や箸置きなどはまとめて水切りをしておくことができます。小物を探していて、カゴに入れていた包丁で指を切ってしまう危険も避けられるでしょう。

ラックやシンク用の水切りトレーでは、小物が網目から落ちてしまっていたものが、この小物トレイを加えることでそうした悩みが解決できます。また、サイドに小さなフックがついていることで水筒などのパッキンをかけて乾かすこともできる点もおすすめです。

セリアには、水切りカゴの水受け部分だけのようなトレーもあります。こちらは、このままで水切りとして使うこともできて、別売りのカゴと組み合わせても使えるようになっています。セリアの水切りトレーは、これだけで使っている人も多く、1～2人分の食器なら問題なく並べて置けます。

セリアの水切りトレーは、傾斜がついていて水が排水口へと流れていくように造られています。適度な傾斜で水が一カ所にたまることを防ぎ、シンクに並べて置くことで排水がシンクへと流れ出ます。

シンク前のラックに置くだけでもよく、ザルやバスケットなどとの組み合わせで使う方法もおすすめです。このトレーも収納スペースを必要としない薄さで、使わないときには立てかけておくだけで良いのもおすすめポイントです。

100均セリアの水切りトレーと合わせ使えるおすすめアイテムが、水切りかごです。プラスチック製でトレーにもぴったりと納まります。トレーだけではお皿を立てることができませんが、この水切りかごを合わせることで、お皿を立てて水切りができます。比較的コンパクトなサイズで、小さめのキッチンでも扱いやすいと好評なアイテムです。

セリアの水切りかごには、薄いお皿も立てやすいように小さな仕切りもついています。格子状になったカゴは縦と横が重なる部分に水アカがたまりやすいものですが、こちらは縦と横が平になっている部分が多く、水アカがたまりにくくなっています。全体も洗いやすく清潔に使える点もおすすめです。

比較的幅が小さめになっているので、奥行きが限られたキッチンラックに乗せることもできます。カップやお皿は置きやすいですが、箸やスプーンの指定場所がないために100均で売られている小物用の水切りを組み合わせて、より便利に使ってください。

水切りを使わない時にはコンパクトに収納したいケースでおすすめなのが、セリアのシリコン水切りマットです。シリコン製なので、繊細なガラス食器を置いても安心で、置くシンクやテーブルにも傷がつきにくくなります。色は白とブルーの2色があります。予備用の水切りマットにもなり、一人分の食器の水切りならこれだけでも十分でしょう。

セリアの水切りマットにはフックをかける穴がついています。使わないときにはラックなどにフックを掛けて吊るしてしまえば、収納スペースを確保する必要がありません。また、半分に折ることもできるので、折りたたんで引き出しに収納もできます。

シリコン製という特性にも、おすすめポイントがあります。耐熱温度が230度あるので食洗機で洗えて、常に清潔に使うことができます。滑りにくく耐熱性もあるので、すり鉢などの下に敷いて滑り止めにしたり、鍋敷きなどにも活用してください。

キャンドゥでおすすめの水切りアイテムは、水切りマットです。サイズはランチョンマット程度で、厚みのあるふきんのような水切りマットです。キャンドゥだけでなく、セリアやダイソーといった100均には似たようなものが販売されていますが、キャンドゥにはかわいらしいデザインのものがそろっています。

使う時には、畳んであるマットを広げるだけで使えます。吸水性が高いので、洗ったばかりの食器をふせて置いた場合でも、水が水切りマットの裏に染み出すことがほとんどありません。1枚あれば、1～2人分の朝食用食器は十分に置けるスペースが確保でき、水切りカゴに入らない鍋やまな板をこの水切りマットの上に置くという使い方もできます。

100均価格なので洗い替え用にも数枚ストックしておくのもおすすめです。汚れた場合は、洗濯機で洗うこともできるので衛生的に使い続けられます。柄を選んで、キッチンインテリアにも活用してください。

ダイソー編で小物用水切りを紹介しましたが、同じメーカーのボトル用水切りがキャンドゥでも手に入ります。洗った水筒やペットボトルを水切り用の棒にひっかけると、斜めにささるようになっているため、簡単に水切りができます。取り外しも簡単なので、不要の時には外しておくこともできます。

100均価格で2個セットで販売されています。フック部分が幅広くできているので、ある程度の大きな水筒も乾かすことができます。フックタイプなので使いやすい場所に掛けるだけでよく、2個別々の場所で使ってもよいでしょう。キッチンラックに掛ければ、ペットボトルの水切りや計量カップなどの置き場所にもなります。

カゴに水筒をふせて立てると水切れが悪いですが、このボトル用水切りを使うと、宙に浮いている状態になるので、水切れが早くなります。コップをかけておくこともでき、水切りカゴの中を広く使える点でもおすすめです。

ダイソー・セリア・キャンドゥの水切りを目的とする100均アイテムを紹介してきました。それ以外にも、別の用途で使えるものが100均にはあり、それらを水切りカゴなどの代用として使っている例をみていきましょう。

水切りカゴやトレーは置くとスペースを取りますが、省スペースで簡単に使用できるのが、マイクロファイバーふきんです。ダイソーなどの100均で売られていて、吸水力の高い繊維でできています。洗った鍋などの水気を拭き取る場合にも、吸水力が高いので簡単に拭き上げられます。

ダイソーでは無地は3枚セット、柄のあるものは2枚セットで販売が定番です。キッチンのインテリアや好みに合わせて色や柄を選べ、枚数があるので洗い替えもでき、しかも洗濯機で洗うことができます。

水切りの代用として使う時には、シンク横やキッチンの空きスペースに広げるだけです。代用の役割が終わったらラックなどに吊るして干せば、短時間で乾いてしまいます。厚みのある生地なので、たっぷりと水分を吸い込んでくれます。予備の水切りトレーの代用品にもなり、ふきんとしても活用できます。

100均には多種のボウルやザルも販売されています。この二つを組み合わせれば、簡易な水切りカゴになります。大きなボウルとザルであれば、家族分の食器を洗って伏せて置くこともできます。小さなものであれば、箸置きやお弁当箱に使う小さなソース入れなどの小物用の水切りカゴの代用になるでしょう。

最近ではシリコン製のボウルとザルも、100均商品に増えています。これらであれば食洗機で洗うこともでき、いつでも清潔に使えます。しかも、コンパクトに畳めてしまうものであれば、収納も簡単です。調理と水切りと両方に使えるので、収納スペースが限られているキッチンにはおすすめの代用品であり兼用品です。

ダイソー・セリア・キャンドゥのどの100均でも販売されているワイヤーバスケットも、水切りカゴの代用として使えます。シンク周りのスペースに水切りカゴを置けない場合に、ワイヤーバスケットをラックから吊るしてしまい、水切りとして使う方法があります。サイズ展開も様々なので、使い勝手を考えて最適なサイズのものを購入してください。

キャンドゥやセリアには、インテリア性も備えたワイヤーバスケットもあるので、キッチン収納にもこだわる人には特におすすめです。ただ、ワイヤー製の場合は、サビやすい弱点があります。吸水性の高いふきんを敷いた上に洗った食器を置くといった工夫が必要でしょう。

どの100均ショップにも水切りは販売されています。キッチンのスペースやどのくらいの量の食器を置きたいのかを考えると、どのアイテムを選ぶかによって使い勝手が変わります。それぞれのおすすめポイントや口コミを参考に、清潔に使えて自分好みのキッチンとなるような水切りを選んでください。