2019年08月09日公開
2024年09月23日更新
コストコのアーモンド商品をレビュー【ロースト・チョコ・ミルク】
コストコのアーモンドは内容量が1.13kgと多めですが、一般的なお店よりもかなりお得に購入できます。コストコのアーモンド商品には、ミルクチョコもありますが一番人気なのはローストされただけのアーモンドです。アレンジレシピなど紹介しましょう。
目次
アーモンド好きにはたまらないコストコの商品とは?
コストコにはさまざまなナッツ類が販売されていますが、中でもコストコのアーモンド類は香ばしく人気が高い商品です。もともとおやつや料理のアクセントなどにコストコの商品を利用している人は多いのですが、近年木の実の栄養価や効能に焦点を当てた健康番組が増える中、その影響を受けてアーモンドの人気は益々上昇しているようです。
アーモンドは、コストコだけでなくスーパーやコンビニなど比較的どこのお店でも購入できますが、グラム数と値段を比較するとコストコに比べて決して安い商品とは言えません。コストコの商品は一度に購入する量が多いものの割安なので、アーモンド好きな人にとってコストパフォーマンスが良く、魅力的な商品として注目を浴びています。
コストコのアーモンドの商品は種類が多く、おやつ代わりにおいしく食べることができ、料理に使用できることも魅力でしょう。ここでは、コストコのアーモンドの商品や栄養価、おいしいレシピを紹介します。
コストコのおすすめアーモンド商品
コストコで売られているアーモンドは、純粋に味を楽しむことができるローストされただけのものや、チョコやミルクなど甘いお菓子でコーティングされたものなど種類は豊富です。コストコで人気のあるアーモンド商品を紹介しましょう。
カークランドドライローストアーモンド
コストコの商品の中でも、長期に渡り変わらぬ人気を誇っているのが、コストコのプライベートブランドであるカークランドのドライローストアーモンドです。コストコで取り扱っているアーモンドはカリフォルニア産で、カルシウムやマグネシウムなど豊富なミネラルを含む海塩を使っており、軽い塩気があります。
コストコのドライローストアーモンドは、クルミなど他のナッツ類が混じっていないアーモンドだけの商品なので、純粋に味を楽しむことができます。また、ローストだけで他の味のコーティングがされていないので、砕いて調味料に混ぜたりサラダにそのまま加えたりとアレンジがきき、いろいろな料理に重宝です。
内容量は1.13kgと比較的多めで、ときには形が欠けていたりいびつだったりしますが、味や品質に問題はありません。値段は購入時期やコストコの販売店によって違いますが、タイミングがよければ1,500円台で購入できます。
普段からおやつや料理などによく利用する人は、コストコのドライローストアーモンドは大変お得です。しかし、アーモンドは湿気を帯びやすく酸化しやすい傾向にあります。開封後は早めに食べ終わるようにしましょう。また、残りはしっかりと口を閉め、冷暗所や冷蔵庫の中に保管することをおすすめします。
口コミ
コストコのドライローストアーモンドは塩気が効いて香ばしい!アレンジレシピも紹介! https://t.co/ip85Pa9K61 pic.twitter.com/oOdQ1ckmEC
— コストコ・ゲッツ!おすすめ商品情報 (@maikotomi3539) October 29, 2018
実際にドライローストアーモンドを購入した方の口コミでは、「コストコで有塩の商品を毎回購入しているがその時々によって塩加減が違うような気がする」や「ときには食べれないほど辛いときがある」などの意見がありました。他にもコストコのアーモンドを毎日3粒食べたら、お通じが良くなったという人もいました。
また、コストコのナッツ類が値上がりしているがまだスーパーよりは安い。まだ手が届く値段だけど、これ以上の値上げはして欲しくない。と言った具合いに、近年値上がり傾向にあるコストコのドライローストアーモンドに、値上がりの警戒心を持つ人も少なくありません。
ミルクチョコレートアーモンド
コストコのアーモンド商品でおすすめなのが、カークランドのミルクチョコレートアーモンドです。内容量は1.36kgでおよそ1,600円台で購入できます。コストコであればほとんどの販売店で取り扱っている商品ですが、コストコの販売店によっては在庫がない場合もあるようです。
コストコのミルクチョコレートアーモンドは、スーパーで購入できる一般的なアーモンドチョコよりも値段は安く、アーモンドの大きさは少し大き目です。日本に馴染み深いアーモンドチョコは、チョコとアーモンドの割合を日本人好みに一定に揃えてありますが、カークランドのミルクチョコレートアーモンドはアーモンドの主張が強い傾向にあります。
味は甘く、両者においしさの違いはほとんど見られません。カークランドのミルクチョコレートアーモンドは、ミルクチョコレートの口溶けが良くてチョコレートの甘さだけでなくアーモンドの味もしっかりと味わうことができるので、おやつや小腹がすいた時におすすめの商品と言えるでしょう。
コストコのミルクチョコレートアーモンドの内容量は1.36kg、通常のアーモンドチョコのおよそ15箱分です。大家族や普段から市販のアーモンドチョコを手元においている人にとっては、コストパフォーマンスが良く魅力に感じている人が多いようです。チョコレートは溶けやすいので、夏場は冷蔵庫で保管してください。
口コミ
〜コストコおすすめ商品紹介〜
— リセールデリバリースタイル (@resaledelivery) July 4, 2019
★KIRKLAND SIGNATURE ミルクチョコレートアーモンド★https://t.co/o5vd5Pj5um pic.twitter.com/N92DtXsLCg
コストコといえばミルクチョコレートアーモンド。大容量で形がまばらなもののおいしい、という意見が多数です。また、コストコへ行ったら絶対買いますというツイートも多いです。
オーガニックバニラアーモンドミルク
コストコの飲料タイプのおすすめアーモンド商品を紹介しましょう。コストコのオーガニックバニラアーモンドミルクは、主にアーモンドを挽いて作られた乳白色の液体で、1本当たり946mlの紙パック6本セット1100円台で販売されています。コストコのオーガニックバニラアーモンドミルクの裏面には、一日の摂取目安量は240mlと書かれています。
つまり、6本全部で23杯分の計算になり、1杯分はおよそ50円程度なので大変安いと言えるでしょう。また、コストコで販売されている砂糖入りのオーガニック豆乳オリジナルは100kcalですが、コストコのアーモンドミルク1杯分は30kcalです。
このように、アーモンドミルクは低カロリーでノンコレステロールなので、ダイエットに向いた商品と言えます。
コストコのオーガニックバニラアーモンドミルクは無糖で、甘みを抑えたバニラとアーモンドのほのかな香りが特徴の飲み物です。豆乳を常用していた人にとってはあっさりした感じを受けるかもしれませんが、スムージーなどにアレンジしやすい飲み物とも言えるでしょう。
口コミ
最近忙しくてコストコ行けず、重要ストックのコレがあと少し。引越したらすぐ買いに行かねば!
— タオ🐱&Rita💁🏻 (@taotao0601) March 5, 2019
甘さなし、安くて飲みやすいオススメのアーモンドミルク。
コストコの5.6L『バニラアーモンドミルク』は甘い香りとノンスイートで常飲しやすい - mitok(ミトク) https://t.co/4p4h3O5sUs
ツイートによると、コストコのバニラアーモンドミルクは甘い香りはするものの実際は甘くないので常用しやすい、という意見が多いようです。栄養価も高く小分けされているので、品質管理がしやすくダイエット向きと言えるようでしょう。
コストコのローストアーモンドのアレンジレシピ
コストコのローストアーモンドはカリッと歯ごたえが良く香ばしいうえにコクがあるので、アレンジして料理に用いると、通常の料理に一味おいしさを加えることができます。アーモンドを加えた料理はいろいろありますが、その中から手軽でおいしいアレンジレシピを紹介しましょう。
アーモンドココアミルク
- ローストアーモンドをお好み量:たとえば5粒
- ココアを適量
- 牛乳を適量
- 全ての材料をミキサーに入れる。
- アーモンドが滑らかになるまでミキサーにかける。
- 2をガーゼでこしてカップに入れて飲む。アーモンドの粒が気にならない人はガーゼでこさなくても良い。
ミキサーに材料を入れるだけの、誰も簡単にできるアレンジレシピです。ホットにしても冷たいままでもお好みでおいしく飲めます。アーモンドの皮にはタンニンが含まれおり、栄養吸収を妨げると言われています。
気になる人は、8時間ほど水に浸けたものを用いると良いでしょう。ココアのおいしさにアーモンドの風味が加わり、ストレス解消にもおすすめです。
アーモンドクッキー
- ローストアーモンド 適量
- 無塩バター 50g
- 粉糖 20g
- 全卵 1/2個
- 国産薄力粉 55g
- アーモンドを好みの大きさに割る。
- ボウルに無塩バターと粉糖を入れてよく混ぜる。
- 2に溶き卵を加えて滑らかになるまでよく混ぜる。
- 3に小麦粉を加え、ゴムベラを使ってよく混ぜ合わせる。
- 4にアーモンドを加え、よく混ぜる。
- 天板にオーブンシートを敷き、5のアーモンドクッキーの生地を絞り袋に入れ、絞り出して適当な大きさに平たく丸く整える。
- オーブンを180度に予熱し、20分焼く。
おすすめのアレンジレシピは、コストコのアーモンドをクッキー生地に混ぜて焼いた香ばしいクッキーです。粒のまま入れると食べた時にアーモンドがこぼれ落ちたり食べにくかったりするので、細かく粉砕することをおすすめします。
コストコのドライローストアーモンドは、見た目に硬いのですが比較的簡単に粉砕することができます。粉末にしたいときは、ミルサーを用いると良いでしょう。粗く粉砕したい場合は、アーモンドを袋に入れてすりこぎ棒などで叩くと良いです。さらに滑らかにしたい場合は、粗く粉砕したものをすり鉢ですると良いでしょう。
アーモンドと一緒にチョコを混ぜ込むと甘みが増し、子供のおやつに喜ばれます。生地にアーモンドを混ぜ込むアレンジレシピは応用がききやすく、パン生地などに混ぜて焼くと風味豊かなおいしいパンが出来上がります。
野菜のアーモンド和え
- れんこんを1節
- 人参1本
- まいたけ1株
- 粉末状のアーモンド大さじ10杯
- 砂糖大さじ3杯
- 醤油大さじ3杯
- 最初に野菜以外の調味料を混ぜ合わせておく。
- れんこんはいちょう切りにスライスして酢水につけ、人参は短冊に切りに。
- れんこんと人参は茹でるか電子レンジで好みの柔らかさにし、冷めないうちに調味料と合わせる。
- まいたけを油で炒め、材料を混ぜ合わせて出来上がり。
お菓子作りなどで粉末にしたアーモンドが余ったときなどに重宝な、手軽で簡単なおかずのアレンジレシピです。胡麻和えのような風味なので、残りの粉末アーモンドが足らない場合は胡麻を追加すると良いでしょう。10分ほどでできる簡単なアレンジ料理です。
アーモンドの栄養とダイエット効果
アーモンドの栄養価が高いことは周知の通りですが、ダイエット効果も高い商品です。具体的にどのような栄養価があり、どのようなダイエット効果があるのかまとめてみました。
食物繊維で腹持ち効果
食物繊維は胃の中で水分を含んで膨れゆっくり小腸へ運ばれるため、消化が緩やかで腹持ちが良くなります。ダイエットの天敵は空腹感なので、腹持ち効果が高い食物繊維はダイエットを行っている人から見て、救世主と言える栄養素でしょう。
アーモンドはレタス9倍の食物繊維が含まれています。アーモンドが健康維持のためだけでなくダイエット効果が高い食品と言われる理由の一つが、豊富な食物繊維の含有量です。
咀嚼回数増で満腹中枢が満たされる
アーモンドは歯ごたえの良い食べ物なので、咀嚼回数が比較的多くなる食品です。満腹中枢は、咀嚼することで現れるヒスタミンと言う脳内物質が作用して働くので、よく咀嚼すると食事量を抑えることにつながります。
また、咀嚼回数が増えると必然的に食事量が減り、そのうえ食事を開始して20分前後から満腹中枢が働き始めるので、アーモンドは必然的にダイエットに効果的な食品と言えるでしょう。ダイエット効果が現れにくい人に、咀嚼回数が少なく早食いの人が多いのもうなずける話です。
食物繊維で腸内環境を整える
腸内フローラと言う言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。腸内フローラとは腸内に生息している多種多様な細菌のことで、この腸内フローラの良し悪しが私たちの健康状態やダイエット効果に大きな影響をもたらします。腸内フローラを整えるには善玉菌を増やす食事を取る必要がありますが、善玉菌の餌となるのが食物繊維です。
また、食物繊維は腸のぜん動運動を活発にしますので、腸内の有害物質を排出しやすくします。つまり食物繊維の多いアーモンドは、腸内環境を整え便秘を解消し痩せやすい体質をつくる食品と言えるでしょう。
基礎代謝の向上
アーモンドが持つ栄養素は、たんぱく質にビタミンEやビタミンB2、その他にもカルシウム、葉酸、マグネシウム、亜鉛などです。このように、アーモンドには基礎代謝を活発にする栄養素が多く含まれています。
たとえばビタミンB2は、たんぱく質や脂肪などを分解してエネルギー変換します。ビタミンEやオレイン酸は血管や血流を改善し、エネルギー循環を健全に保ちます。また、アーモンドは脂肪が体内に吸収されるのを抑える働きもあるので、ダイエットに効果的な食材です。
テストステロンの分泌を促進
アーモンドにはテストステロンの分泌を促進させる効果があることがわかっています。テストステロンとは、骨や筋肉を合成し体脂肪の燃焼を促進させる男性ホルモンの一種です。筋肉は身体を動かしたり体温を作り出すときにエネルギーを放出するので、一般的に筋肉量が多い人ほど基礎代謝量が多くなっています。
筋肉量が減少すると基礎代謝が落ちるうえ、低くなっていく体温を維持しようと身体が脂肪を取り込むので、ダイエットを成功させるには筋肉量を増やすようにしましょう。筋肉量の増加には、アーモンドは効果的な食品です。
コストコのアーモンド商品はダイエット中にもおすすめ!
ここまで見てきたように、アーモンドは栄養効果が高くダイエットにも適した食品であると言えます。しかも1粒がおよそ6kcalと低カロリーなので、食材として料理にアレンジして加えたりそのままおやつで食べたりと、一定の量までであればカロリーをそれほど気にすることなく食べることができるでしょう。
ダイエットや健康効果の高いアーモンドですが、食べ過ぎは塩分過多になるので注意しましょう。一般的に効果的なアーモンドの一日消費量は、およそ25粒程度といわれています。食事前などに1日に数回にわけて水と一緒に良くかんで食べると、お腹の中でアーモンドが早く膨れるので、ダイエット効果もさらにアップするようです。