チャプスイが食べれられるおすすめ店紹介!自宅で簡単な作り方レシピも

チャプスイはアメリカで生まれた中華料理です。このチャプスイは日本でも一部の地域で古くから親しまれてきた料理でもあります。今回はチャプスイが食べられるおすすめのお店や、自宅で簡単にできるレシピとおすすめのアレンジレシピなどを紹介します。

チャプスイが食べれられるおすすめ店紹介!自宅で簡単な作り方レシピものイメージ

目次

  1. 1チャプスイ
  2. 2チャプスイが食べられるおすすめの店
  3. 3チャプスイの簡単レシピとアレンジ方法
  4. 4チャプスイが食べられる店やレシピまとめ

チャプスイ

チャプスイとは元々中国の料理をアレンジして作られたものです。このチャプスイが中国のどの料理をアレンジした料理で、その料理が生まれた起源は何かなど、チャプスイの歴史について紹介します。

チャプスイはアメリカ風の八宝菜?

チャプスイは豚肉や海鮮とシイタケやたまねぎなどの肉・魚介・野菜を炒めて、とろみのあるスープに絡めた食べ物です。この料理は、中華料理の八宝菜によく似た食べ物です。実は、八宝菜との違いはほとんどありません。チャプスイはアメリカ風五目あんかけで、八宝菜は中華風五目あんかけという違い呼び名が違うだけになります。

チャプスイの方が、味が濃く具材の選択も幅が広いのが特徴です。アメリカでは、ハムやトマトなど日本や中国では見ないような食材が入っていることが多いです。また、味付けもさまざまな味付けがされています。

チャプスイの起源

チャプスイの起源は諸説あります。はっきりした起源はわからないですが、19世紀に誕生した食べ物です。チャプスイは、中国の政治家・季鴻章が渡米した時に誕生した食べ物と言われています。誕生した理由がいくつかあります。

李鴻章がアメリカの料理が口に合わなかった為、料理人が試しに五目炒めを作ったのを絶賛した説が一つ目です。二つ目は、アメリカの料理が口に合わなかった李鴻章がすべての料理を細かく切って鍋で煮て食べた説です。三つ目は、宴会で出された料理の残りを李鴻章が混ぜて煮たら好評だった説です。

どの説が正しいのかわかりませんが、歴史の中でチャプスイの記録があるものは1888年にアメリカで鶏レバー・砂肝・ハチノス・モヤシを香辛料で煮込んだ料理と記載が残っています。

20世紀に入り、小説や映画の普及によりチャプスイは世間に広く知れ渡るようになりました。しかし、その後料理研究家の登場により、本格的な中華料理が求められるようになり徐々に人気は衰えていきました。

チャプスイは日本の給食のメニューだった時期もある

実は日本の学校給食のメニューだった時期もあります。給食メニューだったのは一部の地域のみでした。主に北九州・大阪・神奈川・名古屋・沖縄などの米軍基地がある地域がよく給食のメニューに出していました。

特に沖縄は、アメリカの領土期間が長かったので給食のメニュー以外にも街中のレストランでも食べられています。沖縄に旅行に行った際は、沖縄そばの郷土料理の他にチャプスイをぜひ食べてみてください。

チャプスイが食べられるおすすめの店

日本国内でチャプスイが食べれるお店はあるのでしょうか?一応食べれるお店は沖縄以外にもあります。沖縄の店舗を含め、おすすめのお店を紹介します。

桐生の中国料理・龍苑

群馬県にあるお店です。桐生市役所から徒歩1分でテレビでも紹介されたチャプスイの有名なお店です。営業時間が11:30~13:30と17:00~19:30です。ランチタイムとディナータイムのみ営業になりますので時間には気を付けてください。また、定休日が木曜日になります。

桐生の中国料理・龍苑-アクセス

メニューの特徴

龍苑のは、野菜ソースがベースになっています。にら・しいたけ・にんじん・キャベツ・モヤシ・豚肉などたっぷりの具にご飯が添えられた五目あんかけ丼のようなメニューです。

中華風でありながら、レシピの野菜ソースがタバスコとも合うのでどこか洋風な食べ物になってます。女性にも人気のメニューです。とにかく、お皿いっぱいに盛られたチャプスイは食べ応えがあります。はじめはそのまま、途中でタバスコをかけて味を変えるのがおすすめです。

口コミ

この方の口コミには、かなり細かく味の感想が書かれています。カレーのような盛り付けに、中華丼よりも甘辛くなくとろみの少なくさっぱりとした味とのことです。ソースにはウイスターソースが入っているため、中華なのに洋風の味でタバスコとも相性がよくパクパクと食べれると書いてあります。

とろみが少ないといえ、あんかけのチャプスイはかなり熱いです。舌を火傷しないように気をつけなが食べるようにしてください。

シーサイドドライブイン

沖縄の恩納村にある、1967年創業のアメリカンスタイルレストランです。外観はアメリカンスタイルで、店内には熱帯魚の水槽やレトロなおもちゃなどが飾られた遊び心のある店内になっています。

ドライブインレストランとしてオープンして、メニューすべてがテイクアウト可能になっています。テイクアウトの注文は24時間可能で、店内での食事は8:00~23:00です。

メニューの特徴

シーサイドドライブインのチャプスイの特徴は、具が白菜・人参・にら・きくらげ・ピーマン・たまねぎ・たけのこと具だくさんです。また、レシピからビーフ・エビ・チキン3種類から選べるようになっています。おすすめはビーフです。

赤だしとごはんが付いてくるので定食といった感じです。かなりのボリュームがありますので注文の際には注意してください。

口コミ

シーサイドドライブインは、24時間営業していることもあり観光客などの人気のあるレストランです。チャプスイも今では昔から営業しているお店くらいしかないようで、チャプスイ目当てでレストランに来る人も少なくありません。

韮菜饅頭 福生店

東京の福生市にお店がある、韮菜饅頭と言う中華料理店です。福生市にも米軍基地があります。にらまんじゅう発祥の地と言われていて、お店の韮菜饅頭が人気です。また、真っ黒酢豚もここが元祖です。

営業時間は月曜~木曜は11:30~15:00と17:00~21:30で、金土日祝は11:30~15:00と17:00~22:00です。定休日はなく年中無休で営業しています。

韮菜万頭 福生 | 際コーポレーション

メニューの特徴

韮菜饅頭 福生店では、ごはんではなく麺として提供しています。ごはんにかけて食べるイメージが強いチャプスイですが、麺にかけても相性がいいです。

レシピの秘密は白湯にニンニクです。さらりとした白湯にニンニクの香りが効いていて食欲をそそられる1品です。具には、エビ・豚肉・れんこん・たけのこ・キャベツなど入っています。

口コミ

口コミでは、他のお店のを想像して頼むとイメージと全く違うチャプスイが出てきたと書いてあります。五目あんかけの醤油ベースの餡をイメージしていると白湯ベースの白いチャプスイが出てくるのでビックリするそうです。

麺は柔らかく、ほんのりと香るニンニクで箸が止まらずさらりと食べきれてしまうメニューです。ボリュームはかなりあるようなので、男性の方でも満足いく量です。

ちゃぷすい亭

東京の国分寺市にある、さまざまな麺料理が楽しめる中華料理店です。お店もこじんまりと可愛らしい外観で一人でも気軽に入れるお店です。

看板メニューのチャプスイ麺の他に、担々麺や醤油ラーメンや味噌ラーメンなどおすすめのメニューがたくさんあります。営業時間は、ランチタイムが11:30~14:30までです。ディナータイムが、平日が18:00~22:00で土日祝が18:00~21:30までです。定休日は毎週水曜です。

メニューの特徴

ちゃぷすい亭のレシピは、醤油ベースのあんかけラーメンです。エビ・豚・イカに野菜などが入ったバランスがよくボリュームたっぷりのチャプスイ麺です。優しい味で、野菜がたっぷり入っているので野菜不足な人におすすめのメニューです。
 

口コミ

店内は、サラリーマンや仕事帰りのOLさんなどで賑わっています。ほとんどの人がおひとり様で来ることが多く一人でも気軽に入れる店内です。

チャプスイは、優しい味で野菜がたっぷり入っているので体によくスープまで飲み干してしまうほどの美味しさです。19時以降が店内が混むとのことで、19時前が狙い目とのことなので興味がある方は少し時間をずらして行くことをおすすめします。

賓華園

東京都大田区蒲田にあるお店です。昔ながらのラーメン屋さんといった外観で、親子で経営している家庭的な店内はサラリーマンなどで賑わっています。映画でも使われたことのあるお店です。

中華料理店なので、定番の中華料理メニューも豊富にあります。ここのチャプスイは、いろいろな種類のチャプスイを用意しています。営業時間は、11:30~22:30までです。定休日は日曜日です。

メニューの特徴

チャプスイのメニューは、エビチャプスイ定食・カニチャプスイ定食・豚肉チャプスイ定食・ハムチャプスイ定食があります。どれも700円で定食ではなく単品だと500円になります。

レシピの秘密はケッチャプです。ケッチャプがベースに醤油とウイスターソースが入った洋風中華です。モヤシ・キャベツ・にんじん・たまねぎ・きくらげといった野菜が豊富に入った野菜炒め風チャプスイです。お酒のおつまみにも合うメニューです。

口コミ

チャプスイ目当てで来るお客さんも多いようですが、基本は大衆中華料理屋なので仕事帰りに立ち寄るサラリーマンの飲み屋的な感じがします。

チャプスイの口コミはケチャプ味の野菜炒め。ただ、そこまでケッチャプ感は強くなく、程よい酸味がある野菜炒めといった味です。オムライス好きの人は好きな味で、おすすめです。

老舗洋食屋リスボン

東京の浅草にある、1932年創業の老舗の洋食店です。店内は白で統一されていて綺麗です。店内自体は小さくないですが、客席は6卓ほどでこじんまりとした雰囲気です。メニュー冊子がなく昔っぽい壁にメニューが並べてあります。

洋食屋さんといったメニューがたくさん書いてありその中にチャプスイもあります。このお店のチャプスイはスープとして提供されています。営業時間は、12:00~15:00と17:00~20:00です。日曜日も営業していて、定休日は火曜日です。つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分の一軒家風店舗です。

メニューの特徴

このお店のチャプスイは、他のお店のようにごはんや麺と一緒に出てくるチャプスイとは違います。洋食店なのでハンバーグなどの洋食メニューにスープとして出てきます。なので、中華風のとろみがなく野菜がたくさん入ったタンメン風味のスープです。スープでチャプスイを提供しているのはこのお店しかないっと言っていいくらいです。

口コミ

口コミでは、白菜・モヤシ・しいたけが入っていて中華要素が詰まったスープです。ただ、スープ自体があっさりとした出汁になっていて色々な野菜が入っているので健康的な味です。ただ、中華の気配は全くないとの事でした。

餃子荘 ムロ

東京の高田馬場にある餃子のお店です。1品料理の中に、チャプスイもあります。1954年創業の老舗の餃子店です。昭和の香りが漂う店内は家族で経営するアットホームなお店です。入り口入ったすぐの店内は、カウンターのみで2階には円卓4つあります。営業時間は17:00~22:00です。日曜日が定休日になります。

餃子荘ムロ - 東京都の高田馬場にある餃子店です。ご来店、心よりお待ちしております。

メニューの特徴

餃子荘ムロのチャプスイは、五目野菜炒めのうま煮といった感じです。見た目が黒く酸味が効いた味付けは食欲をそそる美味しさです。レシピの中の、干しシイタケがとてもいいアクセントになっています。ごはんのお供はもちろんのこと、お酒のおつまみとしてもおすすめの1品です。

口コミ

脂っこい肉野菜炒め風の料理といった感じで、酸味が結構効いていて干しシイタケが特に美味しく感じたと口コミに書いてありました。ごはんのおかずよりかは酒の肴向けに注文される方が多いです。

レストラン海邦

沖縄の国頭群本部町にある老舗のレストランです。創業40年以上になる老舗のお店では、沖縄そばなど沖縄の郷土料理が楽しめます。外観が沖縄の古民家みたです。店内はテーブル席と座敷テーブルが用意されていて落ち着いた雰囲気のある店内です。営業時間は、11:30~19:00です。第2・第4日曜が定休日です。

メニューの特徴

レストラン海邦のチャプスイは、看板メニューにもなっているビーフチャプスイです。モヤシ・ピーマン・人参・キャベツなど野菜がたくさん入っていて、ごろっとした豚肉が入っています。ニンニクが効いたウイスターソスが決め手になっていておすすめです。

口コミ

ニンニクが効いたウイスターソース味で、野菜がたくさん入っています。お肉が厚切りで食べ応えがあり、こってりとしていてなかなか美味しいとの口コミがあります。
 

フォレスティーユ精養軒

東京の上野にある洋食レストランです。洋食を中心に、充実したコースメニューやアラカルトメニューが用意されているレストランです。

東京文化会館の施設の中にあるレストランなので、公演の前や後に利用するお客様で賑わっています。芸能人や著名人もよく利用するお店で有名です。営業時間は11:00~19:00ですが、公演日などによって営業時間が異なります。定休日は、会館の休日によりますので事前に確認してください。

フォレスティーユ精養軒 | 東京文化会館

メニューの特徴

このレストランのチャプスイは、オリジナルチャプスイと言うメニューで提供されています。豊富な海鮮と野菜が入った見た目が中華丼風のチャプスイです。レシピの秘密として、ベースの味付けにブイヨンを使っていて味は洋風になっています。食べる人によってクリームシチューに感じる不思議な味になってます。

口コミ

見た目は中華丼ですが、ブイヨンベースになっているので上品な味に仕上がっている。見た目も美しい中華丼などの口コミがありました。

中華料理 相羽

名古屋に4店舗展開している中華料理店です。1985年に創業して以来名古屋で愛され続けている中華料理店ではテレビなどでも紹介されている天津飯が有名です。仕事が帰りのサラリーマンから近所に住むご家族連れで賑わう店内は、中華料理店らしい華やかな店内になっています。

夜遅くまで営業しているので地元の人たちの交流の場にもなっています営業時間は、月曜~土曜が11:00~14:30と17:00~翌3:00です。日・祝が11:00~翌2:00です。定休日は不定休なので事前に確認が必要です。

中国料理 相羽 あいば 1985年創業愛されて27年 名古屋市内に4店舗

メニューの特徴

中華料理激戦区の名古屋で営業している相羽のチャプスイは、麻婆チャプスイです。他のお店では絶対に食べれないメニューです。レンコンやにんじんなどの野菜と豆腐が入ったチャプスイはベースとなる味付けを麻婆豆腐の味付けにしています。今までにないチャプスイなのでおすすめです。

口コミ

昼の日替わりランチメニューで、麻婆豆腐チャプスイがありました。見た目は野菜がたくさん入った麻婆豆腐です。味も麻婆豆腐の味なので麻婆豆腐好きの方におすすめです。

チャプスイの簡単レシピとアレンジ方法

色々とお店を紹介しましたが、家でも簡単に食べられるレシピを紹介いたします。五目あんかけ炒めに近いので、五目あんかけのレシピにちょっとひと手間加えるだけでも簡単にできてしまいます。簡単レシピとおすすめのアレンジ方法を紹介いたします。

材料と作り方

材料はこれと言って決まりはありません。今回は簡単レシピと言うことで紹介いたします。キャベツ・豚肉の薄切り・モヤシ・にら・シイタケ・ニンニク(みじん切り)・鷹の爪を用意してください。

調味料は、醤油・酒・ウイスターソース(各大さじ1)・水(2カップ)・水溶き片栗粉(大さじ2)塩コショウ(少々)を用意します。

作り方は、まず野菜などを適当な大きさにすべて切ります。フライパンにサラダ油(適量)と鷹の爪とニンニクを入れて香りが出るまで炒めます。フライパンが温まったら豚肉を入れて炒めます。豚肉に火が通たらにら以外の野菜を入れます。野菜が全体にしんなりしてきたらにらを最後に入れます。

水と調味料を入れてひと煮たちさせます。全体に火が通たら火を止めて水で溶いた片栗粉を流しこみ全体的に混ぜます。とろみがでれば完成です。お皿にご飯をのせて餡をかけて、お好みで紅しょうがを添えれば完成です。

ポイント

ポイントとしては、火の通りが早いものは最後に入れることです。野菜の具材はいろいろなので、ニンジン・ピーマン・たけのこ・キノコ類などは肉や海鮮の後に入れてください。

逆に、白菜・にらなど火を通すとすぐにしんなりとする食材はなるべく最後にいれるといいです。特ににらなどは長時間火を通してしますと色味も悪くなり見た目がよくないので気を付けてください。

アレンジ方法

アレンジ方法も調べると結構でてきます。ここでは、チャプスイのおすすめ店舗で紹介した味つけを紹介いたします。先ほどの作り方の調味料を変えるだけで簡単におすすめのチャプスイレシピができてしまいます。

ウイスターソースをコンソメやケッチャプに変えるだけで洋風の味付けに変わります。より五目あんかけ風に近づけたければ海鮮を加えるだけで中華っぽさが増します。野菜も季節の野菜を入れて楽しむこともできます。

チャプスイ自体に材料や調味料といったレシピの決まりがないので、いろいろ試してオリジナルのチャプスイレシピを考えるのも楽しいです。アボカドやトマトなどをいれて洋風にアレンジするのもおすすめです。

チャプスイが食べられる店やレシピまとめ

チャプスイという料理を初めて聞く人も多いのではないでしょうか?意外とチャプスイを聞いたことがなくても実は一度は食べたことがあるかもしれません。

チャプスイは元々は中国からアメリカに渡り米軍基地を拠点に日本に広まった食べ物です。米軍基地がある地域では昔から知られていて給食のメニューにもなっている懐かしい味なのです。米軍基地がある地域だけでなく昭和など古くから営業しているお店なら全国探せば食べられるメニューです。

中華料理店や洋食レストランでは、そのお店独自のチャプスイが楽しむことができます。いろいろなアレンジされたチャプスイを食べ歩くのも楽しいです。

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