2019年07月07日公開
2024年09月20日更新
つゆだくのルールを大手3社牛丼屋で確認!つゆだく以外にも裏メニューがある?
つゆだくで牛丼を食べたことはありますか?牛丼のチェーン店には吉野家、すき家、松屋があり、全国的に展開されています。仕事の帰りや小腹が空いた時に気軽に食べることができる牛丼はどの世代にも人気のある料理となっています。牛丼を注文する際につゆだくを頼みたい時も多いのではないでしょうか?今回の記事では各牛丼店でのつゆだくの頼み方や裏メニューについて紹介していきます。
つゆだくとは?
皆さんはお店で牛丼を食べたことがありますか?今や大手牛丼チェーン店が数多く存在し、その中でも有名なお店として知られているのが吉野家、すき家、松屋の3店舗です。今や牛丼だけではなく、朝食メニューやヘルシーメニューも多く存在しており、そのバリエーションの豊かさから毎日通っている人も多くみられます。
そんな牛丼屋にはメニューには載っていないつゆだくという言葉があるのを知っていますか?1度は耳にしたことがあるつゆだくとは一体どのような意味なのか見ていきましょう。
つゆだくの意味
つゆだくとはもともと牛丼チェーン店でお客さんの好みに合わせて牛丼にかける汁を多めに入れるサービスのことをいいます。正式なメニューとして存在していないため、メニューには記載されていません。
こちらのサービスは1950年頃に店員が注文を厨房へ伝えるために使い始めた用語でしたが、メディアで公表されたことがきっかけで一般の人にも浸透したといわれています。その後1997年頃にブームが起き、つゆだくはとても有名な裏メニューとして扱われるようになりました。
料金はかかる?
各牛丼チェーン店で頼む場合つゆの量が増えると追加料金がとられると思う人も多いですが、つゆだくの注文に追加料金はかかりません。吉野家もすき家も松屋も無料でつゆを増やしてくれます。注文した牛丼の分だけのお支払いになるので安心して注文することができます。
つゆだくの頼み方【吉野家・すき家・松屋】
無料でつゆだくを注文することができますが、頼み方に迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?大手牛丼チェーン店の吉野家、すき家、松屋のつゆだくの頼み方や注意点について見ていきましょう。
頼み方とルール
食券を購入して頼んだり、口頭で頼んだりとお店によって牛丼の頼み方が変わってきます。つゆだくの頼み方は店内で食べる場合と全く同じです。食券の場合は食券を購入して席に座り食券を店員に渡すときにいいます。
口頭の場合も席について注文をする際に頼めば美味しいつゆだくの牛丼が運ばれてきます。しかし、つゆだくにはルールが存在します。
つゆだくの「だく」部分を増やすことで言った数に応じてつゆを多くすることが可能ですが、だくの数に関しては4つが限度です。注文すると丼ぶりからつゆが溢れそうなほどに入っている牛丼が運ばれてきます。
テイクアウトする時の頼み方
どのチェーン店でも牛丼はテイクアウトすることができます。つゆだくも、もちろんテイクアウトすることが可能です。テイクアウトする時の頼み方は通常通り店舗で頼む時と一緒です。持ち帰りの牛丼でもつゆだくが可能なので、好きな人は思い切って頼んでみましょう。
注文する時の注意点
牛丼のつゆがたっぷりかかった牛丼はとても美味しいですが、テイクアウトすると美味しさが半減してしまいます。時間が経ったつゆだく牛丼はご飯が汁を吸いきってしまうので、つゆをたっぷり入れてもつゆがなくなってしまいます。
テイクアウトをして車の中などですぐ食べるのであれば良いのですが、時間がたつとご飯が汁を吸ってパサパサしてしまうので注意しましょう。
実際にすき家では持ち帰りのつゆだくのオーダーの場合、店舗で食べるつゆだくよりもつゆの量を倍にするマニュアルがあります。テイクアウト時はご飯の量が汁を吸う分を計算して多めのつゆにしています。ただ、店員さんの中にはマニュアルが行き届いていなくて普通のつゆの量しかかけない場合があります。
そうすると実際食べる時に思った以上につゆが入っていないと感じる場合があります。そんな時は注文するときに、つゆだくだくにすると美味しく食べることができるのでぜひ、頼んでみてはどうでしょうか?
テイクアウトでつゆがしっかりある美味しい状態で食べたい場合は、注文時にセパレートでお願いしますと伝えると良いでしょう。セパレートはご飯とお肉を別に包装してくれるので、つゆがご飯に染み込んでしまうのを防いでくれます。家に持ち帰って食べる際におすすめです。
松屋はセパレートでテイクアウトすると値段は変わりませんが、吉野家とすき家はセパレートで頼むと70円~90円程割高になってしまいます。お金をあまりかけたくない場合は松屋でセパレートを頼むと良いでしょう。
つゆだく以外の裏メニュー
美味しい牛丼にはつゆだくの他にも裏メニューが存在します。吉野家、すき家、松屋の各3社の美味しい裏メニューを紹介します。これをきっかけに自分好みの牛丼を楽しんでみましょう。
吉野家
吉野家の裏メニューは種類がとても豊富です。頭の特盛は牛肉の肉を多めにし、ご飯を少なめにしてくれます。つゆぬきは牛丼の汁を抜いてくれるので純粋に肉と玉ねぎの味を堪能したい場合やカロリーが心配な時におすすめです。
肉下は最初に牛丼の肉を丼ぶりに入れて、その上にご飯を盛ってくれる肉とご飯をさかさまの順番で盛りつけられます。つめしろは牛丼のご飯を冷たい状態で食べることができます。常温で冷やすため注文してから4~6分ほど時間がかかります。
赤多めは牛丼の牛肉の赤身が多くなりますが非常に手間がかかるため、この注文方法自体があまり知られていないので注文する人は少ないです。
ねぎだくは牛丼の玉ねぎの量を増やしてくれますが、牛肉が減ってしまいます。玉ねぎが好きな人におすすめです。ねぎぬきはその名の通り牛丼の玉ねぎの量を減らしてくれます。玉ねぎは減りますが、牛肉の量は増えません。
お湯割りは味噌汁にお湯を多く入れて味を薄くしてもらえます。価格は同じで量は増えますが、味は薄くなります。
すき家
すき家の有名な裏メニューの1つのキング牛丼は学生にとても人気のある裏メニューです。ご飯の量は並盛りの3倍、肉の量は並盛りの6倍もあります。またキング牛丼は1杯あたり2300kcalとなっており、成人男性1日分のカロリーとなっているので、食べる際は注意しましょう。
さらに裏メニューには牛丼の他にもキングカレーも存在します。お皿から溢れるほどのカレーがのっています。メニューには掲載されていないので、口頭でオーダーしましょう。
チーズの肉下はとろ~り3種のチーズ牛丼の上の部分のチーズを牛肉の下に盛りつけしてくれる裏メニューです。ご飯の上にチーズが直接乗るのでご飯の暑さでチーズがトロトロになりチーズ本来の味を存分に楽しむことができます。
また、チーズはとろ~り3種のチーズ牛丼の他にもプラス140円でどの牛丼にもトッピングすることが可能です。牛丼茶漬けは牛丼の上に熱いお茶をかけてひつまぶしのように食べる食べ方です。牛丼のサイドメニューセットについてくる卵は温玉に変更することができます。
カレーを注文すると付いてくる福神漬けは多めにオーダーすることができます。メニューには記載されていませんが福神漬け多めでと注文すると多くでてきます。
朝食メニューにある卵かけご飯の時に出てくる卵かけ醤油は他のメニューを注文しても出てくることはないのですが、お願いすると出してくれる店舗もあります。牛丼に卵を入れると味がマイルドになるので味を変えたい時におすすめです。
松屋
松屋は味噌汁の具を多めにすることができます。味噌汁の具は豚汁などにグレードアップしなければ、わかめと油揚げが入っています。いつも味噌汁の具が少ないと思っている人は多めで注文してみてはどうでしょうか?
カレーに付いている福神漬けが苦手ない人は抜きにすることができます。福神漬けを残してしまう人は注文してみましょう。松屋で提供される肉は少し大きくて食べづらいと思っている人も多いのではないでしょうか?そんな時は店員さんにお願いすると肉を半分にカットしてくれます。
つゆだくなどのアレンジ注文を牛丼屋で試してみよう
牛丼チェーン店のつゆだくは簡単に注文することができます。また、つゆ多めの他にも大手牛丼チェーン店には裏メニューが多く存在しており、毎日牛丼を楽しむことができます。今回紹介した裏メニューの他にも様々なメニューが存在しますので、自分で見つけて牛丼を楽しんでみてはどうでしょうか?