ゴッドマザーのレシピ!おすすめカクテルの度数や名前の意味も解説!
ゴッドマザーはカクテルの一つです。その名前から小説や映画で有名になったゴッドファーザーと関係があるのか気になっている方も多いかも知れません。今回はゴッドマザーの名前の由来やアルコール度数、カクテル言葉などの基本情報から、初心者にも作りやすいレシピや似ているカクテルなどを紹介します。ゴットマザーの魅力や歴史を知ることで、より一層このカクテルを愉しむことが出来るでしょう。
ゴッドマザーとはどんなカクテル?
ゴットマザーは純度が高いウォッカベースで、そのウォッカと杏のリキュールであるアマレットを混ぜあわせたものです。まろやかなので食後やデザートとしておすすめです。
その名称やレシピから女性向けのカクテルという印象を受けますが、程よい甘さですので甘いカクテルが苦手な男性にもおすすめです。
そこで今回はゴッドマザーの由来と歴史、カクテル言葉、味やアルコール度数などを紹介します。カクテルゴッドマザーの奥深さを感じてみましょう。
由来と歴史
このゴッドマザーは、ゴッドファーザーというカクテルのアレンジ版として誕生しました。1972年の映画「ゴットファーザー2」を記念して作られたゴッドファーザーがこのカクテルの原型です。その後映画の流行と共にゴッドマザーにもスポットライトが当たるようになりました。
味とアルコール度数
ゴットマザーの味はアマレットのまろやかな甘みがベースになっています。無味無臭で純度の高いウォッカがアマレットの味を引き立たせ、豊かな香りが広がるカクテルを作り上げています。
またゴッドマザーのアルコール度数は、ウォッカやアマレットの分量で変わりますが25度以上になります。甘くて飲みやすいためくれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。
カクテル言葉
花に花言葉があるように、カクテルにもカクテル言葉というモノがあり、それぞれに因んだ意味とメッセージが込められています。
今回紹介するゴットマザーに付けられたカクテル言葉は、「無償の愛」「他人の考えを受け入れられる優美な人」です。ゴットマザーにはその名の通り愛情の深い母親を思い出させてくれる様な、そんなカクテル言葉が付けれています。
口コミ評判
【ゴッドマザー】
— ONE cocktail🍸 (@one_cocktail_) April 3, 2019
レシピ:ウォッカ45ml
アマレット 15ml
カクテル言葉:無償の愛
ゴットファーザーと対をなしてできたのがこのカクテル。前者と違うのはベースをウォッカにしているところ。より優しい味となっている。#カクテル #お酒好き #ウォッカ pic.twitter.com/IoHK29NECl
酒瓶書きたくなったので好きな酒と阪京の落書き!
— 園条 (@ennjou) December 16, 2018
【アマレット】アルコール度28%の杏の核を使ってるリキュール。
作られた原形の経緯が結構ロマンチック。
使われてるカクテルはゴッドマザー、ゴッドファザー等。
ストレートかロック、ソーダ・ジンジャー割りと色々旨い。
味は甘くて飲みやすい。 pic.twitter.com/QuuNulKcQD
ゴッドマザーには上記の通り「ベースがウォッカになっていて優しくなっている」「味は甘くて飲みやすい」という声があります。
そして杏リキュールの経緯やストレート、ロック、ソーダやジンジャー割りといったゴッドマザーの飲み方を紹介している口コミがあり、日頃から親しまれていることがわかります。
ゴッドマザーの基本レシピ
続いてはゴッドマザーに必要な材料と道具、そして基本レシピと注意点を紹介します。ゴッドマザーは作るのが難しいカクテルではありませんので、レシピの手順や注意点を守って頂ければ誰でも簡単に作る事が出来ます。それでは早速レシピの紹介を進めて行きましょう。
材料
- ウォッカ 45ml
- アマレット 15ml
- 氷
ゴットマザーのベースであるウォッカにはいろいろな種類があるので好みのものを選びましょう。アマレットは有名なデュサローノ・アマレットを使うとコクと深みが出るでしょう。
ここでのポイントは氷。家庭用の氷は溶けやすいのでスーパーやコンビニエンスストアで販売している氷を使いましょう。
用意するもの
次にゴッドマザーを作るために用意するものは、オールド・ファッションド・グラスと呼ばれるロックグラスとバースプーンです。ゴッドマザーにはシェイカーなどの特別な道具を用意する必要はありません。バースプーンがない場合は、マドラーなどかき混ぜるものを用意しましょう。
作り方
- 氷を入れたオールド・ファッションド・グラスにウォッカを注ぎます。
- 次にデュサローノ・アマレットを注ぎます。
- バースプーンでステアしたら出来上がりです。
ゴッドマザーはグラスの中で材料を混ぜ合わせるビルドという製法で作ります。そしてレシピには軽くかき混ぜるという意味のステアという言葉がありますが、カクテルのレシピではよく出てくるので覚えておくと便利でしょう。
ポイントと注意点
上記で紹介したゴッドマザーの作り方のポイントは、ウイスキーとアマレットを注ぎ入れたあとのステアの方法です。
このステアは紹介しているように軽く混ぜ合わせなくてはならないので、コツはあまり力を入れないことです。バースプーンを中指と薬指で軽く持ち、スプーンの背をグラスのフチに沿わせ、親指と人指し指を使いながら右に回し弧を描くようにグラスからスプーンを抜き取ります。
そしてゴッドマザーのように氷が入っているカクテルは、ステアの回数が多いと氷が溶けてカクテルの味が薄くなるので混ぜすぎないように注意しましょう。
ゴッドマザーに似ているカクテルのレシピ
それではゴッドマザーに似ているカクテルのレシピを紹介します。カクテルの材料は主にお酒やリキュール、ジュースですが一部の材料を変えてアレンジしたカクテルを作ることがあります。
ゴッドマザーも材料を変えてゴッドファーザーやフレンチコレクション、ラスティネイルといったカクテルを作ることができます。今回はそのカクテルレシピが出てきますのでゴッドマザーとはひと味違った味わいや深みを楽しんでみましょう。
ゴッドファザー
ゴッドファーザーはウイスキーベースで、ゴッドマザーと比較すると濃厚で深みのある味わいです。材料は、スコッチウイスキー45ml、アマレット15ml、氷です。
スコッチウイスキーは多くの銘柄があるので好みのものを見つけてください。アマレットはゴッドマザーと同様にディサローノ・アマレットを使うと良いでしょう。ウイスキーの重厚さとアマレットのアーモンドの深い香りの調和を感じることができます。
それではレシピを紹介します。オールド・ファッションド・グラスに氷を入れ、ウイスキーとアマレットを注ぎステアをすれば出来上がりです。ゴッドファーザーのアルコール度数は34~36度とかなり高めなので飲み方には注意が必要です。
フレンチコネクション
アメリカ映画から名づけられたフレンチコレクションは、ゴッドマザーと同様に甘みが強いのでデザートカクテルやナイトキャップとして愉しまれています。フレンチコレクションの材料は、ブランデー45mlとアマレット15ml、氷です。
次にレシピですが、氷が入ったオールド・ファッションド・グラスにブランデーとアマレットを注ぎ、ステアをすれば出来上がりです。フレンチコレクションは飲みやすいのですが、アルコール度数は32~33度と高めなので、飲み過ぎには気をつけましょう。
ラスティネイル
錆れた釘、俗語で古めかしい飲み物という意味のあるラスティネイルは、戦後に出来た新しいカクテルです。
ラスティネイルの材料は、スコッチウイスキー40mlとウイスキーベースのリリュールのドランブイ、氷です。ドランブイとは蜂蜜やハーブなどから作られている甘くてほろ苦いリキュールのことです。
それではレシピですが、氷が入ったオールド・ファッションド・グラスにスコッチウイスキーとドランブイを注ぎステアしたら出来上がりです。
ラスティネイルは甘口で飲みやすいですが、こちらもアルコール度数は37~41度とかなり高いので飲み方には気をつけましょう。
シシリアン・キッス
冷たいタイプのシシリアン・キッスは、フルーティーな甘みでアーモンドの香ばしさを感じることができるカクテルです。シシリアン・キッスの材料はサザンカンフォート40mlとディサローノ・アマレット20ml、氷です。
サザンカンフォートは、フルーツとハーブの爽やかさがあるアメリカン・ピーチ・リキュールです。杏の香りがするアマレットと相性が良く濃厚になるのでおすすめです。
それではレシピを紹介します。氷を入れたオールド・ファッションド・グラスにサザンカンフォートとディサローノ・アマレットを注ぎ、ステアをしたら出来上がりです。シシリアン・キッスのアルコール度数は32度です。甘みが強く飲みやすいのですが、アルコール度数が高いため、飲み過ぎには注意しましょう。
ゴッドマザーの材料を揃えて家で作ってみよう
今回はゴットマザーがどんなカクテルなのか、アルコール度数やカクテル言葉、レシピ、ゴッドマザーに似たカクテルのレシピを紹介しました。
カクテルはいろいろな飲み物を混ぜて簡単に作れるお酒です。ゴッドマザーもその一つで、お酒と氷、グラスだけ用意すれば直ぐにでも作ることができます。
またお酒の銘柄や量を変えると違った味や香りになって楽しいです。ぜひ自宅でおいしいゴッドマザーを作ってみましょう。