ドライジンのおすすめ人気ランキングTOP18!飲み方と選び方も紹介
ドライジンのおすすめ人気ランキングを紹介していきます。「ドライジン」はジンの中でも現在主流の辛口のジンのことです。日本ではまだまだ知られていないドライジンですが、とても種類が多くロンドン・ドライジン、ボンベイ・サファイア、タンカレードライジン、ゴードンドライジンなど大きく分けるとこの4種類がベースとなります。さらに細かく分けるといろいろな銘柄があります。今回はその「ドライジン」についてランキング方式で紹介します。またドライジンの美味しい飲み方やカクテルも参考にしてください。
目次
ドライジンとは?
ジンといえばマティーニやジントニックなどが頭に浮かぶかもしれません。しかしジンの中でも辛口で、最も一般的なものを、ドライジンと呼びカクテルにも多く用いられます。ジンの主流であるドライジンは、ロンドンの生まれで「ロンドン・ジン」とよばれたりすることもあります。
ドライジンの主な原料は「ジュニパーベリー」という実の乾燥させたもののスパイスです。ドライジンは少し強いくせがありますが、カクテルなどに使うと風味のすっきりした味わいになります。
ドライジンの代表的な銘柄は、ボンベイ・サファイヤ、ロンドン・ドライジン、タンカレードライジン、ゴードンドライジンなどです。
ドライジンの選び方
ドライジンには、有名どころで「ボンベイ」「ロンドン」「ゴードン」「タンカレー」をはじめたくさんの種類があります。なので、どの基準でドライジンを選んだらいいのか?と迷ってしまう人が多くいるでしょう。
ここでは、飲み方・風味・値段・メーカー別の選び方を紹介します。ドライジン初心者の人は参考にしてみてください!
飲み方で選ぶ
ドライジンの飲み方、楽しみ方はドライジンの特性によって異なり、大まかに2つの飲み方があります。「ドライジンの個性を大事にして、そのまま飲んで愉しむもの」と「カクテルにして愉しむドライジン」に分かれます。
個性的な複雑さで華やかさがあるドライジンは冷やしてストレートで、香りの強さ・辛さ・甘さがあるドライジンはカクテルにして愉しみましょう。
また、タンカレ―ロンドンのようにアルコール度数が47.3%もあるとストレートで飲むのはきついので、アルコール度数によって飲み方が変わる場合もあります。
風味で選ぶ
ドライジンは豊潤な香り、複雑な香りをもつものとして有名です。ストレートで楽しんだり、カクテルにして愉しんだり色々な風味をしっかりと楽しみながら、自分好みのものを選んで美味しくいただきましょう。
キレのある味わいが好きなら「タンカレ―ロンドン」がおすすめですし、さっぱりした中にも果物の甘みが欲しい人は「ゴードン・スロー・ジン」などがおすすめです。
値段やメーカーで選ぶ
初心者の方はドライジンの定番、ロンドンドライジンから始めてみるのをおすすめします。ロンドンドライジンはさっぱりとしていてクセが少ないので、ストレートでもカクテルにも合い幅広い年齢層に親しまれています。2,800円と少し高めの値段設定ですが、価格は気にしないという人にはおすすめです。
次に、ボンベイ・サファイアのように、ボタニカルの香りが強いものに挑戦してみるのがおすすめです。柑橘系のさっぱりとした風味から、深みのある味わいに変化するドライジンです。さっぱりだけに飽きてきたら、ロンドンからボンベイにチェンジしてみましょう。価格は3,000円を超えてくるので、余裕がある人に限られてきます。
安く飲みたい人におすすめなのは、タンカレードライジンです。タンカレーは2,000円以下で飲むことができ、味も申し分ないと好評です。お酒にそこまでお金がかけられないという人は、タンカレーを検討してみてください。ウィルキソンジンのように1,000円以下で飲めるドライジンもありますが、味の保障も欲しいならタンカレーをおすすめします。
その他に安めで飲むなら、ゴードンロンドンジンもおすすめです。2,000円前半で購入できるので、ドライジンの中では安めの方です。タンカレーばっかりだと飽きてしまうので、ゴードンと交互に飲むなどしてコスパのいいドライジン生活を楽しんでみましょう。
ドライジンのおすすめ人気ランキング18位~11位
ドライジンのおすすめ銘柄をランキング形式で18位~11位紹介していきましょう。ドライジンの中で有名な「ボンベイ」も入っているので、是非参考にしてみてください!
18位:ニッカ カフェジン
「ニッカカフェジン」は700ml4,500円で販売されています。ドライジンの中でもコクがあって口当たりの優しいのが特徴です。シトラスのさわやかさと山椒のピリッとした感じが複雑な味わいで、人気のドライジンになっています。
飲み方はストレートにロックで飲んでもいいですし、お水やソーダで割る飲み方もおすすめです。もちろんシトラスと山椒が入っているので、カクテルにしても負けることのない存在感を残してくれます。
さっぱりがいいけどガツンとしたお酒が飲みたいという人は、ドライジンの中でもニッカカフェジンをおすすめします!
17位:フェルディナンズ ザール ドライジン
「フェルディナンズ ザール ドライジン」は500ml4,998円で販売されている、高級なドライジンです。こちらはなんと白ワインを蒸留後に加えるという、贅沢な製法で作られるドイツのドライジンです。ボタニカル(植物のエッセンス)を32種類使って白ぶどうの香りがし、フルーティーな味わいです。
味はドライジンとしては甘みを感じますがすっきりした後味です。飲み方は白ワインのようにしっかりと冷やして、ストレートでいただくことをおすすめします。
16位:ル・ジン
「ル・ジン」は700ml4,536円で販売されています。ドライジンは通常、麦など穀物を使って作られることが多いですが、ル・ジンは大変珍しくブランデーなどに使用する「30種類のりんご」を下地に作られています。
柔らかく繊細で、雑味がないフルーティーな味わいです。ジンジャーやシナモンなど8種類のボタニカルを加えられて、洗練されて絶妙なバランスの良い新しい味わいです。
15位:コーヴァルジン
「コーヴァルジン」は500ml5,399円で販売されています。イギリスやオランダで多く作られているドライジンですが、ブームによってドライジンを自国でもという運動が広がり「コーヴァル」はアメリカのシカゴで誕生したドライジンです。
口に入れた時にウイスキーのような風味があり、とてもまろやかさのある味わいが特徴です。飲み方はまずはストレートでウイスキーのように愉しむのがおすすめです!癖になるようなドライジンです。
14位:ケイデンヘッド オールドラジェ
「ケイデンヘッド オールドラジェ」は700ml4,110円です。150年もの長い歴史のあるウイスキーの商社で、近頃はブランデーやラム酒などにも精通しています。ケイデンヘッド オールドラジェは、カルダモン、シトラス、ジュニパーベリーなどの後に続いてサフランの香りや味わいがあります。
サフランの高価なスパイスが甘みを演出させまろやかさを生み、ほんのり黄色みがかったドライジンは複雑な香りがして格別です。
13位:バスタブジン
「バスタブジン」は700ml3,990円で販売されています。このドライジンの特徴は、焼き菓子みたいな甘い香りをふんわりとさせます。それはボタニカルの、カルダモンやシナモン、オレンジなどを使われているからです。
しかし、味わいは豊かでガツンとした飲みごたえがあり、このギャップがうけています。飲み方はまず、香りや味わいを楽しめる、ロックでいただきたいです。カクテルではマティー二がおすすめです。
12位:ボビーズジン
「ボビーズジン」は700ml4,480円で販売されています。ドライジンの発祥地のオランダ、スキーダムで、東洋との融合を目指してつくられており、ボタニカルを東洋のものを入れ8種類、キュベブペッパー、フェンネル、ジュニパー、コリアンダー、ローズヒップ、シナモン、レモングラス、クローヴです。
香りはシトラスとレモングラスのが効いたさわやかさを感じます。甘いエキゾチックな香りにインドネシア産のコショウの種類、キュベブペッパーがあとで主張してきます。飲み方はストレートで、またはサワーで愉しめます。
11位:スター オブ ボンベイ
「スターオブボンベイ」は750ml3,715円で販売されています。値段はそこそこしますが、製造方法にこだわりがあり、通常の製造時間のおおよそ1.5倍もかけて蒸留しています。さらにEUでの厳しい審査をクリアした、れっきとした高品質なロンドンドライジンです。
同じボンベイである「ボンベイ・サファイア」と同じ10種類のボタニカルを使い、プラスベルガモットとアンブレットシードを入れることによって、深みのある柑橘系の豊かな味わいを作りだしています。普段飲むには高くて厳しいけど、いざという時に飲むドライジンとしてはおすすめです。
ドライジンのおすすめ人気ランキング10位~4位
「ロンドン」や「ゴードン」のように有名なドライジンをはじめ、1,000円以下で購入できる商品も紹介しています。早速、人気ランキング10位~4位を見ていきましょう!
10位:モンキー47
「モンキー47」は500ml6,804円で販売されています。このドライジンは珍しくドイツで造られ、同じくドイツでつくられた「フェルディナンズ ザール ドライジン」よりもメジャーなドライジンです。47種類ものボタニカル使用していて複雑な味わいです。
例えば、とても薫り高くて有名である「ボンベイサファイアジン」でさえ10種類のボタニカルですが、47種類となると大変な量になります。
ドライジンの特有の臭さを感じさせない繊細でフルーティーな味わいで、甘酸っぱい香りがします。飲み方は複雑な味わいを愉しめるために、まずはストレートで!そしてカクテルも美味しくいただけます。
9位:ウィルキンソン ジン 47.5°
「ウキルキンソンジン」は720ml,957円で販売されています。ウキルキンソンジンはハーブを十数種類使うことで、独特なドライジンのヤニ臭さのようなものを抑え柔らかくし、とても飲みやすいのが人気の理由です。しかし、アルコール度数は47.5%ありしっかりと飲みごたえがあります。
クセのないウキルキンソンジンは、720mlの容量で1,000円未満で非常にコスパ抜群でとても人気のあるドライジンです。飲み方はクセのない由緒正しい製法なので、カクテルにするのがおすすめです。ウィルキンソンでカクテルとつくると、とてもカクテルの幅が広がります。
8位:ビーフィーター24
「ビーフィーター24」は700ml3,131円で販売されています。ビーフィータードライジンは非常に珍しく、緑茶や煎茶などの日本の茶のエッセンスに可能性に注目し、生み出されたものです。
アルコール度数は45%で700mlの容量で中国紅茶、煎茶、日本の茶など厳選された12種類のボタニカルを使用されて、値段は少し高めになっています。独特な口当たりと香りを多くの方に求められています。このドライジンはスムーズで繊細でありながら独特な香りと味わいがあります。カクテルでいただくのがおすすめです。
7位:ヘンドリックスジン
「ヘンドリクセンジン」は700ml3,980円で販売されています。ヘンドリクセンジンの特徴は、品質の高い11種類の厳選されたボタニカルを使い、それだけではなくキュウリのエキスと薔薇エッセンスオイルを加えたもので変わり種のジンとして仕上がっています。
それにより、甘さがありつつ薔薇の深く豊かな味わいで、そのあとにキュウリのさっぱりした後味が大きな特徴といえます。アルコール度数は44%と高めで、700mlの容量でこれだけの口当たりの良さでも低価格なもののため人気のあるドライジンの1つです。
6位:マーティンミラーズ
「マーティンミラーズ」は700ml3,456円で販売されています。マーティンミラーズは、1999年に当時のドライジンをより良く、より美味しくするためにジンの好事家であるマーティン・ミラーは友人に力を借りて「マーティンミラーズ」を世にだしました。
厳選されたボタニルカルにはこだわりの水を用いることで、柑橘類のさっぱりさと針葉樹の香りがしたあと、滑らかな口当たりの良さとスタイリッシュな味わいが評判です。通常版のアルコール度数40%に加えて「ウエストボーン」というアルコール度数45%の物も力強く、フルーティーな味わいです。
5位:ゴードンロンドンドライジン
「ゴードンロンドンドライジン」は700ml1,920円で販売されています。ゴードンロンドンドライジンはジュニパベリーを入れることで、色々なボタニカルもバランスを取ることができ飲みやすいドライジンになっています。
ゴードンロンドンドライジンは中身が見える透明な瓶で、ゴードンのシンボルでもある赤と黄色のラベルが輝いています。ゴードンロンドンは度数が2種類ありサイズも200mlのミニサイズから700mlの通常サイズがあるので、自分用としても贈り物としてもおすすめです。
ゴードンロンドンドライジンは多少値段が高めですが、伝統長いゴードンをぜひ試してみてください。
4位:ロンドンヒル ドライジン
「ロンドンヒルドライジン」は700ml2,875円で販売されています。ロンドンヒルは主にハーブやスパイスを使った爽やかなドライジンです。12種類のボタニカルで造ることによって、さっぱりしている中にも複雑な味わいがあり、飲みやすいのにキレがあります。なので、ぜひストレートで飲むのをおすすめします!
世界的に有名なコンペティションで金賞を3回も取っているのが、その実力を表しています!アコール数は47度とドライジンの中でも高めの方で、1瓶700ml入っているので一人で飲むには十分過ぎるぐらいで大勢で飲むには丁度いいサイズになっています。
ドライジンのおすすめ人気ランキング3位~1位
ここをおさえておけば間違いないという3位~1位の紹介です!ドライジンの有名どころ「ボンベイ」と「タンカレー」がランクインしています。おすすめ飲み方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3位: ビーフィーター ジン 40度
「ビーフィータージン」は750ml2,110円で販売されています。1820年から造られていて、今もロンドンで製造をする歴史あるドライジンです。9種類のボタニカルによる香りと柑橘系の爽やかさが、ジントニックなどのカクテルにピッタリです!
一般的な容量の700mlとポケットにしまえるサイズの200mlがあり、アルコール度数も40%と低めの値になっています。
また、価格もそこまで高くないので、初めてドライジンを購入するという人にはおすすめの銘柄です。価格を抑えながらも1820年から続く伝統の味を是非楽しんでみてください。
2位:ボンベイ・サファイア
「ボンベイ・サファイア」は750ml2,380円で販売されています。「スター オブ ボンベイ」と同じ10種類のボタニカルが入っています。ボンベイ独特の造り方をすることで、一口めは華やかさを感じるのですが後から深みのある香りがくる、プレミアムなドライジンです。
アルコール度数は47%と高めになっていますが、その飲みやすさから世界で一番爽やかであると人気を博していました。容量は50ml、200ml、750ml、1,000mlと様々あるのも魅力のポイントで、初めて購入するときや大人数で飲むときにも使うことができます。
1位: タンカレー ロンドン ドライジン
「タンカレーロンドンドライジン」は750ml1,728円で販売されています。タンカレーロンドンは4回蒸留することで造られています。それによりさっぱりとしたキレのある味わいで、品質のいいボタニカルが芳醇な香りを引き出しています。
タンカレーロンドンはその味わいから、様々な賞も取っており世界的に認められたドライジンです。アルコール度数が47.3%と高めになっているタンカレーロンドンですが、価格が安く飲みやすいので購入者が多いです。
ジョン・F・ケネディも好んで飲んでいたと言われる、タンカレーロンドンを是非試してみてください!
ドライジンのおすすめの飲み方
ドライジンにはいくつかの飲み方があります。飲み方を色々知っておくと、同じドライジンでも違った味わいを楽しむことができるので、ぜひ覚えておきましょう。
高クオリティなら香りを愉しむ
人気のジンならゆったりとまず香りを楽しみましょう。こういったアルコール度数の強いお酒を飲むときはカカオの香りがマッチするのでおつまみにチョコレートなどがおすすめです。
また、タバコを吸われる方は、葉巻と合わせても美味しくジンの味わいを損なうことなく楽しめます。香りの高いジンに合わせるには少し油っ気の強いものでも大丈夫。本場イギリスではフィッシュ・アンド・チップス何かとも合わせて飲まれています。
日本では最初の一杯はビールという方が多いですが、同じようにスコットランドでは最初の一杯がジンという方が多く、本場スコットランドに思いを馳せながらジンを飲んでみましょう。
また、ベーコンやチーズなど油の強いものやそれを燻製したものなどと、合わせて食べるのがスコットランドでは一般的なようです。もちろんジン自体の香りを楽しむのにサラダと取り合わせて食べる方もいます。
冷凍庫で冷やしてストレート
ジンは香りが繊細です。また、冷やすことでその香りが強まります。なので冷蔵庫などで管理して飲むのがおすすめです。キンキンにグラスも冷やしておいてストレートで飲むと美味しいのですが、アルコール濃度が高いので、お酒にそこまで強くない方はチェイサーにきちんと水を飲みましょう。
本場イギリスでお酒の強い方は、チェイサーにビールを飲む方もいます。本場スコットランドにはジン専門のバーもあるぐらい、イギリスやスコットランドではよく飲まれているお酒です。
水割りやソーダ割り
水割りで飲むのがジンは基本的な飲み方です。アルコール濃度が高いので少々水を入れてやると更に香りが引き立つので、非常に美味しく飲めます。このときの水は冷えたものより常温のものがいいのだとか。そちらの方がより香りが強くなります。
もちろんお好みでソーダ割りも楽しめます。焼酎とは違い、香りが花や果物に近い香りで柔らかいので、ソーダで割ると女性でも飲みやすいお酒になります。
カクテルにする
ジンの香りは自然なので、フルーツ類と相性が非常に良いです。特に柑橘系と相性がよく、よくジントニックなどライムと合わせるととても美味しいです。
ジンのストレートを頼むと、ライムが添えられて出てくるぐらい相性の良い果物です。また、香りの良いものとの相性が良いです。
ジンにヨーグルトを加えると、お酒の苦手な人でも飲みやすいカクテルになります。ジンはカクテルに使いやすいお酒で、甘いカクテルからビターなものまで様々なカクテルがあります。
ドライジンのおすすめランキングを参考に
ドライジンってこんなにも多くの種類があるのかと、驚かれたかも多いでしょう。しかし、選び方や飲み方で自分に合ったものを選定してみてください。
価格的にも購入しやすい物もあるので、初心者の人はまず安めのドライジンから始めるのをおすすめします。
そして、ドライジンを飲んでいた人も新たな発見があったのではないでしょうか。ボンベイやロンドン、タンカレー、ゴードンのように有名な銘柄以外にも、美味しいドライジンは多くあります。
いつも飲んでいるドライジンではなく、今回紹介したものから新しいものに挑戦してみましょう。飲み方次第でも味も変わるので、飲んでいるドライジンは変えずに飲み方を変えてみるのもおすすめです。