ソルクバーノは夏におすすめのさっぱりカクテル!カクテル言葉とレシピも!
ソルクバーノというカクテルを耳にしたことがない方は多いのではないでしょうか?ソルクバーノとはホワイトラムをベースに、グレープフルーツジュースとトニックウォーターで割った酸味があって夏にぴったりの爽やかなカクテルです。暑い夏にぜひ飲んでもらいたいソルクバーノは家でも簡単に作ることができます。今回はソルクバーノのレシピからカクテル言葉まで紹介します。自宅でも簡単に作れるソルクバーノのレシピを覚えてぜひ試していてください。
ソルクバーノとは?
ソルクバーノとはホワイトラムをグレープフルーツと炭酸水で割ったカクテルです。ラム酒といえば褐色のダークラムのイメージもあるかと思いますが、ソルクバーノではホワイトラムが使われます。
ソルクバーノは神戸の三ノ宮にある「SAVOY北野坂」のマスターである木村喜久さんが考案したカクテルです。1980年に開催された「サントリー・トロピカル・カクテル・コンテスト」でグランプリに輝いたオリジナルカクテルで、当時トロピカルカクテルが流行っていたこともあって全国に広まりました。
ソルクバーノの特徴
甘いカクテルが多い中、ソルクバーノは酸味が強いグレープフルーツを使っていて砂糖を加えず更に甘みの無いトニックウォーターを加えているので甘みが少なく、爽やかな酸味が特徴的なカクテルです。
暑い夏にさっぱりとしたカクテルが飲みたいときに特におすすめです。また、甘いカクテルが苦手な方や甘いカクテルの合間にソルクバーノを飲めばさっぱりできます。
ソルクバーノの意味と由来
ソルクバーノとはスペイン語でソル(キューバ)クバーノ(太陽)という言葉を合わせたもので、キューバの太陽を意味しています。キューバの太陽と聞くと情熱的で熱い意味合いを想像しますが、キューバはとても治安の良い観光大国で、キューバ人はダンスや音楽が大好きな陽気な人たちです。
ソルクバーノの本当の意味合いは、そんな穏やかなキューバの太陽の元で陽気な音楽を聴きながら楽しくゆったりと飲みたいカクテルということかもしれません。
ソルクバーノのカクテル言葉
花言葉があるように、カクテルにもそのカクテルにちなんで意味が込められたカクテル言葉というものがあります。様々なカクテルがある中でそれぞれのカクテルにちなんだカクテル言葉が秘められています。
ソルクバーノのカクテル言葉は「象徴」トロピカルカクテルの先駆けで夏を象徴するカクテルであるソルクバーノにぴったりのカクテル言葉です。
ソルクバーノの度数
ソルクバーノの度数は8~10%です。割り方にもよって度数が変わりますが、ホワイトラム自体の度数が40%ほどあるので好みの量で調整してください。
ソルクバーノの作り方レシピ
ソルクバーノはホワイトラム、グレープフルーツジュース、トニックウォーターの3種類とシンプルな材料が使われますが、どれくらいの割合で作られているのでしょうか?とても簡単に作れるソルクバーノの具体的なレシピを紹介します。
材料
材料はホワイトラム30ml、グレープフルーツジュース45ml、トニック75mlです。この分量はあくまで一例で、ホワイトラムとグレープフルーツジュースが1対1のレシピもあったりします。
グレープフルーツジュースが多いとより酸味と甘みが増して飲みやすくなります。トニックの量も調整して好みの濃さで飲んでください。
最後にカットしたグレープフルーツを飾ると、より夏に合うトロピカルカクテルに仕上がります。スライスしたグレープフルーツを上に乗せるのがおしゃれですが、カットしたものをグラスの縁に刺しても可愛らしいです。
作り方
氷を入れたグラスにホワイトラムを注ぎグレープフルーツジュースを入れてステア(軽く混ぜる)して、トニックでグラスを満たせばソルクバーノの完成です。
トニックを入れてからステアする場合もありますが、その際は炭酸がとばないように優しく混ぜてください。お好みでカットグレープフルーツを飾ります。
ソルクバーノ以外のホワイトラムで作るカクテルレシピ
ソルクバーノに使われているホワイトラムはサトウキビを原料にして作られている蒸留酒です。風味豊かなダークラムに比べてさっぱりとしてくせが無く飲みやすいです。
せっかくホワイトラムを手に入れたらソルクバーノ以外のカクテルを試すのもオススメです。ホワイトラムを使って作る飲みやすいカクテルのレシピをいくつか紹介します。
モヒート
モヒートはカクテルに詳しくない方でもおそらく聞いたことがある有名なカクテルです。ホワイトラムにミント、ライムが入ったこちらも柑橘系の爽やかなカクテルです。砂糖が入っているので甘みも加わって飲みやすくなっています。
作り方
- ミントかライム
- 砂糖
- ホワイトラム
- グラスにミントとレモンかライムを入れ、更に砂糖を加えて軽く潰します。
- そこに氷とラムを入れて混ぜ合わせて炭酸水を入れて更に軽く混ぜ合わせれば完成です。
ダイキリ
モヒートと同じくラムの代表的なカクテルです。キューバのダイキリ鉱山で働くアメリカ人が命名しました。ダイキリはラムとライムジュースで作らていますが、ほとんどがラムの為アルコール度数が30%ととても高いので注意が必要です。暑い夏にはクラッシュアイスを一緒にミキサーにかけたフローズンダイキリも人気です。
作り方
- ホワイトラム45ml
- ライムジュース15ml
- 砂糖1さじ
- 氷を入れたグラスにすべての材料を入れて混ぜ合わせれば完成です。
ラムコーク
シンプルな材料で作られるラムコークは名前の通りラムをコーラで割ったカクテルです。ライムも加えて爽やかさも加えています。
キューバリブレとも呼ばれていますが、正式名称はこのキューバリブレの方で、ラムコークが別名になります。コーラの甘さで飲みやすいカクテルです。ダークラムを使って作られることもありますが、ホワイトラムでも美味しいです。
作り方
- ホワイトラム45ml
- コーラ120~150ml
- ライムジュース10ml
- グラスに氷を入れラムを注ぎます。
- ライムジュースを注ぎ、コーラを入れて軽く混ぜ合わせれば完成です。
ライムジュースの代わりに生のライムを絞っていれるとよりライムが際立って爽やかな飲み口になるのでオススメです。
ラムオアシス
出典: https://kaumo.jp
ホワイトラムだけでなくチェリーブランデーも入っているので香り豊かです。オレンジジュースの甘酸っぱさとジンジャーエールの爽やかさがあって、甘みのある飲みやすいカクテルです。
作り方
- ホワイトラム30ml
- オレンジジュース60ml
- チェリーブランデー1さじ
- ジンジャーエール適量
- ジンジャーエール以外の材料をシェークしてグラスに注ぎます。
- ジンジャーエールを入れた後軽く混ぜ合わせて完成です。
モンキー・レンチ
モンキーレンチはホワイトラムとグレープフルーツジュースで作るカクテルです。ソルクバーノのトニックを入れていないものになります。モンキーレンチは工具の名前でもあって、スクリュードライバーつながりでこの名前が付けられたともいわれています。
ホワイトグレープフルーツでもピンクグレープフルーツでも作れるので楽しみも2倍です。
作り方
- ホワイトラム45ml
- グレープフルーツジュース適量
- 氷を入れたグラスにラムを注ぎ、グレープフルーツジュースで満たして混ぜれば完成です。
簡単に作れるので、自宅で飲むのにも最適です。グレープフルーツジュースの量を調整して自分好みの濃さで飲めます。
マイタイ
マイタイはポリネシア語で最高という意味で、南国フルーツが飾られ、トロピカルカクテルの代表とも言われるカクテルです。材料も多く、本格的なカクテルですが自宅でも作れるのでぜひ一度挑戦してみましょう。
作り方
- ホワイトラム45ml
- オレンジキュラソー5ml
- レモンジュース1さじ
- オレンジジュース20ml
- パイナップルジュース15ml
- ダークラム2さじ
- 氷を入れたグラスにダークラム以外の材料を入れて混ぜ合わせます。
- 最後にダークラムを注ぎます。
- 好みでパイナップルなどの南国フルーツやお花を飾れば完成です。
ソルクバーノは夏におすすめの爽やかなカクテル
ソルクバーノというカクテルについてわかっていただけたと思います。ソルクバーノの酸味のある爽やかな味は暑い夏にぴったりです。グレープフルーツを飾ると一段と夏らしく見た目も可愛くなるので写真にもよく映えます。
夏はソルクバーノを片手に海で写真を撮ってみてはいかがでしょうか?ご自宅でバカンス気分を味わうのもいいかもしれません。この夏はぜひ一度ソルクバーノを作って飲んでみてください。