2019年06月17日公開
2024年09月19日更新
ミニスナックゴールドが全然ミニじゃない!気になるカロリーと食べ方も
ミニスナックゴールドはミニじゃないのに「ミニ」とつく、不思議なネーミングが印象的な菓子パンです。その大きさはどこからどうみてもミニとは言えず、かなりの存在感があります。大きさもミニじゃなければ、カロリーも全くミニではありません。なぜミニじゃないのにミニスナックゴールドと呼ばれているのか?私たちを困惑の渦に巻き込み続ける、愛すべき菓子パンの謎に迫ってみたいと思います。
目次
ミニスナックゴールドが名前に反してミニじゃないと話題
ミニスナックゴールドは発売から50年という長い間、多くの人に愛され続けている超ロングセラー商品です。必ず話題に上がるのがミニスナックゴールドというネーミングです。なぜミニじゃないのにミニとつくのか?その謎は50年経った今も明かされていません。
ミニどころか普通の菓子パンに比べてもかなりの存在感で、食べ応えは抜群です。ぐるぐると特徴的な形状と甘いシュガーペーストがかかったデニッシュ生地は、いつの時代も老若男女関係なく人気があります。そんな愛すべき菓子パン、ミニスナックゴールドの謎に迫っていきたいと思います。
ミニスナックゴールドはカロリーも大きさもミニじゃない
ミニスナックゴールドで必ず話題になるのはその名前の由来です。ミニどころか他の菓子パンに比べても大きすぎるくらいです。昔からあるのにそう言えばあまり知らない、ミニスナックゴールドについて少し掘り下げてみましょう。
販売元
販売元は業界トップシェアを誇る山崎製パンです。山崎製パンといえば数々のヒット商品を生み出している、知らない人はいないくらい有名な企業です。
ランチパックや薄皮ミニパンシリーズ、コッペパンなどたくさんの人気商品があり、毎年春になると開催されるヤマザキ春のパン祭りでもおなじみです。
なぜミニじゃないのにミニスナックゴールド?
たびたびSNSなどで「どこがミニなの?」「全然ミニじゃない」という声が聞こえてきます。発売から50年、私たちを困惑させ続けているその名前は、一体どの様な由来によって付けられたのでしょうか?
1968年に関東地区で発売されたスナックゴールドという菓子パンがことの始まりです。スナックパン界の金メダル級大ヒットを願ってスナックゴールドと名付けられました。
その後、関西地区でスナックゴールドを小さくしたミニスナックゴールドが発売されました。この時の大きさがスナックゴールドのミニサイズだったのでミニと付くのも納得できます。その後、関東地区のスナックゴールドと、関西地区のミニスナックゴールドを統一させた商品を作ることになったのです。
しかしここで何か手違いがあったのでしょうか?大きさはスナックゴールドの大きさが採用されたのに、ネーミングはミニスナックゴールドが採用されてしまったのです。
なぜこんなことになったのかは、山崎製パンにも当時の資料がないためわかっていないそうです。ただのミスなのか?あえて狙ってつけられたのか?その謎は半世紀経った今もわかっていません。
いまだに山崎製パンには名前についての問い合わせが、年に数件寄せられているそうです。それだけたくさんの人が関心を持っているということでしょう。
山崎製パンは今後も名前を変えるつもりはないそうです。ミニスナックゴールドと言えば、この名前の面白さも含めて愛されている菓子パンです。これからも「ミニじゃない」とツッコミながらたくさんの人に愛され続けて行くのではないでしょうか?
カロリー
大きさが約18cmもある大きなミニスナックゴールドは、カロリーも全然ミニではありません。1個のカロリーは556Kcalもあります。「カロリーもミニじゃない」とツッコミながらも、美味しいのでついつい食べてしまうダイエッター泣かせの菓子パンです。
値段
価格は120円前後でスーパーなどではもう少し安く、100円以下で購入できることもあります。美味しくて大きくて満足できるのに安い、これが50年もの長い間愛され続けている理由です。
購入方法
ミニスナックゴールドはどこでも購入できるとても身近な菓子パンです。人気があるので大抵どこのお店でも売っています。コンビニやスーパーはもちろん、ドラッグストアやディスカウントストアなど菓子パンが置いてある場所には大抵売っています。嬉しいことに100均で売っていることもあるので探してみてはいかがでしょうか?
口コミ情報
#あいまい料理名選手権
— Mariya☆ (@mariya_pisces) June 4, 2018
ミニスナックゴールド
全くミニじゃない。むしろデカい。 pic.twitter.com/pXsCBhBO8X
体重増え続けてるのに、、ミニスナックゴールド食べちゃったー。半分だけのつもりだったのに、、気づいたら全部食べちゃってたー。全然ミニじゃないけど、500kcal超えだけど、おいしいよね!!ミニスナックゴールド!!
— みぃ®︎@5m (12/21)♀ (@n7ote) September 13, 2018
ツイッター上にはたくさんの「ミニじゃない」というツッコミが寄せられていました。「ミニスナックゴールドって本当に全然ミニじゃないよね...。」「久々にミニスナックゴールド食べたら全然ミニじゃないしめっちゃ美味しかった」という口コミです。ほとんどの人がツッコミながら楽しんで食べているのが印象的でした。
ミニスナックゴールドのおいしい食べ方
そのまま食べるのはもちろん美味しいのですが、実はさらに美味しく食べるアレンジ方法もあります。一手間かけていつもと違う美味しさを味わってみてはいかがでしょうか?
トースターで焼く
一番簡単でやっている人が多いアレンジが、トースターで焦げない程度に焼くという食べ方です。焼くことでデニッシュ生地がサクッとなって、シュガーペーストがカリッとなります。
中はふわふわのままなので、外はサクッと中はふわっとした異なる食感を味わうことができます。焼きたてとまではいかなくても、温めることでいつもよりグレードアップした美味しさを味わえます。簡単なのに本格的な美味しさを味わえるおすすめの方法です。
トッピングでアレンジ
ミニスナックゴールドはデニッシュ生地なので、色々なトッピングと相性抜群です。食べやすい大きさにカットして、お好みの食材でアレンジを楽しみましょう。
アイスクリーム
バニラ味やチョコ味のアイスクリームをトッピングしてみましょう。先ほど紹介したように軽くトーストして温まった所にアイスクリームを乗せると熱でとろけてきます。熱々の生地と冷たいアイスクリーム、2つの味が合わさった所をパクッといただきます。
はちみつ&ナッツ類
はちみつや砕いたナッツを合わせてみましょう。はちみつのコクのある甘さと香ばしいナッツが、生地の美味しさを引き立たせてくれます。生地にはちみつがしみたところを食べると、ジュワッと美味しさが広がります。
冷やして食べる
先ほどトースターで温める食べ方を紹介しましたが、今度は逆に冷蔵庫で冷やしてみましょう。冷やすことでパンというよりはデザート感をより強く感じられます。
生地にはシュガーペーストがかけられていますが、暑いときはベタベタに溶けてしまいます。冷やすことでこのベタベタを防ぐ効果もあります。
ミニスナックゴールドが50周年記念リニューアル
発売から50周年を機にミニスナックゴールドはリニューアルされました。どこがどう変わったのか、その変更点をひとつずつ見ていきましょう。
生地にルヴァン種を使用
リニューアルしたことで生地にルヴァン種を使用、生地がさらに香ばしく歯切れが良くなりました。ルヴァンとはフランス語で発酵種と言う意味があり、乳酸菌と酵母の力で小麦本来の風味や味わいを楽しめるようになりました。
カロリーが変わった
もともとカロリーは500Kcalオーバーだったのですが、リニューアルしたことでさらに591Kcalにパワーアップしました。リニューアルしてますますミニではなくなったので、カロリーを気にしている人は要注意です。
リニューアルしたパッケージ
ミニスナックゴールドが発売から50周年ということで、2019年1月1日にパッケージも特別使用に変わりました。この特別パッケージは1月下旬までだったので、今は通常パッケージに戻っています。
値段と販売開始日
リニューアルしたミニスナックゴールドの販売は2019年1月1日からです。なので現在販売が行われているモノについては、全てリニューアル後の新バージョンの商品です。値段は特に変わっていないようなので安心して購入してください。
Twitterの評判・口コミ
ミニスナックゴールド…小さくなったわね…
— フグ (@hina_nee) March 25, 2019
実はミニスナックゴールドは以前より小さくなったという噂があります。ツイッター上でも「なんか小さくなった」「心なしか小さくなったような気がする」というつぶやきを多く見かけます。
実際のところはわからずただの噂という説もありますが、それでもまだまだ大きいことには変わりありません。食べた本人が子供から大人になったことで、ただ自分が大きくなっただけという説もあります。
このように色々な憶測や噂が飛び交うのも、ミニスナックゴールドの醍醐味と言えます。リニューアルした味についての口コミは見つけられませんでしたが、みなさん50周年という事で「50周年ってすごいね」「私より年上じゃん!」といった声がありました。
数年前に「アメトーーク」「マツコの知らない世界」でミニスナックゴールドが取り上げられ、一時品薄となった事があります。先日ユーチューバーのHIKAKINさんに紹介された影響で、ヤマザキパン商品自体が品薄になっているようです。この影響で「ミニスナックゴールドが品薄」「やっと見つけた」といった声も多くありました。
現ミニスナックゴールドは実は何もミニじゃない!
発売から50年経って味・カロリー共にパワーアップしたミニスナックゴールドは、今も人気がある菓子パンです。山崎製パンの菓子パンランキングで上位にランクインする事からもわかる通り、高い支持を集めているのです。
「全然ミニじゃない!」という愛あるツッコミはこれからも続いていくことでしょう。味もカロリーもミニじゃない金メダル級の菓子パン、ミニスナックゴールドはこれからもたくさんの人たちに愛され続けるのではないでしょうか?