コンビニで買える消化に良い食べ物まとめ！風邪の時におすすめなのは？

風邪を引いて胃腸が弱っている時は、消化に良い食べ物が欲しくなります。仕事帰りでスーパーに寄れない時の強い味方がコンビニです。しかし、体調が悪い時は好きなものを食べたいだけ食べるわけにはいきませんし、胃腸に負担をかけない消化に良い食べ物をチョイスしなければなりません。

コンビニでもスーパー同様に消化に良い食べ物を買うことができます。今回紹介するコンビニの商品は、風邪を引いた時にあれこれ迷わないように厳選しました。また胃腸に良いばかりでなく、体調不良を早く治すことを根本に置きながら選びましたので、ぜひ参考にして下さい。

では、消化に良い食べ物とはどんな物か紹介していきます。1つ目は食物繊維の少ない野菜や果物です。食物繊維は意外と消化に時間がかかる栄養素で知られています。ごぼうやレンコンなどの根菜類やわかめなどの海藻類は特に食物繊維が多いので、胃腸が弱っている時は避けた方が無難です。

野菜スープを食べたい時は、根菜や海藻を除いて作るようにしましょう。そして2つ目は脂肪分の少ない肉や魚です。脂肪の多い肉類は健康の時は食べたくなりますが、実は胃に負担のかかる食べ物です。コンビニではカルビがのった弁当などがあり人気ですが、胃腸が悪い時は食べないように気を付けましょう。

コンビニと言うと、最近では新鮮野菜で調理をしたのを売りにした商品が多いですが、胃腸の調子が良くない時に摂る生野菜は消化が良いものではなく、体も冷えてしまうので加熱しているものを選ぶのがおすすめです。出来合い品は、食材を小さくカットしているものや柔らかくてしっかり火が通っているものが良いでしょう。

また、油を使った揚げ物は消化に良くないので避けた方が無難でしょう。特にコンビニの弁当などは揚げ物が多いので注意して選びましょう。また、濃い味付けのものは胃もたれをおこしやすいので、調子が悪い時は避けて薄味を心がけて下さい。食べ物ばかりでなく良質な睡眠とストレスをなくすことが風邪を早く治すことに繋がります。

ここからは、体調不良の時でも食べれそうなメニューを紹介しています。風邪を引いている時は普段好んで食べている物でさえ胃腸に負担がくることがあります。脂っこいものは控えて、消化の良い物を食べましょう。また、参考までに消化の悪い食べ物も紹介しています。正しい物を体に摂り入れて早く治すことが大切です。

風邪を引いて食欲がない時でも、これなら食べれるというのがうどんです。ツルツルとのど越しがよく消化に良い食べ物なので、風邪の時にはぴったりなメニューです。また、温かいうどんは体を温めてくれるのでおすすめです。トッピングにねぎをたっぷり入れるとのどの痛みにも効きます。

コンビニでうどんを購入する時は、鍋焼きうどんがおすすめです。具合が悪い時は極力何も作りたくないものなので、直火で調理できる鍋焼きうどんを活用しましょう。食欲がある方は、残ったうどんの汁にご飯を1/3杯分入れて雑炊を作っても良いでしょう。シメの雑炊でさらに体が温まり、汗をかくことで早く治すことができます。

うどんに天ぷらが合うからと言って、天ぷらをトッピングしがちですが、揚げ物は風邪で胃腸が弱っている時はおすすめできません。また鶏肉や豚肉をトッピングしても美味しいですが、消化機能が低下している時は、消化するのに時間がかかるので天ぷら同様になるべく避けるようにしましょう。

風邪を引いている時こそ、体を温めてしっかり栄養を摂りたいものです。コンビニの各店舗ではカップに入った具だくさんの野菜スープが売られており、人気の総菜です。食欲がない時でも体に染みわたるスープと柔らかく煮込んだ野菜が胃腸に負担をかけずに風邪を早く治すことができるでしょう。

胃腸が弱っている方は、脂っこい肉が入ったスープは避けて、野菜中心のスープにしましょう。市販のものは塩分も濃いので、お湯を足して薄味にするのもおすすめです。体にも胃腸にもやさしい市販のスープでは、ミネストローネがおすすめです。こってりしたスープよりもコンソメ風味のあっさりスープを選びましょう。

消化に良い食べ物で、食欲のない時でも食べれるのがおかゆです。コンビニ各店舗でもさまざまなメーカーのおかゆを販売していますが、国産コシヒカリ100%を使用した「味の素の白がゆ」はシンプルながらも体調の悪い時には不思議と美味しく感じるのでおすすめです。

胃腸が弱っている時は梅干しをチョイスしましょう。梅干しに含まれてるクエン酸が胃の不調を治すと共に殺菌作用で腸の働きも整えます。もし、コンビニにおかゆがない場合はおにぎりを買いましょう。その時に注意したいのが具です。不調の時は梅干しや鮭が望ましいです。このおにぎりを少量のお湯と混ぜればおかゆや雑炊が作れます。

コンビニのパンと言えば実にさまざまな種類がありますが、その中でも風邪の時に消化に良い食べ物の1つが蒸しパンです。蒸しパンもコンビニ各店舗で販売しています。蒸しパンは具が何も入っていないプレーンが良いでしょう。蒸しパンは幼児に与えたいおやつパンとしてよく使われるくらい優しい味なのが特徴です。

蒸しパンは蒸すことで生地に空気が含まれてふわふわな食感があります。胃にたまることなく食べた後も胃もたれしません。サンドイッチも食パンが消化に良いですが、定番具材であるハムや茹で卵は消化に良いとは言えないので、不調の時は避けた方が無難でしょう。また、揚げ物が入ったおかずパンも胃もたれをおこす恐れがあるので避けましょう。

消化に良い食べ物と言えば、豆腐を忘れてはなりません。コンビニではカップに入った豆腐など各店舗でさまざまに取り揃えています。シンプルだからこそ、不調の時には美味しく感じます。植物性たんぱく質はぜひ摂ってもらいたい栄養素でもあるので、進んで選びましょう。

同じ豆腐でも麻婆豆腐など、ひき肉と油などで炒めたものや香辛料は胃もたれをおこす原因になるので控えた方が無難です。また、冷奴も体調の良い時は取り入れて問題ないですが、胃腸が弱っている時は体を冷やすのでなるべく控えて下さい。豆腐を少し電子レンジで温めたり、湯豆腐にすると良いでしょう。ぜひ試してみて下さい。

冬の風物詩と言えば、コンビニで定番の味がしっかり染み込んだおでんです。おでんには消化に良い食べ物が多いのでおすすめです。大根やはんぺん、鶏つくねが特に消化が良いです。ただし、おでんの中にも消化に悪い具材があります。

それは具材の中でも上位に人気がある卵です。おでんの卵は長い時間煮込まれた固ゆでの卵なので、消化が悪くなります。また、こんにゃくも食物繊維が多く消化に時間がかかります。平天やがんもどきも油で揚げたものなので、不調の時は避けたい具材になります。しかし、おでんは柔らかく煮込まれて体も温まるのでぜひ取り入れて下さい。

風邪を引いた時は玉子酒と言われるように、卵料理は風邪で不調な時こそ最低限摂ってほしいたんぱく質が含まれた栄養素です。コンビニでは温泉卵や茶わん蒸しなどがおすすめです。おでんの卵は固ゆでなのでおすすめできませんでしたが、温泉卵であればとろっと柔らかく食感も良いので消化器官にも影響はありません。

茶碗蒸しの柔らかい食感が口の中でとろけるように入り、食欲がない時でも食べれるメニューです。口当たりが良く栄養もあるので早く治すことができるでしょう。ただし、同じ卵料理でもだし巻き卵や卵焼きは消化があまり良くないので避けましょう。このように卵の調理の方法で変わるので気を付けて選ぶようにして下さい。

コンビニの中でも人気スイーツ上位にいつも入っているのがゼリーやプリンです。どちらも口当たりなめらかで消化も良いです。ゼリーの場合は生クリームが入ったムースは避けて、ムース系ではないゼリーを選びましょう。また、こんにゃくゼリーは胃腸が弱い時は避けた方が良いでしょう。

プリンは固めのカスタードプリンではなくて、体調不良の時はとろっとした柔らかいプリンの方が胃にもやさしくておすすめです。甘いスイーツは胃腸にも優しくて日頃の疲れやストレスも吹っ飛びますので、心の栄養にもなります。

消化に良い食べ物では、バナナもおすすめです。バナナは果物の中でも消化が良くエネルギーになります。買ったばかりの熟していないものよりも、少し熟しかけた柔らかいバナナの方が消化が良いです。他の果物ではりんごも消化が良い果物です。風邪の時はりんごが不思議と美味しく感じ、風邪を治す働きがありますので積極的に摂りましょう。

逆に酸味の強いベリー系や柑橘系、繊維の多いパイナップルは消化に悪いので避けた方が無難です。スイカや梨は一見良いと思われがちですが、体を冷やすのであまりよくありません。渋みのある柿やぶどうも胃腸が弱い時は控えましょう。スーパーが閉店した時間でも、コンビニでは食べたいものが手に入るのでとても便利です。

コンビニで買える、胃にやさしい食材とそうでない食材が分かったところで、次に大切なのは食べ方です。せっかく消化の良い食材を選んでも食べ方に気を付けなければ胃腸の回復も遅くなり、治すこと自体長引いてしまいます。そうならないためのケアも覚えておきましょう。

消化に良い食べ物が分かりましたが、消化に良い食べ物をさらに消化よくさせるために慌てて食べないことが大切です。大食いの人はよく噛まないで食べることが多いですが、せっかく消化に良い食べ物なのによく噛まないで飲み込んでしまうと結局胃腸に負担がかかってしまい逆効果です。

体調が悪い時はどんな人でも胃腸機能が低下しています。噛まずに食べてしまうことで、消化する時間がとてもかかります。具合が悪い時に限らず、普段からしっかりよく噛んで食べ物を口の中である程度細かくするように習慣づけましょう。

食べ物が細かくなることで口の中の消化も進み、胃腸での消化もスムーズにすることができます。さらに胃腸の低下を正常にさせ、早く回復させる働きがあります。大食いでなくても急いで食べる傾向にある人もこれらの点に気を付けて食べるようにしましょう。

食事はカロリー補給だけでなく、精神を安定させる効果もあります。食事中はリラックスして楽しく食べることも重要です。体調が悪いと早く体を休めて就寝したいために、無理をしてでも食事を食べきってしまう傾向にあります。胃腸が弱っているのに、家族や周りの友人たちと同じペースで食事をするのは体に余計な負担をかけてしまいます。

そんな時は、周りに合わせないで自分の体と向き合って食べれるものを選び、慌てないでゆっくり少量ずつ食べることを心がけましょう。不調な時こそ心や体にゆとりを持って、腹八分目にすることが胃腸の早い回復と風邪を治す方法とも言えます。

風邪で胃腸が弱っている時は、体にやさしいメニューを揃えましょう。おかゆや蒸し魚、うどんなど胃にやさしくて消化を促す食材から食べるようにすると、気の流れも良くなり体が循環していきます。摂り込んだ食べ物がしっかりと栄養になり、体自身も治す方向にどんどん回復していきます。

また、胃をびっくりさせないことも消化に良いものから食べることに関して重要です。回復の兆しのサインは、消化に良いものから徐々に普通食に戻すことで分かります。消化の悪いものを少しずつ取り入れてみて、大丈夫であれば本来の食事スタイルに戻していきましょう。

消化に良い食べ物を紹介してきましたがいかがでしたか?コンビニには意外と胃腸が弱っている時でも食べれる食材が多く売られていることが分かりました。体調は時として急に悪くなることがあります。スーパーが閉まっている時でも、買いたい物が手に入るコンビニはとても身近で心強いものです。

ピンチの時こそ便利なものを有難く受け入れ、取り入れることも大切です。皆さんも風邪を引いて何も作れない時は、コンビニに立ち寄って消化に良い食べ物を上手に選んで下さい。