2019年05月26日公開
2024年09月16日更新
100均のおすすめ無水エタノールと消毒液《ダイソー・セリア》使い方も!
無水エタノールの使い方を知っていますか?無水エタノールは100均でも発売しており、消毒や掃除にと便利に使用することができます。今回の記事では無水エタノールの便利な使い方、そしてアルコールとの違いなどについて紹介していきます。セリアやダイソーなどの100均で購入出来る無水エタノールのおすすめ商品も調査しました。使用する上での注意点などについても紹介していきますので是非チェックしてみて下さい。
目次
無水エタノールとは?
無水エタノールというものを知っていますか?消毒用エタノールと違ってあまり身近ではない、という方も多いかと思いますが、無水エタノールというものは100均でも入手できますし色々なシーンで活躍してくれ、便利に活用できるアイテムでもあります。
今回の記事では、100均でも購入出来るという無水エタノールの使い方や特徴、消毒用エタノールとの違いやアルコールとの違い、注意点などについて紹介していきます。消毒や掃除にと色々な使い方が出来る、100均でも入手できる無水エタノールについて、詳しく見ていきましょう。
特徴
まずは、100均でも入手できる無水エタノールの特徴から見ていきましょう。100均でも入手できる無水エタノールは、「無水」というだけあって水をほとんど含んでいません。エタノールには濃度の濃い順に、3段階に分けることが出来るのですが、こちらの無水エタノールは、もちろん3つの中で一番高濃度のエタノールとなっています。
濃度の高いエタノールとなっていますので、油を溶かしてくれる働きもあり、軽い油汚れなら無水エタノールを活用することできれいに掃除することができます。
原料
エタノールとは名前はよく聞くのですが、原料は果たして何なのでしょうか?エタノールの原料は、サトウキビなどの糖蜜や、でんぷん質の糖質原料、そしてトウモロコシなどだそうです。
これらの穀物などから発酵法により作られたものがエタノールとなっています。こうして作られたエタノールは別名「酒精」とも呼ばれているものとなっており、この酒精はお酒に含まれている成分としてもお馴染みとなっています。続いて、似た商品との違いについても見ていきましょう。
消毒用エタノールとの違い
それでは、100均でも購入出来る無水エタノールと消毒用エタノールとの違いとは何なのでしょうか?先ほど紹介したように、無水エタノールというのはほとんど水を含まないエタノールとなっていたのですが消毒用エタノールというのは100均で入手できる無水エタノールにと違い、少しアルコール度数が低い物となっています。
消毒用なので濃度が高いようにも思うのですが、あまりエタノールの濃度が高すぎると一瞬で蒸発してしまうため、消毒用とは違い、逆に消毒用としては向いていないのだそうです。
無水エタノールよりも濃度が低く、消毒として適しているものとなっているのが消毒用エタノール、消毒用とは違い、一瞬で蒸発してしまうので消毒用としてはあまり向いていないものの、掃除などいろいろな用途で使えるのが無水エタノールとなっています。
アルコールとエタノールの違い
続いて、アルコールとエタノールの違いについても見ていきましょう。基本的には、アルコールとエタノールというのもは違いはなく、一緒なものとなっています。
しかし、アルコールといえば一般的にはエチルアルコールの事を指しており、広義にはエチルアルコール、メチルアルコール、プロピルアルコールなどの総称となっています。
そして、エタノールというのは国際科学命名法による名前となっています。ですので、呼び方に違いがあるだけであって、ものに違いはないと考えれば良いようです。ちなみに、エチルアルコールと酒精も違いはなく、同じものを指しています。
100均のおすすめ無水エタノール・消毒液【ダイソー編】
ここからは、100均で購入することができるおすすめの100均無水エタノールを紹介していきます。無水エタノールは100均で気軽に購入することができますので、気になる方はまず100均をチェックしてみましょう。こちらの項目では、まずは100均のダイソーで購入出来る無水エタノールを紹介していきます。
キビキビ
まず最初に紹介する、ダイソーで購入出来る100均消毒用アルコールは「キビキビ」です。こちらの100均のキビキビは、内容量がなんと1リットルにもなっており、毎日使用するという方にもおすすめです。100均のダイソーですが、値段は100円ではなく200円となっていますので注意しましょう。
100均であるダイソーの商品とはいえ、大容量のボトルにノズルまで付いており、机の上にどんと置いておけば家族で便利に使用できるという嬉しい100均商品となっています。手軽に、さっと手の消毒などを行いたいという方におすすめの100均アイテムです。
きれいな手
続いて紹介する、100均のダイソーで購入出来るおすすめの消毒液は「きれいな手」です。こちらの、100均のダイソーの商品は携帯用のスプレータイプのものと、ポンプ式のジェルタイプのものとがあり、使用するシーンに応じて便利に使分けできると口コミでも人気の100均アイテムとなっています。
スプレー式のものはカバンに入れておけば邪魔になりませんし、シュっとスプレーすればすぐに手の除菌を行うことができますので、手を洗えないという時でも、食事前に気軽に手の消毒が出来ます。100均のダイソーで購入出来る消毒液ですが、保湿性成分のヒアルロン酸が配合されているのも嬉しいポイントです。
CLハンドジェル
良い香りのついている、100均の消毒液を探しているという方におすすめなのが、こちらの100均のダイソーの「CLハンドジェル」です。こちらの100均消毒液はダイソーオリジナル商品となっているそうですので、別の100均で探してしまわないように注意しましょう。
100均の消毒液としては珍しく、レモンの良い香りが付いているものとなっていますので爽快感があると口コミでも好評です。持ち運びも可能な大きさになっていますので、外出先で消毒したい時にも重宝しているのだそうです。100均のダイソーを訪れた際は是非チェックしてみて下さい。
ウィルス除菌スプレー
掃除やキッチンアイテムの消毒などに使用できる除菌スプレーを100均で購入したいという方におすすめの100均商品は、ダイソーの「ウィルス除菌スプレー」です。こちらの消毒液もダイソーオリジナルとなっていますので、100均のダイソーで探してみて下さい。
スプレータイプとなっていますので、広範囲にスプレーしたいという時にもおすすめとなっています。スプレー式となっているのですが、先ほど紹介したダイソーの100均スプレー、きれいな手とは違い、大きなサイズになっていますので、もち運びにはあまり向いていません。
床掃除などの広範囲に素早くスプレーできるという事で、ダイソーの中でも人気のスプレーとなっているようです。
100均のおすすめ無水エタノール・消毒液【セリア編】
続いては、同じく100均であるセリアで購入出来る無水エタノール、消毒液について紹介していきます。セリアでも同じように、消毒液などを入手することができますので、100均のセリアのアイテムも早速見ていきましょう。
オキシドール
まず最初に紹介するセリアの100均エタノールは、「オキシドール」です。先ほど、1リットルタイプの大容量の消毒液を紹介したのですが、セリアのこちらのアイテムは100mlと小ぶりなものになっていますので、携帯用としてもおすすめです。
100均のアイテムとはいっても、セリアのオキシドールが一本あればけがをしたときの消毒や、除菌などと便利に活用することができます。小さいお子さんはケガをしてしまうという事も多いかと思いますが、こちらを一本カバンに入れておけばひとまず安心かと思います。
お掃除スプレー
手肌などに優しい100均の消毒液を購入したいという方におすすめしたいのが、セリアの「お掃除スプレー」です。こちらのセリアのお掃除スプレーは、3種類のラインナップがあり重曹、クエン酸、そしてセスキから選択することができます。
通常のエタノールの消毒液よりもお肌にも優しいものとなっていますので、手荒れが心配、100均で安くお掃除用品を買いたい、という時にもおすすめしたいという時にもおすすめです。サイズも260mlとなっており、ストックしておいても邪魔にならないサイズ感が嬉しいセリアのお掃除スプレーとなっています。
キッチンアルコール除菌スプレー
消臭剤も含まれているアルコール除菌スプレーも100均には揃っています。セリアで購入出来る「キッチンアルコール除菌スプレー」は、精製水や発酵アルコールの他にも消臭剤などが配合されており、包丁やまな板、電子レンジや冷蔵庫の除菌にも使用できるという便利なスプレーになっています。
100均のセリアの商品となっていますのでもちろん値段は100円となっており、300ml入っていますのでコスパの良い商品にもなっています。
包丁やまな板の消毒をするときには直接スプレーすることができますし、冷蔵庫、電子レンジに使用するという時には乾いた布にスプレーし、そのまま拭き取るようにして使用しましょう。100均で気軽に試せるセリアの除菌スプレーです。
無水エタノールの使い方
続いて、100均で購入出来る、無水エタノールの使い方について見ていきましょう。純度が高い無水エタノールは、いろいろな使い方で便利に使用することができます。
掃除や消毒をはじめとして、化粧水づくりなど幅広い使い方で活用できますので、100均でも購入出来る無水エタノールにはどのような使い方があるのかを順番にチェックしていきましょう。
アルコール消毒に
先ほど「無水エタノールは消毒という使い方には向かない」と紹介したのですが、これはそのまま使用したときの話です。精製水で希釈して濃度を下げれば、消毒用アルコールという使い方としても活用できます。
100均でも購入出来る無水エタノールを使用したアルコール消毒液の詳しい作り方については後程詳しく紹介していきますので、のちの項目をチェックしてみて下さい。
キッチン道具の消毒に
また、100均でも購入出来る無水エタノールはキッチン道具の消毒にも使用することができます。キッチンは毎日使用しますし、油汚れなどでどうしても汚れてしまうものです。こうなってくると汚れが気になるというのはもちろんですが、キッチン道具の菌も気になってしまうという方もいるのではないでしょうか。
無水エタノールはこういったときにも活躍してくれます。先ほど作った無水エタノールを消毒用アルコールとして活用することができます。乾いた布に消毒用アルコールを吹き付け、気になるキッチン道具を拭き取っていくだけです。拭き取りの際には、電化製品の電源は切っておくようにしましょう。
電化製品の掃除に
また、100均で購入出来る無水エタノールは電化製品の掃除という使い方にも役立ちます。上記では精製水で希釈させて、消毒用アルコールを作っていましたが、電化製品の掃除に使用したいという時には薄めず、そのまま掃除に使用するようにします。
無水エタノールは水をほとんど含んでいないため、電気を通さず、電化製品の掃除にはうってつけとなっているのです。おすすめしたいのが、パソコンのキーボードの掃除に使用する方法です。パソコンのキーボードは毎日長時間使用するという方も多く、汚れや粘り気が気になるという方も多いかと思います。
こういう時には、無水エタノールを綿棒に含ませて、丁寧に掃除をしていきましょう。キーボードをきれいに掃除することもでき、触り心地も変わってくるかと思います。ただ、実際に無水エタノールで掃除する前には、あらかじめ説明書きを読んでおくことをおすすめします。
スマホなどの皮脂汚れに
パソコンのキーボードよりもスマホの方がよく使用するという方も多いでしょう。スマホは仕事に遊びに、と手放せないという方も多く、どうしても皮脂汚れが溜まってしまいます。こういった際にも100均で購入出来る無水エタノールは掃除に使用することができます。
スマホはカバーをつけていたり、保護シートをつけているという方が多いかと思いますが、材質によってはこの保護シートが変質してしまう可能性がありますから、無水エタノールでスマホの掃除をしたいという時にはあらかじめ大丈夫かをチェックしておきましょう。
手作り化粧水に
また、意外なことに100均で購入出来る無水エタノールを使用して手作り化粧水が作れます。無水エタノールを防腐剤代わりにし、お手製の化粧水を作ってみましょう。
材料は、100均でも購入出来る無水エタノール5ml、精製水100ml、グリセリン5mlとなっており、これらを混ぜ合わせれば簡単にお手製化粧水の完成です。アルコールによって清涼感を得ることもできますので、暑い夏などはさっぱりと使えそうです。
しかし、アルコールは刺激がありますので、敏感肌の人は使用を控えた方が良いかと思います。実際使用してみて肌に合わない、と感じた方も使用は控えた方が良いでしょう。
ルームスプレー作りに
100均で購入出来る無水エタノールは空気にも活用できます。ルームスプレーを使用することで、お部屋のリフレッシュに活用してみましょう。材料は無水エタノール10ml、精製水80ml、そして好きなアロマオイルがあると、使用するたびに好きな香りを楽しむことができます。
水とオイルは混ざりにくい物ですが、無水エタノールを入れることで水とオイルが混ざりやすくなるという性質がある様です。ボトルに無水エタノールとアロマオイルとをいれ、後から精製水を入れてよく混ぜ、ボトルに入れ替えたらルームスプレーの完成です。先ほどと同様、ボトルに材質には注意しましょう。
虫除けに
無水エタノールは虫よけスプレーを作るという使い方もできます。アルコールには精油を溶かしてくれる性質がありますので、欠かせない材料となっています。
100均でも購入出来る無水エタノールに薄荷オイルなどの虫が嫌がる精油を垂らしてよく混ぜたら、そこに精製水を加えてボトルに移し替えれば完成となっています。好きな香りの精油を使えば、好きな香りの虫よけスプレーを作ることができます。
ジェルネイルの前処理に
最近話題となっているジェルネイルの前処理としても、無水エタノールは活躍します。先ほどと同じように、100均で購入出来る無水エタノールを80%くらいになるようにして精製水で希釈したら、ジェルネイルの前処理として活用することができます。
未硬化ジェルのふき取り用としても使用できますので、ジェルネイルを行っている方もチェックしてみましょう。
無水エタノールの注意点
便利に使用することができる、100均でも購入出来る無水エタノールですがもちろん注意点もあります。実際に使用する前に、どのような注意点があるのかを見ておきましょう。
つけすぎない
まず最初に注意したい点は、「つけすぎない」という注意点です。無水エタノールは100均でも購入できますし色々な場面で使用でき、たくさんつけたくなってしまうのですがアルコール成分が高いので、においもかなり強めのものになっています。
あまりたくさんの量の無水エタノールを一度に使用してしまうと、気分が悪くなったりする原因にもなりますので多くの量をつけすぎないという点には注意しましょう。
火気厳禁
また、アルコールの濃度が高くなっているので、引火性にも注意しましょう。火を使用していないところで使用するというのはもちろん、たばこの火など小さい火でも、火を使用しているという時には必ず使用しないようにして下さい。電化製品などの消毒に使用するという時には電源を切っておくなど、電化製品を掃除する際の扱いにも注意です。
アルコールに弱い場合は肌荒れに注意
また、濃度が強いので、扱う際には肌荒れにも注意しましょう。アルコールに弱いという方ですと、振れてしまうと肌が赤くなってしまうという事も考えられます。
薄める際や掃除に使用する際、素手で触れてしまう可能性があるという時にはゴム手袋をするなど、肌に負担が無いように注意しておくというのも大切です。無水エタノールも100均で入手できますが、ゴム手袋も100均で入手可能です。
換気をする
また、無水エタノールを使用する際には必ず換気をするようにしてください。先ほど紹介したように、100均でも購入出来る無水エタノールは揮発性がかなり高い液体となっていますので、すぐに蒸発してしまいます。
すぐに蒸発してしまうと空気中にアルコールが充満してしまう事になってしまい、気分が悪くなってしまう事が考えられますので換気は欠かさないようにしましょう。一度に使用する使用量についても注意したいところです。
無水エタノール消毒液の作り方
100均で入手するのも良いですが、無水エタノール消毒液を作ってみるのはいかがでしょうか?ここからは、無水エタノールから消毒液を作る方法を紹介します。濃度が高いのでそのままでは消毒には向かないのですが、正しい濃度で希釈することで消毒液として活用出来ます。材料や作り方などを見ていきましょう。
用意するもの
無水エタノールから消毒液を作る材料はとてもシンプルなものとなっており、精製水、そして無水エタノールのみとなっています。精製水も100均で入手できます。電化製品の掃除、除菌に使用する時はそのままの濃度で使用することが出来るのですが、一般的な消毒として使用する時は消毒液を作ってから使用するようにしましょう。
作りかた
作り方は水と、100均で入手できる無水エタノールを混ぜるだけという簡単なものとなっているのですが、割合はしっかりと計量しておくようにしましょう。掃除、そして除菌にも使える消毒液を作りたいという時には、水:エタノールを3:7の割合になるように作るのが良いようです。
希釈した無水エタノールをボトルに入れた後は、綺麗にしたい場所や消毒したい場所に吹き付けて、拭き取るだけで効果を得られるようになります。
保存容器
消毒液を無水エタノールから作るという場合には、保存容器には注意するようにしましょう。エタノールにはプラスチックを溶かしてしまうという性質がありますので、スプレー容器に溶けやすい物を使用してしまうと、スプレー容器が変質してしまうという恐れがあります。
無水エタノールを使用した消毒液を保存しておくスプレー容器は、ガラス製のものやポリエチレン製のものなどを選ぶのが良いようです。
無水エタノールは100均にも売っていて便利に使える
今回の記事では、除菌や掃除にと便利に使用できる、100均でも手に入る無水エタノールについて紹介してきました。無水エタノールはほかにも化粧水を作ったり、ルームスプレーを作ったりと使い方も様々です。
消毒液などはセリアなどの100均でも発売しており、便利に使用することができます。100均アイテムなので気軽に使用できますし、なくなった時にもすぐ補充できるのも嬉しいポイントです。100均などの無水エタノールを上手に活用してみてはいかがでしょうか?