2019年05月12日公開
2024年09月15日更新
オリーブオイル納豆の効果で便秘解消?話題の組み合わせでアレンジレシピ!
納豆をオリーブオイルと混ぜて食べたことがありますか?納豆だけでも便秘によく、体に優しい食材ですが、そこにオリーブオイルを加えるだけで体に良い効果が倍増します。今回はそんなオリーブオイル納豆にはどのような効果があるのかを紹介していきます。また、オリーブオイル納豆の作り方やポイント、キムチを使ったアレンジレシピなども紹介しているので、オリーブオイル納豆を食べる際の参考にしてください。
目次
オリーブオイル納豆の効果が凄い!
皆さんは納豆を食べていますか?体に良いといわれている納豆はオリーブオイルとの相性がとても良い食材となっています。
納豆とオリーブオイルは効果が似ており、それらを組み合わせると効果も倍増します。今回はそんな納豆とオリーブオイルについて紹介します。
オリーブオイル納豆の効果や作り方、さらにアレンジレシピなども紹介していきますので、参考にしてください。
オリーブオイル納豆の効果
体に良いといわれている納豆とオリーブオイルを組み合わせると、一体どのような効果があるのでしょうか?今回はオリーブオイル納豆の効果について紹介していきます。
オリーブオイル納豆は便秘解消の効果や骨を丈夫にする効果、また血液をサラサラにしてくれる効果、また女性に嬉しいアンチエイジング効果など様々な効果があるので、オリーブオイル納豆を食べる際の参考にしてください。
オレイン酸と食物繊維で便秘解消
オリーブオイル納豆は便秘を解消してくれる効果があります。納豆にはごぼうの2倍もの食物繊維が含まれていて、便秘解消にピッタリですが、食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があるのを知っていますか?
便秘に良いといわれてい納豆は水溶性と不溶性の食物繊維の両方が1:2の比率で含まれています。この1:2の比率は腸の働きに最も理想的な比率となっており、オリーブオイルと納豆は体に優しい組み合わせとなっています。
オリーブオイルの主成分のオレイン酸は小腸で吸収されにくく、大腸まで到達するので、便をコーティングして腸内での働きをスムーズにしてくれたり、腸の働きを刺激して活発にさせてくれる効果がるので、便秘知らずの腸にしてくれます。
良質のエキストラバージンオリーブオイルにはビタミンやミネラルも豊富に含まれていますが、特にオリーブオイルに含まれているビタミンEは自律神経を整えてくれ、腸の働きも良くしてくれます。
ビタミンKで骨を丈夫にする
オリーブオイル納豆は骨を丈夫にしてくれる効果があります。納豆にはビタミンK2という成分が含まれており、カルシウムが骨になるのを助ける働きをしてくれます。また、オリーブオイルもカルシウムの骨への吸着を高めてくれる効果があります。
ビタミンK2は油に溶けやすい性質を持っているので、納豆とオリーブオイルを一緒に食べることで、ビタミンK2の吸収効率をアップすることができるので、とても相性が良い組み合わせとなっています。
ポリフェノールで血液をサラサラに
オリーブオイル納豆は血液もサラサラにしてくれる効果があります。お酒を飲みすぎたり、食生活が乱れていたり、睡眠不足などで体内の血液がドロドロになってしまいます。
ドロドロになった血液は放っておくと動脈硬化や血管が詰まってしまい、大変危険です。そこで納豆に含まれている成分は、血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれる効果があります。
また、オリーブオイルも血液中の悪玉コレステロールのみを減らす働きをしてくれるので、納豆と組み合わせるだけで効果が増えるので、おすすめです。
ビタミンB群で美肌効果
オリーブオイル納豆には美肌効果もあります。ビタミンB群はあらゆる種類の補酵素として働く栄養素です。ビタミンは肌細胞の誕生から再生、さらにコラーゲンの生成に至るまで様々な機能に関わってくる重要な栄養成分です。
オリーブオイル納豆には皮膚や粘膜、毛髪など健康を保つ成分が多く含まれています。ビタミンが体内に入ると皮膚の新陳代謝が活発になるので、肌のハリやつや、潤いのある肌をキープすることができます。
さらに皮脂をコントロールする働きを持っているので、ニキビやテカリに悩んでいる人は積極的に摂取することをおすすめします。また、便秘の解消効果もあるので、肌荒れも防いでくれます。
アンチエイジング効果
オリーブオイル納豆にはアンチエイジング効果があります。納豆に使われている大豆にはイソフラボンが多く含まれています。イソフラボンはフラボノイドの1種になります。
大豆イソフラボンには女性ホルモンと同じような働きをしてくれる効果があります。女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをしてくれるので、更年期障害の予防などの効果が期待されています。
また、大豆イソフラボンには強い抗酸化作用もあるので、アンチエイジング効果も期待されています。抗酸化作用は身体の酸化を防ぐことで老化を防いでくれます。
大豆には便秘解消効果もあり、アンチエイジング効果もあるので、女性に嬉しい食材となっています。
オリーブオイル納豆の作り方
オリーブオイル納豆には便秘効果やアンチエイジング効果など身体の中からキレイになれる効果がたくさん含まれていました。そんなオリーブオイル納豆はどのように作るのでしょうか?
今回は体に嬉しいオリーブオイル納豆を作る際に使われる材料とオリーブオイル納豆の作り方、さらにポイントなどを紹介していきますので、作る際の参考にしてください。
材料と作り方
オリーブオイル納豆の材料と作り方をみていきましょう。用意する材料は納豆、納豆のタレ、からし(付属しているもの)オリーブオイルの4つです。
作り方はまず、納豆を箸でよくかき混ぜます。納豆は少し白っぽくなるくらいにかき混ぜた方が栄養を引き出せるので、しっかり混ぜましょう。続いてよく混ぜた納豆に納豆のタレ、からしを加えてさらに混ぜ合わせます。
しっかり混ぜ合わせたら、オリーブオイルをかけて完成です。ご飯をはじめ、パスタにかけてもとても美味しいので、ぜひ作ってみてはどうでしょうか?
ポイント
続いてはオリーブオイル納豆のポイントについてみていきましょう。オリーブオイルには大きく分けてバージンオリーブオイルやピュアオリーブオイルの2つの種類があります。
オリーブオイルの風味を感じたい人はバージンオリーブオイルを、風味が少し苦手な人は風味の少ないピュアオリーブオイルを使用すると良いでしょう。健康志向に人にはポリフェノールが豊富なバージンオリーブオイルがおすすです。
オリーブオイル納豆のアレンジレシピ
オリーブオイル納豆レシピは用意する材料と工程が少ないので簡単に作ることができます。しかし、毎日だと少し飽きてしまうのではないでしょうか?そこでオリーブオイル納豆レシピをアレンジしたアレンジレシピを紹介します。
オリーブオイル納豆にキムチを足した簡単レシピや、卵と一緒に焼いた簡単レシピ、また、そばやパスタにかけて一緒に食べるレシピなども紹介していきますので、アレンジレシピの参考にしてください。
オリーブオイル納豆プラスキムチ
- 納豆1パック
- キムチ適量
- オリーブオイル小さじ1/2~1
- 納豆はしっかりとかき混ぜ、付属のタレを入れて混ぜておきます。
- 混ぜた納豆にオリーブオイルを加えてさらに混ぜ合わせます。
- (2)にキムチを加えて混ぜ合わせたら完成です。
キムチ納豆とオリーブオイルの卵焼き
- 卵3個
- キムチ適量
- 納豆1パック
- とろけるスライスチーズ1枚
- マヨネーズ適量
- オリーブオイル大さじ1
- めんつゆ(2倍濃縮)大さじ1
- 卵は卵白と卵黄を別々のボウルに入れます。
- ボウルに入った卵白は泡立て器で泡立て、卵黄はめんつゆを加えて混ぜ合わせます。
- 納豆は混ぜ合わせておき、キムチは刻んでおきます。
- (2)と納豆を1つのボウルに入れて混ぜ合わせます。
- 熱したフライパンにオリーブオイルを広げて弱火にします。
- (5)に(4)を加えてその上にマヨネーズをかけます。
- (6)が固まりだしたらキムチとチーズをのせ、マヨネーズを追加でかけます。
- (7)を折り返し、火を止め、器に盛りつけたら完成です。
長ネギとキムチの納豆パスタ
- パスタ80~100g
- 納豆1パック
- 長ネギ1/3本
- キムチ適量
- オリーブオイル大さじ1
- パスタのゆで汁大さじ1
- バター5g
- 卵黄1個
- 塩適量
- 鍋に水を入れて沸騰させ、少し塩辛いと感じるくらいの塩を入れて、パスタを茹でます。茹で時間はパッケージに記載されている時間より1分短くします。
- 長ネギは輪切りに、納豆はよく混ぜ合わせます。
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、長ネギを炒めます。
- (3)の中に(1)とゆで汁、バターを加えて素早く混ぜ合わせます。
- お皿に(4)をのせて、納豆、キムチを盛りつけ、真ん中に卵黄を乗せたら完成です。
キムチ納豆とほうれん草でパスタ風そば
- そば1人分
- 納豆1パック
- キムチ適量
- ほうれん草適量
- めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1
- オリーブオイル大さじ1
- きざみのり適量
- 鍋に水を入れて沸騰させ、ほうれん草を加えて茹で上げ、水気を絞って食べやすい大きさに切り、少量のめんつゆ(分量外)であえておきます。
- ボウルに納豆を入れてよく混ぜ合わせ、(1)とキムチを加え、めんつゆを加えて混ぜ合わせます。
- そばはパッケージに記載されている時間通りで茹でておきます。
- お皿に(3)を盛りつけ、オリーブオイルを回しかけて、(2)をのせ、きざみのりを散らしたら完成です。
バージンオリーブオイルの種類と保存方法
オリーブオイル納豆には様々なアレンジレシピがありました。続いてはそんなオリーブオイルの種類について紹介します。オリーブオイルにはたくさんの種類がありますが、今回はオリーブオイルの種類と保存方法について紹介していきますので、参考にしてください。
エキストラバージンオリーブオイル
最初に紹介するのはエキストラバージンオリーブオイルです。エキストラバージンオリーブオイルはオリーブの実の生搾りジュースと言われている程、濃厚なオリーブオイルです。
エキストラバージンオリーブオイルは酸度0.8%以下のオリーブの実の上澄みだけを贅沢に使用した上質なオリーブオイルです。
エキストラバージンオリーブオイルの中でもオイルをろ過しない、ノンフィルターと言われる製法で作られた最上級なエキストラバージンオリーブオイルは流通量が少なく、希少なオリーブオイルとなっています。
バージンオリーブオイル
続いてはバージンオリーブオイルです。バージンオリーブオイルはエキストラバージンオリーブオイルと同様にオリーブの実を絞った1番搾りのオイルをさしています。
バージンオリーブオイルはオリーブの風味がとても良いですが、エキストラバージンオリーブオイルと比べると少し控えめなオリーブオイルとなっています。そのため、どの料理にも使うことができるのが、特徴です。
オーディナリーバージンオイル
続いてはオーディナリーバージンオイルです。オーディナリーバージンオイルはエキストラバージンオリーブオイル程完璧なオリーブオイルではありません。
オーディナリーバージンオイルは辛みや苦味がやや強いものの、フルーティーさがあり精製せずにそのままバージンオリーブオイルとして使用できます。
ランパンテバージンオイル
最後にランパンテバージンオイルについてみていきましょう。ランパンテバージンオイルは上記のオリーブオイルと異なり、風味に少し問題があるオリーブオイルとなっています。
酸度が3.3%を超えるもので、IOCの規定によって食用では利用できない、オリーブオイルです。精製オリーブオイルや工業用の油の原料になっています。
保存方法
オリーブオイルを保存する方法は、直射日光を避け、高温の場所を避けて、寒いところに保存しないようにしましょう。
オリーブオイルは紫外線を嫌う傾向があります。そのため、スーパーなどで販売されているオリーブオイルは紫外線を受けにくい遮光ビン(黒っぽいビン)に入っています。
もし、家にあるオリーブオイルが透明なビンやペットボトルに入っていたらアルミホイルで包んで紫外線から守りましょう。
オリーブオイルは30度以上の高温に長時間置いておくと劣化してしまうので、ガスレンジの脇などは避けるようにしましょう。
また、冬場に5℃以下になるとビンに白い結晶が出てきます。温度が高くなれば、自然と戻りますが、何度も繰り返していると香りがとんでしまうので、冷蔵庫での保存は避けましょう。
オリーブオイル納豆で若々しく健康になろう!
オリーブオイル納豆について紹介してきましたがどうだったでしょうか?オリーブオイル納豆には体に嬉しい様々な効果がたくさんありました。さらに、女性に嬉しい美肌効果や便秘解消効果、アンチエイジング効果などもあります。
オリーブオイル納豆の美味しいレシピなども紹介してきました、今回紹介したレシピの他にもオリーブオイル納豆にはたくさんのレシピが存在します。自分好みのアレンジレシピを見つけて、オリーブオイル納豆を楽しんでみてはどうでしょうか?