そばのおすすめ具材は?自宅でも簡単に作れるアレンジレシピを紹介
そばは和食の中でも季節を問わず人気のメニューのひとつです。でも家で作ると具がワンパターンになることもよくあります。今回は、そばのおすすめ具材と簡単レシピをまとめました。いつものそばとと違った具材で目先を変えて、定番の具材はさらに美味しく、たっぷりの具材でもっとそばを楽しみましょう。そばが余ってしまったときに手軽にできるアレンジレシピも合わせて紹介していきます。
そばにおすすめの具材とは?
そばは和食の人気メニューで温でも冷でもおいしいので季節を問わず楽しめます。調理時間も短く手軽に食べられるのでランチによく食べるという方も多いのではないでしょうか?
でも、家で作るときにはつい同じような具材にかたよって飽きてしまうこともありがちです。今回は、そばのおすすめの具材をまとめました。茹でたそばが余ってしまったときのアレンジレシピも紹介しますので参考にしてください。
とろろ
長芋や山芋をすりおろしたとろろはお腹にも優しく健康にもいい具材です。食欲のないときにも食べやすいので夏にもおすすめの具材です。とろろを家で作るならおろし金よりもすり鉢でおろすのがベターです。
卵
卵はアレンジの幅が広い具材です。そのまま乗せても、焼いてから乗せてもいいですが、溶き卵をだしで茹でてふわふわ卵にするのもおすすめです。片栗粉でつゆにとろみをつけてあんかけ風にするのも美味しい食べ方です。
ネギ
ネギはたっぷり乗せるのも美味しい、定番のそばの具材です。ネギは辛みやにおいが少し苦手という方もいるかもしれませんが、そんな時は軽く火を通すと食べやすくなります。辛みが少ない小ネギもおすすめの具材ですよ。小口に刻んで好きなだけかけましょう。
きのこ
きのこもそばに合う具材のひとつです。シイタケやなめこなどお好みのきのこを具材に使っていつもと違ったアレンジをしてみましょう。きのこは一年を通してスーパーで手に入りますしカロリーがとても低いのでヘルシーなのもうれしい具材です。
そばにおすすめの具材を使ったアレンジレシピ
そばは具材を乗せるだけになりがちです。それでもおいしいですが飽きてしまうことも。定番の具材でも少し手間を加えたりつゆや具の調理法を変えたりすればいつもと違うそばが楽しめます。おすすめの具材を使ったアレンジレシピをいくつか紹介しましょう。
とろろ月見そば
- そば100g
- めんつゆ(2倍濃縮)100ml
- 水300ml
- 長芋40g
- 卵黄1個
- ネギの小口切り適量
- 長芋は皮をむき、すりおろします。
- そばは表示通りに茹で、器に盛ります。
- めんつゆと水を鍋に入れて火にかけ、ひと煮立ちさせます。
- つゆを器に注ぎ、具材のとろろと卵黄を乗せたらネギを散らして完成です。
シンプルなレシピで具の材料も少なめなので、ランチにもおすすめです。長芋でとろろを作る時はできればすり鉢を使いましょう。おろし金を使う時は目の細かいものを使ってください。
きのこのあんかけそば
- そば80g
- だし汁300cc
- 醤油大さじ2
- みりん大さじ2
- お好きなきのこ類1パック
- 生姜すりおろし大さじ1
- 長ネギみじん切り大さじ2片栗粉大さじ1
- そばはやや固めに茹でます。
- だし汁と醤油、みりんを鍋に入れ沸騰させます。
- 具材のきのこ類は食べやすい大きさにほぐし鍋に入れて火を通します。
- 片栗粉を水に溶き、一旦火を止めた鍋に入れてとろみをつけ再度沸騰させます。
- 器に盛ったそばにつゆを注ぎ、生姜とネギを添えて完成です。
とろみをつけたそばつゆと生姜で体が温まるレシピです。具材のきのこはしめじや舞茸、しいたけなどお好きな物を使ってください。何種類か使うのもおすすめです。お好みで茹でた青菜を具材に加えると栄養もアップします。濃いめにとろみをつけたい時は片栗粉を大さじ1.5にして調整してください。
カレー南蛮そば
- そば1人前
- ごま油大さじ1
- 豚こま100g
- 白ネギ1本
- 水300cc
- めんつゆ(3倍濃縮)大さじ5
- 顆粒和風だし小さじ1
- カレールー1片
- 片栗粉大さじ2
- 水100cc
- そばは茹でて水気を切ります。
- ごま油を深めのフライパンに熱し、肉と斜め切りにしたネギを炒めます。
- 水300ccを加え、めんつゆ、だし、カレールーを入れて煮立たせます。
- 煮立ったら一旦火を止め、水100ccで溶いた片栗粉を加えてとろみをつけます。
- 器に盛りつけ、ネギの青い部分をトッピングしたらできあがりです。
いつもよりがっつり食べたい時におすすめの肉を具材に使ったレシピです。具材は豚肉の代わりに鶏肉を使ったり、油揚げやニンジンを入れたりするのも良さそうです。カレーが余った時にもできるアレンジレシピです。
天たまとじそば
- そば1束
- 卵1個
- 水350cc
- めんつゆ(3倍濃縮)50cc
- 片栗粉大さじ1
- 天かす適量
- 刻みネギ適量
- そば1束は表示通りに茹でて茹で汁を切ります。
- 卵をボウルなどに割りほぐし、大さじ1の水で溶いた片栗粉を混ぜます。
- 水とめんつゆを鍋に入れて煮立たせ、ほぐした卵を加えて混ぜます。
- 器にそばを盛りつけつゆを注ぎます。
- 天かすと刻んだネギをトッピングしてできあがりです。
ふわふわの卵がやさしい味のレシピです。天かすがコクを加えてくれておいしくなります。少ない具材で家にいつもある物でできるのもうれしいポイントです。卵を片栗粉と混ぜることで、具の卵がふわふわになります。煮立ったつゆを混ぜながらゆっくりと卵を加えるのがコツです。
鶏ねぎつけそば
- そば2袋
- サラダ油大さじ2分の1
- 鶏もも肉150g
- 白ネギ2分の1本
- 水50cc
- めんつゆ(3倍濃縮)150cc
- すりごま、七味、わさび、おろし生姜各適量
- 油をフライパンに熱し、鶏肉を皮目から焼きます。
- 斜めに切った白ネギを加えます。
- 水とめんつゆを加えてひと煮立ちさせます。
- つけダレとそばを別々の器に盛りつけて完成です。
- お好みですりごまや七味などを加えて食べてください。
こちらのレシピではそばをつけ麺のように具材入りのタレにつけながらいただきます。つけダレに加えるすりごまなどはお好みで種類や量を調整してください。具材の鶏肉とネギは少し焦げ目がつくくらい焼くと香ばしく見た目にもおいしそうに仕上がります。
そばが余った時のアレンジレシピ
そばを家族分茹でる時など、ちょうど良い分量で食べきるのは難しいときもありますよね。そばの麺だけ中途半端に余って困ったことはありませんか?そばが余ったときはアレンジレシピでリメイクしましょう。目先を変えて副菜にしたりおやつにしたりすれば飽きにくく、無駄なく食べ切れますね。
そば寿司
- 茹でたそば適量
- 卵焼き、きゅうりなどお好みの具材
- めんつゆ2分の1カップ
- 寿司海苔
- 茹でたそばは水気を切っておきます。
- めんつゆにそばを入れて3分ほど味を馴染ませておきます。
- 海苔をまきすの上に置き、そばと具材を巻き寿司の要領で巻きます。
- お好みの長さにカットして食べてください。
具材は卵やきゅうりなど巻き寿司の定番のものをはじめ、大葉、長芋、オクラなどがおすすめです。好きな具を巻きましょう。少し豪華に天ぷらやマグロもいいでしょう。寿司海苔で巻く代わりに寿司あげに詰めてそば稲荷にするアレンジもおすすめです。
そばサラダ
- そば200g
- 白菜2~3枚
- 塩適量
- かにかま4本
- 大葉3~4枚
- 醤油大さじ3
- 酢大さじ3
- めんつゆ大さじ2
- そばは茹でて水気を切っておきます。
- 白菜は太めの千切りにし塩を振ります。
- かにかまは半分に切ってほぐし、大葉は千切りにします。
- 調味料を混ぜておきます。
- 白菜がしんなりしたら水気を絞り、その他の材料と混ぜます。
- 器に盛り付け、調味料を混ぜたたれを回しかけてできあがりです。
サラダうどん風のそばサラダレシピで野菜をたっぷり摂りましょう。あればお好みで具材に納豆を加えるのもおすすめです。栄養もアップします。トマトや海苔、くずした豆腐なども合いそうな具です。たれはノンオイルドレッシングでもいいでしょう。
パリパリ揚げそば
- 茹でたそば適量
- 塩適量
- 揚げ油
- 茹でたそばを180度の油でパリパリになるまで揚げます。
- 油を切って塩をまぶしたらできあがりです。
好きな分量でできるので中途半端に余ってしまったそばでも大丈夫です。揚げて塩をまぶすだけでおつまみやおやつにぴったりのパリパリ揚げそばが簡単にできます。昆布塩などで味付けするのもいいですし、たくさん作ってあんかけにするのもおすすめです。
そばの具材を変えて自宅でも簡単アレンジ
そばにおすすめの具材とアレンジレシピをいくつか紹介しました。天ぷらを乗せるだけなど、具がワンパターンになりがちなそばもいろいろとアレンジが楽しめます。同じ具材でも調理の仕方や味付けを変えるだけで目先が変わって全く違った味になりますし、いつもと違う具材を使うとそばの新しい魅力に気づくかもしれません。
そばが余ってしまったら、リメイクレシピを活用しましょう。少しの手間でおつまみや副菜、おやつにも生まれ変わります。そばの簡単アレンジを楽しみましょう。