乾麺そばのおすすめランキングTOP11！旨く食べる茹で方とは？

乾麺そばの選び方を紹介する前に、そばには配合割合というものがあることを知っていただきたいと思います。蕎麦粉が全体の何割使用されているかで、十割、九割、八割、七割、同割などいうそばの区別がされます。蕎麦粉だけで打たれたそばは、十割そばと呼ばれています。蕎麦粉が八割のそばが、よく耳にする二八そばです。それぞれ蕎麦粉の割合によって、風味や喉ごし、味わいなどが異なっていて選び方に関係してきます。

したがって、乾麺そばの選び方は、まず蕎麦粉の割合を確認することが大切です。蕎麦粉だけではなく、お茶や山芋などを加えたそばもあります。自分の好みとそれらを照らし併せて、そばを選びましょう。

日本には三大そばと言われるご当地そばがあります。島根県の「出雲そば」長野県「戸隠そば」岩手県「わんこそば」です。これらのそばをはじめ日本各地のご当地そばを、乾麺そばならば取り寄せも可能です。こちらから出向かなくても、ご当地そばを味わえるのも乾麺そばの利点と言えます。

乾麺そばランキング第11位は、蕎麦の実を丸ごと使う「挽きぐるみ」という手法の蕎麦粉で作られた「卯月製麺ほっそり細そば」です。冷たいざるそばにうってつけの、極細のそばになります。細打ちの麺独特の喉ごしの良さがウリになるそばです。200g2人前入り1袋が230円とリーズナブルです。

乾麺そばランキング第10位は、つなぎに布海苔と自然薯を使う「自然芋そばへぎそば」です。新潟県は魚沼が発祥のそばで、乾麺とは思えないほどのコシと喉ごしをもったそばになります。冷たいそばとして有名なへぎそばですが、この乾麺そばは温かくしても十分にイケます。越後の名水仕込みのへぎそばを自宅でいただける乾麺そばは、90g×3束入りで、おすすめの378円です。

乾麺そばランキング第9位は、ざるそばなど冷たい蕎麦専用に作られた「信州戸隠おびなた更科八割」です。その名のとおり、蕎麦粉8割の二八蕎麦です。蕎麦の実の中心部分を使った色白なそばで、シャキッとした食感と上品な風味が人気のそばです。冷たい蕎麦としていただくのがベストになります。1袋240g×15で、5,103円です。

乾麺そばランキング第8位は、野趣あふれる藪そばが人気の「はくばく霧しなそば湯まで美味しい蕎麦黒」です。黒くて香りの強い全粒粉を使用した、藪そばらしい藪そばです。食塩も不使用で、そばの風味を最大限まで引き出しています。その分、〆のそば湯も十分に楽しめる美味しさになっています。290g入り×10袋で、3,990円です。

乾麺そばランキング第6位は、国産蕎麦粉を100%使用した「信州戸隠そば本十割そば」です。つなぎはもちろん、食塩も不不使用の正真正銘の十割そばになります。そばの香りを堪能できるうえに、喉ごしも良いそばに仕上がっています。美味しいそば湯も楽しむことができます。200g入り×5で、3,240円です。

乾麺そばランキング第6位は、ルチンがたっぷり含まれたヘルシーな「麺のスナオシ韃靼石臼挽きそば」です。茹で上げたそばが黄緑色になるくらい、ポリフェノールの一種である天然ルチンが韃靼そばには超豊富に含まれています。豊富な天然ルチンばかりでなく、ビタミンやミネラルも豊富に含まれているのです。ヘルシーなだけでなく細麺の割にはコシもあります。200g×20個入り（約40人前）で、2,700円です。

乾麺そばランキング第5位は、口コミでの人気が高い「山本かじの伝統の二八そば」です。小麦粉2割、蕎麦粉8割の二八そばは、江戸っ子の定番そばです。つるつるとしてのどごしも良く、コシもあるうえにそばの風味も失わない乾麺そばになります。そば湯まで飲めるという品質もうれしい限りです。内容量は250g×4個で、1,185円です。

乾麺そばランキング第4位は、老舗の製麺屋が作る、とろろをつなぎに使った「小川製麺山形とびきりそば」です。手打のそばではムリな山芋は、乾麺ならばこそできる技です。少し細め1.5mmの麺は、やまいもによる喉ごしの良さがおすすめになります。食塩不使用によって、そば本来の風味も保たれています。そば湯も飲み干せるレベルの味です。450g×6パックで、3,480円になります。

乾麺そばランキング第3位は、モンドセレクション金賞を3度も受賞した人気の「信州田舎そば小諸七兵衛」です。自家製粉の引き立て蕎麦粉を使用して、多加水熟成という独自製法によって、手打に近い食感を実現した太切りの、おすすめの乾麺そばです。麺にもみを入れることで、瑞々しさを持続させる「もみ切り打ち」のそばになっています。1袋85g×4が10袋入りで、2,527円です。

乾麺そばランキング第2位は、お取り寄せで大人気の「霧しな鴨だしせいろそば」です。乾麺そばのせいろと半生のつけつゆをセットにしたヒット商品です。自宅で鴨だしを味わえるというのがウリの乾麺そばです。細くてシャキッとしたそばを、温めた鴨だしのめんつゆでいただく贅沢な一品になります。1袋2食入りが10袋で3,028円です。

乾麺そばランキング第1位は、そばの風味を堪能できる人気の「滝沢更科十割そば」です。選び抜かれた蕎麦粉十割で食塩不使用によって、そばの風味と喉ごしもよく、美味しいそば湯も楽しめる乾麺そばの逸品です。冷たいせいろでも温かいかけそばでも、そばの風味と食感が味わえるおすすめのそばです。内容は200g×3個が837円になります。

乾麺そばを旨く食べるための大きなポイントは、なんと言っても蕎麦の茹で方です。鍋の選び方は、自宅にあるできるだけ大きめの鍋で茹でるのがベターになります。各メーカーの袋に表示されている量よりも多めの湯で茹で上げることが大切です。理由としては、そばに均一に熱が入りやすいことと、茹でられたそばの表面が溶けだした成分がそばを不味くする原因でもあることから、多量の湯で薄めることにあります。

また、そば麺を重ならないようにするための茹で方のために箸でかき回しますが、大量の湯で茹でればその必要もなくなります。鍋をコンロの中央から外して置くことで、湯が対流を起しやすくすることも良い対策です。茹で方のもう一点は茹で時間です。メーカーの茹で時間指示を基本に置きながら、冷たいそばか温かいそばかによっても、微妙に湯時間は異なりますので、自分好みの適切な茹で時間を把握することが必要です。

乾麺そばを美味しく食べる茹で方は、最後の茹で上がりに一手間加えることがあります。茹で上がった蕎麦を、まちがってもそのまま器に盛るようなことは厳禁です。流水か夏場なら氷水に取って、蕎麦をいったん締める必要があります。蕎麦のヌメリや臭みを取り除き、蕎麦をシャキッとさせる効果があります。冷たいそばならそのまま、温かいそばなら再度湯にもどして温めてから器に盛ります。

乾麺そばをなんとか上手く茹で上げました。さて、問題はめんつゆです。めんつゆを自分で作れる人は問題ありませんが、そうでない人は市販のめんつゆということになります。正直に言って、市販のめんつゆが美味しいとは申しがたいです。裏ワザがあります。市販のめんつゆに大根おろしを加える手です。しかも大根は先っぽのできるだけ辛そうな部分をおろします。見違えたようなめんつゆになります。

市販のめんつゆにオイスターソースを合わせるという奇抜な方法もあります。出汁にミリンや醤油、オイスターソースを加えて、一から作ることもできますが、それでは面倒という方のためには、市販のめんつゆにオイスターソースを加えるだけという手をおすすめします。

乾麺そばを探ってみました。沢山の種類があって選び方にも迷うほどです。ここまでランキングTOP11にして紹介しました。乾麺そばの選び方の参考にしていただいて、美味しく茹でて食べてみてください！