なすの天ぷらをサクサクにする作り方!切り方のコツやカロリーは?
なすの天ぷらを食べるならサクサクとした歯ざわりで食べたいものです。それにはなすの切り方や揚げ方・作り方といったレシピを熟知する必要があります。ここではなすの天ぷらをサクサクに作るレシピもありますので紹介していきます。また揚げ物になるので気になるカロリーについても調べていきます。美味しくヘルシーに良い歯ざわりでなすの天ぷらを食べましょう!これからの季節にぴったりの料理ですので調理のコツなど是非参考にしていただけると幸いです。
目次
サクサクのなすの天ぷらが食べたい!
外はサクっと中は歯を入れるとジューシーなサクサクのなすの天ぷらはさっぱりしていながらボリュームもあります。そんななすの天ぷらを食べるには良い季節になってきました。しかしそれには理想の下準備などコツが必要です。
作り方やなすの天ぷらのアレンジレシピ等を紹介すると共に、油を使うという事で気になるカロリーなどもこのページでコツなどを参考にしていただきたいです。栄養もあり美味しいなすの天ぷらを研究してこれからの季節を乗り切りましょう!
なすの天ぷらをサクサクにする作り方
なすはサラダ、茹でもの、炒めものと色んな調理法の作り方がありますが、天ぷらにする作り方はとても美味しいです。しかし、野菜はどんなものでも天ぷらに向いているわけではなく、水分の多いものは向いていません。その中でなすはとても天ぷらに合っています。なすの天ぷらはサクサクした歯ざわりがとても美味しいです。
なすは市場で季節をとわず見かけます。まずはそんななすの天ぷらをほどよくサクサクと調理する作り方を紹介していきます。
材料
- なす2~3本
- 小麦粉適量
- 油適量
- 溶いた卵1/2
- 冷やした水100cc
- 小麦粉を50g
作り方
- ナスの頭部にあるへたを切る事によって落とし、なすを決まった向きに揃えて置き、1.5cm程度を残して、縦方向へ5mm幅の切れ込みを入れます。3~5本ほどでけっこうです。これで扇状に開くことができます。
- なすに薄っすらと小麦粉をまぶしていきます。溶いた卵と冷水をボウルに入れると混ぜて、そこに小麦粉を入れ、切っていくように混ぜていきます。注意点として粘り気がでないように混ぜすぎないところがポイントです。
- 小麦粉をまぶしたなすの切れ目を扇状に広げ、卵と冷水で作った衣に素早くくぐらせます。
- 170度ほどに熱した油へなすの皮を下にした状態でじわっと入れ、1分程度揚げ、裏返すとまた2分ほど揚げます。
- 揚げた後にしっかり油をきったら、出来上がりです。皿に盛りましょう。味付けは塩を用意したり、好みで天つゆを用意します。
サクサクにするコツ
なすの天ぷらをサクサクに揚げるコツはやはり衣にあります。衣を多めにつけてやるとサクサク揚がると思いがちですが、実はその逆なのです。衣はほどほどにつけましょう。そのコツを利用するとサクサクしたなすの天ぷらが出来上がります。
また、せっかくなすの天ぷらを作るならサクサク&見た目も綺麗に揚げたいものです。そのコツとして実の方からではなく、皮目の方から油で揚げてやると見た目も綺麗に揚がります。
そしてもっともサクサクになすの天ぷらを揚げるコツは扇状に揚げてやると、火の熱が均等にナスに通ってサクサクほくほくななすの天ぷらが完成します。
なすの天ぷらの切り方のコツは?
なすの天ぷらの切り方はざっくりわけて2種類あるようです。ここではその切り方のコツを紹介していきますので参考にしてください。
なすの天ぷらには理想的な切り方があります。適当に切ったりして作っていてはせっかくのなすが台無しになります。是非、美味しいなすの切り方を知って、美味しいなすの天ぷらを食べてもらいたいものです。
末広なすの切り方
末広なすの切り方について紹介します。まず末広なすというぐらいですからおめでたい末広がりに切る切り方になります。ます手始めになすの頭の部分、がくと呼ばれるヘタに包丁をあてがい、自分の方向にナスを回転させ、筋を刻みつけ切り落とします。
がくにはとげとげがあるので手に刺さらないように注意して調理してください。そしてナスを横1/4にカットして、(5cmほどの大きさに)さらに縦に刃を入れ、縦4つほどに切り分けます。その後、包丁の先を使い1mmの切れ込みを入れ、その部分を広げてやると末広なすの完成になります。
なすを縦4つほどに切り分けた時に、丸みがある方、高さがある部分に揃えてから切り込みを入れてやると均等な形にできます。また、仮になすを半分に切って中心まで切れ込みを刻み、一回切り離して、末広がりにする切り方をすると、広げた状態の時になすの方向が逆になります。
扇なすの切り方
なすの天ぷらとしての切り方で、もう一つの飾り切りが扇なすです。まず、だいたい3cmの大きさに輪切りにして、さらに半分に切ってください。次になすをたおし、末広がりなすの最初の工程のように、ほぼ1mm刻みを入れていきます。そこから切れ込みを広げてやると完成します。
末広なす、扇なす共に切れ込みを入れて広げてやる事で、広げられて盛り付けが華やかになります。人によってはなすを切ってから揚げるまで時間をおくケースがありますが、ミョウバン水につけておいてやると色が変わってしまういわゆる変色を防ぐこともできますのでお試しください。色合いも綺麗になります。
なすの天ぷらの気になるカロリー
天ぷらですから当然、ふんだんに油を使用します。ですからなすの天ぷらのカロリーは気になるところです。いったいなすの天ぷらはどれくらいのカロリー、栄養素があるのでしょうか?
カロリー量は?
出典: https://garop.jp
おおよそですが、なすの天ぷらの総カロリーは29kcalほどです。内訳はなす一切がだいたい10gだとして、このカロリーが2kcalで、他のカロリーはつける小麦粉が8kcal、卵のカロリーが2kcalほどになり、もっとも高いのが油のカロリーで1.8g使用するとして17kcalです。
主な栄養素としては脂質が2.0g、炭水化物2.3g、食物繊維が0.3g、ナトリウム2mg、ビタミン郡は、ビタミンB1が0.01gmg、ビタミンEが0.3mg、気になるコレストロールは5mgなどが含まれています。
カロリーを抑えるコツは?
どうせ美味しいものを食べるならカロリーをできるだけ抑えたいものです。なすの天ぷらを作るさいにカロリーを抑える良い方法はないものでしょうか?いつくかご紹介します。
まず、衣がガサガサにつけないようになるべく薄くつけましょう。具体的にどうすれば良いのかというと衣に使う水の量を増やし、衣の粘り気を抑えるという方法です。また、低い温度で長時間揚げずに高い温度の油でカラっと時短して揚げるようにしましょう。あえて、衣に卵を使用せず、水のみで溶く人もいます。
中でも特筆すべきは衣の厚みです。カロリーが気になる人は衣が厚いほど、油の吸収力が上がるので極力薄くつけるようにしましょう。そして薄く切りすぎるほど使用する油の量が増えるのでカロリーを抑えたいのなら大きめに切って揚げる方が良いかもしれません。
なすの天ぷらのアレンジレシピ
ここからは、なすの天ぷらをより楽しむことのできるアレンジレシピを見ていきましょう。アレンジを楽しむことで、レパートリーが増えて美味しく堪能することができるでしょう。
香味なす天
- なす3本
- 天ぷら粉適量
- 砂糖少々
- 醤油少々
- みりん少々
- おろししょうが小一片
- 刻みねぎ大1
- なすをざっくり半分に切り、切り目を入れ、この時水に入れてアクをとっておく。
- 水けをふいたなすを天ぷら粉と水を合わせたものにくぐらせ油で揚げる。
- 焼く作業に入る。フライパンで砂糖、醤油、みりんと一緒に揚げておいたなすを炒め、皿に飾り付ける。
- おろししょうがと刻みネギをアクセントに付け合わせにして完成。
味をつけておいたなすを用意しておくといろいろアレンジできるレシピが作れます。ごはんにも合うレシピですが、お酒のおつまみにも最適です。野菜嫌いのお子様にも好んで食べていただけるレシピです。
梅と大葉でさっぱりなすのはさみ揚げ
- なす3本
- 鶏ささみ肉200g
- レンコン40g
- 大根120g
- 大葉12枚
- 梅干し中3粒
- ピザ用チーズ40g
- 片栗粉適量
- ポン酢大4
- 塩・こしょう適量
- 水10cc
- まず、なすは皮を剥かずヘタ(頭)を切り落とし、1cm~1.5cmほどに斜め切りに。
- レンコンは皮を剥いて粗いみじん切り、梅干しは種を取り除いて、細かく刻む。
- 鶏ささみ肉はスジを取り除き、包丁で細かくしていく。
- 細かくした肉に塩・こしょうで味付けし、レンコン、梅干し、チーズを加え混ぜる。
- なすの片面に片栗粉をつけていく。
- 片栗粉をつけた面を内側にして具材、大葉、具材の順で挟みます。
- 具材を挟んだなすの全面に片栗粉をまぶし、180度の油で揚げます。
- ポン酢と水10cc、大根おろしを加え、混ぜ、タレを作ります。
- 皿に揚げたなすを盛り付け、タレをかけたら完成です。
このレシピは大葉の爽やかな食感が、油っこいなすの天ぷらを爽やかにします。天つゆや塩でいただくと美味しいレシピになります。レシピには書かれていませんが、なすの斜め切りのサイズは食べやすくお好みの大きさに調整してください。大葉の量は斜め切りにしたなすの半分ほどで良いです。
常備菜揚げナスの香味漬け
- なす5本
- 揚げ油適量
- 長ネギ1本
- にんにく一欠片
- しょうが一欠片
- 醤油・みりん・お酢各大さじ5
- 砂糖大さじ2
- 豆板醤小さじ1
- にんにく、長ネギ、しょうがを全てみじん切りにする。
- タレの材料となるものを全部、合わせて火にかけたら少しぐつぐつなってきたら火を止める。
- なす1本を4等分に切り、さらに輪切りにして油に火が通るまでさらします。
- タレへ揚げたてのなすを入れて混ぜれば完成です。冷蔵庫に3~4日冷やしましょう。
美味しく作るコツとして十分に冷やして食べるのが美味しくなる秘訣です。冷蔵庫から出したら冷え冷えのうちにすぐ食べましょう。夏などの季節にはより美味しく食せるはずです。豆板醤を入れピリリとさせると尚、美味しいです。
サクサクのなすの天ぷらを作ってみよう!
天ぷらにはいろんな物がありますが、なすの天ぷらはサクサクとして歯ごたえも美味しくとても食べやすく、美味しいです。このページを参考にしていただいて、サクサクのなすの天ぷらを作ってみてはどうでしょうか?ご飯だけじゃなく、お酒のおつまみにも良いですし、子供さんも美味しく食べていただけます。