2019年04月04日公開
2024年09月10日更新
グリルの意味!グリルの基本と魚/肉/野菜のグリルレシピを紹介
グリルの意味とはどんな意味なのでしょうか?グリルというと、思い浮かべるのが焼き魚やバーベキューだと思いますが、調理法や使い方によってもグリルの種類も異なってきます。グリルを使った調理方法として、魚や肉、野菜を使ったおすすめのレシピを紹介します。また、グリルにはいろいろな使い方があり、おすすめの使い方についても交えて紹介します。グリルを上手く活用しレパートリーを増やし楽しく調理しましょう。
グリルの意味とは?
グリルの意味とはどういう意味なのでしょうか?グリルの意味とは、焼き網を使った調理方法や料理のことが意味になります。身近なところでは、バーベキューを行う時に網の上で焼くことを意味したり、家庭で焼き魚をする際に使うキッチンの焼き魚き機のことを意味し、グリルと呼んだりします。
今回、グリルの意味以外にもグリルの種類や使い方、肉や魚、野菜を使ったグリルレシピについて詳しく紹介します。レシピを参考にグリルを使った料理を楽しみましょう。
グリルの種類と使い方
グリルにはどんな種類があるのでしょうか?グリルの種類によって使い方も変わってきます。代表的な、魚焼きグリルとバーベキューグリルについて詳しく紹介します。使い勝手が分かることで活用しやすくなります。
魚焼きグリル
グリルの種類の1つでもある魚焼きグリルは、使い方では焼き魚だけでなく、肉や野菜、お菓子までいろいろな料理を作ることができます。機能によっては、片面焼き、両面焼きと設定を選ぶことができます。また、水を使う焼き方と水を使わずに焼く焼き方もあります。
最近では、網の上に置いて使うことのできる、専用のグリルプレートやダッチオーブンなどが付いている魚焼きグリルもあります。
今まで焼き魚にしか使用してなかった方でも、簡単にレパートリーを増やすこともできます。魚焼きグリルの手入れが大変と思う方も多いですが、お手入れ方法も色々あり、上手く使うことで簡単にすることができます。魚焼きグリルを活用して、いろいろな料理を作りましょう。
バーベキューグリル
グリルの種類の1つでもあるバーベキューグリルはその名の通り、屋外でバーベキューを行う時に使うグリルになります。アウトドアには欠かせないアイテムの1つがバーべキューグリルです。今では数多くの種類が販売されています。
炭をおこして使うタイプの物や火をおこすのが面倒という方にはガスを使って使うタイプの物、バーベキューを立って楽しむ方の高さの物と座って楽しむ方の低いタイプの物、スチール製の物ステンレス製の物と様々な物があります。大きさも色々あるので、用途によってお好みのバーベキューグリルを使うことをおすすめします。
バーベキューグリルでは、海鮮焼きや串焼きなど豪快な料理をすることができるのも楽しみの1つになります。
魚のグリル料理のレシピ3選
魚のグリル料理とはどのような料理があるのでしょうか?おすすめのレシピを紹介します。レシピを参考にグリルを使って魚料理を作ってみましょう。
白身魚のマスタードグリル
- 白身魚2切れ
- レモン1/4個
- パプリカ黄色と赤各1/2個
- Aしょうがのみじん切り1片分
- Aにんにくのみじん切り1片分
- A粒マスタード大さじ1/2
- Aオリーブオイル大さじ1
- しょう油小さじ1
- 塩コショウ少々
- レモンは1cm厚さの半月切りにして、パプリカは1cm幅に切ります。白身魚は4cm幅にきり、塩コショウをします。
- Aの材料を混ぜ合わせてマスタードソースを作ります。
- 焼き魚用グリルに白身魚、レモン、パプリカを並べて表面にマスタードソースを塗ります。約4分程焼いてから裏返しにして、マスタードソースを塗り、さらに約4分焼きます。焼きあがったら竹串に刺して、皿に盛りましょう。
白身魚はお好みの魚を使って作ることができるレシピです。焼き魚用グリルに、魚とレモン、パプリカも同時に焼くことができ、簡単なマスタードソースを塗るだけで、さらに美味しく仕上がります。
鮭のホイル焼き
- 鮭2切れ
- にんじん1/2本
- もやし1/2袋
- キャベツ1/8個
- 塩コショウ適量
- バター小さじ2
- にんじんとキャベツなどの野菜は食べやすい大きさに切り、もやしは水洗いをして水を切っておきましょう。
- ホイルを敷いて、下からもやし、キャベツ、鮭、にんじんの順に入れて塩コショウをしてバターをのせます。
- ホイルを包んで焼き魚用グリルに入れて10分程焼きましょう。
- 鮭に火が通ったら完成です。
ホイル焼きにする魚や野菜はお好みで、アレンジしながら変えても美味しく作ることができます。バターの代わりに酒やポン酢などを入れてもさっぱりとしたホイル焼きになったり、味噌に変えるとちゃんちゃ焼きになります。魚料理でアレンジのきくおすすめのレシピです。
スズキのハーブ焼き
- スズキ1尾
- 塩コショウ少々
- オリーブオイル大さじ2
- Aタイム2枝
- Aローズマリー2枝
- Aイタリアンパセリ2枝
- Aにんにく1片
- Bタイム3枝
- Bローズマリー3枝
- Bイタリアンパセリ2枝
- Bにんにく1片
- スズキは内臓と鱗を取り除き、包丁で3か所切り込みを入れます。Bのハーブの葉の部分と薄切りにしたにんにくをあわせておきます。
- スズキに塩コショウとAの材料をみじん切りにし全体にまぶします。切り込みを入れた部分にBのハーブとにんにくを詰めます。
- グリルプレートにスズキをのせオリーブオイルを全体にかけまわします。火が通るまで焼いたら完成です。
オリーブオイルをかけることでスズキの皮がパリッと焼けて、中がジューシーに仕上がります。おもてなしメニューとしてもおすすめの一品です。
肉のグリル料理のレシピ3選
肉のグリル料理とはどのような料理があるのでしょうか?肉を使ったおすすめのレシピを紹介します。グリルの使い方1つで、今まで難しそうで作らなかった肉料理も簡単に作ることができます。
ローストビーフ
- 牛ももかたまり肉400g
- 塩小さじ1/2
- 粗びき黒胡椒適量
- Aみりん大さじ1
- Aしょう油大さじ1
- 常温に戻した牛肉に塩とコショウを全体的にかけてなじませます。
- 1を両面焼きの焼き魚用のグリルに入れて強火で8分焼きます。その間に、牛肉が包める大きさに切ったアルミホイルを用意しておきます。
- 2が焼きあがったら、熱いうちにアルミホイルにのせてAの調味料をまわしかけます。アルミホイルで肉を包みそのまま1時間おいて肉を落ち着かせましょう。
- アルミホイルから牛肉を取り出し、薄切りにし、アルミホイルに残ったソースをかけたら出来上がりです。
家庭でも簡単に作ることができるローストビーフは、魚焼きグリルが大活躍です。両面焼きを使うことで火加減がちょうどよく、失敗することなく作ることができます。パーティーメニューにもおすすめのレシピです。
グリルチキン
- 鶏肉350g
- 片栗粉大さじ3
- Aしょう油大さじ2
- Aみりん大さじ1
- A酒大さじ1
- Aにんにくのみじん切り1片
- 鶏肉をフォークなどで刺し、Aの調味料で下味をつけます。
- 魚焼き専用のグリルプレートにクッキングペーパーを敷いて、下味をつけた鶏肉をのせます。グリルの中火で15~20分程焼きましょう。
- 両面焼きあがったら完成です。
下味が付いているので、焦げやすいので、様子を見ながら焼くことをおすすめします。グリルプレートを使うことで、下味をつけた時の調味料も流れ出ることなく焼くことができしっかりとした味になります。食卓で人気のレシピの1つです。
スペアリブ
- スペアリブ200~300g
- Aしょう油大さじ1
- A赤ワイン大さじ1
- Aケチャップ大さじ1/2
- Aウスターソース大さじ1/2
- Aみりん大さじ1/2
- Aはちみつ大さじ1/2
- Aにんにくすりおろし1片分Aしょうがすりおろし1片分
- スペアリブはフォークで刺し数か所穴をあけて置きましょう。
- Aの材料を混ぜてビニール袋にスペアリブとともに入れてなじませて、冷蔵庫で1番つけて置きます。
- 焼き魚用グリルに並べて置き、中火で両面焦げ目がつくまで焼いたら完成です。
スペアリブは魚焼きグリルではなくても、バーべーキューを行う際に、この味付けでバーベキューグリルでも焼くことができるレシピです。下味がしっかりついているので、焦げやすいので火加減に注意しながら作りましょう。
野菜のグリル料理のレシピ3選
野菜のグリル料理とはどのような料理があるのでしょうか?グリルを使うことで、油を使うことがなくヘルシーに仕上げることができるグリル料理は、野菜の甘味を引き出してくれるアイテムでもあります。グリルの使い方を上手く活用し野菜料理を楽しみましょう。
焼きナスの煮浸し
- なす8本
- Aだし汁2カップ
- Aうす口しょう油小さじ1
- A塩小さじ1/2
- かつお節6g
- 木の芽少々
- なすのガクの先を切り取り、グリルで焦げ目がつくまで焼きましょう。焼いた後に皮を剥きます。
- 鍋にAの材料を入れて火にかけて煮立ったら、皮を剥いたなすを加えてひと煮たちさせて火を止めます。
- 器に盛り付けし、かつお節を木の芽をのせたら完成です。
温かいままでも美味しいなすの煮浸しですが、冷やして食べても美味しくなります。なすはグリルで焼けば焼くほど、香りが良くなります。ただ、熱いからと言って水にとってしまうのはやめましょう。せっかくのなすの香りが飛んでしまいます。なすの美味しいい季節の夏におすすめのレシピです。
ネギ焼き
- 白ネギ2本
- しょう油適量
- 白ネギを洗って5cmぐらいに切りましょう。串にさします。
- 焼き魚用グリルで6~10分ぐらい焼きます。焼き色が付いたら完成です。
- 焼きあがったネギにしょう油などをかけて食べましょう。
切って、魚焼きグリルで焼くだけの簡単なレシピです。中が甘くトロトロしてシンプルで美味しい1品です。醤油の代わりにポン酢で食べてもさっぱりして美味しく食べることができます。
グリル野菜サラダ
出典: https://eonet.jp
- エリンギ50g
- 白ネギ2本
- ごぼう1/2本
- れんこん50g
- 赤パプリカ80g
- 黄パプリカ80g
- ズッキーニ1/2本
- 粉チーズ大さじ1
- セルフィーユ4枝
- Aワインビネガー大さじ2
- Aバルサミコ酢小さじ1
- Aレモン汁小さじ1
- Aオリーブオイル大さじ2
- A塩小さじ1/3A黒こしょう少々
- エリンギは手で割り、白ネギは15cmに切りそろえます。牛蒡は6~7cmに切り、熱湯でさっと茹でざるに引き上げておきます。冷めたら叩き割ります。
- れんこんは5mmの厚さに輪切りにして、ズッキーニとパプリカは1cm幅の棒状に切ります。
- ボウルにAの材料を合わせておきましょう。ドレッシングになります。
- 1.2の野菜をグリルで火が通るまで焼きます。焼きあがったら皿に盛り、熱いうちに3で作ったドレッシングをかけて黒こしょうを粉チーズを振りかけます。最後にセルフィーユを飾ったら出来上がりです。
グリルで焼いたばかりの野菜にドレッシングをかけることで、味が染み込み美味しく食べることができます。グリルを使ってホットサラダを作ることで野菜の甘味が増し、身体の中から温め、腸内環境も整えてくれる1品です。
グリルの他の活用法
グリルには焼き魚として使う使い方だけでなく、いろいろな活用方法があります。おすすめの活用方法について詳しく紹介します。
揚げ物の温め直し
グリルには、魚や肉を焼くだけでなくいろいろな使い方があります。その一つに揚げ物の温め直しをすることができます。揚げ物はやはり温かいうちが美味しいです。冷めてしまった時は、どのように温めているでしょうか?
電子レンジを使って温め直してしまうと、せっかくの揚げ物の衣がベチョベチョになってしまうことがあります。グリルを使って温めなおすことで、衣に含まれる水分量を少なくさせカラッと揚げたてのように温めなおすことができます。
加熱時間としては、焦げ目がつかないようにアルミホイルなどを上からかぶせて1~2分程加熱することをおすすめします。揚げ物以外にも、焼き鳥や餃子なども温めなおすことができます。
トースト
グリルの使い方として、トーストとしても使うことができます。パンを焼く使い方で言うとトースターを思い浮かべると思いますが、実はグリルでも美味しくトーストすることができます。
高温で短時間でトーストすることができ、ひっくり返すことなく焼くことができます。使い方として、パンだけでなく、ピザも焼くことができます。色々な活用方法でグリル料理を楽しみましょう。
グリルを使って楽しく料理しよう!
グリルの意味や使い方、レシピなどについて紹介しましたが役に立てたでしょうか?グリルと言うと魚焼きグリルやバーベキューグリルが代表的ですが、今では魚や肉を焼くだけではなく、いろいろな活用方法があります。
用途に合わせてグリルを上手く活用し、料理のレパートリーを増やしてグリル調理を楽しみましょう。