2019年03月07日公開
2024年09月07日更新
チキンカツのカロリーや糖質は高い?ダイエット中でも太らない食べ方!
チキンカツはカロリーが高い為、太るからとダイエット中は避けるべきメニューと思っていませんか?チキンカツは高カロリーなメニューですが、鶏肉は糖質が低く、タンパク質など良質な栄養成分が豊富に含まれています。豊富な栄養成分は代謝を高めるなどダイエットの味方です。チキンカツのカロリーや糖質、栄養成分について紹介します。カロリーを抑えたチキンカツの作り方や、ダイエットに適したチキンカツの正しい食べ方も紹介します。
目次
チキンカツのカロリーは高くて太る?
チキンカツは肉を油で揚げた料理です。カロリーが高いとダイエット中には食べたくても我慢していませんか?チキンカツのカロリーは高めですが、工夫して食べることでダイエット中でも太らないようにすることができます。ダイエット中でも太らないチキンカツの食べ方を紹介します。
チキンカツのカロリーや糖質
チキンカツは揚げ物であるためカロリーは高めとダイエット中の人に敬遠されがちです。比較的低カロリーな鶏肉をチキンカツにするとどのくらいのカロリーや糖質なのでしょうか?
カロリー
数ある肉の種類の中でも比較的低カロリーと話題の鶏肉は、飲食店や居酒屋などで人気メニューとして使用されています。そんな鶏肉を揚げた料理がチキンカツです。低カロリーといっても揚げ物であるためカロリーはある程度高めになります。
チキンカツのカロリーは100gあたり214kcalです。一食に提供される鶏肉一枚は約142gあるため、一食のチキンカツのカロリーは305kcalです。それなりに高カロリーであるのがチキンカツです。
糖質量
一方チキンカツの糖質は、100gあたり7.2gです。揚げ物の中ではとても低糖質です。一食当たりで計算すると約10gです。チキンカツに使用される鶏肉単体で見ると糖質はほとんど含まれていません。糖質をあげているのは、衣や油などカツにするときに使用する材料です。
また、チキンカツを食べる時に使用するソースにも注目する必要があります。特にタルタルソースはカロリーも糖質も非常に高いソースです。タルタルソースをつけるとカロリーも糖質も一気に跳ね上がります。
チキンカツの栄養素
チキンカツの主な材料は鶏肉です。鶏肉にはタンパク質をはじめとする豊富な栄養素が含まれています。ダイエット中には必要不可欠な栄養もあります。チキンカツを食べることは栄養面からは大事なのです。
タンパク質
鶏肉に一番多く含まれている栄養がタンパク質です。100g当たり23.2g含まれています。タンパク質は人の筋肉を作るのに必要な栄養です。ダイエット中は筋肉をつける事を避ける人が多いのですが、良質な筋肉は代謝を高め、エネルギー消費量を高めてくれる効果があるためダイエット効果が高くなります。
脂質
三大栄養素の一つに数えられる脂質は高いエネルギーを得ることができる栄養素です。ダイエット中には脂質を摂取することで代謝を良くし、痩せる効果を助長してくれます。脂質は100gのチキンカツに27.8g含まれています。これだけ多くの脂質を含むチキンカツはダイエット中に食べなきゃ損です。
アミノ酸
チキンカツにはアミノ酸も豊富に含まれています。体のあらゆる機能を支えるアミノ酸はサプリメントで販売されるなど注目の栄養素です。アミノ酸はスタミナアップ効果や、ダイエット効果、スキンケア効果、免疫力アップの効果、そして脳の働きを良くする効果を持っています。
ビタミンB6
チキンカツ100gには、ビタミンB6が0.48mg含まれています。ビタミンB6はアミノ酸が体内で効率的に働くために必要な栄養素です。アミノ酸が細胞を作ったり、酵素やホルモンの材料となりサポートするのがビタミンB6の役目です。アミノ酸と一緒に摂取できるチキンカツは優れたレシピです。
チキンカツのダイエット効果
チキンカツは高カロリーなメニューですが、豊富な栄養素のおかげで摂取したカロリー以上の働きをしてくれます。カロリーは摂取することになりますが、その後の代謝向上によりダイエット効果を出してくれるため、ダイエット中には食べる事をおすすめします。
タンパク質が豊富で代謝向上
チキンカツに含まれるタンパク質は基礎代謝を向上させる栄養です。筋肉は体の脂肪燃焼をしてくれます。その筋肉を作るのがタンパク質です。筋肉をつけずにカロリー摂取を抑え続けるよりも、良質な筋肉を形成させ、代謝を向上させエネルギー消費を多くする方が健康的に痩せることができます。
イミダゾールペプチドが代謝向上
鶏肉に多く含まれるイミダゾールペプチドは疲労回復の効果があると話題の栄養素です。科学的にも証明されている効果があります。疲労の要因である活性酸素や酸化ストレスを抗酸化作用のあるイミダゾールペプチドが軽減させるためです。
疲労を回復させることで代謝は必然的に向上します。どんなに良質なタンパク質で筋肉を使っても疲労していては代謝はできません。鶏肉にはイミダゾールペプチドも含まれているため、タンパク質の効果を最大限に高めることが可能になります。
カルニチンで脂肪燃焼
カルニチンもサプリメントでは有名な栄養素です。主にダイエットサプリメントに使用されています。カルニチンは脂肪燃焼に大きな効果を発揮します。脂肪燃焼だけでなく体脂肪を分解、脂肪の吸収を抑える効果も持っています。
脂肪はミトコンドリアによってエネルギーに変換されます。脂肪をミトコンドリア内に運び込む働きをするのがカルニチンです。カルニチンが多く含まれているのは肉です。ダイエット中に肉を食べないと脂肪の分解もできなくなってしまいます。
腹持ちがいい
ダイエット中では間食は絶対に避けるべきです。しかし、主食の量や回数を減らすことでお腹がすいて、つい間食をしてしまうケースも少なくありません。主食を抜いて間食をしていれば本末転倒です。
チキンカツは腹持ちも良いため、間食せずに済みます。主食をきちんと食べて間食をしないほうがダイエットには効果的です。腹持ちが良いチキンカツはダイエットに適したメニューです。
チキンカツのダイエット中におすすめの食べ方
豊富な栄養を含んでいることからダイエットに効果的なチキンカツですが、食べ方を間違えるとせっかくの効果を生み出せなくなります。カロリーが高いため、正しい食べ方をしないと逆に太る要因にもなります。
キャベツを先に食べる
チキンカツにはキャベツの千切りが添えられているのが一般的です。チキンカツを食べる際にはキャベツから食べるのがおすすめの食べ方です。胃もたれを防ぐ以外にも食物繊維を先に摂取することで腸内環境を整える働きがあります。
そして、キャベツを多く食べることで満腹中枢を満たし、チキンカツを食べすぎないようにする効果があります。いくらダイエットに良くても食べすぎれば、カロリー過多で太る要因になります。
高脂質なタルタルソースで腹持ちを良く
タルタルソースは100gあたり211kcalの高カロリーのソースです。できればチキンカツには使わない食べ方が利用ですが、タルタルソースを上手に利用することで逆に太ることを阻止できます。
タルタルソースは高脂質です。脂質は三大栄養素の一つでダイエット効果が高い栄養です。全体のカロリーは高めになりますが、腹持ちをさらに良くすることができます。タルタルソースで間食を防止できるのであれば、率先して使うのがダイエット中の正しいチキンカツの食べ方です。
チキンカツのダイエット中におすすめの作り方
チキンカツはダイエットに最適なメニューですが、どうしても太ることを懸念してしまいがちです。ダイエット中でも安心できるカロリーを削減したチキンカツの作り方を紹介します。
鶏肉は胸肉を選ぶ
鶏肉はどの部位でもカロリーや糖質は変わりません。また栄養成分も部位によって差はほとんどありません。しかしその中でも一番カロリーや糖質が低いのが胸肉です。さらに胸肉は他の部位よりも脂肪が少なくあっさりしていて食べやすい特徴があります。
ダイエット中のチキンカツの作り方は鶏の胸肉を使用することを心がけるのが大事なポイントです。
パン粉は細かく
パン粉の素はパンです。パンは糖質の塊です。そのためパン粉を減らすことでチキンカツ全体の糖質を抑えることができます。パン粉をあまり使わないようにするための作り方はパン粉を細かく砕くことです。
乾燥パン粉をさらに粉砕して細かくすることで、衣の量を減らすことができます。パン粉の量を減らす作り方だけでも糖質は大きく削減できます。
鶏肉の皮は剥がす
鶏肉の中で一番高カロリーなのは鶏皮です。そのためカロリーを抑えるためには鶏肉の皮をはがしてからチキンカツを作るのがおすすめです。鶏肉の皮をはがすだけで大きくカロリーを削減できます。
しかし、鶏肉の皮には脂質が多く含まれており、腹持ちを良くしてくれます。カロリーも大事ですが、腹持ちを良くして間食を防止することを鑑みて、鶏肉の皮を使用するかどうかを判断するのが賢い方法です。
揚げない作り方
チキンカツは揚げ物料理です。サラダ油で揚げるのが一般的な作り方です。サラダ油はカロリーが高めです。揚げ物全般のカロリーが高いのはサラダ油が原因です。油の中で揚げない作り方をすれば、油分のカロリーを抑えることができます。
フライパンに少量のサラダ油を敷き、そこで蒸しながらじっくり芯まで火を通す作り方がおすすめです。油の吸収量を減らせば、カロリーもその分抑えることができます。
チキンカツはカロリーが高いが上手に食べればダイエットの味方!
チキンカツは太る要因になるとダイエット中に食べることを避けていませんか?チキンカツのカロリーは高めですが、良質な筋肉を作って代謝をよくするなどダイエットに適した栄養が豊富に含まれているメニューです。ダイエット中こそ食べたいメニューです。
しかし、食べ方を間違うと代謝が良くなるどころか太る原因になってしまいます。カロリーを抑えた上手な作り方をして正しく食べれば、ダイエットの味方になります。