2019年03月06日公開
2024年09月07日更新
ひつまぶしは高カロリー!ダイエット中に気になるカロリーや健康効果は?
ひつまぶしはどのくらいのカロリーがあるのか知っていますか?ひつまぶしに限らず、うな丼・うな重などカロリーが高いのでダイエットには向かないと思われるかもしれません。ウナギの栄養には良質なタンパク質や着目したい栄養素が豊富に含まれているので、ダイエット中でも食べることができます。夏の健康を保つためにウナギを食べるのは間違っていないのです。ひつまぶしのカロリーや食べ方を知れば、ストレスなくダイエットを続けることができます。
ひつまぶしは高カロリーな料理
ひつまぶしはカロリーが高い料理になりますので、ダイエットを意識するのなら食べ方に注意したいです。ですが、ひつまぶしはダイエット中でも食べることができる嬉しい料理でもあります。ひつまぶしなど、ウナギを使った料理のカロリーはどのくらいなのか、ダイエット中の食べ方、ウナギに含まれている栄養について見ていきましょう。
ひつまぶしなどウナギ料理のカロリー
ひつまぶしや、うな丼・うな重のカロリーを見ていく前に、ウナギのカロリーは高いのでしょうか?ウナギのカロリーは、100gで293kcalになります。これを踏まえた上で、ひつまぶしやうな丼・うな重のカロリーもみていきましょう。
ひつまぶし
カロリーが高いイメージのあるひつまぶしは、約900kcal程度あると言われています。ウナギは100gで293kcalで、ごはん1膳が168kcal程度になります。ひつまぶしには、ごはんが2膳程度ありますので、このくらいのカロリーになります。
中には、ひつまぶしのカロリーは600kcal~650kcal程度と紹介されているものもありますが、ウナギのカロリーの半分は炭水化物であるごはんのカロリーということがわかります。
カロリーの高いひつまぶしですが、ダイエットに成功した方の中にはひつまぶしを食べながらも20kg痩せたという方もおりダイエットに使うことができるという嬉しい情報があります。ダイエットについては後に紹介していきます。
うな丼やうな重
ウナギは、そのまま焼いた白焼きと美味しいタレをつけて焼く蒲焼きがあります。白焼きのカロリーは100gで330kcal程度で、蒲焼きのカロリーは100gで300kcal程度と言われています。
そのまま焼く白焼きの方がカロリーが高いのが不思議かもしれませんが、これは白焼きよりも蒲焼きはしっかりと焼くためそれだけ脂が落ちてカロリーも低くなるためです。
うな丼・うな重のカロリーもひつまぶしと同じくらいあります。それぞれのカロリーは650kcal~700kcal程度になります。同じくほとんどがご飯のカロリーになります。うな丼・うな重はウナギの蒲焼きとごはんの相性がいいのでごはんもパクパクと進み食べすぎてしまう傾向にあります。
その他の丼
うな丼・うな重・ひつまぶしのカロリーは高いと思われたでしょうが、その他の丼ものと比べると実はカロリーはそこまで高くなくどちらかと言えば低めになります。
カツ丼は800~900kcal、天丼は700~850kcalです。親子丼と牛丼はそれぞれ650~750kcal、670~750kcal程度と言われています。海鮮丼でも600~700kcalはあるようです。丼ものはごはんを多く食べますので、やはりカロリーは高い傾向にあります。
ひつまぶし/ウナギの栄養や健康効果
ひつまぶしなど、ウナギを使った料理に含まれている栄養はどのようなものがあるのでしょうか?ダイエットでも食べ方を意識すれば食べることができるという理由についてまず触れていきます。
うなぎは腹持ちが良い
ウナギがダイエットにもいいと言われている理由ですが、ウナギには脂がのっているので消化するのに時間がかかります。そしてお腹の持ちがいいので満足感も満腹感もあり、間食や食べ過ぎるのを防いでくれることになります。
良質なタンパク質が豊富
タンパク質は身体の健康維持や身体作り、免疫力をつけるためにも欠かせない栄養素になります。ウナギにはタンパク質も豊富に含まれていますが、着目したいのはこのタンパク質の「質」がとてもいいということです。
ウナギのタンパク質は可食部100gあたり17.1gと鶏のささみと同じくらい豊富に含まれています。タンパク質の「質」がわかるアミノ酸スコアという数値があり、この数値が100に近い程良質なタンパク質と言われています。
そんなウナギのアミノ酸スコアは97と100に近い数値になっています。
目の健康を維持するビタミンA
目の健康を保つためにはビタミンAが欠かせません。ビタミンAは明暗を感じるのに必要な栄養になります。その他にも皮膚や粘膜の細胞を正常に保ったり、免疫を正常に保つ働きがありますので、口内炎や風邪になりにくくなります。身体を酸化から守ってくれる働きもあります。
ビタミンAが不足すると夜盲症や肌や粘膜が乾燥したり、免疫力が低下してしまいますので、口内炎になりやすくなったり風邪になりやすくなったりします。妊婦さんはビタミンAの取り過ぎに注意が必要です。
皮にはコラーゲンが豊富
ウナギの皮にはコラーゲンがたっぷりと含まれています。コラーゲンは女性の美容のために必要な栄養と思われているかもしれませんが、健康のためにもコラーゲンは大切な栄養になります。
ウナギの蒲焼き100g中にコラーゲンは5530mgととても多く含まれていることがわかります。このコラーゲンの量は食品の中でも上位の量になります。健康にも美容にも嬉しいコラーゲンを美味しくウナギを食べることで摂取できるのは嬉しいです。
脳の働きに良いDHA
ウナギには脳の働きを活発にしてくれるドコサヘキサエン酸(DHA)も含まれています。DHAは身体で作ることのできない必須脂肪酸の一つになります。DHAは頭がよくなる栄養成分としても有名です。この他にもEPAも含まれており、どちらともコレステロールや中性脂肪を減らしてくれる働きがあります。
抗酸化作用もあるビタミンE
ビタミンEも健康を保つために意識したいビタミンになります。ビタミンEにはダメージを受けた細胞を修復して免疫力を高める効能がありますので、がんの予防に役立ちます。
健康を保つために摂取したいビタミンEがウナギには牛や豚に比べて10倍~100倍以上含まれており、とても多く入っています。ウナギの栄養は健康維持のために着目したい栄養素が多くあります。
疲労回復や夏バテ予防に効果的
ウナギは栄養価も高く、疲労回復効果が期待できるビタミンB1・ビタミンB2も含まれています。夏バテにもウナギを食べることは効果的で、良質なタンパク質で必須アミノ酸のバランスもよく、アルギニンも多く含まれています。
ひつまぶしのダイエット中の食べ方
ひつまぶしをダイエット中でも食べるのなら、食べ方を意識してみてください。ウナギには嬉しい効果があると言っても何も気にせずに食べ続けていると太ってしまうかもしれません。
ご飯を少なめにしてゆっくりと食べる
ウナギのカロリーを見ていったように、ダイエットを意識するのならウナギを使った料理の食べ方に工夫をするといいでしょう。ひつまぶし・うな丼・うな重のように、ウナギを使った料理のカロリーはごはんが大半を占めているため高い傾向にあります。
ひつまぶしを食べる場合にはごはんの量を少なくする食べ方をしてみてください。ごはんの量を減らしてご飯のカロリーを少なくすることでカロリーを抑えることができます。
ひつまぶしなど、ごはんを少なくしても美味しく食べることができますし、ウナギの量を減らすわけではないので満足感もあります。また、ゆっくりと食べることで満腹感も感じやすくなります。
梅干しは脂の消化をサポート
ウナギと梅干しは一緒に食べてはいけないと聞いたことがある方もいるでしょう。そのためひつまぶしと梅干しを一緒に食べてもいいのかと疑問に思うかもしれません。梅干しもひつまぶしと同様に夏バテに効果がある食品になります。
梅干しにはひつまぶしなどのウナギの脂の消化をサポートしてくれるので、ひつまぶしとの相性も良くなります。これは梅干しに含まれているクエン酸が胃酸を増やしてくれるためです。
ひつまぶしは高カロリーだがダイエット中にも食べられる!
出典: https://tenki.jp
今回はひつまぶしについて紹介していきました。ひつまぶしはカロリーは高いものの、ダイエット中でも食べることのできる料理です、食べ方を意識しながら上手にダイエットに取り入れてみてはいかがでしょうか?