チアシードの正しい戻し方!賞味期限や時間・最適な水の量など基本を紹介
スーパーフードと呼ばれているチアシードですが、チアシードの適切な戻し方を知っていますか?チアシードは適切に戻さないと身体に悪影響を及ぼす可能性があります。今回は、チアシードの効果も含め、チアシードの適切な戻し方や賞味期限など詳しく紹介したいと思います。
目次
チアシードの戻し方にコツはあるのか
一時期話題に上がることの多かったチアシード。名前のみでしたら聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?そんなチアシードの効果や効能を紹介すると共に、今回はそんなチアシードの適切な戻し方や賞味期限などを紹介したいと思います。適切な扱いをしないと少し危ないかもしれないともいわれているチアシードは、適切な戻し方の知識を得ることが大切です。
チアシードとは?
チアシードは、日本でも人気のあるミランダ・カーなどの海外のセレブが取り入れたことで日本でもその名を知られるものになりました。日本ではスーパーフードと取り上げられ、注目が集まりました。一時期はその人気ゆえにチアシードが爆発的に売れたり、品切れになったりなど人気を集めました。
そんな人気の出たチアシードですが、見た目にもインパクトがあり初めて見るかたは少し戸惑うかたも多かったのではないでしょうか?チアシードはシソ科サルビア属ミントの一種になっており、主に南米で栽培されている植物になっています。その栽培されている植物の種をチアシードと呼んでいます。
その種がチアシードと名付けられた理由は、かなりの栄養成分を持っていてスーパーフードということでマヤの言葉で「強さ」や「力」を表す言葉を「チア」と呼び、「シード」は「種」を意味するので「強さのある種」としてスーパーフードにふさわしい名前と言えるでしょう。また、チアシードの見た目はとても小さい種であり、匂いは無味無臭になっています。
チアシードの種類
チアシードと呼ばれているものには、ホワイトチアシードとブラックチアシードが存在します。一般的に日本で販売されているチアシードはブラウンからブラック寄りのチアシードになっていますので、これらは主にブラックチアシードと呼ばれるものになっています。ホワイトチアシードはサルバチアシードと呼ばれるものになっており、ブラックチアシードよりも色素の薄いホワイトに近いチアシードのことを指します。
このブラックチアシードとホワイトチアシードですが、種の色の違いで栄養面で違いがあります。また、膨張率の違いにも変化があるようで、ブラックチアシードに比べてホワイトチアシードのほうが膨張率が高いという結果が出ているので満腹感をチアシードで得たいというかたには、一般的なブラックチアシードではなく膨張感の高いホワイトチアシードがおすすめです。
また、料理などにチアシードを使用したいと考えた場合に、ブラックチアシードの見た目ですと少し気が引けてしまうかたにはホワイトチアシードを使用するとあまり気にならずに料理などに使用することができます。
チアシードの効果とは?
ダイエット効果
チアシードの効果として一番話題になるのがダイエット効果です。なぜチアシードがダイエットに効果的なのでしょうか?チアシードがダイエットに効果的な理由として、まずチアシードが水分を含むと5~14倍に膨らむ性質にあります。水分を含んで膨らむことで満腹感を得ることができます。そのため、食事前にチアシードを食べたり飲んだりするのがおすすめとされています。
少しの量で満腹感を得られることから、海外セレブがこぞって摂取するようになったチアシードは日本でもダイエットのひとつとしてチアシードが上げられるようになりました。また、チアシード自体が植物ゆえにカロリーも低いものになっているので摂取することに後ろめたさがないのもポイントです。
美容効果
チアシードにはさまざまな栄養素が含まれていることから、美容効果やアンチエイジング効果にも期待ができると言われています。美容家もこのチアシードを摂取しているかたも多いそうで、ダイエットと美容が同時に可能な食材として注目されたのも記憶に新しいですよね。そのため、美容効果を期待したいかたは、日常的にチアシードを摂取する必要があります。
その他の効果
ダイエットや美容など、女性に嬉しい効果が期待できるチアシードですが、女性に嬉しい効果以外にもたくさんの効果が得られます。まず、便秘解消にも効果が期待できることから男性からも好まれていますし、妊婦さんでも飲めることから妊娠時のビタミン摂取の飲み物としてもおすすめがされています。
その他にも、うつ病の予防や緩和にも効果が期待されたり、糖尿病、ガン、高血圧などまだまだチアシードの効果が期待できるので、女性のみならず男性から年配のかたにまでおすすめのできる食材になっています。
チアシードの1日の適切摂取量
そんなさまざまな効果が期待できるチアシードですが、たくさん摂取すればいいというものではありません。実は、チアシードの摂取量はそこまで多くなくて良く、一度に多く摂取するのではなく長期に渡って少量を摂取するのが大切になってきます。
チアシードは、一日の摂取量は大さじ1杯と言われており水に戻す前のチアシードですから少ないのでは?と思われがちですが、水分を含んで膨らむことを考えると丁度良い量なのではないでしょうか?その逆に、チアシードの1日の摂取量を多く取ってしまうと便が固くなってしまったり、アレルギー炎症を起こしてしまったりなど逆効果ばかりになってしまうので摂取量には注意しましょう。
チアシードの戻し方を紹介
水分を含んで膨張するチアシードですが、正しい戻し方をしないと少し危険な食品になっています。なので、しっかりとチアシードの戻し方を覚えておきましょう。ここからは、チアシードの正しい戻し方を紹介します。
チアシードの戻し方とは?そのまま食べるのは危険?
チアシードの戻し方を覚えて安全に食そう
チアシードを使ったレシピなどでは、チアシードを戻すことなくそのまま使用するレシピも多く存在していますが生のチアシードにはミトコンドリア毒という発芽毒が含まれています。ミトコンドリア毒は体にも影響を及ぼすと言われており、戻さずに食べることで発芽が抑制されず、体に悪影響を及ぼすと言われています。その発芽毒は12時間の膨張時間を得ることで発芽するのを抑えることができます。
チアシードの戻し方!水を使用しよう
水でチアシードを戻すときに水の量を適当にしてしまうとしっかりとチアシードが戻らなかったりなどしてしまいます。水でチアシードを戻すときはチアシードの約10倍の水を用意しましょう。そして、必ず12時間以上の時間を置いたのちに食べることが重要です。12時間以内に食べてしまうと先ほど伝えた発芽毒が発生してしまうので気を付けましょう。
戻し方さえしっかり行えば保存が可能
しっかりと水につける時間を12時間以上置いたものでしたら、そのまま保存が可能になっています。なので、食べたい分だけを水で戻すのではなく数日分を水で戻し、そのまま保存しておくのがおすすめです。長期まではいきませんが保存が可能になっており、スーパーなどでもチアシード入りのドリンクが置かれている通り、常温や冷蔵どちらでも保存が可能になっています。
チアシードの戻し方の注意点として、時間もそうですが、チアシードの量にも注意しましょう。膨張する性質のチアシードは大さじ1杯がどれくらいなのかわかりづらくなってしまいます。なので、3日分くらいに小分けにし、3等分したチアシードを摂取するようにしましょう。次はチアシードの賞味期限について紹介します。
気になるチアシードの賞味期限は?
気になるチアシードの賞味期限ですが、水で戻す前はチアシードの袋などに書かれている賞味期限を参考にしましょう。ですが、封を開けてしまったチアシードは湿気にとても弱いので、湿気のない場所で保管をしたり、記載されている賞味期限よりも早く摂取したりなど必要になるのであまり大袋で購入するのは避けた方がいいと言われています。
賞味期限ぎりぎりまで使いたいというかたは、湿気に気を付けて保存したり乾燥剤を定期的に取り換えたりなどしてチアシードを湿気から守る必要があります。
チアシードの戻し方を覚えたら食事に使ってみよう
チアシードが戻せたら、さまざまな料理に使ってみましょう。ドリンクに入れても無味無臭なのでつぶつぶ感を感じるのみで味に変化はありませんのでドリンクに入れて飲むかたも多いそうです。一番多い使用例は、ヨーグルトに入れて摂取する方法が一番多いとされています。さまざまな料理に使用してチアシードを摂取してみましょう。
まとめ:チアシードの戻し方を知って活用しよう
チアシードは戻し方さえしっかりしていれば、スーパーフードとして活用していける食品です。ダイエット効果、美容効果、さまざまな効果が期待できるチアシードをぜひ一度お試しください。