2019年02月21日公開
2024年09月05日更新
グリーンピースの冷凍保存方法としわにならない茹で方のコツを紹介!
グリーンピースと言えば、料理をきれいに彩ってくれる利用方法の多い食材です。旬の時期に多めにグリーンピースを茹でて冷凍保存するとき、さや付きや豆だけだと賞味期限にどのくらい差があるのでしょうか?一方でせっかく旬のグリーンピースを正しい茹で方で塩茹でしたつもりなのに、しわだらけできれいに仕上がらずガッカリしたことはありませんか?グリーンピースの保存方法別の賞味期限や、グリーンピースがしわなくきれいに茹で上がる茹で方を紹介していきます。
目次
グリーンピースの冷蔵保存方法
グリーンピースを買ってきたとき、生豆でも茹で豆でもまずは冷蔵庫に入れて保存する人がほとんどではないでしょうか?そんなグリーンピースも、保存方法を間違えると賞味期限にも差が出てしまいます。まずはグリーンピースを冷蔵庫で保存する場合のコツや、賞味期限についてみていきましょう。
生のグリーンピース
グリーンピースを生で買ってきた場合、保存するときに注意したい点はさやから出さないことです。グリーンピースをさやから出してしまうと、豆が乾燥して硬くなってしまうため、買うときもなるべくさや付きのものを買うようにしましょう。すでに豆だけのものを買ってきてしまったときには、タッパーなどの容器に水と一緒に入れてから、冷蔵庫で保存します。さや付きのものでもジップ袋やポリ袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
茹でたグリーンピース
グリーンピース茹でたよ☘ pic.twitter.com/ocLzq04Tdm
— a z 🎁🎁 (@azazzaza) July 3, 2017
グリーンピースを茹でた後の冷蔵保存は、茹で汁ごとタッパーなどの密閉容器に入れてから、冷蔵庫で保存します。グリーンピースをしわなくきれいな見た目のままで保存するためにも、茹で汁と一緒に保存容器に入れるようにしましょう。茹でたグリーンピースはより乾きやすくなっているため、保存するときには豆が水面から出ないように、十分茹で汁を入れてから冷蔵庫で保存しましょう。
グリーンピースの賞味期限は?
グリーンピースの賞味期限は、生の場合は常温保存で2日~3日、冷蔵保存で4日~5日を目安に保存することができます。では茹でたグリーンピースの賞味期限はどのくらいになるのかと言えば、2日~3日で生のグリーンピースを常温保存したときと変わりません。グリーンピースの茹で方は塩茹でですが、茹で汁と一緒に入れて冷蔵保存しても、賞味期限はさして長くはないため早めに消費するようにしましょう。
グリーンピースの冷凍保存方法と賞味期限
今晩はグリーンピースご飯。
— 澪 (@MONKEY BUSINESS) (@mio4zero) June 10, 2019
なんか、グリーンピース多くね?(笑) pic.twitter.com/T8KKYczEdI
グリーンピースの冷蔵庫での保存期間は、生はもちろん茹でても短いことがわかりました。旬の時期や特売のときに、うっかりグリーンピースを大量購入してしまったときには、これでは保存に困ってしまいます。そんなときに便利なのが冷凍保存です。グリーンピースの冷凍保存方法についてまとめてみました。
冷凍保存方法
グリーンピースの冷凍保存は、生でも茹でた後でも可能です。生のグリーンピースの場合は、さやから豆を取り出してから、フリーザーパックに入れて冷凍保存します。生のグリーンピースの場合は、冷凍中にすが入りやすいことと、すぐに調理に使いにくいこともあるので、おすすめは茹でてからの冷凍保存ということになります。硬めに茹でたグリーンピースを水切りしたら、フリーザーパックに入れて保存しましょう。
賞味期限
グリーンピースは、生のまま冷凍保存しても茹でてから冷凍保存しても、1ヶ月~2ヶ月ほど保存しておくことができます。生で冷凍したグリーンピースは、必ず加熱料理に使うようにしましょう。生の冷凍グリーンピースも、茹でてから冷凍したグリーンピースも、解凍せずにそのまま調理に使ったりできます。彩りとして解凍したグリーンピースを散らすときには、電子レンジで解凍するといいでしょう。
グリーンピースは生や茹でたものだけでなく、乾燥させたものも冷凍保存することができます。生のグリーンピースをさやから出して、からからになるまで天日干しして乾燥させます。乾燥させたグリーンピースは、乾燥剤と共に密封瓶に入れて保存しても良いのですが、冷凍保存することもできるのです。保存期間は1年ほどに延びますが、使う前に一晩ほど水に浸けて戻してから調理する必要があります。
グリーンピースのしわにならないきれいな茹で方
グリーンピースを茹でるときに、一番多い失敗がしわになってしまってきれいに仕上がらないことではないでしょうか。グリーンピースがしわにならないように茹でるには、ちょっとしたコツがあるのです。ぐりーんぴーすがしわにならない、きれいに仕上がる茹で方を紹介します。
材料
グリーンピースはさや付きのものを500g使います。旬の時期には味も色も良いので、上手な茹で方をマスターして、多めにストックしておきたいものです。グリーンピースはさやから出した途端乾燥し始めてしまうため、他の材料などの準備が終わるまで、さやから出さないようにしましょう。他に用意するのは、塩を小さじ1杯とお湯を4カップだけです。全ての材料を準備できたら、早速茹でるための下準備を始めましょう。
ただしこの分量はあくまで目安です。レシピによってはさやをとったグリーンピースで計量している場合もありますし、さやつきのグリーンピースでも用意する量には幅があります。茹でるときにお酒を加える場合もあります。グリーンピースを上手に茹でるのに慣れてきたら、茹で上がりから好みの塩分量を決めて、お酒で甘味を足すなど、自分なりの味を工夫をしてみるのもおすすめです。
①さやを開いて豆を出す
グリーンピースの茹で方のコツのひとつは、豆の劣化を防ぐために茹で始める直前まで豆をさやから出さないことです。そのためお湯の準備をしてから、さやから豆を取り出し始めましょう。さやは白い筋が入ったほうを指で広げれば、簡単にパカッと割って広げることができます。さやから取り出した豆は、ざるに入れて軽く洗って付いているごみを落としましょう。
②塩をまぶす
グリーンピースに茹で方の第二段階として、洗った豆に塩をまぶしていきます。ボウルなどに豆を入れたら、塩小さじ1杯を入れて全体にまぶしましょう。豆をつぶしたり割ってしまったりしないよう、注意しながら全体に塩を馴染ませます。お湯に塩を溶かす茹で方もありますが、先に豆全体に塩を馴染ませておくほうが色がきれいに茹で上がります。
③茹でる
グリーンピースに塩をまぶしたら、いよいよ茹で方も大詰めです。沸いたお湯にグリーンピースを入れたら、お湯からグリーンピースが顔を出さないように、ペーパータオルで蓋をするのがきれいな茹で方のコツです。グリーンピースを2分~3分ほど茹でたら火を止めます。後はそのまま粗熱が取れて豆が沈むまで、自然に冷まさせるようにします。豆が浮いている間はペーパータオルの蓋も取らずにおくのが、きれいな茹で方のコツです。
グリーンピースのきれいな茹で方のポイントは、茹でているときに空気に触れさせて色などの劣化を防ぐことと、自然と冷め切って豆が沈むまでそのまま待つことです。ちゃんとした茹で方をしたのにしわができる最大の原因が、茹でた後に急激に冷やすことなのです。そのためグリーンピースが茹で上がった後は冷水にさらさず、自然と冷め切るのを待つことがきれいな茹で方の最大のポイントなのです。
美味しいグリーンピースの選び方
グリーンピースの上手な茹で方がわかっても、肝心のグリーンピースの選び方で失敗してしまっては、その茹で上がりの味もイマイチになってしまいます。グリーンピースのきれいな茹で方の次は、美味しいグリーンピースの選び方を紹介します。
グリーンピースの旬の時期
グリーンピースの旬は一体いつなのでしょうか?せっかくきれいな茹で方をマスターしたのであれば、次は一番美味しいときに茹でてストックしたいものです。グリーンピースが一番美味しくなる旬の時期は、春から初夏の時期にかけてなのです。特に旬のグリーンピースは甘味も強く風味も良くなるので、ぜひ一度は上手な茹で方で楽しみたい美味しい野菜なのです。
さやありの場合
グリーンピースさやつき100g(正味50g弱)はこれくらいの量です。2合の青豆ごはんを作るにはこの倍量くらい使います、ちょうどいい量で売っていない時もありますよね。豆がやや少なめで作る場合でも、ごはんの水分や調味料はそのままの量で大丈夫です pic.twitter.com/F0IE7tiOWN
— ベターホームのお料理教室 (@betterhome_jp) March 29, 2017
グリーンピースの中でも新鮮で品質の良いものは、さや全体が鮮やかな緑色をして、ふっくらと丸みと張りがあり、さやからはっきりと豆がわからないくらい厚みのあるものが良品、ということになります。特にさやが折れていたり、黒ずみや傷のあるものは傷んでいる証拠なので、なるべく避けて買わないようにしましょう。
さやなしの場合
グリーンピースでも、すでにさやから出されたものは本来避けるほうがおすすめです。グリーンピースは乾燥に弱い野菜なので、さやから出された時点で劣化が始まっているからです。もしさやなしのグリーンピースしかない場合には、豆が乾燥していないものであること、ふっくらと丸みがあり大きさの揃ったもの、緑色が濃くてツヤがあるものが良品です。購入後は時間をおかずに、すぐに茹でるようにしましょう。
グリーンピースをきれいに茹でて上手に保存しよう!
グリーンピースはあるだけで彩りとなる、目に映える野菜です。きれいでしわのできない上手な茹で方をマスターしたら、今度は旬の茹でたてグリーンピースの上手な保存方法もマスターし、長く旬の美味しいグリーンピースを楽しんでください!