【米のとぎ汁乳酸菌】美容・消臭などの使い方7選と作り方!

米のとぎ汁乳酸菌というものを知っていますか?米のとぎ汁乳酸菌は実は自分でも簡単に作ることが出来、しかもいつも捨ててしまう米のとぎ汁を発酵させて作るので特別に材料を準備する必要もないのも魅力です。米のとぎ汁乳酸菌は健康や美容、消臭など色々な面で活用出来、しかもおいしいといわれています。今回の記事では、米のとぎ汁乳酸菌の作り方や使い方、そして注意点などについて紹介していきますのでチェックしてみて下さい。

【米のとぎ汁乳酸菌】美容・消臭などの使い方7選と作り方!のイメージ

目次

  1. 1米のとぎ汁乳酸菌とは?
  2. 2米のとぎ汁乳酸菌の使い方【美容・健康編】
  3. 3米のとぎ汁乳酸菌の使い方【消臭とその他編】
  4. 4米のとぎ汁乳酸菌の作り方
  5. 5米のとぎ汁乳酸菌のおいしいアレンジレシピ
  6. 6米のとぎ汁乳酸菌をフル活用しよう!

米のとぎ汁乳酸菌とは?

みなさんは、「米のとぎ汁乳酸菌」というものを知っていますか?米のとぎ汁乳酸菌とは、美容や健康、消臭にまで効果があり、しかもおいしいという液の事で、今注目を集めています。今回の記事では、そんな米のとぎ汁乳酸菌の作り方や使い方、おいしい活用レシピまで詳しく紹介していきます。注意点などについても紹介しますので、米のとぎ汁乳酸菌を知っている人も知らない人も、是非チェックしてみて下さい。

とぎ汁の有効な使い方のひとつ

米のとぎ汁乳酸菌というのは、名前からも推測される通り「米のとぎ汁」を活用したものになっています。普段、お米を研いだ際のとぎ汁は捨ててしまうという方も多いかと思いますが、このただのとぎ汁を発酵させて作ったのが、今回紹介していく米のとぎ汁乳酸菌なのです。味もおいしいですし、普段捨ててしまう物から作れるということでハードルも低いかと思いますので、是非チェックしてみて下さい。

ヌカに付着している乳酸菌の話

意外に思わる方も多いかもしれませんが、実はお米のヌカには乳酸菌が多く含まれています。白米に精米する時にはヌカを取り除きますが、取り切れていないヌカが白米には多く残っています。乳酸菌には動物性と植物性のものがあるのですが、植物性乳酸菌は激しい温度変化の中で生きてきたため強い生命力を供えており、酸や塩分にも強いのだそうです

とぎ汁乳酸菌は簡単に作れる

米のとぎ汁乳酸菌は、とぎ汁を発酵させて作ります。発酵させるというと難しく聞こえますが、実は米のとぎ汁乳酸菌は簡単な作り方で作ることが出来ます。材料もシンプルなものとなっており、家にあるものだけで手軽に作ることが出来ますので気になるという方は是非一度米のとぎ汁乳酸菌を作ってみて下さい。詳しい作り方は後程詳しく紹介していきますので、注意点やポイントなどと併せて、チェックしてみて下さい。

米のとぎ汁乳酸菌の使い方【美容・健康編】

それでは、ここからは米のとぎ汁乳酸菌の使い方について見ていきましょう。手軽に作れる米のとぎ汁乳酸菌は、美容や健康効果が高いことで注目を集めています。飲んでよし、使ってよしの便利アイテムとなっていますので、美容効果などを早速チェックしてみましょう。

化粧水として使う

まず米のとぎ汁乳酸菌の使い方には、美容目的で、化粧水として使うという使い方があります。米のとぎ汁乳酸菌には保湿効果、そして美白効果といった美容効果が期待できるためです。使い方も、洗顔した後、化粧水のように顔に塗るだけという簡単なものになっています。また、米のとぎ汁乳酸菌がたっぷりあるという方には、乳酸菌液でそのまま顔を洗ってしまうのもおすすめです。

飲んで身体の中から綺麗に

続いて紹介する米のとぎ汁乳酸菌の使い方は「飲んで身体の中から綺麗になる」という使い方です。乳酸菌が生きて腸まで届く米のとぎ汁乳酸菌を飲めば、腸内環境を整えてくれるという健康効果があります。また、腸内環境が整う事で免疫力のアップという健康効果まで期待できるといわれています。味も米風味の炭酸でおいしいので、飲みやすい物となっています。

もちろん、腸内環境を整えることで美容効果も同時に期待することもできます。ただ、自分で発酵したものですので雑菌が繁殖してしまっている可能性もあります。飲用として使いたい時は正しく発酵しているかどうか注意しましょう。

入浴剤として使う

また、殺菌効果がありますので、米のとぎ汁乳酸菌は入浴剤としても使用されます。殺菌効果によってお湯が清潔のまま保つことが出来ますし、浴槽に汚れが付きにくくなるという嬉しい効果もあります。また、菌を抑えるという効果がありますから、残り湯に砂糖や塩を加えて乳酸菌の餌をプラスしていくことで、繰り返し使用することが出来るようです。また、体臭を抑えてくれるという効果も期待できます。

歯磨きに使う

また、殺菌効果という健康効果から、歯磨きに使うという使い方もおすすめです。歯ブラシに米のとぎ汁乳酸菌を付けたり、米のとぎ汁乳酸菌に歯ブラシを付けてそのまま歯を磨くといった使い方がおすすめです。殺菌という健康効果から、虫歯菌や歯周病菌といった菌を減らしてくれるという効果が期待できるのだそうです。

米のとぎ汁乳酸菌の使い方【消臭とその他編】

米のとぎ汁乳酸菌の使い方は、まだまだあります。健康や美容への効果が高い米のとぎ汁乳酸菌ですが、消臭や洗剤としても使用できます。どのような使い方が出来るのか、こちらも順番にチェックしていきましょう。

消臭スプレーとして使う

また、米のとぎ汁乳酸菌の使い方には消臭スプレーとして使うという使い方もあります。米のとぎ汁乳酸菌には殺菌効果が期待できますので、消臭スプレーとして活用できます。乳酸菌液を10倍ほどに薄めて、スプレーボトルに入れて使用しましょう。トイレやごみ箱、げた箱などのにおいが気になる、消臭したいところにスプレーすれば、悪玉菌を減らしてくれますので消臭効果が期待できるようです。

植物の肥料として使う

また、健康効果も高い米のとぎ汁乳酸菌は、植物にも良い効果があります。乳酸菌は植物を活性化してくれるといわれていますので、植物の肥料として活用してみましょう。ただ、そのまま使用するのでは刺激が強いようですので水で薄めたものを使用するようにしましょう。それほど頻繁にあげる必要もないようで、月に1回から2回ほどを葉や、茎にスプレーして使用すれば防虫効果にも期待できます。

洗剤として使う

米のとぎ汁乳酸菌の殺菌効果は、洗剤としての使い方にも活用できます。天然成分から作られている米のとぎ汁乳酸菌なら、手もあれにくいので洗剤だと手が荒れてしまうという方にもおすすめします。また、コンロ周りの気になる油汚れの部分にスプレーすれば、さっとふき取るだけでごしごしと磨かなくてもきれいに落とすことが出来るようです。是非色々な場所のお掃除に、米のとぎ汁乳酸菌を活用してみて下さい。

米のとぎ汁乳酸菌の作り方

それでは、ここからは米のとぎ汁乳酸菌の作り方や、材料、そして注意点などにについてチェックしていきましょう。先ほど紹介した通り、米のとぎ汁乳酸菌は材料も家にあるものだけで手軽に作ることが出来るかと思います。それでは、自宅で簡単にできる米のとぎ汁乳酸菌の作り方の前に、材料から見ていきましょう。

準備するもの

米のとぎ汁を発酵させて作る米のとぎ汁乳酸菌は材料も多そうに感じますが、実は米、砂糖、塩、そして水と容器だけとなっています。容器もペットボトルなどで大丈夫なので、特に材料を用意する手間もない手軽さも人気となっています。ペットボトルを米のとぎ汁乳酸菌づくりに活用する際には、しっかりと中身をきれいに洗っておくように注意しましょう。

作り方

米のとぎ汁乳酸菌の作り方は、まずお米のとぎ汁をきれいに洗った容器に入れます。とぎ汁の入った容器に塩を加えたら、しっかりと混ぜましょう。塩を混ぜたら、常温で発酵させていきます。ガスがたまりますので、1日1回はふたをあけてガスを抜きましょう。3日後に砂糖を加えて混ぜたら、1週間ほど更に発酵させます。蓋を開けて、甘酸っぱいにおいがしたら完成です。冷蔵庫で1か月ほど保存が出来るそうです。

発酵のコツや注意点

それでは、ここからは、米のとぎ汁乳酸菌を作るときの、発酵のコツや注意点について紹介していきましょう。乳酸菌の多い米のとぎ汁乳酸菌を作るには、農薬があまり使用されていないお米の方が向いています。また、白米でも作ることが出来るのですが、玄米でも作ることが出来ます。むしろ、玄米の方が乳酸菌が多いので発酵はより強力になります。

虫眼鏡で発見する女性

また、米のとぎ汁乳酸菌は発酵させますので泡で膨張することがあります。ですので、米のとぎ汁乳酸菌を作るときにはガラスなどの瓶よりもペットボトルなどの容器の方がおすすめです。ペットボトルを使用する際も、ふたを開けてガスを抜くように注意しましょう。そして米のとぎ汁乳酸菌が酸性になっているかどうかの目安は、出来上がりの液のpHが3.5以上であるかどうかが目安となっているようです。

乳酸菌によって酸性になっているかどうかの目安にしてみて下さい。また、米のとぎ汁乳酸菌が出来上がった時、カビが生えていたり異臭がした場合が、飲まないように注意しましょう。また、舐めてみて苦い味がした場合は雑菌が繁殖している可能性が高いので、絶対飲まないように注意してください。

継ぎ足しの方法

メモを取る画像

それでは、米のとぎ汁乳酸菌の継ぎ足し方法について紹介していきます。完成した乳酸菌液の1/3に1%の天然塩と、2%の黒砂糖を溶かした水を足しましょう。継ぎ足しで作る場合には、最初に作る場合よりも乳酸菌が多くなっていますので発酵は最初の時よりも早く進みます。上記の作り方で、米のとぎ汁乳酸菌は継ぎ足しで作ることが出来ますので、最初から作り直す必要はありません。

米のとぎ汁乳酸菌のおいしいアレンジレシピ

米のとぎ汁乳酸菌はそのまま飲んでも楽しむことが出来るのですが、おいしいアレンジレシピに活用することも出来ます。ここからは米のとぎ汁乳酸菌のおいしいアレンジレシピを紹介していきますので、是非チェックしてみて下さい。

豆乳でヨーグルト

  • 米のとぎ汁500ml
  • 塩小さじ1
  • 甜菜糖小さじ2
  • 無調整豆乳500ml
  • 蜂蜜小さじ2

  1. まず、米の1番とぎ汁をペットボトルに入れましょう。塩を入れて振ったら、2か程常温で放置しておきましょう。1日1回は、振ったり蓋を開けるなどしておいて下さい。
  2. 続いて、砂糖を加えたら今度は5日程常温で放置しておきます。この時も1日1回は振るようにしてください。蓋を開けて、プシュッと音が鳴れば米のとぎ汁乳酸菌の完成です。
  3. 続いて、この乳酸菌をヨーグルトにしていきます。瓶を煮沸消毒したら、豆乳500mlに乳酸菌50mlを混ぜましょう。
  4. こちらに蜂蜜を加えて、常温で1番放置しておけばおいしいヨーグルトの完成となります。

米のとぎ汁乳酸菌のレモンスカッシュ

米のとぎ汁乳酸菌は、美味しいドリンクにも活用できます。そのまま飲んでもお米の優しい味でおいしいという米のとぎ汁乳酸菌なのですが、簡単レシピで美味しいジュースにすることが出来ますので、こちらのレシピも是非チェックしてみて下さい。

  • 米のとぎ汁乳酸菌200ml
  • 甜菜糖小さじ2
  • レモン汁少々

  1. まず、炭酸水のようにシュワっとした米のとぎ汁乳酸菌を用意します。
  2. 米のとぎ汁乳酸菌に、小さじ2の甜菜糖とレモン汁を少々混ぜて完成です。

冷たいままですとレモンスカッシュとして楽しむことが出来ますし、ホットにすればおいしいエードとして楽しむことが出来ます。ホットにすれば蒸気によって乳酸菌を吸い込むこともできます。

米のとぎ汁で水キムチを作る

  • 米のとぎ汁400ml
  • 塩小さじ1と1/2
  • 砂糖小さじ1
  • ショウガの千切り1かけ
  • 浸ける野菜適量

  1. まず、米のとぎ汁を用意しましょう。最初のうちの、濃いとぎ汁を使用するようにしてください。
  2. とぎ汁を鍋に入れたら、ショウガの千切り、塩、砂糖を加えて強火にかけていきます。強火にかけて、沸騰したら火を止めて下さい。
  3. 火を止めたら、漬けたい野菜を用意しておきます。適度な大きさにカットしていきましょう。
  4. 用意した野菜に、先ほどの2を入れます。粗熱が取れたら、一混ぜしてラップを軽くかけましょう。その後、室温で半日程度放置しておきます。
  5. 半日くらい放置しておくと、乳酸菌で発酵して酸味を感じるようになります。味見をして、味を調えていきましょう。
  6. 酸味が少なければもう少し漬け、塩気が足りなければ塩で味を調えれば、おいしい水キムチの完成となります。

米のとぎ汁乳酸菌をフル活用しよう!

いかがでしたでしょうか?お米を研ぐときに毎日捨てる米のとぎ汁ですが、米のとぎ汁乳酸菌を作ることで便利に活用することが出来ます。健康効果や美容効果も期待できますので飲んだり食べたりして楽しむこともできますし、殺菌効果も高いので入浴剤として楽しんだり、げた箱やトイレなどにスプレーして、消臭効果を期待することもできます。

飲んでもおいしい米のとぎ汁乳酸菌なのですが、自分で発酵したものになりますので、いたんだりしていないか注意も必要です。pH値が3.5以上になっていれば乳酸菌によってしっかりと賛成になっているという証のようですので、参考にしてみて下さい。皆さんも、米のとぎ汁乳酸菌を作って、健康や美容、そして殺菌に消臭と色々なシーンで活用してみて下さい。

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