ジャスミンティーのカフェイン含有量を解説!妊娠中に飲めるか調査!

ジャスミンティーはハーブティーの1つで、濃厚なさっぱりとした花の香りと味わいが特徴です。女性からの人気も高く注目されています。健康や美容にも良い効果があるとされているジャスミンティーですが、妊娠中に飲んでも大丈夫なのでしょうか?飲んでもいい時期や量などを調査しました。妊娠中に気になるカフェインの量はどれくらい含まれているのか、ジャスミンティーのカフェイン含有量を解説します。またジャスミンティのカフェインの含有量をコーヒーと紅茶の2つと比較もしたので参考にしてみて下さい。

ジャスミンティーのカフェイン含有量を解説!妊娠中に飲めるか調査!のイメージ

目次

  1. 1ジャスミン茶のカフェイン含有量はどれくらい?
  2. 2ジャスミン茶は妊娠中にも飲める?
  3. 3ジャスミン茶が与える健康や美容効果
  4. 4ジャスミン茶はカフェインが少なく妊娠中も飲めるもの!

ジャスミン茶のカフェイン含有量はどれくらい?

ハーブティーの中でも花の香りが際立つジャスミン茶は、リラックス効果など様々な効能がありますが、ジャスミン茶のカフェイン含有量はどれくらいあるのか知っていますか?妊娠中にカフェインの摂りすぎは良くないとされています。またコーヒーや紅茶などにも含まれているので妊娠中でなくても誰もが何気なく摂取しています。カフェインの過剰摂取は中毒症状の原因にもなるのでどれくらい入っているのか確認しておきましょう。

ジャスミン茶は花の香りのハーブティー

ジャスミンの花

まずジャスミン茶とは、緑茶や烏龍茶、白茶などにジャスミンの花の香りを吸着させてもので、花茶を代表する中国茶の1つです。ジャスミンはモクセイ科ソケイ属でハーブティーの1種として人気があり知られています。ジャスミンの花の香りが感じられてやさしい味が特徴ハーブティーです。ハーブティーですが茶葉ではなくハーブから作られているのでカフェインは基本的に入っていませんがカフェインが含まれているものもあります。

ノンカフェインのものが多いのでハーブティーを好んで飲んでいる妊婦さんもいるのではないでしょうか?そしてジャスミン茶ですが、使用される茶葉の質やジャスミンの花などの質によって品質が左右されます。元々は、品質があまり良くない茶葉を無駄にしないよう、どのように美味しく飲むかを考えて作られたお茶のようです。また、沖縄県でさんぴん茶と呼ばれているのもジャスミン茶の1つだそうです。

ジャスミン茶のカフェイン含有量

ジャスミン茶

ジャスミン茶のカフェイン含有量は、緑茶、ウーロン茶、紅茶など茶葉のベースや酸化発酵度の違いによって異なります。茶葉の量や濃さ、また茶葉の生育期間によってもカフェインの含有量は違ってきますが、緑茶ベースのジャスミン茶150ml当たりは約30mg、ウーロン茶ベースのジャスミン茶150ml当たりは約40mg、紅茶ベースのジャスミン茶150ml当たりは約48mgとされています。

カフェインの含有量が気になる方や摂取量を抑えたい方は、ウーロン茶ベースや紅茶ベースのものよりも緑茶ベースのジャスミン茶を飲むのが良いでしょう。

茶葉とペットボトルでは違いがある?

コンビニやスーパー、自動販売機でも手軽に買えるペットボトルのジャスミンティーですが、茶葉とペットボトルのジャスミンティーではカフェインの含有量に違いがあるのでしょうか?調べてみました。

ジャスミン茶

メーカーによってカフェインの含有量は違いますが、市販されているぺットボトルのジャスミンティーは100ml当たり約9mgのカフェインが含まれています。150mlを1杯と考えたら緑茶ベースのジャスミンティーでもカフェインは30mg含まれていますので、100ml当たりのカフェイン量が低いものでしたらペットボトルのジャスミンティーの方が多少カフェインの含有量は少なくなります。

ですが、市販されているペットボトルのジャスミンティーには100ml当たりのカフェインの含有量が、7mgから50mgと大きな差があるのでカフェイン量を抑えたい方はしっかり確認することをおすすめします。市販されているジャスミンティーの中で伊藤園のRelaxジャスミンティーは、100ml当たりのカフェインが7mgと抑えめになっています。

コーヒーのカフェイン含有量と比較

コーヒー

ジャスミンティーのカフェイン含有量が分かりましたが、次はコーヒーのカフェインの含有量と比較してみます。カフェインが多く含まれているイメージがあるコーヒーですが実際はどれくらい含まれているのでしょうか?

コーヒーには10ml当たり約40mgから60mg含まれていて、150mlを1杯と考えたら約60mgから90mgのカフェインが含まれています。ジャスミンティー150mlと比較してみるとかなり多くのカフェインがコーヒーには含まれていることが分かります。妊娠中のカフェイン摂取目安量は1日200mg以下と言われていますので、コーヒーだと1日に2杯までが目安となります。

紅茶のカフェイン含有量と比較

紅茶

では次に紅茶のカフェインの含有量と比較してみます。紅茶は100ml当たり約30mg含まれていて、150mlを1杯と考えたら約45mgカフェインが含まれています。紅茶のカフェインの含有量は約3%と言われていてコーヒーよりも3倍ほど多い量とされていますが、1杯に使用する紅茶の茶葉の量とコーヒー豆の量を比較するとコーヒーの量が約5倍多くなるので1杯のカフェインの量は紅茶の方が低くなります。

ジャスミンティーのカフェイン量は紅茶に比較すると少ないことが分かりました。先ほども紹介しましたが、妊娠中のカフェイン摂取量は1日200mg以下とされているので、紅茶だと1日に4杯までが目安となります。紅茶の場合は、抽出した時間や方法によってカフェインの量は変わるので目安の参考にして下さい。

ジャスミン茶は妊娠中にも飲める?

ジャスミン茶はコーヒーや紅茶よりもカフェインの含有量が少ないことが分かりました。では、妊娠中でもジャスミン茶は安心して飲めるのでしょうか?妊娠中はカフェインの摂取量をなるべく控えた方が良いとされていますが、なぜ控えた方が良いのか、控えた方が良い時期や飲んでも良い量とはどれくらいなのか紹介します。

妊娠中もジャスミン茶は飲める

妊婦さん

妊娠中だとお腹の赤ちゃんに悪い影響がないかどうか、口にする食べ物や飲み物などに気を使います。妊娠中にカフェインが含まれているジャスミンティーを飲んでも問題はありませんが、気を付けることの1つにカフェインの摂りすぎにも注意が必要です。カフェインは胎盤を通って赤ちゃんに届きます。肝臓が未熟な赤ちゃんはカフェインが排出されるのに時間がかかり脳や身体に蓄積され負担がかかってしまいます。

またカフェインには、血管を収縮させる作用もある為、赤ちゃんに送る血液量も減少する可能性があり酸素や栄養素が十分にいかなくなってしまいます。カフェインの過剰摂取は、低体重で生まれたり早産や発育の遅れなどと言ったリスクがあるようです。

妊娠初期は控えた方がいい

悩む女の子

カフェインが含まれているジャスミンティーは妊娠中でも摂取して問題はありませんが、子宮の収縮を促す作用があるので妊娠初期は控えた方が良いとされています。妊娠初期は流産のリスクが高いのでできるだけ控えるようにしましょう。赤ちゃんの影響を考えると良い成分ではないですが、逆に妊娠後期や産褥期にはジャスミンティーは飲んだ方が良いとされています。子宮収縮作用を促してお産をスムーズにしてくれるとも言われています

妊娠中にジャスミン茶を飲める量はどれくらい?

妊娠中はカフェイン入りの飲み物などは控えた方が良いとされていますが、妊娠中にカフェインが入っているジャスミンティーはどれくらいの量なら飲んでも大丈夫なのでしょうか?

赤ちゃんとはてな

WHO(世界保健機関)ではコーヒー1日3杯から4杯イギリス(英国食品安全庁)では1日当たり200mg以下になるようになどと海外ではカフェインの摂取量が定められている上限の目安があります。また1日100mg以上カフェインを摂取した場合、流産率が増加するという研究報告もあります。ただ日本ではカフェイン摂取量の上限が定めらていないようです。

妊娠中の方が1日に摂取しても良いとされているカフェインの量は、200mg以下にした方が良いとされていますがカフェインの摂取量が少ないことに越したことはありません。1日に100mg以下だとほとんど問題はないと言われています。ジャスミンティーは、1日に1杯から2杯程であれば問題はなく、市販のジャスミンティーはカフェイン量が少ないものであれば、1日1000ml飲んでもカフェイン量が100mgを超えることはありません。

ジャスミン茶が与える健康や美容効果

ジャスミン茶のカフェインの含有量や妊娠中のカフェインの摂取量などを紹介してきましたが、ジャスミン茶が与える健康や美容効果はどのようなものがあるのでしょうか?また妊娠中だと自分の体もそうですが赤ちゃんにも気をつかうので様々なことでストレスが溜まりがちです。そんなときのリラックス効果とは?紹介していきます。

リラックス効果

紅茶を飲む女性

ジャスミンティーには、ベンデルアセテートとリナロールという香り成分が含まれていて自律神経の緊張を緩和させる効果があります。気分が和らぐことでストレスを減少させたり脳をリラックスさせることに繋がります。妊娠中は肌や髪、爪などにも様々なトラブルが起きてしまったり、気持ちが不安定になりがちだったりするので、ジャスミンティーを飲んでリラックスするのも良いのではないでしょうか?

肥満を解消する効果

ストレッチする女性

ジャスミンティーには、肥満を解消する効果もあり、上記で紹介したジャスミンティーの香り成分のベンデルアセテートやカフェインには脂肪燃焼効果があります。また利尿作用もあり、体内の余分な水分を排出してくれる働きがあるのでむくみの解消効果も期待することができます。

更に緑茶ベースのジャスミンティーであれば、緑茶に含まれるタンニンの働きにも期待できます。タンニンは脂肪の吸収を抑えてくれる効果や胃腸の調子を整えて便秘解消になり、肥満の解消をしてくれます。

アンチエイジング効果

喜ぶ女性

ジャスミンティーには、アンチエイジング効果もあり美容効果のあるビタミンCやビタミンEといった成分が含まれています。ビタミンCは免疫力を高めたりコラーゲンの生成を助ける働き、シミ、そばかすを防いで美白効果の期待ができ、ビタミンEには新陳代謝や血流促進効果、老廃物を排出する働きもあります。ビタミンCとビタミンEを合わせて摂ると相乗効果が高まり美容に良い成分が効率よく摂ることができます

ジャスミン茶はカフェインが少なく妊娠中も飲めるもの!

本とかすみ草とハーブティー

ジャスミンティーはカフェインの含有量が少なく妊娠中でも飲むことができます。妊娠中だと食べ物や飲み物、生活していく中で気を付けなければならないことも沢山あり、ストレスが溜まりがちになってしまいますが、そんなときにリラックス効果や美肌効果も期待できるジャスミンティーを飲んでみてはどうでしょうか?また、妊婦さんに悪影響のないハーブを確認することが大事ですが、カフェインがないハーブティーもおすすめです。

ただ、ジャスミンティーを飲んでも良い時期ジャスミンティーのベースとなる茶葉は何か、またカフェインの含有量はどれくらいなのかをしっかりと確認することが大切です。自分にとっても赤ちゃんにとっても双方に良いリラックス効果を得られるように楽しみましょう。

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