2019年02月10日公開
2024年09月03日更新
メグスリノキ(目薬の木)とは?お茶の効果効能とおすすめの飲み方も!
メグスリノキとはどんな木なのでしょうか?メグスリノキという名称から、目薬のように使われてきているイメージですが、その他にも、目に良い効能以外にもメグスリノキにはいろいろな効果効能があります。メグスリノキに含まれている栄養成分やおすすめの飲み方、気になるメグスリノキの味やおすすめのお茶などを含めて詳しく紹介します。メグスリノキのことを詳しく知ることで、ますます飲みたくなります。
メグスリノキとは?
メグスリノキとはどんな木になるのでしょうか?また、味はどんな味なのでしょうか?実は、昔から愛用されていたと言われるメグスリノキは徳川将軍家にも馴染み深い木のようです。そう言ったことなどを含めて、詳しくメグスリノキについて紹介します。
どんな木?
メグスリノキとはどんな木なのでしょうか?メグスリノキは、日本国内にだけ自生している木になります。標高700m付近に自生していることが多く、大きさは10mぐらいの高さになるものもあります。葉の大きさは5cmから13cmぐらいになり、3枚の小葉からなる複葉です。戦国時代から樹皮を煎じて眼病などに役立て、目薬として使用していたことから「メグスリノキ」の名がつけられたようです。
味は?
メグスリノキの味はどんな味なのでしょうか?メグスリノキはお茶になっていることが多いですが、お茶には葉と樹皮を刻んだ物を使われることが多いです。味は、さわやかな木の香りがして、その他にもほのかな苦味があります。メグスリノキの味が苦手な方は、ブレンドされているお茶も販売されているようなので、ブレンド茶をおすすめします。また、お茶にはちみつなどの甘みを加えることでさらに美味しく飲みことができます。
徳川将軍も所有していた
メグスリノキは江戸時代、樹皮を煎じて点眼薬や洗眼薬としても使用されていました。メグスリノキの効能は素晴らしく、徳川将軍の目にも留まり、徳川将軍家の所要する植物園にも植えられていて愛用されていました。
メグスリノキ茶の栄養と効果効能
メグスリノキの茶にはどんな栄養と効果効能があるのでしょうか?目に役立つ効果以外にも、メグスリノキにはいろいろな効果効能があります。メグスリノキの栄養の効果を知ることで、身体によい効果を取り入れることができます。
江戸時代には点眼薬や洗眼薬だった
江戸時代から愛用されてきたメグスリノキですが、江戸時代では点眼薬や洗眼薬としてや樹皮を煎じた汁を服用したりして使われていました。江戸時代に使用していた人の効果は、かすみ目が解消されたという人も多く、別名「千里眼の木」と呼ばれることもありました。
トリテルペンやフラボノイドで利尿効果
メグスリノキには、トリテルペンやフラボノイドの栄養成分が含まれています。この2つは有機物質になり、利尿作用の効果があると言われています。利尿作用には、むくみの解消やデトックス効果があり、体内の不要な老廃物を出してくれ、きれいな体を作ってくれます。
配糖体で動脈硬化の予防や腎臓と肝臓機能の向上
メグスリノキの葉には、トリぺノイドのベータ、アミリン、フラボノールのクエルエセチンという栄養成分が含まれていて、その配糖体の動きが血管壁の硬くなるのを防いでくれる働きをして、成人病の原因の一つでもある動脈硬化を予防してくれます。また、メグスリノキの樹皮には、ロドデンドロールという成分とカテキンがたくさん含まれているので肝臓の機能を強化して、目の疲労回復を早める効能があります。
ビタミンCと併用でがん細胞の増殖を抑制
メグスリノキはビタミンCと併用することで、がん細胞の増殖を抑制する効果があるともいわれています。メグスリノキのお茶を飲む時などにはビタミンCが入ったものを食べたりすることをおすすめします。また、一部の成分は温度が低い場合吸収が悪くなってしまうので温めで飲むことでより効能を発揮することができます。
花粉によるアレルギー性結膜炎の改善
メグスリノキには、葉に含まれる栄養成分の中にゲラニンという抗菌作用がある成分が含まれています。傷を修復させてくれる効能もあり、アレルギー性結膜炎などを引き起こす花粉症などに効果的になります。ゲラニンには、その他にも、ものもらいや流行り目、ただれ目、かすみ目などにも効果的になります。
その他にもトリテルペンという、メグスリノキに含まれている栄養素にも抗酸化作用や抗炎症、抗アレルギー作用などの効能があり、花粉症に効果的になります。
メグスリノキの飲み方
メグスリノキにはどのような飲み方があるのでしょうか?メグスリノキにはお茶になっている物、サプリメントになっている物、液状の物、乾燥させた漢方の物などがあります。それぞれ加工させたものによって、飲み方が変わってくるので詳しくそれぞれの飲み方を紹介します。
お茶やサプリ
メグスリノキのお茶やサプリメントの販売も多くあり、お茶はティーパックになっている物も多いです。ティーパックの場合は少しに煮出すことで成分が抽出されて効果が期待できます。ティーパックの場合は煮だしても安心な無漂泊のティーパックを使ってるものを選ぶと良いです。また、メグスリノキの茶だけで飲むのは苦手という方はブレンドされているお茶を選んだり、はちみつやシロップなどで甘みをたすことで飲みやすくなります。
メグスリノキのサプリメントは、ブルーベリーやルテインなどの目に良い物をブレンドされた物が多いですが、普段の生活で目をたくさん使っている方で、眼精疲労などに悩んでいる人などに、持ち運びもできて、手軽に摂ることができるのでおすすめになります。ドラックストアなどで購入できるのも便利な商品の一つになります。
液状のもの
メグスリノキには、お茶以外にも液体の物も販売されています。お茶と違い、煮だしたりする手間が不要の濃厚な液体になっていて、メグスリノキの樹皮から摂った物になります。無糖で添加物も入っていなく、味はかすかに苦味を感じますが、甘みもあります。飲み方は10倍に、水やお湯などで薄めて、1日に1~2回程度の飲むと良いです。
乾燥させたもの(漢方)
メグスリノキを乾燥させたものは漢方として用いられることが多いです。生薬として販売されていたり、健康食品専門のインターネットを使っても購入することができます。飲み方として、煎じてお茶として飲む方法が一番飲みやすく、クセのなく美味しく飲むことができます。その他にも、粉末になっている物はそのまま服用することもできますが、飲み物に混ぜたり、お菓子を作る時に混ぜてみたりすると摂りやすくなります。
メグスリノキ茶のおすすめ3選!
メグスリノキ茶にはいろいろな種類がありますが、その中でもおすすめの3種、がばい農園さん、川本屋さん、タマチャンショップのメグスリノキ茶を紹介します。
佐賀県がばい農園さんの100%国産メグスリノキ茶
メグスリノキのお茶のおすすめの1つ、がばい農園さんのめぐすりの木茶は全て、日本国内産で作られたものになります。がばい農園さんではいろいろなお茶を作っていますが、どのお茶も製造にこだわり、質の高い原材料で作られています。定期的に、残留農薬検査や生菌検査、放射能検査なども行い目で確認できるよう結果を載せ、安心で安全の物を提供しています。お茶のティーパックには無漂泊のティーパックを使っています。
創業明治年間の川本屋「国産メグスリノキ茶。」
メグスリノキ茶のおすすめの1つ川本屋の国産目薬の木茶は、栃木県産100%のメグスリノキを使用して作られています。栃木県は自然が豊かな場所なので、そこで育ったメグスリノキを使い、木の枝からお茶へを丁寧に作っています。急須を使っても美味しいですし、煮だしても美味しく飲むことのできるお茶になっています。
宮崎県タマチャンショップ「目薬の木茶」
出典: https://ymall.jp
メグスリノキ茶のおすすめの1つ、タマチャンショップの目薬の木茶は、国産の物で作られていて産地は、四国や九州の湿気のある谷の間の大自然の中で育ったメグスリノキを使い作られています。目の疲れがある方にお勧めになっていて、できれば冷たい物を飲むのではなく、温かいお茶として飲むことをおすすめします。温かくして飲むことでより効果を発揮します。
メグスリノキ茶を飲んで目の健康や花粉に備えよう!
メグスリノキには、いろいろな効果効能があり、目にはもちろんですが、その他にも身体によい効能がたくさんあります。香りや味が苦手な方でも、甘みをたしたりすることで飲みやすくなりますのでぜひ飲んで、メグスリノキの効能を感じましょう。現代の人はどうしても、パソコンやスマートフォンなどを使用しているので、目を使うことが多くなっています。目薬も良いですが、メグスリノキの茶を飲んで眼精疲労に役立てましょう。
また、これからの花粉の時期にはアレルギー症状が出やすきなりますので、予防したり、症状を抑える働きもあるので、メグスリノキの茶を活用しましょう。