梅干の正しい保存方法!保存場所は冷蔵庫で容器はタッパーが最適?

梅干しの正しい保存方法を知っていますか?梅干しは、塩分濃度によって常温か冷蔵保存か変わってきます。また、熟成中の梅干しの保存場所は冷暗所であったり、その状態によっても変わってくるものです。ここでは、梅干しの上手な保存方法から適切な保存容器、そしてタッパーでも保存できるのかについて詳しく紹介します。梅干しの賞味期限もきちんと確認して、美味しい保存期間を保ちながら賢く梅干しを保存してみましょう。

梅干の正しい保存方法!保存場所は冷蔵庫で容器はタッパーが最適?のイメージ

目次

  1. 1梅干しの正しい保存方法とは?
  2. 2梅干しの保存場所
  3. 3梅干しの保存容器はタッパーでいいの?
  4. 4梅干しの賞味期限と保存期間
  5. 5梅干しの市販品は塩分濃度が低いので正しく保存しよう!

梅干しの正しい保存方法とは?

皆さんは、梅干しの正しい保存方法を知っていますか?正しい保存方法をすることで、美味しい梅干しを長く味わうことができるようになります。日本人なら欠かせない食材、梅干しの保存方法についてきちんと理解をして、美味しく食べる工夫をしてみましょう。梅干しは、他の食品と比べて保存期間が長いのが特徴ですが、正しい保存方法をするとさらに安心して食べることができます。ぜひ参考にしてみてください。

昔ながらの梅干しは常温保存可能

昔ながらの食材、梅干しは常温保存ができます。梅干しは、昔から保存食として重宝されていたもので、30%程度の塩分を含む昔ながらの作り方でできたものは、何年も常温保存ができるのです。昔の人の知恵が詰まった、とても体にいい保存食が梅干しなのです。長い間保存することができるので、一度にたくさん作ったり買ったりしても安心することができます。

また、自分で梅干しを作るのもおすすめです。自分で作れば、塩分濃度の調節が自由にできるからです。昔の家庭は、自宅で梅干しを作っていたものです。梅を買ってきて漬けてもいいですし、公営の広い公園では落ちた梅は拾って持って帰ってもいい場所もありますのでそれを活用してみてもいいでしょう。ただし、公園にある梅の実を拾う場合は、持ち帰っていいのかきちんと確認するようにしましょう。

密閉性の高い容器に移し替えて冷蔵庫へ

昔ながらの製法ではない、一般的に売られている梅干しは、密閉性の高い保存容器に移し替えて冷蔵庫で保存するようにしましょう。そうすることにより、保存性が高くなり新鮮さを保つことができるからです。特に夏場は痛みやすいですので、きちんと保存する場所には気を付けるように心がけましょう。

取り出す時は清潔なお箸で

梅干しに限らず、どんな食材にも言えることなのですが、取り出す際には清潔なお箸を使うようにしましょう。使ったお箸で取り分けると、雑菌が繁殖して梅干しが痛む原因になります。梅干しを取り出すときには、必ず清潔なお箸を使うようにします。熱湯をかけてから使うと、より安心して取り分けることができます。特に夏場は、食材が痛みやすいので注意が必要です。

冷凍保存もできる

意外に思われるかもしれませんが、梅干しは冷凍保存が可能です。食べる分ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍庫へ入れるだけです。解凍をする場合は、常温か冷蔵庫に入れておきます。ただし、梅干しは塩分を多く含むため、冷凍をしても固くなりすぎることはありません。冷凍庫から出してすぐに食べることもできますので、とても便利です。梅干しの冷凍保存はおすすめです。

梅干しの保存場所

梅干しの保存方法は、梅干しの状態や塩分濃度などによって異なります。ここでは、梅干しのおすすめな保存場所について紹介します。適切な保存場所を選ぶことによって、梅干しを長持ちさせることができます。ちょっとしたコツばかりですので、ぜひ梅干しを買った際には参考にしてみてください。

熟成中の梅干しは冷暗所

熟成させている最中の梅干しは、冷暗所で保存するようにしましょう。ただし、シンクの下は湿気が多いのでおすすめしません。シンク下以外のキッチン内の冷暗所を選んで保存するようにするといいでしょう。また、風通しがいい場所もおすすめです。

市販の梅干しは冷蔵庫

市販で売られている梅干しの保存は、冷蔵庫を使うようにします。昔ながらの製法で作られた梅干しは、常温保存でも構いませんが、それ以外のものは冷蔵庫で冷やして保存するようにします。市販の梅干しは、塩分濃度が低いものが多いのが現状です。塩分濃度が低いと、保存期間が短くなってしまうのです。

塩分濃度で常温か冷蔵庫保存か判断

梅干しの保存する場所は、塩分濃度で判断するようにしましょう。昔ながらの製法で作られている梅干しの塩分濃度は30%ほどありますが、現在の市販で売られているような梅干しの塩分濃度は20%ほどしかないのだそうです。そのため、市販の梅干しはどうしても保存性に欠けてしまうのです。梅干しの保存方法で迷ったときには、塩分濃度で判断するように心がけましょう。

梅干しの保存容器はタッパーでいいの?

プラスチック製の保存容器、タッパーは軽くて扱いやすく、値段も手頃なので手に入れやすいです。梅干しの保存容器は、タッパーでも可能なのでしょうか?また、タッパーよりもおすすめな保存容器はあるのでしょうか?ここでは、梅干しの保存容器について紹介していきます。

保存に適さない容器

梅干しの保存容器として、適さないものは密封できないものです。梅干しに限らず、密封せずに冷蔵庫で保存してしまうとどうしても痛みが早くなります。保存にはきちんと密封できる容器を選んで使うようにします。どうしても密封できる容器がない場合は、サランラップをかけたりジッパー付きの袋を使うなどで代用します。

保存に適した容器

梅干しの保存に適した容器は、やはりガラス製のものがよいでしょう。ガラス製のものであれば、梅干しの塩分などで容器が溶ける心配がなく安心して使えるからです。ただし、ガラス製のものでも保存する際には熱湯を回しかけたり、煮沸消毒をして清潔な状態にしてから使うようにしましょう。雑菌が繁殖するのを防ぐことができるからです。

プラスチックのタッパーは?

梅干しの保存に一番適した容器は、ガラス製のものですが、プラスチックのタッパーでも代用することができます。きちんと煮沸消毒をして、清潔な状態で使うようにします。ガラス製のものが自宅にない方は、プラスチックのもので保存をしてみましょう。ただし、やはりガラス製のものが安心して保存できますので、これを機に、お気に入りのガラス容器を探してみるのもいいかもしれません。

梅干しの賞味期限と保存期間

梅干しに賞味期限はあるのでしょうか?そして、保存期間はどのくらいあるのでしょうか。梅干しは、塩分濃度によって期限や保存期間が異なります。塩分濃度が高い梅干しの方が、保存性には優れています。塩分濃度が低い梅干しでも、きちんと保存することによって安心して食べることができますので、特に食品が傷みやすい夏場は参考にするようにしてみましょう。

常温

塩分濃度が10%以下の梅干しに関しては、常温保存はできません。20%以上であれば、常温保存は可能になります。30%以上であれば、夏場でも安心して常温保存できると言えるでしょう。市販の梅干しに関しては、賞味期限は1年程度を目安にするといいでしょう。

塩分濃度が分からない場合については、昔ながらの製法でない梅干しは、常温保存は難しいと考えておくとよいでしょう。はちみつで甘みをプラスしていたり減塩をうたっている商品についても常温保存はしないようにすることです。

冷蔵

どのような製法で作られた梅干しも、冷蔵保存なら安心することができます。塩分濃度の低いものに関しての期間は、3ヵ月から6ヵ月以内に食べきるようにします。ただし、開封してしまうと傷みも早くなりますので、できるだけ早く食べてしまうのが一番安心です。市販のものでも、塩分が高いものは1年を目安にします。昔ながらの製法のものであれば、さらに賞味期限も長く長期保存ができます。

冷凍

梅干しを冷凍保存する場合、賞味期限は1ヵ月くらいの期間と考えるといいでしょう。あまり長く冷凍しておくと、風味が落ちてしまいます。これは、梅干しに限らずどの食材でも同じです。ただ、昔ながらの製法で作られたものは冷凍しなくても長期保存ができるので、冷凍しないほうがいいでしょう。冷凍保存は、塩分濃度が低い梅干しの保存に適しているといえそうです。

腐っているかの判断方法

賞味期限の長い梅干しですが、食品なので腐ることもあります。梅干しのも、白いカビが生えるのです。ふわふわとした綿のようなものが梅干しから生えていたら、腐っていると判断して食べないようにしましょう。あと、いつもとは違う腐ったような酸っぱい臭いがしたら、やはり腐っている可能性がとても高いので食べないようにします。腐った梅干しを食べてしまうと、腹痛や下痢の原因となりますので注意してください。

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梅干しの市販品は塩分濃度が低いので正しく保存しよう!

ここまで、梅干しの保存方法などについて詳しく紹介してきましたが、いかがでしたか?梅干しは塩分濃度によって保存方法や賞味期限が変わってきます。市販のものは、塩分濃度が低いものが多いので、保存には気を付けるようにしましょう。

できれば、昔ながらの製法で作られた塩分濃度が高い梅干しを探して買うのがベストです。こういった梅干しは、朝市や自然食品を取り扱うお店で見つけることができるので、探してみるのもいいでしょう。

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