バレンタインの起源や由来とは?お菓子の種類で意味が違う?

バレンタインにチョコを贈ったりする方は多いかと思いますが、その意味、起源や由来について知っていますか?今回の記事では、バレンタインの起源や由来とはどのようなものなのかや、歴史、海外のバレンタインとはどのような内容なのかについて紹介していきます。チョコレートを渡す方が多いかと思いますが、クッキー、マシュマロ、キャンディ、マカロンなどの種類が贈られる場合もあり、実は込められた意味合いも様々です。日本のバレンタインと世界との違いや起源などについて、改めてチェックしてみてください。

バレンタインの起源や由来とは?お菓子の種類で意味が違う?のイメージ

目次

  1. 1バレンタインの起源や由来・意味を見ていこう
  2. 2バレンタインの歴史は古代ローマ時代が起源
  3. 3日本のバレンタインの由来とは?
  4. 4バレンタインの海外と日本の違いとは?
  5. 5バレンタインの種類とその意味とは?
  6. 6バレンタインは起源や由来からお菓子の意味まで深い背景がある

バレンタインの起源や由来・意味を見ていこう

バレンタインは、節分と並んで2月のメインイベントだという方も多いのではないでしょうか?近年では、女性から男性へチョコを贈るというだけでなく、友達同士でチョコレートを贈りあっている方も多いです。そんなバレンタインについて、歴史や意味、由来について詳しく知っていますか?バレンタインの由来とは、そして起源とは何なのかについて見ていきましょう。

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バレンタインの歴史は古代ローマ時代が起源

バレンタインの起源

それでは、まずは海外のバレンタインの歴史、起源とは何なのかについて見ていきましょう。バレンタインの起源は古く、歴史の授業でもおなじみの古代ローマ時代が起源であるといわれています。古代ローマでは、若者が結婚することが禁止されていたのだそうです。なぜかというと、結婚をして家族が出来てしまうと、戦場で国のために命を捧げることの妨げになると考えられていたからなのだそうです。

しかし、このことを哀れに思って助けてくれたのが、キリスト教徒のバレンタイン司祭でした。バレンタインは愛し合っていても結婚できない若者たちを、皇帝たちにばれないように、ひそかに結婚させていたのだそうです。しかし、このことは皇帝にばれてしまい、ひそかに若者たちを結婚させていたバレンタイン司祭は処刑されてしまいました。

バレンタインの由来

想像する子供

バレンタイン司祭は、若者たちを密かに結婚させていたのがばれてしまい処刑されることになってしまったのですが、その日は「ルペルカリア祭」の前日が選ばれ、そのルペルカリア祭りの生贄とされました。その後、バレンタイン司祭は「聖バレンタイン」として、恋人の守護神として祭られるようになりました。そして、バレンタイン司祭が処刑された2月14日がバレンタインデーと呼ばれるようになった、というのが由来です。

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日本のバレンタインの由来とは?

バレンタインの起源や由来についてチェックしてきたところで、続いては日本のバレンタインの由来について見ていきましょう。女性から男性にチョコレートを贈るというイメージが強いですが、日本のバレンタインの由来とはどのようなものだったのでしょうか?

日本のバレンタインの始まりは諸説ある

日本のバレンタインデーの歴史、起源には諸説あると言われていますが、神戸で誕生したモロゾフが最初にバレンタインチョコレートを発売した、と言われています。32年にハート型のバレンタインチョコレートを日本ではじめに発売した後は、英字新聞である「ザ・ジャパン・アドバタイザ−」に日本初のバレンタイン広告を載せたのだそうです。

「日本でもチョコレートで想いを伝える日になってほしい」と考えたモロゾフによってメッセージが発信され続けていくのですが、これはモロゾフの創業者の方が、アメリカ人の友人を通してバレンタインの習慣を知ったことが由来なのだそうです。

バレンタインデーはお菓子業界がつくった文化

そして、日本でバレンタインデーを広めたのは、モロゾフを始めとしたお菓子業界なのだそうです。モロゾフが日本初のバレンタイン広告を出した後も、様々なお菓子業界によってバレンタインは広められていきました。58年には百貨店の伊勢丹でキャンペーンが行われた後は、森永製菓によって60年代に広告キャンペーンがおこなわれました

発見する女性

この広告キャンペーンなどによって積極的にチョコの販促が促された後は、68年に輸入雑貨専門店である「ソニープラザ」もフェアが開催されました。創業者である盛田氏は、「日本のバレンタインデーはウチが作った」と豪語するほどであり、若い女性をターゲットにしたバレンタイン戦略は、ますます加熱していったのだそうです。

ホワイトデーは途中から登場

それでは、バレンタインデーのお返しの日であるホワイトデーとは、いつからあるものなのでしょうか?ホワイトデーの発祥は、日本だったそうです。バレンタインは先程紹介したようにして日本に根付いていったのですが、昭和55年に初めて「ホワイトデー」という言葉が登場したのだそうです。バレンタイン発祥の国ではなく、日本が発祥となっているのは、海外では男女問わず贈り物をするので、お返しの必要がないからです。

読書をする女性

ホワイトデーはバレンタインよりもずっと歴史は浅く、日本発祥のイベントとなっていますが、現在では台湾や韓国など、一部のアジアの国でも定着しているイベントとなっているのだそうです。

義理チョコの始まりはいつ?

会社などで、義理チョコを渡すという方も多いかと思います。本来の「好きな人に渡す」という意味合いではなく、普段の感謝を込めてチョコを渡す場合などもあるそうです。この義理チョコという文化も、日本発祥であるそうです。日本発祥の義理チョコは1980年代と誕生したのは比較的最近のものとなっており、歴史は浅いようです。やはりチョコレート業界によって仕掛けられたものだといいます。

一つだけの本命チョコと違い、複数を用意する場合が多い義理チョコは、歴史は浅いもののチョコレート業界では重要なものだったでしょう。しかし、1990年代後半からは義理チョコを渡すという人は段々減っていっているそうです。会社でも義理チョコを禁止しているとこもが出てきており、これからも義理チョコ文化はますます落ち着いていくのかもしれません。

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バレンタインの海外と日本の違いとは?

それでは、日本のバレンタインと、海外のバレンタインではどのような違いがあるのかを見てみましょう。日本では女性から好きな男性にチョコレートを渡すという日になっていますが、これは海外でも共通の事柄では無いようです。海外のバレンタイン事情とはどのようなものなのかについてチェックしてみましょう。

海外は男性から女性へ贈る

海外では、バレンタインに女性からではなく、男性から女性に贈り物をする日となっています。海外の中でもフランスではバレンタインデーは「愛の日」として認識されていますので、日本で女性が義理チョコをばらまく様子にはかなり驚かされるそうです。他にも、イタリアやドイツでは男性が女性にバラの花束を送ったりもするそうで、本数によって意味合いも変わってくるのだそうです。

贈る相手は恋人とは限らない

また、バレンタインにプレゼントを贈る相手は、恋人とは限らないそうです。日本でも、最近では「友チョコ」といって友人同士で交換したりしますが、アメリカなどでもこの習慣は見られるそうで、学校などで友達同士でカードやお菓子を渡し合ったりするのだそうです。恋人同士が愛や感謝を伝える日であるのと同時に、友達同士で気軽にプレゼントを送り合うことが出来る日として認識されているようです。

世界中にバレンタイン文化は広がっている

日本でもすっかりおなじみのバレンタインですが、バレンタインは海外でも同じように行われているイベントの一つです。女性から男性に送ったり、男性から女性に送ったり、はたまた友達同士でプレゼントし合ったり、と形は様々ですが、バレンタインは世界中に広がり、日頃の感謝や愛を伝える日として世界中の海外の人に親しまれている日となっています。

特にバレンタイン発祥の国となっているイタリアでは、バレンタインデーは「サン・ヴァレンティーノ」とも呼ばれ、恋人同士やカップルがお互いの愛を確かめ合うとしてとても重要な日だそうです。バレンタインデーは、イタリアンカップルの予約でいっぱいとなっており、一年で最も予約が取れない日、とも言われているようです。

バレンタインの種類とその意味とは?

チョコレートの種類もいろいろ

それでは、日本のバレンタインの種類や違いについて見ていきましょう。好きな人に渡すチョコレートを始めとして、バレンタインのチョコレートの種類にもいろいろなものがあります。まず最初の種類は、メジャーな「本命チョコ」です。恋愛感情がある相手に贈るチョコレートの種類で、手作りで作られるものもあれば、それとは違い、相手が好きそうなチョコレートを選んで購入し、渡す場合などもあります。

もらった男性の方は、いいお返事だったときの場合はもちろんですが、駄目な返事の場合もしっかりと返したほうが良いかと思います。続いては、義理チョコです。購入する量としては、このチョコレートが一番多いでしょうか?手頃な値段のチョコレートを小分けにしてラッピングし、いろんな人に渡すというパターンが主流となっています。義理チョコを渡すときは、本命と勘違いを与えてしまわないように注意する必要があるでしょう。

また、女性からというチョコとは違い、「逆チョコ」という種類もあります。これは女性から男性に贈るというスタイルとは違い、男性から女性に送られるチョコレートの種類になります。夫婦やカップルの間で、日頃の感謝を込めて贈られる場合などもあります。

また、最近主流となっているのが「友チョコ」という種類です。友達同士で送り合うチョコのことで、意外と「くれなかった」と揉める原因にもなったりするようなので、中の良いグループの友人には、さりげなく友チョコの予定があるか聞いてみると良いかもしれません。最後の種類は、「自己チョコ」です。最近では、自分用に少しお高めのチョコを購入するという人もおり、こちらも今数が増えているそうです。

クッキー

また、バレンタインといえばチョコレートというイメージが強いですが、ほかのお菓子を渡すときもあるかと思います。他のお菓子にはどのような意味が込められているのか見ていましょう。それぞれに違いがある、クッキー、マシュマロ、キャンディ、マカロンに込められた意味合いとはどのようなものなのかについて見ていきましょう。

まず、クッキーから見てみましょう。「クッキー」は軽い食感であるため、クッキーの軽い食感のように、軽い関係でいたいといった意味や、友達でいようといった意味がクッキーには込められているようです。クッキーは義理チョコや、友チョコとして渡すのにもピッタリのお菓子です。仲の良い人へのチョコ代わりに、クッキーを贈ってみてはいかがでしょうか?クッキーは色々な味を楽しめますし、手作りクッキーなどもおすすめです。

マシュマロ

続いては、マシュマロです。バレンタインに渡すときのお菓子として気を付けたいのが、「マシュマロ」です。マシュマロはすぐになくなってしまうため、すぐに溶けるマシュマロのように「その程度の関係でいたい」といった、チョコなどとは違い、ネガティブな意味になってしまうのだそうです。

間違ってもマシュマロは、本命の相手には使いたくないお菓子です。しかし、同じマシュマロでも、チョコ入りのマシュマロは意味合いが違い、「純白の愛で包み込む」といった意味合いになり、ポジティブな意味の贈り物となるそうですので、マシュマロを贈る際には中身に注意しましょう。

キャンディ

続いては、「キャンディ」です。キャンディは気軽に渡しやすいお菓子ですので、もしかしたら義理チョコの代わりとしてキャンディを渡す方もいたかもしれません。しかし、キャンディは口の中でなかなか溶けず、口の中に長く残りますので、キャンディには「あなたの事が好き」といった意味があるのだそうです。

本命に渡す時には、キャンディはピッタリのお菓子となっているのですが、義理チョコとしてキャンディを渡してしまわないように気を付けたいお菓子となっています。キャンディは片思いの相手などにさりげなく渡すと良いかもしれません。

マカロン

続いて紹介するのは、「マカロン」です。マカロンは、少し値段が高く高級感があるお菓子です。日常でよく食べるお菓子ではないマカロンは、特別感があり、マカロンは「あなたは特別な人」という意味合いがあるといいます。マカロンは、特別な相手に、少しお洒落なお菓子を贈りたいというときに是非選びたいお菓子となっています。また、バレンタイン使用のマカロンを自分用に楽しむのもおすすめです。

キャラメル

マカロンに続いて紹介するのは、「キャラメル」です。キャラメルは小さい子供から慣れ親しんでいる、おなじみのお菓子というイメージがあります。そのようなイメージから、バレンタインに贈る際にも「一緒にいると安心できる」といった意味合いがあり、特別仲の良い友達に、こだわりのお菓子を贈りたい時にもおすすめです。意味合いをさりげなく伝えると、大切なお友達とより仲良くなることが出来るかもしれません。

バレンタインは起源や由来からお菓子の意味まで深い背景がある

いかがでしたでしょうか?バレンタインの起源は古く、古代ローマの出来事に由来している歴史のあるイベントです。そんなバレンタインデーは世界の多くの国で行われているイベントであり、それぞれスタイルは違っていても、歴史は古く、愛や感謝を伝える日としてはピッタリです。

また、歴史の古いバレンタインデーはチョコだけではなく、クッキー、マシュマロ、キャンディ、マカロンなど意味合いも様々です。今年は、意味合いを考えながら、渡すお菓子を選んでみてはいかがでしょうか?

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