コストコの「木村屋パンケーキ」がコスパ良すぎ！？特徴や保存方法は？

コストコでは必ず買う、という人も多いコストコの「木村屋總本店パンケーキ」を食べたことがありますか？コストコの棚の上から下まで埋まっているとか、他の商品の数倍も陳列してあるのにお昼前には売り切れることもあるとか言われることも多い、コストコの大人気商品です。このパンケーキを1個だけでなく、3つ4つとカートに入れている人を見かけるのも「コストコあるある」だと言えます。
 

コストコのパンケーキを作っている「木村屋總本店」とは、天皇家にも献上するというあんぱんで有名な「木村屋」のこと。木村屋は明治2年創業の老舗のパン屋です。銀座本店と首都圏だけで7500点ほどもある直営店向けには「木村屋」、コストコなどのスーパーやコンビニ向けの商品は「木村屋總本店」としてブランドを分けています。このパンケーキはコストコ以外の店舗ではなかなか見かないので、コストコの限定品かもしれません。

コストコのパンケーキはこの写真のようなパッケージで販売されています。コストコでは陳列されたらすぐになくなってしまうという人気商品でもあるので、見つけたらすぐにカートへ！コストコのパンケーキを購入したいと思いながらなかなか買えない方も続出しています。発売当初は東日本のコストコだけで販売されていたようですが、最近は西日本のコストコでも買えるようになってきているようです。
 

コストコのパンケーキが陳列されている場所はコストコの店舗によって多少の違いが合いますが、コストコ製造パンコーナーではなく他会社製造のパンコーナーや、パンコーナーからちょっと離れたところとなっているようです。おそらくどのコストコの店舗でも、売り切れ前であればパンケーキは山積みされているので、初めてパンケーキを買うという人にもすぐに見つけられるのではないでしょうか？

大人気のコストコのパンケーキは直径約9cm、1枚の重さは約26gと少し小さめの手のひらサイズ。小さなお子さんにも食べやすい大きさです。コストコのパンケーキの最大の特徴は、ふんわり、かつ、しっとりしている生地！さすがは老舗木村屋のパンケーキで、この食感はなかなか真似できません。きめの細かいパンケーキ生地にはほんのりとした甘さがあり、このまま何枚でも食べられてしまう美味しさです。

コストコのパンケーキの一番人気は何といっても「メープル＆マーガリン」味のパンケーキです。このパンケーキの特徴は、2枚のパンケーキの間に、濃厚なマーガリンとメープルシロップがたっぷりとはさまれていること。ドーナツ状に塗られたマーガリンの壁の中にとろみのあるメープルシロップが入っています。コストコのパンケーキは1個ずつが立てられた状態でパッケージされていますがシロップが垂れないようになっています。

原材料表示を見てみると、コストコの「メープル＆マーガリン」のパンケーキの特徴がわかります。主な材料は、玉子、小麦粉、砂糖、マーガリンです。メープルフィリングは「水あめ、砂糖、メープルシロップ、加工黒糖、寒天」でできています。パンケーキにはさまれるメープルシロップには黒糖の味わいを加え、水あめと寒天でとろみがつけてあるようです。

このコストコのパンケーキを割ってみるとメープルシロップとマーガリンがたっぷり。こんなにたっぷり入っているのに、意外にも味はくどさもなく、比較的あっさりしています。ゆるめのゼリーのようなメープルシロップと、柔らかめのマーガリン、甘さ控えめのパンケーキの３つが、絶妙なバランスで美味しさを引き出しています。食べ始めたら止まらない、とコストコのパンケーキの虜になる人が続出するわけが分かります。

さらにこのコストコのパンケーキを美味しく食べるには、電子レンジで10秒ほど温めるのがおすすめです。生地がよりもっちりふわふわとなりながら、中のシロップとマーガリンが溶け出すこともなく、美味しさが増します。是非試してみてください。

コストコのパンケーキには他の種類もあります。一番人気の「メープル＆マーガリン」の他にも、「つぶあん＆マーガリン」と、プレーンな「パンケーキ」があり、コストコには全部で3種類のパンケーキがあります。他の種類のコストコのパンケーキについても見ていきましょう。

コストコのパンケーキの「つぶあん＆マーガリン」にはさまれている餡は、品のある甘さと舌で簡単につぶせる柔らかさの小豆が特徴で、さすがはあんぱんの木村屋、と思わせる味です。その餡にほどよい塩気のあるマーガリンが合わさって、どら焼きとはやはり少し違う、餡とマーガリンとパンケーキの見事なハーモニーができあがっています。

シンプルなタイプのコストコのパンケーキは、もちろんそのまま食べても美味しく、いくらでも食べられる感じです。これにひと手間加えて、バターやはちみつをかけたり、フルーツやアイスクリームを添えたりしても美味しく食べられます。コストコのパンケーキの生地は少し甘めなので、サラダやハムなどと合わせる食事系アレンジよりも、どちらかというとスイーツ系アレンジに向いているようです。

コストコのパンケーキの人気の秘密は、美味しいのに安くてボリュームがあり、コスパの良いことです。コストコのパンケーキの「プレーン」タイプは1パック24枚入りです。「メープル＆マーガリン」と「つぶあん＆マーガリン」のパンケーキは、12個入りですが、どちらも2枚のパンケーキではさんで1個になっているのでパンケーキの枚数としてはプレーンと同じになります。

コストコのパンケーキはその値段も魅力です。24枚入りのプレーンタイプの値段は399円。なんと1枚当たり16.6円です。12個入りの「メープル＆マーガリン」の値段は478円、「つぶあん＆マーガリン」は488円で、それぞれのパンケーキ1個当たりの値段は39円、41円となります。老舗の商品のコストコのパンケーキですが、この値段で買えるのは、やはりコストコならではです。

お子さんのおやつとしてもティータイムのお供としても、この美味しさこのボリュームで1個40円程度なら、コストコのパンケーキはコスパ最高だと言えます。人気があるのも納得の値段です。3種類のどれを買おうか迷うなら、お友達や家族と一緒にコストコに買い物に行き、3種類のパンケーキをシェアするのもおすすめです。

何枚でも食べられてしまうほど美味しいコストコのパンケーキですが、プレーンタイプのコストコのパンケーキのカロリーは、1枚75kcal。「つぶあん＆マーガリン」は1個213kcal、「メープル＆マーガリン」のカロリーは1個201kcalです。パンケーキの間にマーガリンがたっぷり入っているものはどうしてもカロリーが高めになりますので、とても美味しいのですが食べ過ぎにはくれぐれもご注意を。

気になる賞味期限は3日ほどで、どの種類のコストコのパンケーキも同じです。コストコのパンケーキは本当にコスパが良いのですが、美味しさにもこだわって作られているため、賞味期限が短めになっています。1日に8枚、4個ずつ以上食べられるなら、早めに食べきってしまいましょう。それが無理そうなときには、コストコから帰ったら、できるだけ早くに保存できるよう手を加えます。

大容量のコストコのパンケーキを美味しく食べきるには、冷凍保存が一番いい方法です。12個入りのコストコのパンケーキなら、4人家族で一人3個食べればなくなってしまう計算ですが、それでもカロリーも気になるし、一度で食べきるのは無理かもしれません。コストコで買ってきた他の食材と一緒に、食べきれないコストコのパンケーキは早めに冷凍保存しておきましょう。

余ったコストコのパンケーキは1つずつラップでくるんでジプロックなどの密閉できる袋や容器に入れます。平らにして、できれば急速に冷えるよう金属トレーなどの上に置いて冷凍庫へ。保存期間の目安は1か月ほどです。コストコへ行くときには、事前に冷凍庫のスペースに空きを作ってから出かけることが必須です。

冷凍したコストコのパンケーキを食べる時は、電子レンジで30～40秒加熱します。こちらはメープル＆マーガリンのパンケーキですが、解凍するとこんな風にマーガリンとメープルシロップが溶け出してきます。パンケーキを一口分切り取って、溶け出たマーガリンとメープルシロップを絡めていただくと最高です。また、オーブントースターで温めて食べると生地にカリカリ感が加わり、また違った味わいが楽しめます。

コストコのパンケーキの味や特徴、値段やカロリーなどについて紹介しました。コストコのパンケーキは本当に美味しくてコスパの良い商品です。まだ食べたことがないという方は、コストコに行った時にはぜひコストコでも人気のパンケーキを手に取ってみてください。