銀座でランチが安いのは?人気の老舗からおすすめのワンコインまで紹介
銀座といえば高級店が立ち並ぶ街というイメージで、ランチタイムであっても安いお店は無いというイメージかもしれません。しかし、飲食店の数が多いので、銀座にも安いお店があります。銀座でランチを食べたいけど、今財布がピンチだという方のために安いお店を紹介します。
目次
銀座はクオリティの高い飲食店がたくさんある
銀座は大人の街であるため、銀座に行く人は見る目が優れた方ばかりで、クオリティの低い飲食店は淘汰されます。そのため、銀座は必然的にクオリティの高い飲食店ばかりが集まるエリアになっています。美味しい食事をしたい方には嬉しいことです。ただネックなのが、クオリティの高さに伴って値段も全体的に高めだという点です。
ただし、例外があります。それはランチタイムです。ランチタイムというのは、全国的に多くの飲食店がディナー価格より安い値段で料理を提供しています。それは、セレブな街銀座でも例外ではなく、ランチタイムはリーズナブルな値段、場合によってはワンコインで料理を食べられます。安いだけではなく、銀座ですのでディナーと同じクオリティです。美味しい料理をリーズナブルに食べたい方には銀座がおすすめです。
銀座のランチで安い店・第10位銀座吉宗(よっそう)
昭和45年から銀座に居を構える老舗の長崎料理のお店です。このお店で人気なのは茶碗蒸しと蒸ずしがセットで提供される1,550円の「夫婦蒸し」です。茶碗蒸しは一般的なサイズより大きいです。大きいと大味なのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはなく、だしの加減が絶妙で繊細な味です。蒸ずしは酢飯の上に焼きあなご・錦糸卵・海老おぼろが乗った料理で、3種類の具材が優しいハーモニーを奏でています。
長崎料理のお店なので、当然のことながら長崎ちゃんぽんや長崎皿うどんもあります。長崎ちゃんぽんは980円で、スープにコクがありさつま揚げや野菜がたっぷり入っています。長崎皿うどんは960円で、海鮮と野菜がたっぷり入ったあんが麺と絶妙にマッチしています。揚げたパリパリの麺だけではなく、炒めた柔らかい麺も選べるのが嬉しい点です。どちらも老舗らしい味わいがあります。
銀座のランチで安い店・第9位AOI(エーオーアイ)
銀座は上品な街なので、どの飲食店もボリュームが少なめです。必ずしも悪いことではないのですが、大食漢の方には物足りなく感じることもあります。そんな方には老舗のハンバーグ屋であるAOIのハンバーグライスがおすすめです。890円という低めの値段でありながら、ランチタイムは大盛り無料です。
もちろんボリュームだけではなく味にも定評があり、ハンバーグにかかっているソースがニンニクと生姜が効いていてクセになるという方が多いです。950円のポン酢おろしハンバーグもあり、それは大根おろしがたっぷり入っていてさっぱりした後味なので女性におすすめです。
銀座のランチで安い店・第8位巧匠(チャオジャン)
台湾の屋台をイメージした内装でワイワイと賑やかな台湾料理店です。500円の鶏肉の麻辣ソースと豚ゴロ角煮の煮込みがあり、ワンコインで支払えるのでダントツの人気です。安いのに美味しいという特徴がある台湾料理ですので、ワンコインと言えども味がしっかり浸みていて美味しいです。
銀座のランチで安い店・第7位ディビット・マイヤーズカフェ
アメリカでフレンチやイタリアンのお店を数店舗展開しているシェフがプロデュースしているカフェレストランです。アメリカで活躍しているシェフがプロデュースしているお店だけあってディナーは高めの値段設定ですが、ランチタイムは1,500円という、銀座では安い分類に入るメニューがあります。
それが「金目鯛のソテー焦がしバターソース」と「国産鶏もも肉のグリルディアブルソース」です。「金目鯛のソテー焦がしバターソース」は、焦がしバターソースが爽やかな風味を醸し出しています。「国産鶏もも肉のグリルディアブルソース」は、ディアブルソースの辛味によりキレのある味に仕上がっています。どちらもパン・サラダ・スープが付いているので少なくて物足りないということはありません。
銀座のランチで安い店・第6位ジャポネ
東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅から徒歩2分と立地の良い場所にある老舗のスパゲッティ屋です。このお店は「ロメスパ」の先駆け的存在で、ランチタイムは大行列です。「ロメスパ」とは、立ち食いソバ屋のように気軽に入れて手早く食べられるスパゲティ屋のことを言います。
人気が高いのは、醤油味の「ジャポネ」、中華風味の「チャイナ」、「ナポリタン」、スパゲッティの上にカレーのルーをかけた「インディアン」の4つです。これらが何故人気なのかというと、ワンコインの500円という驚異の安さだからです。大盛りでもワンコインに手が届きそうな650円で、もちろん安いだけではなく美味しいので人気が長く続いており、老舗の風格が漂っています。
銀座のランチで安い店・第5位牛庵
ブランド牛のハンバーグが食べられる老舗のステーキ屋です。牛庵は、神戸牛のハンバーグにサラダ・味噌汁・ご飯付きで990円という驚異のコストパフォーマンスを誇るので、ランチタイムは大行列が出来るほどの人気です。しかも、ご飯はおかわり無料なのでお腹も満足です。安いからと言って余った肉を使っているわけではなく、1頭から4キロしか取れない貴重な部位の肉を使っているので、とてもジューシーです。
限定25食なので、午前11時30分の開店の前から長蛇の列なので、食べられない可能性があります。でも安心してください。和牛焼きしゃぶや鉄板すき焼きなども990円なので、ハンバーグを食べられなかったとしても安い値段で美味しい肉料理を食べられます。これらもおかわり無料のご飯・味噌汁・サラダ付きです。
銀座のランチで安い店・第4位銀座天國(てんくに)
明治18年創業の老舗の天ぷら屋です。格式の高いお店なので、2,160円のあなご丼や海老天重2,052円など、値段は全体的に高めです。しかし、ランチタイムには低めの値段に抑えられているメニューがあります。それが、1,100円のお昼天丼と1,400円のお昼定食です。
お昼天丼は、ご飯の上にキス・イカかき揚げ・海老2尾が乗っている丼です。お昼定食はキス・イカ・野菜4品・海老2尾がご飯が入っている器とは別の器に盛られています。どちらも香の物と味噌汁が付いています。天ぷらにかけるタレを常に火にかけることにより、深いコクがあるのにあっさりした後味に仕上がっています。
銀座のランチで安い店・第3位よもだそば
自家製麺を使ったそばとインドカレーが食べられる立ち食いそば屋です。人気が高いのはワンコインで食べられる「よもだカレー」です。そば屋のカレーの多くは和風ですが、バターやチリパウダー、クミンシードなどが入っており、本格的なインドカレーに仕上がっています。
ミニサイズのたぬきそばとミニサイズのよもだカレーもワンコインの500円という驚きの値段です。更に驚きなのが、ワンコイン以下のメニューがあるという点です。特大天玉そばは400円、岩下の新生姜天せいろは420円で、めかぶそばやごぼう天せいろに至っては360円です。仕事等で銀座に行く用事がある時に、昼ご飯を安く済ませたい方におすすめです。
銀座のランチで安い店・第2位トティデ
イタリアのワイナリーが運営するダイニング&ワインバーです。ディナーの平均予算は6,000円前後ですが、ランチタイムは900円の鮮魚のアクアパッツァや1,000円の牛の炭火焼きなどリーズナブルなメニューがあります。どのメニューもパンorライス・サラダ・スープ・デザート・ドリンクが付いてこの値段なのでとてもお得です。
その中でも人気なのが鮮魚のアクアパッツァで、新鮮な魚の切り身の旨味がたっぷり浸み込んだスープに、ベーコンやジャガイモ、玉ねぎが入っています。しっかり煮込まれているので、口に入れた瞬間ジャガイモと玉ねぎが溶けます。ワイナリーが運営するだけあって外観・内装ともにオシャレなので、ランチ女子会におすすめです。
銀座のランチで安い店・第1位大舷(だいげん)
銀座の寿司店といえばどのお店も値段が張ります。しかし、この大舷はリーズナブルなお値段です。銀座という立地にありながら、ランチタイムはにぎり1人前が750円です。1,050円のランチにぎり1.5人前もあるので、銀座の寿司店でお腹いっぱいになれるという貴重な体験ができます。安いだけではなく質も良く、シャリは天然醸造の赤酢で、魚介類は天然物です。
にぎり寿司だけではなく丼物もあり、人気なのがとろ中落ち丼です。とろも美味しいですし、ぶ厚く切られた玉子焼きがほんのり甘くて美味しいです。にぎり寿司・丼物どちらも臭みが無いと評判のあら汁が付いています。どのメニューも銀座の街にふさわしい味に仕上がっているので、銀座で安くて美味しいお寿司を楽しみたい方におすすめです。
銀座にもリーズナブルな飲食店がある!
銀座は基本的に値段が高いお店がほとんどです。しかし、少ないながらも1,000円前後のお店も紹介したお店以外でもそれなりにあります。安くても銀座なのでどの飲食店も美味しいですが、紹介したお店が値段の低さだけではなく、サービスも優れています。財布が厳しい時でも銀座のグルメを楽しみたい方は、紹介したお店に行くことをおすすめします。