そうめんの保存方法を解説!茹でた後・開封後の賞味期限から冷凍保存まで
そうめんはどのように保存していますか?そうめんは正しく保存しないと腐ることがあります。今回はそうめんの保存方法と賞味期限を紹介していきます。開封前のそうめん、乾そうめん、茹で置きそうめんと種類別の賞味期限、冷蔵庫での保存、冷凍庫での保存はどのようにすればいいのか、固まったそうめんの使い道も紹介しています。正しく保存することで長く使うことができますので、正しいそうめんの保存方法を知っておきましょう。
目次
そうめんを茹でた後・開封後の保存期間と賞味期限は?
そうめんの賞味期限
賞味期限とは、美味しく食べることのできる期間を表したものになります。そうめんの賞味期限は一般的には2年~3年程度になります。ですが、この賞味期限は正しい方法で保存している場合ですので、保存方法によっては賞味期限はもっと短くなってしまいます。
さらに賞味期限の記載は開封する前の状態での期限になります。そうめんは湿気に弱いので、開封してしまったあとはカビたり虫が湧いたり腐る場合もあります。開封した場合の賞味期限はもっと短くなります。また、そうめんには乾麺のそうめん、半生のそうめんもあります。
乾麺の場合には賞味期限は未開封の状態で先程紹介した通りですが、半生のそうめんの場合には未開封の場合で2ヶ月~3ヶ月を目安にしてください。
開封後のそうめんの賞味期限
開封後のそうめんの賞味期限は保存方法によって変わってきます。いい状態で保存を行うことができれば未開封の状態と同じく2年~3年賞味期限を保つことができます。そうめんは湿気に弱いので保存状態が悪い場合には腐る場合もありますので、賞味期限は短くなります。
茹で置きそうめんの保存期間
茹で置きそうめんは、そうめんの種類に限らず冷蔵庫で保存した場合には2日~3日、冷凍庫で固まったそうめんでも2週間~3週間で食べきってしまうようにしましょう。基本的に茹で置きそうめんはコシがなくなり美味しくなくなりますので、おすすめできません。どうしても茹ですぎて保存したい場合には保存しましょう。
そうめんの種類別の保存方法
乾麺のそうめんの保存方法
乾燥そうめんを保存するときに大切なのは、風通しです。そうめんは湿気に弱いので、風通しのいい冷暗所で保存します。室温が高い場所や湿気の多い場所で保存するとカビなどの原因になります。また、そうめんはニオイ移りしやすいものになりますので、ニオイの強いものと一緒に保管するのもおすすめできません。
そうめんを保存するときにはそうめんが入っていた木箱などに入れたまま冷暗所で保存しても大丈夫です。天気がいい日に数時間陰干しをするとカビなどが発生しにくくなります。ジッパー付きの袋やタッパーにいれて保存するのもおすすめです。
乾そうめんの冷蔵庫での保存方法
乾そうめんを冷蔵庫で保存したい場合にはジップロックなどの密閉できる袋やタッパーに入れてから保存するようにしましょう。冷蔵庫にはニオイが強い食品も入っていますので、必ず密閉容器に入れておきましょう。冷蔵庫で保存した場合には保存期間は2年~3年程度になります。冷蔵庫ではなく密閉容器に入れて冷凍庫で保存することもできます。
茹で置きそうめんの冷蔵庫での保存方法
茹で置きそうめんを保存する場合には密閉容器にいれて、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。茹で置きのそうめんは時間経過で伸びますし、水分がなくなってパサパサになりますので、どちらかと言うと保存には向いていません。一食分に小分けにしてから保存すると使うときにも使いやすいでしょう。茹で置きそうめんを冷蔵庫で保存する際には、2日~3日くらいで食べきってしまうようにしましょう。
沖縄出張の際に食べた「そうめんチャンプルー」。
— めんたろう。 (@mentarou_) November 21, 2019
もちろん、白石温麺(うーめん)でもいいですね♪
いや、むしろ作りやすい、食べやすい♪ pic.twitter.com/Hnc7t111i5
いいそうめんの種類なら、水で軽くほぐして食べることができますが、そうめんの種類よっては麺がくっついてほぐすことができないものもあります。麺のコシもなくなって美味しくないものもありますので、そのような場合にはそうめんとして食べるのではなく、汁物に入れたり野菜などと炒めたりと色んな料理の種類にアレンジして食べるといいでしょう。
茹で置きそうめんを長く保存したい場合は冷凍に!
茹で置きそうめんの冷凍保存方法
茹で置きそうめんの保存が長くなってしまう場合には、冷蔵庫ではなく冷凍庫で保存するようにしましょう。冷凍庫で保存する場合には、そうめんの水気をしっかりと切ります。その後ジップロックなどに入れて、そうめんを平らにして冷凍します。このときに空気は抜かないでください。
そうめんが大体固まったかなと思ったら冷凍庫から取り出して、しっかりと空気を抜いてから冷凍庫に入れて保存しましょう。はじめの段階で空気もしっかりと抜いて冷凍してしまうと、そうめんがベチャっとしてしまいます。冷凍庫で保存する場合には2週間~3週間程度で食べきってしまいましょう。
食べるときは固まったままでOK
冷凍したそうめんを食べる場合には固まったままで問題ありません。自然解凍したり、電子レンジで解凍してもいいですが、一度茹でて固まったそうめんはコシはなくなってしまいボソボソになってしまいます。冷凍して固まったそうめんは、そうめんとして食べるのではなく、お吸い物に入れてにゅうめんのようにしたり、揚げ麺にして食べたりすると美味しいでしょう。
冷凍するときに小分けにして固まった状態にしておくと使うときにも使いやすくなります。
そうめんの保存期間の目安
そうめんを寝かせると美味しい?
熟成そうめんという言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。そうめんを自宅で熟成させるためには温度や湿度をしっかりと管理する必要がありますので、自宅でそうめんを熟成させるのは難しいでしょう。そのため、家でそうめんを寝かせたところで美味しくはなりません。
昨夜も熱帯夜、、
— 栗原英雄(ほぼ本人)役の者 (@polon0702) July 15, 2017
BARにて麺活 熟成そうめん pic.twitter.com/VskRBBGpys
そうめんを熟成させるのは、販売される前の段階で湿度や温度はしっかりと管理して作られている場合のことです。自宅で長期間寝かせてもカビでしまったり虫がついたりと腐る可能性がありますので、早めに食べるようにしたほうがいいでしょう。
賞味期限が切れても食べられる?
そうめんの賞味期限が切れた場合には、そうめんがどのような状態なのかを確認してみてください。賞味期限は未開封の状態で美味しく食べることのできる期間や品質を保証している期間のことになります。賞味期限内に食べてしまったほうがもちろん美味しく食べることができますが、賞味期限を過ぎてしまった場合にも、腐ることなくカビも虫もついていなければ食べることはできます。
カビや虫などの見た目の変化だけでなく、ニオイ移りがしていないかどうかも確認するようにしましょう。
そうめんは腐るとどうなる?
そうめんは正しく保存を行っていれば長期保存をすることができます。ですが、そうめんも腐ることがあります。見た目の変化では、カビが生えていたり虫がついているものは食べないようにしましょう。そして、他の食品のニオイが移ってしまったもの、酸化しているものも控えましょう。
賞味期限を過ぎてしまった場合でも変化がなければ食べることができると紹介しましたが、大幅に賞味期限が過ぎてしまったものに関しては食べないようにしましょう。そうめんが変色して黄色くなっている場合には、先程紹介した変化がなければ食べることができますので、お湯でしっかりと洗って食べましょう。
そうめんが古くなったときは?
古くなってしまったそうめんは美味しさが落ちてしまいます。これはどのようなそうめんの種類だとしても同じです。いい種類のそうめんだとしても冷凍庫で固まったものはコシがなくなりますし、古くなれば味も落ちます。そうめんが古くなる前に食べきってしまうに越したことはありませんが、古くなってしまったそうめんはアレンジして食べるといいでしょう。
納豆キムチそうめん(温) pic.twitter.com/Sie2l7HvsT
— やぎぽっぽ (@pubgyagitaro) November 28, 2019
そうめん自体の味はとてもシンプルですのでアレンジはしやすいです。にゅうめんにしてみたり、ソーメンチャンプルーにしてみたりとなにかの味を邪魔することはありませんので、アレンジして食べてみてください。
そうめんの保存方法を覚えて上手に保存しよう!
いかがだったでしょうか?今回はそうめんの保存方法について紹介していきました。そうめんの賞味期限は未開封の状態では2年~3年程度、開封後も正しく保存をしていれば2年~3年程度食べることが可能のようです。そうめんをは湿気に弱いので、保存するときには冷暗所で風通しのいい場所で保存するようにしましょう。
使用前のそうめんを冷蔵庫で保存することもできますし、おすすめはできませんが茹でたそうめんを冷蔵庫や冷凍庫で保存することもできます。一度茹でてしまったそうめんは、コシがなくなりパサパサ、ボソボソになってしまいますので、にゅうめんなどの汁物にしたり、ソーメンチャンプルーなどにアレンジして食べてみるといいでしょう。そうめんも気をつけないと腐るので正しい保存方法で使っていきましょう。