たこの冷凍保存方法は?保存期間・解凍方法や簡単レシピも紹介!
たこの冷凍保存は?保存期間や茹でたたこ、生のたこそれぞれに合った解凍方法を紹介!お店に行くとすでに茹でられた状態で販売されているのでたこを冷凍で保存しておくという人は少ないのではないでしょうか。たこの酢の物やたこ焼き、たこのから揚げなどたこを使った美味しいレシピはたくさんあります!そして何より、たこの冷凍方法や解凍方法を知っておくといざという時にとても便利です!この記事を参考にぜひたこの冷凍方法と解凍方法を覚えみましょう。最後にはたこを使った簡単レシピも紹介しています。
たこを冷凍するメリット
たこの冷凍方法や保存方法を覚えてレシピを増やそう!たこにはビタミンやミネラルといった私たちにとってぜひ摂りたい栄養素が豊富に含まれています。さらには、たんぱく質が多めで脂質は少なくカロリーも控えめなので、ダイエット中でも安心していただくことが出来る食材です。また、たこに含まれるタウリンは肝臓機能を強くする働きがあり、二日酔いも予防してくれる優れもの。我が家の食卓に積極的にたこレシピを取り入れよう!
たこを冷凍すると長期保存が可能
たこを冷凍するメリットの一つに「食品の劣化を防ぎ長期保存が可能」になるというメリットがあります。スーパーでたこを購入した場合、多くの人が冷蔵庫で保存しますがこれだと1日もしくは、2日程度しか保存できず、さらにはドリップが出たりたこの表面が乾燥してしまったりと食品の劣化が進んでしまいます。冷凍保存ならばこうしたたこの劣化を防ぎつつ、長期期間保存することが可能になります。
たこを冷凍するとぬめりが取れる
もう一つ、たこを冷凍することで得られるメリットは「ぬめりがとれる」ことです。通常たこを調理する場合は、たこが持つ独自のぬめりを取る為に、何度も塩もみと水洗いを繰り返し行わなくてはなりません。この作業は中々手間がかかり大変です。特に寒い日などのたこの下処理はなるべく避けたいのが本音です。でも、生のたこをぬめりがついたままで冷凍保存すると、解凍する時には水で流すだけでぬめりが取れてしまいます。
たこは冷凍保存してしまうと味が落ちるのでは?と心配になりますが、たこは、味が落ちる事はなくむしろ冷凍保存に向いています。そして、冷凍することでたこの柔らかい食感を楽しむ事ができる食材です。さらに、手間のかかる下処理をほとんどすることなく長期間保存することが可能で、食卓にあと一品何か追加したい時もさっと調理することが出来るのでおすすめです。ぜひ試してみてください。
たこの冷凍保存方法と保存期間
生のたこを冷凍保存する方法
では、生のたこを冷凍保存する方法を紹介します。方法はとても簡単で、買ってきた生のたこをフリーザーバックに入れて冷凍するだけです。冷凍焼けを防ぐ為にフリーザーバッグに入れる時はなるべく空気が入らないように注意しましょう!ぬめりを取りたくなりますが生のタコの場合はぬめりを取らずに冷凍保存するのがおすすめ。ぬめりがあることでたこの味が落ちにくくなるのでぬめりは取らずに冷凍庫で保存しましょう!
茹でたこを冷凍保存する方法
スーパーでよく見かけるのが茹でたこ。たこが大きくひとかたまりならば調理用途に合わせてカットしてから冷凍することもできます。茹でたこを冷凍保存する手順は次のようになります。キッチンペーパーなどでたこに付いた余計な水分をしっかりと拭き取ります。そして調理用途に合わせてカットしたたこを1本1本ラップで包みます。最後にフリーザーバックに入れて冷凍保存します。
また、たこはできるだけ重ならないように、平らに広げてからフリーザーバックに入れます。それからトレーやバットに乗せ冷凍庫に入れるのがコツです!
冷凍したたこの保存期間は?
食品によっては冷凍すると味が落ちてしまう場合もありますが、たこは冷凍しても味が落ちる心配がなく風味も変わらず美味しくいただけます。冷凍したたこの保存期間は1か月が目安とされています。スーパーなどで安くたこを仕入れて時はぜひ冷凍保存を活用しましょう!お刺身でも良し、冷凍焼けを起こしてしまったたこなら煮付けやたこ焼きなど子供たちも喜ぶ料理がサッと作れてとても便利です。
冷凍たこの解凍方法
冷凍したたこを解凍する方法はとても簡単で、冷蔵庫に移し自然解凍するのがおすすめです。時間をかけて解凍することで余分なドリップ液が減りたこの旨味を逃さず美味しくいただくことが出来ます。調理する4時間前に冷凍庫から取り出しゆっくりと時間をかけて解凍するようにしましょう。またフリーザーバックに入れたまま流水や氷水で解凍する方法もあります。ボウルに氷水を張り約30分ほどフリーザーバックごと浸けておく法です。
解凍時間はたこの大きさによって違ってきますが、たこは完全に解凍してしまうとドリップが出てしまうので美味しくいただくためにも半解凍がおすすめ。また、急いでいるからといって電子レンジを使うのは止めましょう!解凍ムラや加熱しすぎの原因となりせっかくのたこが台無しになってしまいます!たこの冷凍方法や解凍方法はどれも簡単です。ぜひ活用してたこ料理のレシピにチャレンジして食卓に変化をもたらしてみてください。
たこの冷蔵保存方法と保存期間
たこを冷蔵保存する場合の下処理
たこを冷凍ではなく冷蔵で保存する場合は下処理が必要になってきます。ここで、たこを冷蔵で保存する方法を紹介します。生たこの場合は、もしその日に食べないのならたこを一旦茹でてから冷蔵庫で保存します。下処理の手順は以下のようにします。
たこの下処理終了(°∀°;)
— どーも (@niwatoridoumo) September 14, 2019
冷蔵して明日食うかな… pic.twitter.com/eJYy2Uz1lr
まず、たこの頭の中のブタと言われる部分と目を取り除きます。次に手に塩をつけてたこの足を1本ずつ丁寧にしごきぬめりをとります。そして、鍋にたっぷりのお湯を入れ、沸騰させたらたこを入れさっと茹でます。最後は鍋から取り出したこが冷めたら密閉容器に入れ、冷蔵庫へ入れます。
次に茹でたこの冷蔵保存の方法を紹介します。トレイのまま冷蔵庫で保存もできますが、やはり臭みが気になる人も多く、またドリップやたこの表面が乾燥を防ぐ為に熱湯で下処理を行います。茹でたこの熱湯処理の方法は2通りあり、手順は以下のようにします。
まず一つ目は、たこをざるにあげ、沸騰したお湯を数回回しかける方法。二つ目は沸騰したお湯にたこを入れ30秒ほどお湯にくぐらせる方法があります。熱湯処理したたこはしっかりと冷ましてから、空気が入らないよう注意しながらジップロックや密閉容器に入れてから保存します。
冷蔵したたこの保存期間
冷蔵したたこの保存期間は、生たこの場合は翌日までに食べるようにしましょう。また茹でたこの場合は3日から4日保存できますが、日が経つにつれ味も落ちてきて劣化します。この辺りはご自分の目でたこの状態を確認しながら判断するようにしましょう!
冷凍たこの簡単レシピ
たこはたんぱくな味が特徴でどんな料理にも合います。冷凍したたこを解凍してそのままお刺身に、万が一冷凍焼けをおこしていても煮付けにして食べたり、にんにくが効いたアヒージョなどたこのレシピは盛りだくさんです。ここでは簡単に出来るたこのレシピを紹介しています。さらにたこはタンパク質が豊富で脂質も少なくヘルシー!ダイエット中でも安心して食べられるのでぜひレシピを参考にして作ってみてください。
ビールに合う「たこの唐揚げ」
たこのから揚げは居酒屋でも定番の料理、そしてお酒のおつまみとしてもピッタリです。作り方はとても簡単なのでレシピをチェックして早速作ってみましょう!冷凍たこは調理する4時間前から冷蔵庫で自然解凍または、氷水や流水で解凍しておきます。そして材料を準備し作ります。たこのから揚げの材料と作り方は以下のようにします。
タコのから揚げ作った🐙#から揚げ #たこ #蛸 #フリッター #沖縄天ぷら #天婦羅 pic.twitter.com/BxDHeWC4kf
— たろう (@tarohana_taro) January 27, 2019
- たこ好きな分だけ適量
- 醤油・酒を中さじ1ずつ
- 片栗粉大さじ2
- 揚げ油適量
- たこを食べやすい大きさにカットします。
- 醤油、酒を入れたボウル又はジップロックにたこを入れ10分ほど放置、味を馴染ませます。
- 味が染みたたこを取り出し、汁気をよくきります。
- 汁気を切ったやこに片栗粉をまぶします。
- 揚げ油を熱し適温になったらたこを入れ、きつね色になるまで揚げて盛り付けたら完成です。
子供も喜ぶ「たこ焼き」
たこを冷凍しておけばたこ焼きだって簡単に作れて便利で、休日のお昼ご飯や子供のおやつにピッタリです。たこ焼きの材料と作り方は以下のようにします。
たこやきを食べながら夕飯を作る夜。 pic.twitter.com/meUcuKvAAV
— ばなな (@booksbanana) November 25, 2019
- たこ適量
- 小麦粉100gほど(たこ焼き30個分の目安量)
- 卵2個
- 出汁は適量、醤油、みりん大さじ1
- 青ネギ、天かす適量
- キャベツ4/1程度
- 冷凍したたこは冷蔵庫に入れ自然解凍または、流水や氷水で解凍します。
- ボウルに卵を溶き、出汁を少しずつ注ぎます。
- 小麦粉を入れダマにならないように混ぜます。
- 醤油、みりんも加えたら冷蔵庫で生地を少しねかせます。
- たこは一口サイズに切り、キャベツはみじん切り、青ネギも小口切りにします。
- 熱したたこ焼き機の穴の中に生地とたこ、キャベツ、青ネギ、天かすを入れ焼いていきます。
たこを冷凍して上手に活用しよう!
たこの冷凍方法や解凍方法を紹介してきました。いかがだったでしょうか?生のたこでも茹でたたこでも冷凍方法や解凍方法は簡単です。そしてたこは冷凍しても味が落ちない優秀な食材!冷凍庫にストックしておけばいざという時に便利で、レシピの幅も広がります。スーパーなどでたこを見かけた時はぜひこの記事を活用して食卓に変化をつけてみませんか?