2018年12月21日公開
2024年08月25日更新
オールスパイスは使いやすい!使い方や相性のいい料理を紹介!
香辛料は豊かな香りを楽しむことができ、料理に少量使うことで本格的な味わいになります。オールスパイスとは万能スパイスと呼ばれており、風味や香りを楽しむことができ、赤身の肉や青魚、甘い野菜との相性も良いので、煮込み料理やサラダ、焼き菓子にも使うことができます。今回はオールスパイスの特徴、効果や効能、使い方について説明していきます。オールスパイスを使った簡単な料理のレシピも紹介します。オールスパイスを使うことで本格的なお料理を楽しんでみましょう。
目次
オールスパイスでグレードアップした料理を作ろう!
皆さんはオールスパイスとはどんな物か知っていますか?スーパーなどで様々な種類の物を販売されたりしていますが、オールスパイスについてよくわからなかったり、使い方が難しそうなイメージがあるかと思います。今回はオールスパイスとはどんなものなのか特徴や効能、使い方、オールスパイスを使ったレシピなど説明していきます。万能なスパイスであるオールスパイスを活用してグレードアップした料理を作ってみませんか?
オールスパイスとはどんなもの?
3つの香辛料の香りを併せ持つ万能スパイス
世界には様々な種類の香辛料があります。オールスパイスとはフトモモ科の植物で、果実や葉をスパイスとして使用されます。ナツメグ、シナモン、クローブが合わさったような香りがすることからオールスパイスと呼ばれるようになりました。万能なスパイスと言われるオールスパイスは料理の下味をつけたり、味に深みをを出すことができるので、オールスパイスを使うことでグレードアップした料理を作ることが可能になります。
色々な料理に使える万能スパイス
オールスパイスは、から揚げやフライドチキン、チリコンカンやカレーやシチューなどの煮込み料理、マリネ、サラダなど色々な料理に使うことが出来ます。オールスパイス等の香辛料を使うことで香りや味わいに深みが出て、いつもの料理がより本格的にグレードアップすることができます。この後、さらに詳しく説明していきます。
オールスパイスの香りや味わいの特徴
オールスパイスとは、ナツメグ、クローブ、シナモンが合わさった香りと風味が楽しめるスパイスで、ほんのりとした甘味も感じられる爽やかな香辛料です。肉料理やマリネなどに活用したり、カレーやシチューなどの煮込み料理にすることで深みのある味わいになります。オールスパイスはお菓子作りにも適しています。フルーツを使ったケーキ、クッキーなどの焼き菓子などに使うと豊かな風味を楽しむことができると言われています。
オールスパイスの効果や効能
オールスパイスとは、ナツメグ、クローブ、シナモンが合わさった香りがする香辛料と先ほども説明してきました。オールスパイスは、日本では三香子(さんこうし)と呼ばれていて、香りによるリラックス効果が期待できます。抗菌作用・抗酸化作用・鎮痛作用があるとも言われています。消化不良や吐き気などお腹の症状にも効果があります。身体に様々な良い効果をもたらすオールスパイスの使い方を知り、料理に活用してみましょう。
オールスパイスの使い方と相性のいい料理
肉や魚料理の下味付けに使おう
オールスパイスは、肉や魚料理の下味付けに使うことができます。から揚げやハンバーグなどの肉料理の下味付けに使ったり、魚のソテーや煮込料理に使うこともできます。肉や魚の臭みを取り除くだけでなく、味に深みが出るので、下味付けに使うことで手軽に本格的な味わいの料理が楽しむことができると言われています。
カレーなどの煮込み料理の香り付けに使おう
オールスパイスは、カレーなどの煮込み料理に使うこともおすすめです。煮込み料理に使うことで、香りを楽しむことができ料理に深みが出ます。スパイシーなカレー、ビーフシチュー、ピリッとした味がアクセントのチリコンカンなどにオールスパイスを使うこともおすすめです。寒い季節には、スパイスの香りも楽しめる煮込み料理で体を温めてみてはいかがでしょうか?
サラダやマリネに使おう
オススパイスは、サラダやマリネ、カルパッチョに使うこともできます。サラダに使うドレッシングやマリネ液などに使うことで、美味しくいただくことができます。オールスパイス等の香辛料は好みも分かれるので、使用する量を調整することをおすすめします。
焼き菓子作りに使おう
オールスパイスはケーキやクッキーなどの焼き菓子の相性も良いと言われています。かぼちゃ、にんじん、りんごやバナナなどの野菜や果物との相性が良いので、そういった野菜や果物を使った焼き菓子に入れてみるのもおすすめです。小麦粉との相性も抜群なので、焼き菓子にすることで深みのある味わいを楽しむことができます。
牛肉やラム肉など赤身の肉との相性が良い
オールスパイスは牛肉やラム肉など赤身の肉との相性が抜群です。そのほかにもレバーなど、特有のクセがある肉類に適していると言われています。肉類の臭みを消すほかに、肉の旨味を引き出すことができるそうです。ステーキ、ラム肉のトマト煮込みやラムチョップなど、オールスパイスを使うことで風味豊かな仕上がりになります。
青魚やサーモンとの相性が良い
オールスパイスは青魚やサーモンなどの魚類との相性が良いと言われています。オールスパイスを使うことで魚の臭みを消し、魚料理もぐっと美味しくすることが可能です。サーモンのマリネ、サバの竜田揚げに使うことでスパイシーで風味豊かに頂くことができます。オールスパイスを使った青魚やサーモンのレシピもたくさんあるので、オールスパイスを使った様々な料理を楽しんでみることをおすすめします。
甘みの強い野菜との相性が良い
オールスパイスは、玉ねぎ、にんじん、カボチャなどの甘みのある野菜との相性が良いと言われています。キャロットケーキ、カボチャサラダ、オニオンリングなどに活用すると、より美味しくいただくことが可能になります。野菜と万能なスパイスであるオールスパイスを使ったレシピもたくさんあるので、お好みのものを試してみるのもおすすめです。
オールスパイスで代用できる物は?
オールスパイスはほかの香辛料の代用することもできます。シナモンの代わりにお菓子に使ったり、ナツメグの代わりにハンバーグに入れることも可能です。オールスパイスに含まれているクローブ、シナモン、ナツメグを使用する料理やお菓子にはオールスパイスを代用することが可能となっています。
オールスパイスを使って簡単料理を作ろう!
オールスパイスを使った「フルーツハラペーニョソースのカルパチョ」
オールスパイスがアクセントになった「フルーツハラペーニョのカルパッチョ」3人から4人分の材料です。
- 白身魚(刺身用)1柵分
- オレンジ(皮をむき薄皮をとって細かく切ったもの)2 個
- 玉ねぎ(みじん切り)1/8 個
- 唐辛子(みじん切り)10 切れ
- オールスパイス粒のもの(粗めに砕く)10 粒
- 塩小さじ1/2
1、白身魚以外の材料をボウルに入れて和えます。
2、白身魚をさらに盛り付け1を食べる直前にかけて出来上がりです。
万能なオールスパイスを使ったスパイスメーカー直伝の「絶品フライドチキン」
「絶品フライドチキン」のレシピで今回紹介する分量は、2人分の材料になりますので参考にしてください。
- 鶏モモ肉250グラム
- おろしにんにく小さじ1/4
- おろししょうが小さじ1/3
- 塩小さじ1/4
- しょう油小さじ1
- オールスパイスパウダー小さじ1/2
- パセリ小さじ1
- 薄力粉大さじ1
- サラダ油適量
1、鶏もも肉、おろしにんにく、おろししょうが、塩、しょう油をボウルに合わせてよく揉みこみます。
2、オールスパイスとパセリを1にまぶしてしっかりつけて、薄力粉もまぶします。
3、サラダ油を170度に加熱し、2をこんがりするまでよく揚げたら完成です。
鶏もも肉の皮目にフォークなどで穴をあけておくと、しっかりとした下味が付くのでおすすめです。たくさんのスパイスをブレンドしなくてもオールスパイスがあれば手軽に本格的な味わいのフライドチキンが楽しめるそうです。クリスマスや行楽のお供に作ってみてはいかがでしょうか?
オールスパイスを使った食後の温かデザート「ホットチョコレートドリンク」
食後のデザートにおすすめの「ホットチョコレートドリンク」2人分の材料を紹介します。
- 板チョコレート55グラム
- 牛乳400ミリ
- ホイップクリーム適宜
- オールスパイス小さじ1/3
- 塩少々
1、チョコレートを細かく刻みます。鍋に牛乳を入れて火にかけ、沸騰する直前まで温めて一旦火を消します。
2、1の鍋に細かく刻んだチョコレートを入れて泡だて器で混ぜながら溶かします。再び火をつけて弱火にしてオールスパイスを入れて軽く混ぜ、塩を加えます。
3、沸騰する直前まで温めたらカップに注ぎ、ホイップクリームをのせて、オールスパイスをお好みで振りかければ完成です。
鍋に入れた牛乳が焦げないように、火加減に注意してください。オールスパイスの香りを楽しめて体が温まるホットチョコレートです。寒い日や食後のデザートにもおすすめです。是非試してみてください。
オールスパイスで簡単にプロ級料理!
オールスパイスとはどんな香辛料なのか、特徴や効果、効能、使い方など説明しました。オールスパイスは風味や香りを楽しめる香辛料で、肉料理や魚料理、サラダ、焼き菓子など様々な料理に活用できます。オールスパイスを使うことで、ぐっと美味しさが増し本格的なお味を堪能できます。香りによるリラックス効果や抗菌作用などもある万能なスパイスです。オールスパイスを使って、グレードアップしたお料理を楽しんで下さい。