桃を冷凍保存する方法!保存期間から解凍方法・簡単レシピまで紹介
桃は冷凍して保存することが可能な果物です。桃は傷みやすく、たくさん購入したり、いただいたときは保存脳方法に悩んでしまう人も多いものです。桃は、適切な方法で冷凍保存することで、長い期間保存することが可能です。また、冷凍した桃はおいしく、デザートにもぴったりの味わいです。今回は、桃の冷凍保存の方法や期間、賞味期限や解凍方法など、桃の保存方法について詳しく紹介するとともに、冷凍した桃のおいしい絶品レシピも紹介します。
桃を冷凍して長い期間保存したい!
桃はおいしい果物ですが、賞味期限が短く、日持ちしないフルーツとしても知られているものです。できれば、おいしい桃はおいしい状態で保存しておきたいと考える人も多いのではないでしょうか?また、安いときに桃をたくさん購入して、ゆっくりと何日かに分けて食べたいと思うこともあるものです。桃は、冷凍保存することが可能な食品です。冷凍保存することで、長期間桃をおいしい状態で保存することができます。
桃をおいしい状態を保ったまま冷凍して保存する場合、ちょっとしたコツやポイントがあるものです。また、冷凍した桃の解凍方法にも、コツが必要です。今回は、桃の冷凍・冷蔵保存の方法や保存できる期間などを詳しく紹介するとともに、冷凍した桃のおいしいレシピも合わせて紹介します。桃を冷凍して保存したいときの参考にしてください。
旬の桃を美味しく冷凍保存しよう!
桃の旬の時期は6月から9月頃で、この時期には桃が多く出回るものです。また、桃は贈り物としても喜ばれるため、たくさんの桃をいただいたことのある人も多いのではないでしょうか?また、桃の旬の時期には、桃が比較的安く手に入るため、たくさん買って保存しておきたいと考えるものです。甘くておいしい桃ですが、その日持ちは悪く、常温では短い期間で傷んでしまうものです。
賞味期限の短い桃ですが、方法によっては長期間保存することが可能です。桃を長期期間保存したい場合は、冷凍をするという方法が挙げられます。桃は冷凍することで、長い期間賞味期限を延ばすことができるだけでなく、冷凍した桃ならではの食感を楽しむこともできるものです。せっかくたくさんの桃が手に入ったのなら、長い期間保存して、さらにさまざまな食べ方をしたいと考える人も多いのではないでしょうか?
桃の冷凍保存の仕方は、コツやポイントを覚えてしまえば、とても簡単な方法です。桃は冷凍することで格段に賞味期限を延ばすことができるため、方法を覚えておいた方が役立つことでしょう。冷凍した桃ならではの食感は通常の桃とは一味違っておいしいものです。桃の保存方法に悩んでいる人は、ぜひ冷凍保存を試してみることをおすすめします。
桃の冷凍保存の方法:丸ごと冷凍する場合
桃を冷凍したいけれど、具体的な方法を知らない人も多いのではないでしょうか?桃は冷凍保存が可能な食品ですが、間違った方法で冷凍してしまうと、味が落ちてしまう可能性があります。正しい方法で冷凍することで、おいしさを保つことができるものです。ここでは、桃を丸ごと冷凍保存する方法を紹介します。
桃がたくさん手に入ったときは、いちいちカットして保存するのは手間がかかるものです。桃は丸ごとのまま冷凍保存することが可能です。丸ごと冷凍することによって、中の実が酸化してしまうことを防ぐこともできるため、桃を丸ごと保存することはおすすめです。また、桃は丸ごと冷凍したあと解凍することで、周りの皮がスムーズにはがれるようになるものです。
桃の皮むきは意外と難しく、手間がかかるものです。あえて冷凍することで、桃の皮をスムーズにむくことができるため、桃の皮むきで苦戦している人にも、桃を丸ごと冷凍するこの方法はおすすめできるでしょう。桃を丸ごと冷凍したい場合は、まず桃の表面を水でキレイに洗い流します。桃は柔らかくデリケートな果物なので、優しく洗うようにしましょう。
表面の汚れをしっかりと落としたら、清潔な布巾で水分をしっかりとふき取ります。ゴシゴシとふき取るのではなく、布巾を優しく当てて、周りについている水分を吸収するように優しく丁寧に水気をとることがポイントです。力強く作業をしてしまうと、表面には見えなくとも、中の果肉が傷ついて痛みが早くなってしまう恐れがあります。
水気をとったら、ラップをぴったりと密着させて包みます。このとき、空気が入らないようにしっかりと包み込むのがポイントです。空気が入るような隙間があると、そこから酸化しやすくなってしまうばかりでなく、水分が蒸発してしまい、味が落ちてしまう恐れがあります。しっかりとラップで全体を覆うように包みましょう。
ラップで包んだ後は、ジッパー付きの密封できる袋に入れて、空気をなるべく入れないように封をして冷凍庫へ入れます。袋に桃を複数個入れても大丈夫ですが、桃が圧迫されないように、余裕をもって入れることをおすすめします。桃の果肉は柔らかいため、ぎゅうぎゅうに入れてしまうと、せっかくのおいしい果肉が傷ついてしまうことがあります。
桃の冷凍保存の方法:カットして冷凍する場合
桃をカットした状態で保存しておきたいと考える人も多いのではないでしょうか?事前にカットした状態で桃を冷凍保存しておけば、食べたいときに解凍してすぐにたべることができますし、お菓子を作りたいときにもすぐ使用することができて大変便利なものです。ここでは、桃をカットした状態で冷凍保存する方法を紹介します。
桃の冷凍保存。桃はアボカドのように半分にして種を取り櫛切りにして皮を剥く(タカノフルーツパーラー式)。水500mlに塩小さじ1/2の塩水に漬けておき、水気を拭いたらくっつかないよう大きなフリーザーバッグに並べ空気を抜いて冷凍庫へ。 pic.twitter.com/w6LvZjAIXx
— kazh (@kazhomely) July 21, 2019
桃はとても酸化しやすい果物でもあります。桃をカットしてそのまま置いておくと、果肉が茶色く変色してしまった経験のある人も多いのではないでしょうか?せっかく冷凍するのなら、桃が酸化することも合わせて防ぎたいものです。桃をカットして冷凍したい場合は、事前にレモン汁を用意しておくようにしましょう。カットした桃にレモン汁をかけることで、桃の酸化を抑える効果が期待できます。
桃、初めて冷凍保存してみたけど大丈夫! でもそうそう持たないと思うので長くても1ヶ月以内に食べた方がいい。これが今年最後の桃かな。
— Aona🐯🐰土曜日西ほ-07a (@aoto_rou) September 11, 2019
来年も買おうかな、福島の桃🍑 pic.twitter.com/wzsTPceNu5
桃を一口大にカットしてレモン汁をかけたら、丸ごとの桃の保存方法と同様にラップでしっかりと包みます。一気にたくさんの量を包むのではなく、一回使用分ごとに小分けにして包んでおくと、使用するときに余計に解凍しなくて良いため、使い勝手が良いものです。包むときは、カットした果肉が潰れてしまわないように力を加減して作業を行いましょう。カットした果肉はとても柔らかいため、注意が必要です。
ラップでカットした桃を包んだら、密封できるジッパー付きの袋に入れます。このとき、桃の果肉を重ねて入れないようにしましょう。ラップに包んだからといって重ねて保存してしまうと、果肉が潰れて傷んでしまう場合があるものです。重ねて冷凍保存したいときには、最初は重ねずに冷凍し、しっかりと冷凍されたあとに重ねて入れるようにしましょう。
桃の方法別の保存期間
桃は保存方法によって、賞味期限が異なるものです。桃の賞味期限についてしっかりと把握しておくことで、桃をおいしい状態で食べることができるものです。ここでは、桃の保存方法別の保存期間や賞味期限について詳しく紹介します。桃を保存するときの参考にしてください。
桃の冷凍保存の保存期間・賞味期限
桃を長期間保存したい場合のおすすめ方法が冷凍保存ですが、実際どの程度の期間保存することが可能なのか、冷凍した桃の賞味期限が気になる人も多いのではないでしょうか?桃を冷凍保存した場合の保存期間・賞味期限は約2~3週間です。おいしい状態の桃は常温や冷蔵ですと長期間の保存は難しいものですが、冷凍保存なら、2~3週間と長く賞味期限があるため、長期間保存したいときには最も向いている保存方法です。
桃を長期間保存することができる冷凍という保存方法ですが、冷凍している間にも桃は傷むのが進んでいるものです。桃を冷凍したタイミングでの桃の状態によって、保存期間は左右されるため、2~3週間はあくまで目安の賞味期限期間のため、使用するときは状態や匂いなどをしっかりと確認してから使用するようにしましょう。
桃の冷蔵保存の保存期間・賞味期限
桃は冷蔵で保存しておくことも可能ではありますが、あまり桃には向いていない方法でもあります。桃をそのままの状態で冷蔵保存した場合、表面から水分が蒸発してしまい、せっかくのジューシーな桃が乾燥して味が落ちてしまうものです。桃を食べるときにはキリッと冷やして食べたいと考える人も多いものです。桃は食べる30分前など、直前にのみ冷蔵庫に入れて冷やし、すぐに食べることがおすすめの方法です。
ですが、冷凍庫が開いていなかったり、常温が暑すぎるなど、保存場所に困ってしまった場合に冷蔵保存したいこともあるものです。その時は、アルミホイルや新聞紙に包んでから冷蔵保存するようにしましょう。アルミホイルや新聞紙で包むことによって、桃の表面から水分が蒸発してしまうことを防ぐことができます。この状態ですと、桃は冷蔵庫で5日程度の保存が可能です。
桃の常温保存の保存期間・賞味期限
桃は傷むスピードが早い果物としてとても有名なものです。しかし、冷凍庫が開いていなかったり、冷蔵庫もいっぱいな場合、常温で保存しなければいけないということはあるものです。桃は、常温でも短期間なら保存しておくことがかのうです。その場合は、なるべく涼しく、風通しの良い場所に置くようにしましょう。直射日光の当たる場所は痛みが進んでしまいますので、避けましょう。
桃は常温に保存しておくことで、熟成が早く進んでいきます。完熟した状態の桃を常温にて保存したい場合の賞味期限は約3日程度です。そのため、完熟している桃は早めに食べてしまった方が良いでしょう。桃がまだ売れていない場合は、あえて常温で保存をすることによって、熟成を進めることができるため、桃の状態を見て判断するようにしましょう。
桃を冷凍したら美味しく解凍しよう
桃は自然解凍がおすすめ
冷凍した桃の解凍はどのようにしたら良いものなのか、具体的に知らない人も多いのではないでしょうか?冷凍した桃の解凍方法は、ちょっとしたコツやポイントがあるものです。解凍方法を誤ってしまうと、せっかくおいしい状態で冷凍した桃の味が落ちてしまう場合がありますここでは、桃の解凍方法について紹介します。
30分ほど自然解凍します。
— ゆんさま (@gaspard_et_noro) September 11, 2019
解凍したものがこちらです。
冷凍した桃の方が、皮が剥きやすいです。 pic.twitter.com/T9YGYvp4BR
冷凍した桃を解凍する場合は、自然解凍がおすすめです。桃は完全に解凍してしまうと水分がででしまい、ベシャッとしたおいしくない食感になってしまうものです。そのため、解凍するときは、半解凍状態になるようにすることが、たいせつなポイントです。室内の温度にもよりますが、解凍時間は約10~30分程度です。丸ごとの桃よりもカットした桃の方が比較的早く解凍されるため、桃の状態を見ながら時間を調節してください。
桃は半解凍でシャーベット状で食べるのが美味しい
冷凍した桃は、半解凍状態が一番おいしく食べられるタイミングです。完全に解凍してしまうと、桃の水分が全て外にでてしまうため、食感も味わいも損なってしまうものです。そのため、冷凍した桃を食べる場合は、半解凍状態で食べるようにしましょう。半解凍状態の桃は。シャリシャリとシャーベットのような食感で大変おいしいものです。
丸ごとの桃を解凍する場合は、表面が柔らかく、中はまだ固い状態がベストです。表面が柔らかくなっているため、皮が向きやすく、包丁も入りやすいため、食べやすいものです。半解凍状態の桃は滑りやすいため、カットするときは手をケガしないように気を付けましょう。また、カットした桃も丸ごとの桃と同様、外側は柔らかく、内側はまだ凍っている状態が一番おいしいタイミングです。
桃を冷凍したら簡単レシピで美味しいスイーツ!
ひんやり美味しく簡単「桃のヨーグルトアイス」
桃を冷凍する前に仕込んでおけるこの「桃のヨーグルトアイス」レシピは、さっぱりとした味わいがとてもおいしいレシピです。このレシピを覚えておけば、おいしいデザートをすぐに作ることができるだけでなく、事前に準備しておくこともできるため、大変便利なレシピといえるでしょう。
- 桃1個
- 砂糖大さじ3~4
- 無糖のヨーグルト1パック
- 桃は皮をむいて、細かくカットします。
- 厚手のビニール袋を用意し、材料を全て入れて桃をつぶしながら良く混ぜ合わせます。
- 冷凍庫に入れ1時間冷やします。
- 半分凍ったら手でもむように混ぜ、再び冷凍します。この作業を2~3回ほど繰り返してできあがりです。
あっという間にできる上品デザート「冷凍桃のシャーベット」
手軽に作ることができるレシピでもある「冷凍桃のシャーベット」レシピは、フードプロセッサーを使用することで、手早く簡単に作ることができる魅力的なレシピです。材料も2つしかなく、すぐに作ることができるレシピでしょう。
- 冷凍した桃1個
- はちみつ大さじ2
- 桃はカットした状態で冷凍しておきます。
- 冷凍した桃を半解凍状態にして、はちみつと共にフードプロセッサーにかけて撹拌します。
- 全体が混ざり、なめらかな状態になったらできあがりです。
桃は上手に冷凍保存してひんやり美味しく食べよう!
桃は常温ですと日持ちしない果物ですが、きちんと冷凍することによって、長期間の保存が可能です。冷凍方法にはちょっとしたコツが必要ですが、覚えてしまえば簡単な方法なので、しっかりと覚えておくと良いでしょう。また、冷凍した桃を使用した絶品レシピも覚えておくと、すぐにおいしいデザートを作ることも可能なものです。桃は上手に冷凍保存して、冷たい桃をおいしく食べてください!