スイカの種は食べる派?食べない派?栄養や効果・効能を紹介!
スイカの種が食べられるのを知っていましたか?スイカの種には、人体に必要である栄養がしっかりと入っているといいます。日本では、スイカの種は食べないという方が半数以上といいますが、実は中国ではほとんどの方がスイカの種を食べると答えているのです。スイカの種には、栄養素が豊富で、健康への効果効能も期待できます。スイカの種の美味しい食べ方についても紹介していきましょう。また、スイカの正しい切り方についても解説していきます。
目次
スイカの種は食べられる!知られざる栄養について解説
スイカの種を捨てるのは勿体ない!
スイカの種は、食べる派と食べない派に分かれているといいます。 食べる派と食べない派ですが、実はどちらも正解と言えます。日本では、半数以上の方がスイカの種を食べないと言います。ですが、スイカの種は食べることができます。また、スイカに含まれている効果や効能を知ることで、これまでスイカの種を捨てていた方は、 スイカの種を食べてみようと思う方も増えるのではないでしょうか?
中国ではスイカの種は食べられている!
日本では、半数以上がスイカの種を食べないという結果が出ていますが、中国ではスイカの種を食べるのが当たり前となっているといいます。中国では、スイカの種を使った料理なども浸透しており、日本ではスイカの種を食べない方が多いと聞くと中国の方は驚かれるそうです。
種を食べると盲腸になったりお腹で発芽するって本当?
日本では、スイカの種を食べることで盲腸になってしまったり、おなかの中で種が発芽してしまうのでは?と言う噂も流れています。この噂が原因となり、日本ではスイカの種を食べないと言う風習があるようです。実はスイカの種を食べるとお腹で発芽するというのは迷信になります。発芽するという噂は、スイカの種が固いことにより消化がされないという理由から広まったと言われています。
また、盲腸に関しても迷信と言われています。ですが、ごく稀にスイカの種を食べることによって盲腸に繋がるという結果も出ているようです。スイカの種を排出する際に、道中で引っかかってしまいスイカの種が腐ることによって虫垂炎などを巻き起こす可能性があるとも言われています。
スイカの種の効果効能を詳しく見てみよう
スイカの種に含まれる栄養素や効果効能とは?
スイカの種に含まれる栄養素や効果効能を見てきましょう。まず、スイカの種に含まれている栄養素は人体にとって必要な栄養素として、ビタミンB6、葉酸、カリウム、マグネシウム、銅が含まれています。これらの効果効能を見ていきましょう。
まずビタミンB6の効果効能として、タンパク質の代謝を促す効果が発揮されます。健康的な体作りに役立つ効果を持っています。体調を崩しがちな人や、疲れが溜まっている人にはビタミンB6を摂取することをお勧めします。健康的な体作りは、誰もが取り入れたいことでしょう。小さなお子様から、年配の方まで積極的に摂取したい栄養素がスイカの種に含まれていることで、驚かれる方も多いのではないでしょうか?
その次の栄養素として葉酸が挙げられます。葉酸は赤血球を作り出すサポートをしてくれる働きを持っています。葉酸が不足してしまうと貧血になってしまったり、やる気が出なくなってしまったりなどの影響を人体に与えます。葉酸を摂取することで貧血対策に効果的といえるでしょう。葉酸は、妊婦さんにもおすすめの栄養素のひとつとして、推奨されています。それほど、人体に与える影響が大きい栄養素として注目されています。
その次の栄養素がカリウムです。カリウムは体内に溜まった水分や塩分を排出するためむくみに効果効能があると言えます。むくみは、女性の悩みの一つとしてあげられます。そのため女性には、是非摂取して欲しい栄養素の一つと言えるでしょう。カリウムを摂取することで、水分や塩分の排出を促しますが、塩分の摂りすぎには注意することが先決といえます。
リンやカルシウムと同様に、人間が摂取すると良いと言われているのがマグネシウムです。マグネシウムは骨や歯を維持する効果を持っています。骨を形成していく時期の子供や、骨がもろくなりやすいと言われている年配の方では積極的にマグネシウムの効果効能を得ることが不可欠といえます。マグネシウムは、人体の中でもある程度の量を摂取できていないと、健康に影響を及ぼす可能性がありますので摂取には心がけましょう。
最後に紹介する栄養素として、銅があげられます。銅は、免疫力を保つ効果効能を持っています。免疫細胞を生成する酵素を構成する働きを持っています。銅が不足してしまうことで、体内で酵素を作りだす働きが機能せず、免疫細胞が生み出されないことから不調に繋がってしまったりなどの症状の悪化にも繋がりかねません。人間の必要不可欠な栄養素として銅が挙げられるのはこのためでしょう。
スイカの種のおすすめの食べ方を紹介
ここからはスイカの種のおすすめの食べ方を紹介していきましょう。スイカの種を食べてもいいことが分かっても、食べ方が分からないということも多いのではないでしょうか?スイカを食べる時にそのまま食べるのもいいですが、しっかりと調理をすることで美味しくスイカの種を食べることができます。
天日干してそのまま食べる
まずは、天日干しにしてからそのものを食べるという方法です。スイカの種を天日干しする期間は、1日から2日ほどが良いとされています。スイカを食べる時期は、夏場が多いので夏の日差しに天日干しをしてみましょう。天日干しにしたスイカの種は、そのままでも食べることができますが、外側の黒い皮は取ってから中身のみを食べると食べやすくなります。
スイカの種を天日干しする際には、お皿の上などにおいて天日干しするのもいいですが、おすすめの方法としてザルなどの上で通気性を良くして天日干しするのがいいでしょう。
塩で下味をつけて炒めとおつまみにもおすすめ
スイカの種を食べると言われている中国では、塩で味付けしたスイカの種を炒ったものがポピュラーな料理として食べられています。自分好みの下味で味付けをしたスイカの種を是非食べてみてはいかがでしょうか?塩以外でも様々な調味料と合うので、自分好みの味付けのスイカの種を見つけてみてはいかがでしょうか?
スイカの種のおすすめの調味料として、やはり一番は塩が挙げられます。塩で味付けしたスイカの種にプラスアルファをしてごま油などを加えると、より一層おつまみとして最適なあじわいの一つの料理として食べることができるでしょう。
炒った種でお茶を入れてみても!
スイカの種をそのまま食べるのには少し抵抗がある方には、スイカの種の栄養素をしっかりと吸収できるスイカの種のお茶を入れてみてはいかがでしょうか?ほんのりとした優しい味わいのスイカの種のお茶は、まるでスイカの種を食べているとは思えないほどの美味しい風味と味わいなっています。作り方も簡単で、まずスイカの種を炒りましょう。急須などに炒ったスイカの種を入れ、そこへ熱湯を注ぎましょう。色が変わってきたら飲み頃です。
味わいは、麦茶に近い味わいになっており、とうもろこし茶のような香ばしい味わいも感じることができます。色が出てきた時が飲み頃というのがポイントになっており、色合い的には緑茶の色合いが参考になります。少し緑がかった色合いのお茶が出来上がったら、その味を堪能してみましょう。夏の風物詩のスイカなので、味を出したスイカの種のお茶を、氷などを入れて冷たい飲み物として楽しむのも良いでしょう。
スイカの上手な切り方をマスターしよう!
正しい切り方で種が取りやすく美味しさも平等に!
夏の風物詩のスイカは、切り分けて食べるのが一般的と言われています。スイカの切り方には人それぞれになっていますが、正しいスイカの切り方をすることで種が取りやすく美味しさも平等になると言われています。スイカの正しい切り方を紹介していきましょう。
まずはスイカは縦に半分に切ります。半分に切ったスイカを、さらに半分にし4等分に切り分けましょう。一番多い切り方として、4等分の一つを切り分ける際に縦方向に包丁を入れる方が多いと言われています。スイカは真ん中に甘みが集中していると言われています。
そのため縦方向に包丁を入れてしまうと端の方は甘みが少ないスイカとなってしまう傾向にあります。正しい切り方として、真ん中から放射線状に切っていくのが正しい切り方と言えるでしょう。
種が取りやすい切り方として、先ほど紹介した一番最初の切り方の縦に半分に切る切り方を横に半分に切る切り方に変えてみましょう。その後、断面にはスイカの繊維が見られます。そのスイカの繊維に沿って中央からカットしていくという切り方の方法は主が取り出しやすいと言われています。どちらの切り方も難しい切り方ではないので、是非スイカを食べる際には試してみましょう。
残ったスイカはラップをして乾燥を防いで保存しよう!
スイカは大きいこともあり、大人数で食べる際にはあまり心配はありませんが少人数でスイカを食べることで、スイカが余ってしまうという経験をした方も多いのではないでしょうか?
スイカが余ってしまった際には、ラップで切り口の表面をしっかりと覆うようにして、空気に触れさせないのが一番です。しっかりと全体的にラップで密閉するようにしましょう。大きめの密閉袋がある際には、ラップで包んだあとに密閉袋に入れるのもオススメです。
スイカの種には栄養がある!食べない派も試してみよう
今回はスイカの種について紹介をしてきました。スイカの隣には栄養が十分に入っており、食べられることがわかりました。スイカの種をこれまで食べない派だった方も、是非スイカの種の様々な調理方法で楽しんでみてはいかがでしょうか?