シンガポールの紅茶はお土産に人気!TWGなどおすすめのブランドを紹介!

数年前から日本からの観光客に人気のシンガポール。自分達で楽しんだ後は、お土産を持って帰りたくなるでしょう。では、シンガポールのお土産で最適なものとは、何でしょうか?バラマキ用のお菓子の他にも色々と買いたいと思った時、おすすめなのがシンガポールの紅茶。シンガポールでは、紅茶をお土産として持って帰るのが定番なんです。今回は、シンガポールでも人気の紅茶ブランドTWGとその他の銘柄や、どんな種類があるのか紹介していきましょう。

シンガポールの紅茶はお土産に人気!TWGなどおすすめのブランドを紹介!のイメージ

目次

  1. 1シンガポールの紅茶でお土産におすすめを知りたい!
  2. 2シンガポールの紅茶について知っておこう
  3. 3シンガポールのおすすめ紅茶ブランド「TWG」
  4. 4シンガポールの有名紅茶ブランド「1872ClipperTea」
  5. 5シンガポールでお土産におすすめ「GRYPHON」
  6. 6シンガポールのおすすめ紅茶ブランドを他にも紹介
  7. 7シンガポールのお土産に紅茶を選んでみよう!

シンガポールの紅茶でお土産におすすめを知りたい!

シンガポールでは紅茶がお土産として人気であると共に定番となっており、地元民や旅行客の間では不思議に思う人は少ないかもしれません。それは、シンガポールに有名な紅茶ブランドが存在するからで、その名を知らない人の方が少ないのではないかという程、世界中でも愛されているブランドが存在するからです。

 

シンガポールの歴史をほんの少しだけ紐解いてみると、イギリスの植民地だった時代背景が見えてきます。それを踏まえると、シンガポールで紅茶の輸出入が始まったのも、イギリスの紅茶文化があったからと頷けるでしょう。シンガポールが貿易のハブ港の役割を見出したのも、丁度この時期と重なります。

 

様々な茶葉を使ったハーブティー

だからこそ、シンガポールで紅茶が定番なのも不思議ではありません。では、どんな紅茶のブランドがシンガポールにはあるのでしょうか?数ある紅茶ブランドの中でも特に有名なのは、3つ程あります。どれも魅力的な紅茶ブランドですので、今後の参考にして下さいね!

 

Thumb紅茶の種類一覧!人気フレーバーの特徴や味の違い・選び方を紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

シンガポールの紅茶について知っておこう

シンガポールは紅茶が有名

主にアジアとヨーロッパの自由貿易が始まった1837年、シンガポール商工会議所が設立されました。様々なスパイスや紅茶が行き交うようになり、人々が世界中から集められる紅茶を持ち寄るようになった事で、シンガポールの紅茶文化が島に根付いたと言われています。

 

そもそも、なぜシンガポールに紅茶が集まるようになったのか、もちろん貿易のハブとしての役割を担うようになったからというのが最大の理由と言えるでしょう。なぜ「紅茶」だったのかと考えると、少し様子が違ってきます。実はこの頃、世界の人々の紅茶に対する関心が高まっていたという背景があります。

 

1600年代にイギリス宮廷で喫茶の風習が始まったと言われています。イギリスに紅茶が伝わった頃は、中国や日本で取り扱われていた緑茶の方が勢力的に多かったのですが、西欧の人々は緑茶と一緒に流通していた烏龍系のお茶の方を好んで飲んでいたようです。

 

烏龍茶の茶葉は発酵すればする程深みの強いものになっていくそうで、烏龍茶の買い手の好みに合わせて発酵を進めていくうちに、今のような紅茶が出来上がったようです。紅茶が出来たのは、当時のヨーロッパ人が好みに合わせて改良を重ねた結果だったのです。だからこそ、紅茶はヨーロッパのものだという認識が強いのかもしれません。

 

これから紹介する有名な紅茶ブランドも、この時代に設立された正に老舗ブランドと言えます。この紅茶文化がシンガポール島内に根付き、世界中に広まっていった事で、シンガポールの紅茶は一躍有名となりました。そして、やはり紅茶と言えば欠かせないのは「ティータイム」でしょう。優雅なひと時を過ごす事が出来ます。

 

おしゃれなティーサロンでティータイムも楽しめる

シンガポールのホテルや高級レストラン、ちょっと敷居の高そうなカフェやティーサロン等では、ハイティーを実施している所も多く、特に女性の間で大人気です。シンガポールで週末の午後、軽食のサンドイッチやスイーツと共に提供される紅茶を楽しむのは、正に贅沢なひと時と言えるでしょう。

 

午後のアフターヌーンティー

イギリスの上流階級の文化的習慣が色濃く残るシンガポールでは、アフターヌーンティーやハイティーを提供しているカフェが数多くあります。これから紹介する老舗の紅茶ブランドのカフェでも提供しているサービスですので、シンガポールに観光に来た時に一休みしたい時等に利用してみると良いでしょう。

 

シンガポールでゆっくりハイティーを楽しみたいなら、事前に予約しておく事をおすすめします。特に週末は、仕事が休みなのもあり、観光客だけでなく地元の人達も好んでハイティーを愉しむからです。多くのホテルやカフェで、オンラインや電話で予約が出来ますので、早めに予約してしまいましょう。

 

お土産にいろいろな紅茶を選ぶのも楽しい!

どの紅茶ブランドにも、種類が豊富にあり、どれを選べば良いのか分からない反面、色々な紅茶をテイスティングしながら、自分の好みの味を探し出してみるのも、選ぶ楽しみの一つと言えるでしょう。シンガポールにしかない種類も多く、紅茶を選ぶだけに時間を一日費やしても良いかもしれません。

 

銘柄によっては、その数が500種類を超えるものもあるので、予めどんなフレーバーの香りのものが良いのか、または渡す相手の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。店員に聞けば、どんなフレーバーのものがどれになるのか丁寧に説明してくれるはずです。店員に相談しながら決めるのも良いでしょう。

 

シンガポールのおすすめ紅茶ブランド「TWG」

シンガポール生まれの高級紅茶ブランド

シンガポールで最も有名な銘柄と言えば、「TWG」は外せません。シンガポールの地元民の間でも有名なこの銘柄は、2008年に設立されました。意外と新しいと思いましたか?TWGとは、「The Wellbeing Group」の略称で、紅茶をはじめ様々な嗜好品を扱っている高級ブランドです。

 

ブランドのシンボルとなっている「1837」という数字は、シンガポールが貿易基地としての機能を発揮し始めた年であり、TWGがコンセプトとして掲げているユニークで個性的な店舗、洗練されたティールーム、そしてプロフェッショナルなクライアントに対して方向性を定めた国際的な流通網を駆使して、世界でその存在を知らしめています。

 

TWGの店舗はどこにある?

設立直後初めにオープンしたティーサロンは、ラッフルズプレイスにあるリパブリックプラザという、シンガポールの中でも3つある、高さ150m以上で40階層以上構造の超高層ビルのうちの1つで、金融街にあります。日本でもすでに5店舗展開しており、4店舗は東京に、1店舗は神奈川の横浜にあります。

 

更に、お土産の定番として有名なので、シンガポールの国際空港であるチャンギ空港にもあります。ターミナルが1から4まであるのですが、全てのチャンギ空港のターミナルに1店舗ずつありますので、どのターミナルでもTWGの紅茶を購入する事が出来ます!

 

他にも、マリーナベイサンズや高島屋シンガポール、IONオーチャード等、ンガポールには12店舗程あります。マリーナベイサンズと高島屋シンガポールには、ティーサロンもありますので、サロンで紅茶を楽しみつつ、お土産のフレーバーを選ぶのに有意義な時間を過ごせる事でしょう。

 

取り扱う紅茶の種類は400種以上!

取り扱っている紅茶の数は、シンガポールで展開している紅茶ブランドの中でも特に多く、今では世界に誇る紅茶コレクションの数々を扱うブランドになりました。2018年現在では400どころか800種類を超える種類を扱っています。次々と、おすすめの商品が生み出されているのです!

 

世界中から茶葉を取り寄せ、1000種類を超える調合を重ね、味や香りの合成、試飲を繰り返し、新たな紅茶を生み出す技術は、TWGだからこそ出来る技と言えるでしょう。シンガポールが世界に誇る有名紅茶ブランドTWGは、これからも多くのブレンドを生み出していく事でしょう。

 

もし、どれを選んだら良いのか全く分からなくなってしまったら、店舗に必ず常駐している紅茶の専門家「ティーコンシェルジュ」に助けを求めましょう。彼らの紅茶の知識は幅広く、全ての紅茶の事を理解しています。渡す相手やシチュエーションを説明して、最適なものを選びましょう。

 

日本でも女性を中心に人気が高い紅茶ブランド

日本の女性達の心を掴んで離さないTWG。質の高い高級品を好む人達にも大変人気で、シンガポールを代表する最高級紅茶ブランドとして名前を広めるのに、僅か10年足らずで世界中に知れ渡る事となりました。洗練されたティールームの佇まいもさる事ながら、新しいフレーバーを生み出し続けるその姿勢には目を見張るものがあります。

 

それもそのはず。日本事業開発部長には、日本人女性を起用しており、日本人の女性がどんなものを求めているのか、そして茶葉の品質に拘り、種類によって異なる最高級の茶葉を厳選し、手摘みの茶葉はホールリーフを使い、いかに香り高い新しいフレーバーを世に送る事が出来るか、常に新しいものを求めて様々な試みを続けています。

 

更には一目見て分かる程に、印象深い個性の強い店舗は、TWGが常に求め続けている世界観と言えるでしょう。店舗に一歩入ると、まるでそこは別世界。それこそが、シンガポールが誇るTWGの最大の特長である独創性の表れでしょう。

 

他のブランドにはない、強い個性をアピールして、最高級の紅茶を提供して、独自の世界観を堪能出来る優雅なひと時を提供する事こそ、誇り高きシンガポールの名紅茶ブランドTWGとしてのあるべき姿なのではないでしょうか?

 

TWGで代表的な紅茶の銘柄

さて、数ある多くの紅茶の銘柄の中でも定番且つ代表的なフレーバーをいくつか紹介しましょう。どれもがTWGが自信を持っておすすめするものばかりですので、今後シンガポールに旅行に行ったりもしくはTWGのティーサロンに行く予定があるのなら、是非参考にしてみて下さい。

 

まず外せないのは、不動の人気を誇る銘柄「1837 Black Tea」。TWGの銘柄の中でも安定感があり、お土産としてはもちろんの事、シンガポール国内でも大人気の紅茶の銘柄です。朝でも昼でも飲める、クセがない飲みやすさが特長なので、お土産の一つに選んでおいてまず間違いないでしょう。誰にでもおすすめ出来る定番中の定番です。

 

個性的な茶葉の缶に惹かれますが、シンガポールのお土産として持って帰るにはティーバッグの方が好まれるでしょう。シンガポール商工会議所が出来た年がその名に刻まれたこの紅茶は、TWGを代表する銘柄と言っても、決して過言ではないでしょう。

 

次に紹介するのは、「English Breakfast Tea」。イギリスの朝食に合わせてブレンドされたという紅茶の銘柄になります。女性にも男性にも人気のあるこの紅茶は、朝食のトーストやマーマレードと相性抜群でおすすめ!少し渋目の風味がある銘柄で、ミルクティーとして飲むとまた一味違った味が楽しめるとして人気を集めています。

 

そして、シンガポールのシンボルであるライオンをあしらった缶のデザインが特長的な「Singapore Breakfast Tea」シンガポールの洗練さをイメージして調合されたこのブレンドは、スリランカの紅茶と中国の緑茶の2種類をベースに、バニラ・オレンジピール・シナモン・クローブ・ジンジャーがフレーバーとして使われています。

 

熟練の技術によって生み出されたエスニックな香りの中に、甘くて複雑な味わいと深い余韻を感じる事が出来る一品です。香しい最高級の茶葉の香りを閉じ込め、珍しい組み合わせの茶葉を使用しているので、スパイシーな香りがとても強い紅茶です。好みが分かれるかもしれませんが、強いハーブの香りが好きな方におすすめしたい紅茶です。

 

TWGのシンガポール限定フレーバーも人気

季節やトレンドによって期間限定で提供されるフレーバーも、これまで数多くありました。今の時期だったら、クリスマス限定のフレーバーが提供されている時期です。TWGでは毎年クリスマスが近くなると、その年のオリジナルブレンドを必ず提供しています。季節限定の品は、そのほぼ全てが、おすすめ出来るものばかりです。

 


クリスマス限定品「Night of Noel Tea」は、TWGが提供する今年のトレンドのフレーバーティー。おしゃれな赤と青の2缶入りのティーセットには、もう一つのトレンドティー「It’s So Good Tea」。果たして、今年のオリジナルブレンドの紅茶は、どんな調合をされているのでしょうか?

 

また、TWGシンガポール限定の紅茶の中でも、高島屋シンガポールにしか置いていない「Golden Rose Tea」があります。限定品なだけあって、見た目も中身もとても豪華。缶のデザインにもなっているバラの花が使われており、なんと金粉が入っているという豪華絢爛な紅茶です。シンガポールに来たら、必ず持って帰りましょう!

 

日本にはない限定商品はまだまだあります!その一つ、パリの老舗ホテル「Hotel Ritz」とのコラボレーション商品である、「L’Hiver au Ritz Tea」。そしてシンガポール限定商品の一つ「Midnight Hour Tea」。それぞれの紅茶缶には、金色の文字でその名がしっかりと刻印され、その堂々たる風貌は優雅さに溢れています。

 

TWGがホテルのイメージから作ったというL’Hiver au Ritz Teaは、四季別にTWGが4種類のフレーバーをそれぞれの季節に沿って提供しているようで、今の冬のシーズンにはL’Hiver au Ritz Teaが提供されているようです。濃厚なバニラの香りを運ぶこの茶葉は、正にクリスマスシーズンのこの時期にぴったりの紅茶でしょう。

 

Midnight Hour Teaはなんとノンカフェインの紅茶です!妊婦さんも安心して飲める事でおすすめのブラックティーで、トロピカルフルーツとブレンドされています。シンガポールならではの南国の風味が感じられる茶葉に、心から東南アジアの風景を感じてみて下さい。例えその場にいなくても、シンガポールを感じる事が出来るでしょう。

 

シンガポールでのみ限定で提供されている紅茶を味わいたいなら、IONオーチャード、もしくはマリーナベイサンズに紅茶を購入出来るだけでなく、優雅なティータイムを楽しむ事が出来るシートが設けられています。デザートや食事も堪能出来ますので、シンガポールでのアフタヌーンティーを楽しみましょう。気分はまるで英国貴族のようでしょう。

 

因みに、紅茶の値段は、日本で購入するよりも安く手に入れる事が出来ます。例えば、オートクチュールコレクションは、茶葉が洗練された個性豊かな缶に入っているコレクションになるのですが、日本では税込の1缶値段が3996円、およそ4000円します。シンガポールに訪れた記念にもなるので、お気に入りの1缶を持ち帰る事をおすすめします。

 

一方TWGの本場シンガポールでは、税込で1缶がS$40で1シンガポールドルが約80円なので、日本円に換算しますと約3320円です。日本では約4000円ですが、シンガポールでは3500円よりも低い値段で購入できます。やはりシンガポールのお土産として、現地で買った方が安く買い求められます。

 

お土産に最適な品として人気の高いティーバッグは、一箱15袋入りで日本では税込2376円のところ、シンガポールでは25ドル、日本円に換算すると税込2075円と、やはり本場で買う方が少しお得なようです。日本で買う際には輸入費等が多少足されるため、若干シンガポールよりも高くなってしまうのでしょう。

 

TWGの店舗に並ぶスイーツも気になりませんか?イートイン出来るマリーナベイサンズやIONオーチャード以外の他の店舗にも並んでいる、TWGの隠れた人気の品があります。それは甘い誘惑で誘ってくる、フランスを代表するスウィーツ、マカロンです!どのフレーバーもおすすめしたい理由があります。

 

TWGで作られるマカロンは、全ての生地に茶葉をふんだんに使っています。TWGでしか味わえないフレーバーのマカロンに仕上がっており、シンガポールで隠れた人気のお土産として知られています。ほのかに香る紅茶のフレーバーに、マカロンの甘さが絶妙なハーモニーを醸し出していて、何より小さい見た目が可愛らしいと、女性に大人気です。

 

マカロンを入れる箱は、高級感に溢れながらも可愛さを兼ね備えた見た目に仕上がっており、お土産としてもおすすめしたい程に大人気です。因みに、シンガポール国内では一つ2ドル、日本円で換算すると166円で購入出来るのですが、日本では270円となかなかのお値段となっています。

 

マカロンはあまり長い時間もたないので、お土産として持ち帰りたいならチャンギ空港で購入しましょう。また、チャンギ空港には免税店がありますので、シンガポール国内で買うよりは安く購入する事が出来ます。免税店を上手く利用して、安く買う事が出来たらお得でしょう。

 

シンガポールに旅行に来た際に購入是非購入してみて下さい。お土産として持って帰るならやはりティーバッグは欠かせないでしょう。他にも、TWGシンガポール限定商品やおすすめの品々が所狭しと店内にありますので、気に入ったものを日本に持って帰って楽しみましょう。

 

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シンガポールの有名紅茶ブランド「1872ClipperTea」

シンガポールの紅茶の老舗ブランド1872ClipperTea

シンガポールの有名紅茶ブランドには、もう一つ「The 1872 CLIPPER TEA」があります。このブランドは、まだ日本に未進出とあって、シンガポールのお土産として大変喜ばれる事でしょう。種類も60種類以上と豊富で、パッケージにはクリッパー船をあしらい、シンプルながらも洗練さを醸し出すデザインとなっています。

 

描かれている船はクリッパー船と言って、世界中のありとあらゆる紅茶を運搬した船です。積載量よりも速度を重視していたため、マストと帆の多いデザインとなっていて、外観的にもファンが多いようです。シンガポールに良く寄港していた船は、ティークリッパーと呼ばれていたようで、運んでいる品によって名称が少しずつ違っていたようです。

 

加速度的に紅茶の人気が高まった頃に、いかに早く輸送できるかが重要だったので、輸送競争が絶えなかったそうです。お店のロゴにしたのは、この船に敬意を評した証なのだそうです。TWGの設立が2008年なので、シンガポールでは一番古い老舗の紅茶ブランドになります。

 

TWGよりも値段がリーズナブル!

シンガポールの老舗のブランドですが、紅茶の値段はTWGよりも低く設定してあります。1箱24袋入りのティーバッグが入ったものが、14ドルで購入できます。その上、日本に未上陸の老舗ブランドなので、シンガポールのお土産として最適と言えるでしょう。

 

高級感のあるパッケージはお土産にも人気

青と白を基調としたシンプルな色調の中に、堂々と海に浮かぶクリッパー船の姿。かつて新鮮な美味しい紅茶を求めて世界中を渡り進んだ凛々しい姿を想像してみると、当時の航海の大変さを知ると同時に、常に良いものを求め続けた当時の人々の情熱が感じられます。

 

輸送競争が勃発する中、買い手のために海原を突き進むクリッパー船。船体を軽くし、帆を大量に取り付ける事で、早いスピードで航行する事を可能にしたそうです。正に帆船の中の帆船と呼べる船で、スピードを求めた故の姿なのですが、帆船ファンの間では大変人気なんだそうです。

 

高級感をも醸し出しているパッケージのデザインは、観光客にも地元の人にも人気があり、お土産として持って帰るのに最適です。購入すると箱にリボンを掛けてくれるので、女性にプレゼントすると大変喜ばれると評判を呼んでいるそうです。

 

その中でも特に人気なのが「Travel Journal」という名の付いたティーギフトです。旅行記を象った箱は、正に旅行に訪れた記念に持って帰るには最適の品と言えます。1872 Clipper Teaが送る、シンガポールに訪れた人のために魅力的な記念品を、との思いを込めて作ったセットだそうです。お土産として大変おすすめです。

 

セット内容は、イングリッシュブレックファースト、アールグレイ、緑茶、ガーデンティー、パッションフルーツ、マンゴー、レモン、ライチと、馴染みやすいフレーバーをチョイスして入れているようです。シンガポールの事を思い出しながら飲む紅茶は、また格別な時間となる事でしょう。

 

1872ClipperTeaが買える店舗は?

1872ClipperTeaは本店がIONオーチャードにあり、他にもチャンギ空港やガーデンバイザベイ、フラトンホテルやシンガポールで五つ星として有名なラッフルズホテルで購入できます。

 

実は、ラッフルズホテルのロゴマークが入ったティーバッグは、1872 Clipper Teaで作ったもの。ご年配の方に送るお土産や贈り物としては最適のものでしょう。

 

1872 Clipper Tea – The 1872 Clipper Tea Co.

シンガポールでお土産におすすめ「GRYPHON」

スーパーで購入できる人気紅茶ブランド

さて、老舗紅茶ブランド2つを紹介しましたが、スーパー等で帰る紅茶ブランドをいくつか紹介しましょう。それぞれ個性的なフレーバーや色々な特徴を兼ね備えた紅茶達は、いつでも手に取られるのを待っていますよ!まずは、「GRYPHON」というブランドを紹介します。

 

GRYPHONは2006年に創立された、TWGと同じく比較的新しい紅茶ブランドです。ブランドとしてはまだまだ新しいのですが、家族経営の紅茶輸入業を営んでいる面から見ると、100年以上の歴史を持っています。会社の創立者であり、今の経営の主軸を握っているのは4代目だそうです。

 

GRYPHONでは、4代目を中心に常人の2倍以上の情熱を持って新しいフレーバーを追い求めています。厳選された質の良い新しいフレーバーの紅茶を飲む事を望んでいる人々に、そんな紅茶を提供する事がGRYPHONの真の目的と定め、日々研究を重ねています。

 

新しいものへの探究心を忘れずに持ち続け、新しいものを生み出し続ける事に並々ならぬ情熱を日々注ぎ続けています。

 

日本未入荷でお土産にも最適

こちらのブランドもまだ日本には未上陸!シンガポールでは多数の賞を獲得している、大変優れた紅茶会社として有名で、瞬く間にブランド名をシンガポール中に広めました。今は、オンラインでもその営業利益を伸ばしてきており、まだまだ成長過程が見られるブランドです。

 

フレーバーの組み合わせが独特でおすすめ

GRYPHON の最大の魅力は、フレーバーの組み合わせのユニークさ。他にはない組み合わせで数多くの紅茶をブレンドしており、シンガポールのスーパーで買える紅茶ブランドの中でも、一際強い個性を持っています。

 

そんなGRYPHONでおすすめするフレーバーは、日本ではあまり馴染みのないフレーバーの茶葉を使った紅茶でしょう。原料にエジプト産のバジルや、中国のジャスミン、オーガニックの白い芍薬にローズ等の珍しい茶葉を使っています。ネーミングも ユニークで、紅茶愛好家の中でも様々な味を楽しむ事が出来ると、人気を博しています。

 

シンガポールのおすすめ紅茶ブランドを他にも紹介

茶畑で獲れた新鮮な茶葉

シンガポールで有名な紅茶ブランドは、今まで紹介したもの以外にもあります。シンガポールで紅茶は作っていないのですが、隣の国マレーシアやセイロンティーで有名なスリランカの茶葉をメインに使っているブランドもあります。

 

マレーシアの高地で作られているBoh Tea

Boh Teaは、そんなシンガポール近隣の国、マレーシアで創立された有名紅茶ブランド。避暑地として有名であり、高地の涼しい場所で栽培されているキャメロンハイランドの紅茶が、高級な紅茶の一つとしてシンガポールでも有名です。

 

全体的な値段を見てみると、シンガポールとマレーシアの隣り合っているので、本場で買ってもあまり変わりません。そこまで高級な紅茶のブランドではないようですが、シンガポールではスーパーマーケット等でも見られるブランドです。

 

フレーバーティーの数が豊富に揃っていて、シンガポールと同じく一年中常夏の国であるマレーシアの国で飲めるような、爽やかな香りのするフレーバーティーを多く扱っているのが特長のようです。パッションフルーツやマンゴー等のトロピカルな香りをはじめ、ライム&ジンジャー等の日本人にも馴染みやすいブレンドが数多くあります。

 

純スリランカ産に徹底的にこだわったDilmah Tea

スリランカ原産のセイロンティーをメインとして扱っているDilmah Teaは、他の国の茶葉と一切ブレンドしていないという徹底ぶりを発揮している高級純スリランカ産の紅茶ブランドです。世界各地のホテルや航空会社等で採用されており、紅茶本来の華やかな香りと澄んだ味わいを世界100カ国以上の人々に届けています。

 

丁寧に手積みで収穫し、スリランカの伝統的な製法で製茶しているという、こだわり抜いている紅茶ですが、比較的万人に馴染みやすい低価格のものから、こだわり抜いた高級品質のものまで様々に扱っているようです。そんなスリランカの誇り高いブランドの商品が、シンガポールのスーパー等で幅広く売られています。

 

Do try it ! | ディルマ、これが紅茶なんだ

シンガポールのお土産に紅茶を選んでみよう!

現地の人も観光客もティータイムが大好き!

イギリスの植民地であった名残が、シンガポールには色濃く残っており、ハイティーやアフターヌーンティーを楽しむ現地の人が多いのも、その影響と言えるでしょう。特に週末は、仕事から解放された優越感も手伝い、多くのカフェで寛ぐ現地の人達を多く見かける事でしょう。

 

観光客や地元民達の間で人気の、シンガポールのホテルで提供される華やかな演出がなされているハイティーや、点心やフレンチ、はたまたフルーツの王様と名高いドリアンにこだわったハイティーも存在するので、その季節にあったものを選んで楽しむのもまた一興でしょう。

 

紅茶はシンガポールのお土産に最適

TWGに1872ClipperTea、GRYPHON、Boh Tea、Dilmah Tea。今回は5種類の紅茶ブランドを挙げてみましたが、シンガポールにはまだまだたくさんの紅茶ブランドの品々が数多く揃っています。シンガポールは、様々な国々の人々が行き交う多民族国家であるが故に、取り扱っている商品の数もそれだけ多く存在しています。

 

ですが、シンガポール生まれの2大紅茶ブランド、TWGと1872ClipperTeaの人気はやはり不動で、老若男女問わず地元の人達にも愛されています。本場シンガポールでしか手に入らない品物があるのなら、尚の事人気があるのも当然と言えるでしょう。

 

今回取り上げた商品は、氷山の一角に過ぎないので、色々な種類の紅茶を自分の目で確かめながら選ぶのも、案外楽しいかもしれません。今回紹介した紅茶ブランドは、その中でも特に人気があり、またお土産として喜ばれる事は間違いないものばかりなので、もしシンガポールに初めて旅行に来た方は、参考にしてみて下さい。

 

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