五平餅、焼きおにぎりや豆腐田楽にくるみ味噌を塗って焼くと、ともて香ばしくおいしいです。炭火で炙って焼けば最高ですが、家庭ならくるみ味噌を塗りオーブントースターや魚焼きグリルで焼くと香ばしい香りが出ます。魚やお肉にくるみ味噌を乗せて焼くだけでいつも以上に贅沢なメイン料理ができます。もっと手軽に、五平餅や焼きおにぎりを両面焼いた後に、少し温めておいたくるみ味噌を乗せるだけでも香りが出ておすすめです。
くるみ味噌の作り方レシピ!使い方と簡単アレンジに保存方法も!
店先でくるみ味噌がかかった五平餅や田楽が焼かれていると、香ばしさに食欲をそそられてしまいますね。実はくるみと味噌があれば、自分で簡単にくるみ味噌を作る事ができます。今回は家庭で簡単に作れるレシピや使い方、アレンジ方法と保存方法も紹介します。
くるみ味噌とは?
くるみ味噌とは、その名前の通りくるみと味噌を合わせた調味料です。甘辛い味付けであと引くおいしさです。長野県はくるみの産地で信州に行くとくるみ味噌を塗った五平餅や団子などを売っているのをよく見かけます。青森県や岩手県など東北地方もくるみの産地のため、くるみ味噌を使った料理をよく見かけます。店頭で香りがしていると食欲を刺激されます。
くるみ味噌の栄養
くるみも味噌もとても栄養価が高く、健康や美容、アンチエイジングにいい食材と言われています。ですが、くるみを毎日食べるのはなかなかハードルが高いかもしれません。そこで、くるみ味噌を使うと手軽に毎日食べることができます。アレンジしながら日々の生活に取り入れてみてください。
くるみは栄養たっぷり
くるみには食物繊維やビタミン、ミネラルなどが多く体にいい栄養がたっぷりです。コレステロールや中性脂肪を抑える効果があり生活習慣病の予防に効果があると言われるオメガ3脂肪酸がナッツ類の中で特に多く含まれています。さらに抗酸化力が強く脳を若返らせるとも言われいます。100gあたりのカロリーは674kcaもあるので食べすぎには注意が必要です。一日の適量は27g、10粒ぐらいと言われているので参考にしてください。
健康食品としても人気の味噌
味噌は日本の昔ながらの調味料ですが、今や海外でも『MISO』で通じるほど人気の発酵食品です。良質のたんぱく質を多く含み畑の肉とも言われる大豆を使っているので、アンチエイジングに効果的と言われる大豆レシチンや、女性の美容にいいイソフラボンを含んでいます。そして、更に発酵していることで大豆の時より消化も良くなり、ビタミン類も増えます。アミノ酸も増えるので旨味が増します。血圧を下げる効果もあります。
くるみ味噌を作ろう!簡単レシピ
お店で購入してもいいですが、材料も多くなくとても簡単にできますのでぜひレシピを参考に作ってみてください。今回は基本のレシピとくるみの存在感があるレシピ、扱いやすいペースト状のくるみ味噌レシピを紹介します。アレンジも色々でき便利ですのでぜひ作ってみてください。
くるみ味噌基本レシピ
夏の帰省以来晩ご飯の記録をさぼっていたけど、今日は珍しいものがあるので再開。
— サト (@sat_mi) November 4, 2017
殻つきクルミから作ったクルミ味噌で、豆腐とこんにゃくの味噌田楽。
いつものごとく、大半食べた後だけど(^^; pic.twitter.com/lwUcmInLmC
基本のレシピを紹介します。むきくるみ70gを好みのサイズに刻みフライパンか鍋で軽く煎ります。くるみをいったん取り出し、そのフライパンに味噌、砂糖、みりんを各大さじ4ずつ入れ弱火にかけ混ぜます。ふつふつとしてきたらくるみを加えて混ぜたらでき上がりです。火が強いと焦げやすいので注意してください。熱いうちは緩く感じますが、冷めると固まってきますのであまり煮詰めなくても大丈夫です。
くるみ多めのくるみ味噌レシピ
存在感があるくるみが多めのレシピも紹介します。田楽や焼きおにぎりにした時にも食べ応えがあります。くるみをたくさん摂りたい人にはお勧めです。味噌、砂糖、みりんを各大さじ3ずつを弱火のフライパンにかけ、乾煎りしたくるみ100gを絡めます。粗めに刻んだものを入れたほうがくるみの食感が増します。
扱いやすいペースト状のくるみ味噌レシピ
和え物にする時や、調味料としてかけて使う時などはペースト状のくるみ味噌の方が使いやすく料理のアレンジが広がります。くるみ50g、味噌60g、砂糖50g、みりん大さじ3で作ります。上と同じで火にかけた調味料に煎ったくるみを加えてください。もっと柔らかくしたい場合はお酒で少しずつ伸ばしてみてください。くるみは細かく刻んだり、ミキサーで砕いたものを使うと塗りやすく扱いやいですのでお試しください。
くるみ味噌の使い方①
くるみ味噌は色々な使い方ができます。食材にだだ乗せるだけでも、おいしい一品ができあがります。味噌もくるみも香りがいいので焼くと更においしさが際立ちます。調味料としても具材としても使え便利です。酒の肴にくるみ味噌をそのまま食べても。日本酒や焼酎にもおすすめです。
焼いて香ばしく!五平餅、焼きおにぎりや田楽に
そのまま乗せる!おでんやふろふき大根に、湯豆腐や冷奴にも
オニグルミをクルミ味噌にしたら美味しかった pic.twitter.com/y68zPhNaKy
— noixblanche (@noixblanche) December 4, 2017
ふろふき大根やおでんの味噌だれをくるみ味噌に変えてみると、くるみの食感も加わりとてもおいしいです。湯豆腐や冷奴の薬味代わりにくるみ味噌を乗せると手軽ですが見た目も豪華になります。茹でたほくほくの里芋やじゃがいもにつけて食べると止まらないおいしさです。
甘めのくるみ味噌は餅や団子に乗せておやつにも
切り餅を揚げてくるみ味噌かけてたべたらうまいー。
— Aさん (@ry000800081) December 21, 2017
味噌がちょっと多かったから次は少なめにしよー。 pic.twitter.com/iTQMK4WLVr
甘めのくるみ味噌なら、餅や団子にかけておやつ感覚で食べられます。手持ちのくるみ味噌が甘さ控えめなものなら、一度焼いた餅や団子に砂糖と一緒にくるみ味噌を塗り、さらにオーブントースターや魚焼きグリルで焼くと香ばしく砂糖が溶けてきます。砂糖が多いと焦げますので気を付けてください。
くるみ味噌の使い方②
くるみ味噌は食材にかけるだけではありません。他にも色々な使い方ができます。くるみ味噌は味が濃いですので和えたり炒めたりする時の調味料としても使えます。蕎麦やパンに加えると意外なおいしを発見できます。
和え物、炒め物の調味料で
和え物に使ってみてください。茹でて水気を切った野菜にくるみ味噌を和えるだけです。簡単ですがとてもおいしい箸休めの一品ができます。普通の和え物と同じようにほうれん草やインゲンはおすすめです。白和えの隠し味に使うのもおすすめです。野菜炒めの調味料としてくるみ味噌を使うと普段の味噌炒めよりグレードアップした味になります。
こんな使い方も?お蕎麦に
蕎麦をくるみ味噌で食べる文化があるというので、くるみ味噌鳥まぜ蕎麦。
— あむ (@amu7038) February 25, 2018
なるほど。くるみ味噌オンリーじゃなくて、麺つゆはちゃんとあるのね。 pic.twitter.com/pB4mpOqbf1
くるみ味噌は信州でよく見かけます。お蕎麦も信州の名産ですのでお蕎麦をくるみ味噌で食べるお店もあります。くるみ味噌があるなら自宅で簡単に再現することもできます。くるみ味噌でつけだれを作る場合は、すり潰したくるみでくるみ味噌を作り、さらにそばつゆで伸ばすと良いようです。くるみの粒を味わいたいなら、かけそばの具としてくるみ味噌をそのまま乗せて食べるのもおすすめです。
こんな使い方も?パンに
和のイメージの味噌をパンに使うのは意外ですが、くるみ味噌を包んでパンを焼くと香ばしい香りが漂い食欲をそそります。パンを手作りされる方には、オススメです。くるみは大きめに刻んだほうが食感が良くなります。生地に混ぜ込んで焼く場合は味噌の塩分が多いですので、生地の塩は控えましょう。くるみ味噌を入れすぎると発酵しにくくなりますので注意してください。
くるみ味噌の簡単アレンジ
くるみ味噌は基本的に味噌とくるみだけでできますが、更にごまやナッツをプラスすると香りも旨味がアップします。味噌も色々な種類を使うと味が変わります。組み合わせると味に深みが出ますのでぜひ試してみてください。
くるみ以外のナッツを加える
ほとんどのナッツ類は相性がいいのでアーモンドやカシューナッツなどお好みのナッツと合わせて作れます。ナッツの総量が変わらないようにしてください。刻み方で食感も変わるので自分流にアレンジして色々楽しめます。くるみと一緒に乾煎りして加えてください。ごまを足すのもおすすめです。
味噌の種類を変える、味付けを変える
自分好みの味噌を使えば更に好みの味になります。赤味噌を使えばコクが出て旨味の強いものができます。白味噌を加えると甘みがきいた、やさしいくるみ味噌になります。砂糖の代わりにはちみつを使えば独特のおいしさですし、カロリーも控えることができます。赤味噌7割、白味噌3割で砂糖を減らして甘さ控えめで。などと自分流のアレンジで作れます。
くるみ味噌の保存方法
簡単に作れるのでこまめに作るのもいいですが、まとめて作って保存しておけばいつでも使えます。保存方法も紹介します。清潔な容器に移し、冷蔵庫で保管なら2週間以内には使い切ってください。水分が多めなくるみ味噌なら1週間程度です。もし、もっと長持ちさせたいなら、冷凍保存もできます。解凍した後は早めに使い切ってください。一回分の量ごとに小分けして冷凍すると便利です。冷凍保存でも1か月程度で使いましょう。
<まとめ>常備したいくるみ味噌
くるみ味噌はくるみがあれば自分で簡単に作れます。多めに作っておいて、冷蔵庫や冷凍庫に保存しておけばいつでも使えます。くるみ味噌を使えば色々な料理にアレンジでき、健康に良く栄養が高いくるみや味噌を気軽に日々の食卓に取り入れることができます。お好みの使い方を見つけてくださいね。