ラム肉の焼き方のコツ!簡単・美味しく焼く下ごしらえと調理方法!
今は空前のお肉ブーム。牛や豚、鶏に負けず最近ではラム肉が注目されています。ともかくお肉好きの女性にはヘルシーなラム肉がダントツ人気です。街中を見渡せば、ラム肉専門店なども続々登場しています!今回はレストランで食べることの多いラム肉を自宅で簡単に作るコツを紹介します。フライパンを使って美味しく仕上げる焼き方やラム肉の臭みの消し方、レアで仕上げるには?などラム肉の秘密とレシピが満載です。またラム肉の健康効果も一緒にお届けします。ラム肉の焼き方のコツを覚えてラム肉料理の達人になりましょう!
目次
ラム肉の焼き方は簡単なコツで誰でも上手に!
今日はお肉をがっつり食べたい!と思って外食しようとしてもやっぱり気になるのは正直値段、そしてダイエット中の女性ならカロリーも気になるところ。それならちょっと頑張って自宅でラム肉を焼いてみるのはどうですか?最近の肉ブームと健康ブームでスーパーでも見かける事が多くなったラム肉。赤身のお肉なのでとってもヘルシー、焼き方のコツさえ掴んでしまえばラム肉は自宅で簡単に調理することができます!
そして同じラム肉でも部位によって特徴や焼き方、おすすめの調理方法などは違ってきます。その日の気分や食べたいお肉に合わせてラム肉を選ぶのもおすすめです。ラム肉の主な部位は脂身が少なく柔らかいのが特徴のもも肉、肩肉、肩ロースと牛や豚などと変わりはありません。レストランなどでよく見かける骨付きのラムチョップはロースに当たる部分で、骨付きのロース部分はフレンチラックと呼ばれています。
そして、その骨付きのフレンチラックを肋骨ごとに切り分けたものをラムチョップと呼んでいます。グリルやステーキのようなシンプルな調理方法が良く合います。また肩肉などは臭みが強く下ごしらえが大切ですが歯ごたえもあり、煮込み料理に最適です。それぞれに特徴があるラム肉ですが美味しくいただくコツは焼き方一つ。ちょっとしたひと手間で美味しくいただくことが出来るようになります。
ラム肉について知っておこう!
ラムとマトンの違いとは?
皆さんはラム肉についてどれくらい知っていますか?ジンギスカンがラム肉なのはお馴染みですが、メニューを見てラムとマトンと書かれていてどちらにしようか迷った経験がある人も多いのではないでしょうか。ラム肉を美味しく食べる為にもまずは、ラムとマトンの違いやラム特有の臭みについて知っておきましょう。
まず始めはラム肉から詳しく見ていきましょう。ラムとは生後12ケ月未満の子羊のお肉のことを指しています。最近の肉ブームで以前よりも質の高いラム肉が手に入りやすくなりました。また、マトンに比べて臭みが少なく柔らかいのが特徴で、脂肪燃焼の手助けをするカルニチンという栄養素が豊富に含まれていることなどからその人気が定着してきました。日本では主にオーストラリア、ニュージーランド産のラム肉が流通しています。
北海道でも生産されていますがまだまだ数が少なく、希少価値が高いとされていて、フランス産のラム肉は高級品として扱われています。そして、ラム肉の見た目の特徴は淡いピンク色、スーパーなどで売られているのはマトンよりもラム肉の方が圧倒的に多くなっています。またよく見かける骨付きのラムチョップと呼ばれるのは、背中の肉で牛肉で言えばロースの部位に当たり柔らかくどんな調理法でも美味しくいただくことができます。
一方、マトンは永久歯が生えだす生後1年以上の大人の羊の肉をマトンと呼んでいます。マトンは臭みが強く苦手な方も多いのではないでしょうか。マトンはラムに比べて色は濃く風味が豊かなのが特徴です。新鮮なものを選べばラム肉と同じように美味しくいただくことができます。このようにラムとマトンには、はっきりとした違いがありますが柔らくて美味しいラム肉は今後ますます注目されるお肉となるでしょう。
ラム肉はなぜ臭みがある?
牛や豚、鶏肉と違ってラム肉には特有の臭みがあり、苦手だなと感じてしまう人も多いですが一方では、あの風味がたまらない、コクがあって美味しいと感じるひともいるようです。ラム肉の臭みは植物に含まれる葉緑素がフィトールという物質に変わることや、酸化しやすい不飽和脂肪酸を多く含む為によるものだとされています。牛も羊も草食動物なのに牛には臭みがないのは単に臭みを減らすために配合飼料を与えているからなのです。
どんな動物にでも多少の臭みはあります。私たちが牛を食べ慣れているから臭いと感じないだけでラム肉を食べなれている人はラム肉の臭みは気にならないというのが本当のところ。また、日本にはラム肉より先に臭みが強いマトンが流通したことから日本ではラム肉が定着しなかったとされています。それでもちゃんと臭い対策やコツを掴めばラム肉もマトンも美味しく食べることが出来ます!
羊の肉は特別なご馳走肉!
ところでなぜ、日本と違って世界では羊の肉が人気なのでしょうか?世界では羊の肉は特別な日のご馳走で、イースター(復活祭)ととても深い関係にあります。イースターとはキリスト教の行事のことで、イースターを象徴するモチーフはウサギや卵、ひよこや水仙とたくさんあるのですが、その一つに羊があります。中でもラム肉を食べる事は、キリスト⁼神にとっての子羊、イエスの苦難を象徴しているのだそう。
子羊は平和や潔白、純粋や忍耐のシンボルとされた為、ラム肉は世界中の人々に愛されているのです。復活際で食べるラム肉料理はイースターラムと呼ばれ世界各国の家庭でも振る舞われています。なかなか日本には馴染みのないラム肉ですがこのようにシンボルとして世界で愛されています。日本でも今後ラム肉が定番になる日もやってくることでしょう。
ラム肉の焼き方のコツを覚えてご馳走を作ろう!
いざ、ラム肉の料理に挑戦しようとしても焼き方や、下ごしらえが分からなければせっかくの料理も台無しになってしまいます。でもお肉は焼き方や調味料の量、使い方をマスターすれば自分好みの味付けになるメリットもあります。特にラムチョップなどシンプルな料理は焼き方一つ覚えれば簡単です。お肉好きな人ほど賢く調理!どんどんラム肉料理を食卓に出していきましょう!
ラム肉の焼き方のコツ①焼く前に常温に戻す
ラム肉の特徴を知ったところで次は、焼き方のコツを覚えてチャレンジしてみましょう。コツはとても簡単、ここでは、フライパンを使ったラム肉の焼き方を紹介していますが、肉質の柔らかいラム肉はレアで焼き上げるのがおすすめ。そして出来るだけ新鮮で質のいいラム肉を用意することも大切となってくるので、お肉の専門店などに行って購入するのがおすすめです。
肉料理の難しさは、固くなってしまうこと。牛や豚、鶏肉などの肉と同じようにラム肉も火の通しすぎに注意しましょう。ラム肉の焼き方のコツはまず、焼く30分ほど前に冷蔵庫からお肉を取り出して直射日光を避け、常温に戻しておくことが大切です。冷たいままだと火が通りにくく焼きムラができます。ラム肉を焼く時は常温に戻しておくだけで肉に均等に火が通って外はカリッと中はレアな状態で焼き上げる事が出来ます。
ラム肉の焼き方のコツ②塩は焼く直前にふる
肉料理をする時に下味をつけるため塩をふってお肉をねかせる方も多いのではないでしょうか。ところが早く塩をふってしまうと浸透圧によりお肉の水分が流れ出て、お肉から水分を奪ってしまいパサパサの味気ない焼き上がりとなってしまいます。水分はお肉がジューシーに焼き上がるかどうかのポイントとなるので、ラム肉を美味しく食べる為にも、焼く直前に塩をふる!というのがラム肉の焼き方のコツと言えます。
また、塩と同じように下味の決め手となるコショウですが、これは最後にふるようにしましょう。お肉を焼いている途中にふったり、初めからお肉にコショウをつけておくと焼いている途中にコショウが焦げてしまい風味が台無しになってしまいます。ラム肉の焼き方のコツは塩は焼く直前にふりかけ、コショウは最後にふりかけると覚えておきましょう!
ラム肉の焼き方のコツ③フライパンはしっかり熱する
ラム肉は火が通り過ぎると固くなってしまいます。しっかりと温まったフライパンで短時間で素早くというのが焼き方のコツ。フライパンは危なくない程度の煙が出るまでよく熱しておきます。そこへお肉を入れジューッという音を聞きながら風味と味わいを逃さないように焼き上げていきます。また、強火で調理しく為テフロンのフライパンだと傷めてしまう可能性があります。出来れば鉄のフライパンを使う事をおすすめします。
そして、フライパンにラム肉を並べたら触らず、焼き上げていきます。フライパンで焼いている途中にお肉を触ったり動かしてしまうと温度にバラつきがでてしまい均等に火が入りません。表面に焼き色がつき肉汁が浮き始めてからひっくり返し、ラムチョップのような厚みがある肉は指で押して弾力があればOKです。またブロック肉を焼く時は油を引かずに肉の脂の部分を下にしておくのがラム肉の美味しい焼き方のコツです。
ラム肉の焼き方のコツ④アルミホイルで予熱調理
そして、最大のポイントとなるのは予熱調理です。フライパンで両面に焼き色が付くくらいさっと焼いたらフライパンからお肉を取り出しアルミホイルで包みます。火を消したばかりのコンロなど温かい場所に置き、さらに予熱を使って中まで火を通しレアな状態からラム肉が一番美味しいとされるバラ色のレア状態にしていきます。お肉を休ませることで肉汁を閉じ込めジューシーでレアな美味しいラム肉をいただくことができます。
ラム肉の焼き方のコツ⑤焼き加減の目安はバラ色のレアー
お肉を焼いていて難しいな感じるのには、焼き加減があります。ラム肉が一番美味しくいただけるのはレア。このレアに仕上げる為の焼き上がりの目安はバラ色のレアとされています。バラ色のレアの焼き上がりを確認する方法は、ラムチョップのように厚みがあるお肉なら指で軽くおして、弾力があれば火を止めるタイミングとなります。
買ってきたばかりの生のラム肉は、やや濃い赤色ですが火を通すごとにだんだんとバラのようなピンク色になっていきます。このピンク色がラム肉の美味しい焼き上がりのサインとなります。塩は焼く直前にふり、フライパンはしっかり熱する、あとはアルミホイルで予熱調理してレアに仕上げる!これらの焼き方のコツをおさえて、美味しいラム肉をいただきましょう!
ラム肉の下ごしらえはとっても簡単!
常温に戻してにんにくなどを切っておく
私たちにとって肉はとても身近な食材です。魚のような面倒な下ごしらえはなく、旨味も充分なので実に簡単に調理することができます。ラム肉も同じように下ごしらえは簡単。あとはグリルのように焼くだけで美味しくいただくことができます。料理に自信がなくてもラム肉を使った肉料理なら安心して挑戦できるはず!是非トライしてみましょう。
下ごしらえしておくと調理にかかる時間も短くて済みます。肉は火が通り過ぎると固くなってしまいます。ラムチョップやかたまり肉を焼くときは、素早く焼きあげる為にも味のアクセントとなるにんにくはあらかじめスライスしておきましょう。それからフライパンに油をひき、弱火でにんにくの香りが出るまで炒め焦にんにくが焦げる前にフライパンから取り出し別のお皿に移します。このひと手間がラムチョップを美味しくするコツです。
必要な調味料を用意しておく
また、ラム肉は火を通し過ぎると固くなってしまいます。焼く直前に振りかける塩や最後に使うコショウなど味付けやソースに使う調味料はあらかじめ取りやすい所に準備しておきましょう。またソースは赤ワインやはちみつを使ったものが人気です。固まってしまったはちみつは温かい場所に逆さに置いておくとすぐに使えて便利です。こうすることで無駄な手間が省け素早くラム肉を焼くことができようになります。
出典: https://wowma.jp
ラム肉の臭みをとるならハーブを使おう
ラム肉の最大の難関とも言える臭みをとる方法は、ハーブを使うのがおすすめです。ローズマリーやタイム、オレガノなどドライハーブでもいいので、一緒に焼くことで臭みが気にならなくなります。またハーブに長く漬け込んでしまうとハーブに風味が強くなってしまうので焼く直前に合わせて燻すように一緒に焼き上げていきます。上質なラム肉には臭みがほとんどないのでハーブの風味がほんのり感じられるくらいがベストです。
それでも、ラムの臭みが気になるという人やハーブが身近にない時などは、下ごしらえの時に白い脂身の部分を取り除いておくのも臭みを取る方法の一つです。ラム肉はもともと旨味が強いのでシンプルな調理法が良く合います。その為下ごしらえも簡単、料理に自信がない人にも安心してチャレンジできます。美味しく食べる為にも下ごしらえのコツをおさえて美味しいラム肉料理をどんどん作りましょう!
ラム肉は栄養満点で体に嬉しい効果が期待!
ラム肉が代謝の良い体をつくる!
お肉をガッツリ食べても何故か太らずスタイルはキープしたままなんて人周りにいませんか?羨ましい限りですが、その秘密はお肉のおもな栄養素であるたんぱく質。しっかりとたんぱく質を摂ることは筋肉量を増やす事につながり、毎日の基礎代謝量を上げる事に繋がります。さらに見逃せないのがLカルニチンという成分。Lカルニチンは非常に良質なアミノ酸を含んだたんぱく質でラム肉などの赤身肉に多く含まれています。
大好きなお肉を我慢しなくてもラム肉なら大丈夫。低糖質だけど満足感のあるお肉は理想の食材、ダイエットが気になる女性も安心して食べる事が出来ます。特にラム肉は脂肪燃焼に繋がるLカルニチンの宝庫です。定期的に食べてLカルニチンを摂り、代謝の良い体つくりを目指しましょう!
ラム肉は体の冷えを改善してくれる
またラム肉は体を温める食材として薬膳料理でも使われている食材です。さらにラム肉の味付けには、体を温める効果がある香味野菜やスパイスとも相性抜群!体が冷えていると代謝は下がる一方で不調をきたす原因にもなります。寒くなる季節や定期的にラム肉を食べて体を温めて冷え知らずに過ごしていきましょう。
ラム肉は貧血予防にも効果的
またお肉にはたんぱく質の他にも女性にとって嬉しい効果がたくさん含まれています。特にラム肉や牛肉の赤身肉には鉄分が豊富に含まれているおかげで貧血予防に効果的です。血流が良くなると肌の血色もよくなります。日頃からラム肉などの良質な栄養素を含むお肉をしっかり食べて肌つやよく健康的に過ごしていきたいたいものです。
ラム肉は肥満になりにくいお肉
さらにお肉好きな人にとって朗報!それはラム肉の脂が腸で吸収されにくいということにあります。ラム肉は牛や豚などの他の肉と違って脂が溶け出す温度が高いとされています。その為食べても体内で吸収されず、そのまま体外へと排出されると言われています。その為ラム肉は他の肉と比べて肥満になりにくいお肉と言えます。このような健康効果も期待できるラム肉は最強のお肉、思い切り肉料理を楽しめます!
ラム肉の絶品簡単レシピで食卓を飾りあげよう!
ラム肉を食卓に出すと華やかでごちそう感があります。さらにヘルシーで健康効果も期待できる理想の食材です。下ごしらえもとっても簡単で、ラム肉の焼き方はコツさえ掴んでしまえば臭みもきにならず美味しく焼き上げる事ができます。こちらで紹介しているラム肉のレシピはフライパンを使った手軽で実用的なものばかり。普段でもホームパーティーでも食卓を華やかにしてくれるラム肉の得意料理をたくさん増やしてみましょう。
柔らか美味しい!「ラムチョップのバルサミコソースがけ」
爽やかな酸味と程よい甘さが特徴のバルサミコソースはラム肉と相性抜群です。シンプルにフライパンで焼くだけなのでラム料理が初めての人もチャレンジしやすいのでおすすめです。まず、ラム肉はラムチョップを買ってきましょう。そしてフライパンで焼く30分前には冷蔵庫から取り出し常温に戻します。にんにくを1かけ分スライスし、臭み消しのローズマリーを少々とオリーブオイル大さじ2をラム肉と一緒によくもみ込みます。
フライパンをしっかり熱し、先程よくもみ込んでおいたラム肉に塩をしてからフライパンで片面約3分ずつ強火で素早く焼いたら一旦フライパンからお肉を取り出しアルミホイルに包みます。レアになるように余熱で火を通します。次に先程お肉を焼いたフライパンにバルサミコ酢大さじ3とバター15g、醤油大さじ2と酒小さじ1を入れ煮詰めます。後はラム肉をお皿に盛り付けてソースをかければ完成です。
スタミナ満点「ラム肉チャーハン」
大人も子供も大満足。ラム肉の薄切りを使ったチャーハンレシピです。ラム肉は薄切りまたは切り落としを300gほど用意して、ジンギスカンまたは、焼肉のたれに漬け込んでおきます。1時間以上漬け込むと味がしっかりとついて美味しいです。漬け込んだラム肉は冷蔵庫ら取り出し先に余分な汁気を切っておきましょう。そして、フライパンにごま油を大さじ1入れよく熱します。そこに先程汁気を切っておいたラム肉を入れ炒めます。
水気がなくって肉の色が変わってきたらご飯をお好みの量いれてしっかりと混ぜ合わせていためます。この時に塩加減を調整します。炒め終わったら千切りにした青しそを軽く混ぜ合わせ、味のアクセントに山椒をふったら出来上がりです。もやしやねぎなどの野菜をお好みで追加しても美味しくいただけます。味付けのタレは市販のものを使うと早くて便利です。ぜひ作ってみてください。
スパイシーな香りで臭みゼロ「ラムチョップの香草焼き」
赤ワインと一緒に食べたくなるラムチョップの香草焼き。食卓を華やかにしてくれる一品です。ラム肉はラムチョップ(骨付き肉)を使います。買ってきたラム肉は約30分前に冷蔵庫から取り出し常温に戻しておきます。そして乾燥バジル小さじ1程と塩をふりかけます。この時につけあわせのじゃがいもなどはレンジでチンしておくと時短調理になって簡単です。フライパンに油をひき、よく熱しラム肉を焼きます。
ラム肉の焼き方はお皿に盛り付けるときに、表にする面から焼いていきましょう。そしてつけあわせの野菜もこの時にフライパンで一緒に焼いていくこともできます。ラム肉の両面に焼き色が付いたらフライパンからお肉を取りだし、アルミホイルで包んで予熱で火を通しレアに仕上げます。お肉を焼いたフライパンにバルサミコ大さじ2醤油大さじ1、オリーブオイル大さじ1を入れソースを作ります。後は盛り付けて完成です。
おつまみにもメイン料理にも「ラムもも肉のBBQステーキ」
ラムもも肉は柔らくてジューシー。ステーキ風に仕上げれば食べ応えも抜群な一品になります。お肉はラムのもも肉を使います。2人分で3切れほどなので人数分用意します。ラム肉に塩コショウを適量ふりかけ、にんにく1かけはスライス。フライパンにオリーブオイル適量とにんにくを入れにんにくの香りが出るまでよく熱します。一度にんにくを取り出し次にラム肉を焼きます。焼き方は片面ずつ焼き色がついたらひっくり返します。
ラム肉の両面に焼き色がついたらレアに仕上がるようアルミホイルで包み寝かせたり、指で触って弾力を確認します。フライパンに白ワイン大さじ2とケチャップ大さじ1、醤油大さじ1とフレンチマスタードを大さじ1合わせたものを入れ絡めます。ワインのアルコールがとんだら出来上がりです。お皿に盛りつけましょう。また、ラム肉ももも肉がなければ骨付きのラムチョップで代用しましょう。
体が温まる「ラム肉のトマトスープ」
一味違ったラム肉を味わえるレシピ。寒い日におすすめで体も心もほっこりのスープを紹介します。お肉は骨付きのラム肉で、焼く前に常温に戻しておきます。大きめの鍋にオリーブオイルを大さじ3入れよく熱しラム肉を焼いていきます。ラムの焼き方は片面ずつで、焼き色がついたらひっくり返すようにし焼き過ぎないように注意します。そこにレンズ豆をお好みの量加え浸る程度の水と塩を適量加えアクを取りながら弱火で煮込みます。
好みで玉ねぎやにんじんなどの野菜を一口サイズに切って、にんにくと赤唐辛子は細かくカットしておきます。別の鍋を用意しオリーブオイル大さじ1でにんにく野菜を炒めたらクミンパウダーやパプリカパウダーを加えさらに炒めます。炒め終わったらトマト缶1カンを加え焼いておいたラム肉と一緒に煮込んで出来上がりです。ラム肉はレアに仕上げたいのでスープを作っている間にアルミホイルで包んでおくのがポイントです。
とっても簡単「ジンギスカン風味のラム肉野菜炒め」
冷蔵庫に残ってしまった野菜を使って簡単ラム肉料理が作れます。さらにお肉がラムになるだけでダイエット中でも焼肉味が楽しめる一品です。お肉はラムの薄切りを使います。薄切りは冷凍されているものが販売されていることが多いですが、解凍する時はレンジを使わずそのまま使って大丈夫です。お皿に薄切り肉を広たらその上からジンギスカンのたれ、または焼肉のたれをかけよくもみ込み5分程漬けておきます。
フライパンに大さじ1の油を入れよく熱します。先に玉ねぎやにんじん、ピーマンなどの好みの野菜を炒めたらお皿に移しておきます。次にフライパンに大さじ1の油を入れラム肉を焼いていきますが、焼き方は薄切り肉の為すぐに火が通るので、サッと炒めたらすぐにもやしと先程炒めた野菜をかぶせるようにして蒸し焼きに。これでラム肉も美味しいレアな状態でいただけます。あとは軽く混ぜああせてタレをかければ完成です。
食欲そそる「ラムもも肉のガーリックパン粉焼き」
パン粉料理でもラム肉ならヘルシーでだからたくさん食べても安心です。にんにくの味が食欲をそそる一品で普段のおかずにぴったりな一品です。お肉はラムのもも肉を使います。250gほど用意しておきましょう。買ってきたラム肉は焼く前に常温もどしておきます。そしてマジックソルトをやや多めにふりかけなじませます。フライパンにオリーブオイル大さじ1ほどを入れよく熱し、にんにく2かけを半分に切りフライパンに入れます。
油ににんにくの香りがつくように弱火で焼いていき、次に、パン粉をつけたラム肉を両面に焼き色がつくまで焼いていきます。焼き方は片面ずつで、指で押して弾力を感じた頃が焼き上がりの目安、レアな状態で美味しくいただけます。レアが苦手な人はしっかり焼きましょう。きつね色になったら火を止め取り出します。お皿に盛り付けて彩りにイタリアンパセリを散らして出来上がりです。
スパイスが味の決め手「ラム肉カレー」
スパイスたっぷりで何度でも食べたくなるラム肉カレーのレシピです。またカレーはレトルトを使って味をプラスしているのでとっても簡単です。お肉はラムのもも肉でもラムチョップでも応用できるので覚えておくと便利です。レトルトのカレーに追加する具材のきのこなどは石づきをとりほぐしておきます。ラム肉はもも肉なら一口サイズにカットしてクミンやガラムマサラなどのお好みのスパイスをまぶしておきます。
カレー用の鍋に油をひき、きのこや追加する具材を炒めていきます。具材に油がまわりしんなりしたらカップ1から2ほどの水を加え煮ていきます。次にフライパンに油を適量入れラム肉を焼いていきます、焼き方はラムチョップももも肉も両面に焼き色が付く程度に焼き、お酒を一回り入れたら蓋をして蒸し焼きにします。お肉はレアが苦手なかたはしっかり焼きます。焼き上がったラム肉はカレー用の鍋に移し一煮立ちさせます。
ラム肉が入ったカレー用の鍋が一煮立ちしたら、お好みのレトルトカレーを入れ焦げないように煮込みます。最後に塩やコショウ、再度スパイスなどで味を調整したら出来上がりです。簡単につくれてでもお腹いっぱい食べたい時におすすめのレシピです。
とろみソースが美味しい「ラムチョップステーキ」
はちみつを使ったソースがお肉と絡んで美味しいラムチョップのステーキ。このソースなら子供も大喜び間違いなしです。ちょっと贅沢したい日は新鮮なラム肉で買って作ってみませんか?お肉はラムチョップを使います。4本ほど用意して焼く30分前には常温に戻しておきましょう。フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにく2かけをスライスしたものを入れ弱火で炒めます。にんにくにうっすら色がついたら取り出しておきます。
常温に戻したラム肉に塩コショウし、熱々になっている先程のフライパンにラム肉を並べ焼いていきます。焼き方は片面ずつで焼き色がついたらひっくり返して両面焼いていきます。お肉の表面が盛り上がったり指で押して弾力があれば焼きあがりの目安、火を止め上からアルミホイルをかぶせ余熱で火を通します。7分程置くのがレアで美味しくいただけますが、苦手な方はもう少し置いてみましょう。
お肉を取り出したフライパンに赤ワイン50mlを入れ沸騰させてアルコールを飛ばします。そこにバター15グラムとはちみつ小さじ1を加え混ぜ合わせバターが溶けたら火を止めてソースは出来上がりです。お皿にラム肉を盛り付けソースをかけたら完成です。いろどりでクレソンなどを飾るのもおすすめです。バターとはちみつのこくがラム肉によく合う一品となっています。
ご飯がとまらない「ラム肉の本格プルコギ」
ピリッと効いたコチュジャンが食欲を全開にしてくれます。さらにたくさんの野菜と一緒に炒めたらバランスの良いおかずになって栄養満点です。ラム肉は薄切りのものを使います。薄切り肉は火が通り安いので肉の焼き方としては強火でサッと炒めていきます。まず、玉ねぎやしいたけは5㎜幅にスライスして、にんじんは食感を残す為5㎜幅にスライスします。ニラも入れると美味しいです。5㎝ほどに切っておきましょう。
そしてラム肉には、コチュジャン大さじ2、醤油、砂糖、みりんを大さじ1、おろしにんにくとおろししょうがを小さじ1程度、ごま油小さじ半分で味をつけてよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で15分ほどなじませておきます。味付けは自分や家族の好みで調味料を調整するとオリジナルな料理になります。なじませたラム肉を冷蔵庫から取り出したら、よく熱したフライパンに油をひき、強火で素早く炒めます。あとは盛り付けて完成です。
ラム肉の焼き方をマスターしてレパトリーを増やそう!
いかがだったでしょうか?ラム肉の焼き方や調理方法を紹介してきました。栄養満点でヘルシーなラム肉は今後ますます注目されるお肉となるでしょう。そしてラム肉は焼き方や下ごしらえのコツさえおさえれば自宅でも簡単に調理できます。食卓を華やかにしたい時やおもてなし料理にもピッタリ。新鮮なラム肉を見つけたらこの記事を参考にぜひ、ラム肉料理にチャレンジしてみてください。