仙台で駅弁ならコレ！人気の牛タンなどおすすめ商品と売り場も紹介！

仙台駅では、様々なところで駅弁を買うことができその規模は全国の中でもかなり大きいとされています。仙台駅の2階コンコースにある、毎日が駅弁祭り！というのをコンセプトにした駅弁や「祭」では、常に100種類ほどの駅弁が並べられ、全国津々浦々の駅弁を楽しむことができます。そんな仙台の駅弁ですが、全国の駅弁を楽しめるのはもちろん、仙台名物の食材を使った弁当が充実していることも特徴です。

仙台には絶品グルメがたくさんあることは皆さんもご存知かと思います。せっかく仙台に行くのであれば是非とも仙台の名物を存分に味わいたいものです。そこで今回は仙台のおすすめ駅弁を紹介します。牛タンに始まり海の幸や美味しいお米などといった仙台の名物を使った駅弁を紹介していきますのでぜひ参考にしてください。

まずは仙台の駅弁の中で人気の、おすすめ牛タン駅弁ランキングベスト3を紹介します。早速みていきましょう。

仙台の人気牛タン駅弁ランキング第3位は「一口牛タン麦ご飯」です。価格は550円、仙台味噌で仕立てた牛たんを麦飯でサンドしたひと口サイズのおむすびが3つ入っています。麦飯には宮城県産のひとめぼれが使用されています。

たくさん食べたいときには物足りなさはあるかもしれませんが、おつまみとして食べたいときや少しお腹が空いたとき、他の駅弁などと併せて食べたいときなど、色々な場面で買うことができる駅弁でおすすめです。お子さんや女性にとっても、量が少なくまた550円で購入できるとあり人気の駅弁です。

カットされており噛みやすく、しっかり味のついた牛たんと、少しおこげもついた麦飯のバランスが良くぺろっと食べてしまえる駅弁です。もう少しだけ食べたい、という時にも活躍してくれそうです。実際に食べた人からは、手軽に食べられる感じが良いといった声や味噌風味の牛たんが美味しいなどといった声が聞かれます。

「ひと口牛たん麦ご飯」の駅弁を作っているのはこばやしという駅弁屋さんです。仙台駅でも複数ある店舗「駅弁屋」で購入できるようです。ホーム内や新幹線の改札近くなどに店舗があり買いやすいです。

仙台の人気牛タン駅弁ランキング第2位は「網焼き牛たん弁当」です。価格は税込み1050円です。この網焼き牛たん弁当は、シンプルでありながら長年人気のロングセラー駅弁でおすすめです。網焼きにした牛たんを麦飯とともに味わえる一品です。麦飯の上に、牛たん、にんじん、漬物だけが乗せられたシンプルな駅弁で、麦飯には宮城県産のひとめぼれが使われています。

人気の理由は、仙台自慢の牛たんを出来立て感覚、ほかほかで食べることができる点です。というのもこの駅弁には、加熱式機能がついている容器が使われています。そのため食べる直前にひもを引くとアツアツの駅弁を楽しむことができます。

実際に食べた人も、やはり仙台名物をほかほかで食べられるのがいいという意見が多いようです。他に牛たんの歯ごたえがあっていいという感想や、麦飯によく味が染み込んでいる、などといった意見が多く長年人気なのも納得です。

この網焼き牛たんが買える売り場は、仙台駅の新幹線南改札口にある「駅弁屋」などです。売り場自体は小さめです。しかし新幹線の改札口の近くにあるため時間があまりない時にも便利です。営業時間は6:00～21:00となっています。

仙台の人気牛タン駅弁ランキング第1位は「仙台たんとん弁当」です。価格は1100円です。先ほどの網焼き牛たん弁当と同じ駅弁屋が出している駅弁で、先ほど紹介した牛たん弁当と同様に、加熱式機能がついた容器が使われているため、この駅弁についてもアツアツのできたてのような感覚で食べることができおすすめです。

仙台のお肉をたっぷり味わいたい方におすすめなのがこの「仙台たんとん弁当」です。仙台名物の牛たんと、仙台の味噌で漬け込んだ宮城県産の豚肉を両方味わうことができるのです。牛たんと豚肉が半分ずつ入っていることから「たんとん」という名前が付けられています。

牛たんには程よい塩味が、豚肉にはしっかり味噌味がついているため飽きずに味を変えながら楽しむことができるのも人気の理由のひとつです。ご飯には宮城県産のひとめぼれを使った麦飯です。仙台駅の中央口側や南口側など複数の店舗で買えるようです。

牛肉、豚肉が入っていますが1150円とリーズナブルでそこまで量は多くないので、女性にも選びやすくおすすめです。七味唐辛子や漬物が味付けのアクセントになって、お肉が重くなく飽きずに食べられます。牛も豚も楽しめる牛たんとん弁当、一度挑戦してみてはいかがでしょうか？

仙台の駅弁の中で、仙台らしい駅弁のランキング第3位は「むすび丸弁当」です。皆さんは「むすび丸」がなんだかご存知でしょうか？むすび丸は、宮城県の観光PRキャラクターとして知られています。この駅弁はそのむすび丸をモチーフにした、子供に喜ばれるご当地キャラの駅弁なのです。

むすび丸は、食文化にめぐまれた宮城県を「おにぎり」で表し「伊達」を象徴する伊達政宗公の兜の飾りをつけて擬人化したキャラクターのことで、顔の部分がおにぎりの形になっています。むすび丸弁当はおむすびがむすび丸の形になっているのが可愛らしく子供に人気です。おむすびは白米と雑穀米、2種類を楽しむことができます。

また仙台らしいのはむすび丸だけでなく、おむすび以外も仙台名物の笹かまや、仙台駄菓子など仙台を存分に感じることのできる駅弁に仕上がっておりおすすめです。このむすび丸弁当が買えるのは、仙台駅2階の南側コンコースにある、「駅弁屋旨囲門」という駅弁屋です。

旨囲門は6:00～21:00まで営業しています。この駅弁屋旨囲門には、東北地方のものを中心に様々な駅弁が売られており、それ以外にもおむすびやサンドイッチといった軽食や飲み物も買うことができます。

仙台の駅弁の中で、仙台らしい駅弁のランキング第2位は「女将のおもてなし弁当」です。1150円で買うことができます。温泉旅館の女将が監修したという珍しい駅弁で人気です。宮城の温泉旅館の女将がおすすめするご当地食材や、宮城に古くから伝わっている郷土料理などをたっぷりと詰め込んだ、仙台らしさを感じられる女将によるおもてなしの駅弁です。

この「女将のおもてなし弁当」という駅弁は、シリーズで出ており「鳴子温泉編」「秋保温泉編」「松島編」とそれぞれの場所の女将が監修していることで人気です。仙台でしか食べられない駅弁と知るとますます魅力的に感じます。それぞれ監修している女将が違うため、お弁当の内容もそれぞれ違います。

おかずの種類はとても多く、例えばしそ巻き、岩魚塩焼き、伊達ざくら豚とキャベツ塩炒め、卵焼き、舞茸の天ぷら、さつまいもの紅葉揚げ、山菜のかき揚げ、里芋、飾り人参、栗のおにぎり、きのこのおにぎりといった内容で、山の幸がたくさん詰め込まれています。

仙台気分を楽しみながら駅弁を味わいたい、というときにはこの女将のおもてなし弁当がおすすめ、ぜひ食べてみてください。仙台駅でこの駅弁が買えるのは2階コンコースにある駅弁屋祭などです。

仙台の駅弁の中で、仙台らしい駅弁のランキング第1位は「仙臺伊達辨當」（せんだいだてべんとう）です。仙台に来て伊達政宗は外せない、ということで伊達政宗をモチーフとした駅弁です。この駅弁は、仙台開府400年を記念して2000年に作られた弁当で、まさに仙台らしさを味わえる内容の駅弁となっています。価格は1100円です。

二段重ねとなっているのが特徴の駅弁です。1階には仙台らしさをたくさん詰め込んだおかず、そして2階にはおむすびが2つ入っています。おむすびはごまむすびと味噌むすびの2種類、お米にはひとめぼれが使用されています。

おかずには、仙台の食材がたくさん使われています。仙台といえばの牛たんに始まり、笹かまや焼き鮭、いくら、ずんだもちといった名物がいただける内容になっており仙台らしい駅弁を食べたい方におすすめできる一品です。そのおかずの種類は14種類と、リーズナブルながら色々な味を楽しむことができます。

仙台駅2階にある「駅弁屋 祭」で買うことができるようです。「仙臺伊達辨當」を食べて仙台を存分に味わいましょう！

続いては、仙台の駅弁の中で人気の海鮮系駅弁ランキングベスト3を紹介していきます。それでは早速みていきましょう。

仙台の人気の海鮮系駅弁ランキング第3位は「宮城県産 牡蠣と炙り煮あなご弁当」です。価格は1100円です。名前のとおり、宮城県産の牡蠣と炙り煮あなごを一度に両方味わえる魅力的な駅弁でおすすめです。牡蠣とあなごが入っているにもかかわらず1100円とリーズナブルなのも嬉しいポイントです。

「宮城県産 牡蠣と炙り煮あなご弁当」の魅力はもちろんぷりっぷりの牡蠣と、食べ応えのあるふっくらとしたあなご。見て分かるとおりとても豪華な一品となっています。しっかりと味も染み込んでいてご飯が進みます。そのご飯には宮城県産のひとめぼれがつかわれています。

実際に食べた人も、煮汁がご飯にしっかり染み込んでいるので冷めても美味しいと人気があります。購入してから食べるまでに時間が空いてしまうこともある駅弁、冷めても美味しいのは嬉しいです。厚焼き玉子や紅大根も入っていて見た目も美しいです。仙台を味わえる美味しいお米に新鮮な海の幸、ぜひ味わってみてください。

この駅弁が買える売り場は仙台駅の「駅弁屋」、ホームや新幹線の改札口など複数の店舗で購入が可能なようです。

仙台の人気の海鮮系駅弁ランキング第2位は「鮭はらこめし」です。はらこめしは宮城の郷土料理です。はらこめしというのは、お米の上に鮭といくらが乗った、宮城県発祥の炊き込みご飯のことです。メディアなどでもたくさん取り上げられ、いまや仙台ではたくさんのはらこめし専門店があるほどです。そんな仙台グルメを駅弁で楽しむことができるのは魅力的です。

鮭はらこめしは、魚介の親子丼とも言われており、海鮮好きには外せないご当地グルメです。特製のしょうゆなどを炊き込んだご飯と新鮮な鮭、ふんだんに乗せられたイクラがとてもよく合いご飯が進みます。新鮮な海の幸を1100円というリーズナブルな価格で食べることができおすすめの一品です。海鮮系の駅弁が食べたくなったらぜひご当地グルメ、鮭はらこめしに挑戦してみましょう。

鮭はらこめしは、仙台駅構内にあるウェルネス伯養軒仙台支店で購入することができます。ウェルネス伯養軒は海鮮系の駅弁が豊富に取り揃えられているので、新鮮な海の幸を楽しみたい、と思ったときには訪れてみてください。さば棒寿司や、うにめしといった駅弁も楽しむことができます。

仙台の人気の海鮮系駅弁ランキング第1位は「みやぎサーモン押し寿司」です。価格は1100円です。宮城の高級ブランド養殖ギンザケを使用したサーモンの押し寿司で、サーモン好きの方にはぜひ食べていただきたいおすすめの一品です。「みやぎサーモン」は2017年5月に、宮城県第一号として地理的表示(GI)登録産品となりました。

地理的表示(GI)登録産品と聞くと難しく聞こえるのですが、つまりその地域に長年培われた特別な生産方法であったり気候や土壌などの生産地の特性から、高い品質と評価を獲得している産品です。

宮城県は実はギンザケ養殖発祥の地で、その生産量は全国の約9割を占めているほどです。みやぎサーモンは、ギンザケを安心な専用のエサを使用して育て、水揚げした後に鮮度保持処理を施した、鮮度の高い高品質な魚です。ツヤと張りのある、刺身で食べられるサケ、という鮮度の高さが自慢です。

この駅弁は、その自慢のみやぎサーモンを、宮城県産のひとめぼれを使った酢飯で存分に堪能できる弁当というわけです。この駅弁は仙台駅の複数の店舗で購入が可能です。仙台駅の、2階コンコースにある駅弁屋祭、ホームや新幹線改札口などにある駅弁屋などで購入できます。

ここまで、仙台で人気の駅弁を牛タン、仙台らしさ、海鮮系に分けて紹介してきました。見れば見るほど食べたくなる駅弁ばかりですが、仙台の名物って牛タンのほかにどういったものがあるの？と思われている方もいるかもしれません。仙台には様々なご当地グルメがありますので、ここで仙台の名物といえばこれ！というものをいくつか紹介しておきます。

まず紹介する仙台の名物は「牛タン」です。仙台のグルメといえば一番に牛タンが頭に浮かぶという方も多いでしょう。牛タンは仙台に行くなら外せない、仙台を代表する極上グルメだといえます。駅弁はもちろん、仙台では牛タンの専門店も至るところで見かけます。

牛タン焼きの発祥が仙台だと知られています。牛タン焼きが本格的にメニュー化されたのは昭和23年ごろのこと、戦後の混乱期のころだとされているので、仙台で牛タン料理は長年愛され続けています。今では「仙台牛タン」と呼ばれ仙台の名物として親しまれています。

専門店などで楽しめる仙台牛タンは、スーパーなどの牛たんと比較して厚切りであるという特徴があります。また塩で楽しむのはもちろん、しょうゆや味噌などで味付けをするのも仙台では定番です。

また仙台では牛タン定食や牛タン丼などといったメニューでも味わわれており、牛タン焼きに麦飯、テールスープ、みそ南蛮、浅漬けといったものがセットで出され食べられています。牛タンの駅弁ランキングで紹介した駅弁では麦飯が使用されていましたが、仙台では牛タンに麦飯は定番の組み合わせなのです。

そんな仙台牛タンの有名なお店は、全国的に店舗があり有名な牛たん炭焼利久や、味太助本店です。他にも様々な牛タンのお店がありますので、仙台に行った際には一度は牛タンを味わいましょう！

続いて紹介するのは、仙台に行くなら食べてほしい「松島の牡蠣」です。日本三景の一つでもある松島は、牡蠣が有名だということを知っているでしょうか？松島では水産業の中でも牡蠣の売り上げ高が全体の7割を超えるほど、牡蠣が名物です。

松島で牡蠣の養殖を始めたのは、300年ほど前と言われているそうです。今のような養殖が始まったのは大正15年ごろで、松島では牡蠣の歴史はとても長いのです。今では松島の牡蠣は全国的にも有名で、その生産量は全国トップクラスです。松島湾には、牡蠣が楽しめる牡蠣小屋などがたくさんあります。食べ放題で楽しめるところもたくさんあります。

仙台に行くことがあればぜひ松島の、身がしまったぷりぷりの牡蠣を食べていただきたいです。美味しい牡蠣が楽しめるのは10月ごろから3月ごろまでです。松島では旬の時期に牡蠣祭りなども行われているほど牡蠣が名物なので皆さんもぜひ旬の時期に牡蠣を食べてみてください。

続いて紹介する仙台の名物は「ずんだ」です。「ずんだもち」って実際どんなものなの？と気になる方もおられるかもしれません。ずんだとは、枝豆やそら豆をすりつぶして作ったペースト状のものです。ずんだ団子やずんだ餅などは郷土料理として長年仙台で親しまれてきました。駅弁のスイーツとして、ずんだもちが入っていることもしばしば。

最近では、より様々なものにずんだが使われるようになってきて、「ずんだスイーツ」として新たに色々なスイーツに使われるようになり女性にも人気です。ずんだ大福、ずんだ羊羹、ずんだ最中、ずんだ寒天、ずんだクリームあんみつ、ずんだパフェなど多様に広がっています。

そしてメディアでたくさん取り上げられ人気となっている仙台のご当地グルメが「ずんだシェイク」です。聞いたことがある方も多いかもしれません。ずんだ専門店ではずんだを使ったドリンクを売っている店もあり、「ずんだシェイク」はバニラ風味のシェイクの中に、特製のずんだをブレンドしたドリンクです。ずんだ感を楽しめるよう食感も残したずんだシェイク、おすすめです。

最後に紹介する仙台の名物は「笹かまぼこ」です。仙台と聞くと笹かまぼこをイメージする方も多いかもしれません。元々笹かまぼこは、仙台にあるかまぼこ店が、笹の葉型の焼きかまぼこを売り始めたのがはじまりだと言われています。当時から仙台ではひらめなどの魚が大漁にとれていたのです。

それ以来仙台には、自家製のかまぼこを売る魚屋が増えていったのです。今では、仙台のたくさんのところで笹かまぼこを楽しむことができます。今回紹介した、仙台の駅弁に笹かまぼこが入っていることもよくあります。

仙台の笹かまぼこはそのバリエーションも豊富になってきており、お土産などとしても喜ばれるためたくさんの人に買われています。お土産としてはもちろん、仙台に訪れた際にはアツアツの笹かまぼこをぜひ食べてみてください。ちなみに仙台で有名な笹かまぼこのお店は、笹かまの名付け親とも言われている阿部蒲鉾店、かまぼこの鐘崎などがあります。

仙台で人気の駅弁を、それぞれ牛たん駅弁、仙台らしい駅弁、海鮮系の駅弁の3つに分けてランキングを紹介してきました。いかがだったでしょうか？仙台には、牛タンに始まり新鮮なお米やサーモンなどの海の幸、また山の幸など美味しいご当地グルメがたくさんあることが分かりました。

また仙台の名物は牛タンの他にどんなものがあるのか、といったことも紹介してきました。せっかく仙台に行くなら、仙台でしか味わえない名物をふんだんに使った人気の駅弁をお供に、楽しい旅をしましょう！